2007/06/23
片岡鉄哉のアメリカ通信【LITE版】全文公開!石破茂、核武装反対の本音と理論の誤謬
┠──────────────────────Tetsuya Kataoka ──── ╋╋…‥・ ・・‥‥…━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━ ┃片岡鉄哉のアメリカ通信【LITE版】 ┃ http://www.tkataoka.com ━╋…‥・ ・・‥‥…━━━━━━━╋━━━┯━━━━━━━━━ ├ 2007年06月23日 『アメリカ通信管理人コラム』はhttp://blog.so-net.ne.jp/tkataoka/ |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| 『アメ通【LITE版】』ではメルマガの相互紹介を受けつけています。 ご連絡はkataoka@zak.att.ne.jpまで |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| アメリカ通信【LITE版】では、『【正規版】片岡鉄哉のアメリカ通信』より 一部抜粋にて配信しております。 『【正規版】片岡鉄哉のアメリカ通信』は毎年100通以上、日米関係を軸に 世界情勢、日本の政局をわかりやすく伝えるニュースレターです。 各号の一部はホームページにてご覧になれます。http://www.tkataoka.com 日本を震撼させる平成の黒船、『米中共同覇権構想』について http://www.tkataoka.com/2005/07/02.html 沖縄基地問題と保守本流について http://www.tkataoka.com/2006/02/27.html など、公開論文もあります。 平均月10通以上配信される正規版『片岡鉄哉のアメリカ通信』お申込はこちら ↓ http://www.tkataoka.com/order/order.html 片岡鉄哉の最新著書はこちら! ↓ 『核武装なき「改憲」は国を滅ぼす』 http://www.tkataoka.com/books/20061027.html 片岡鉄哉 /ビジネス社 2006/11出版 208p ISBN:4828413049 \1,575(税込) 【【【【【【【【【【 ↓↓ 注目情報 ↓↓ 】】】】】】】】】】 渡部昇一先生の対談番組『大道無門』、『世界偉人伝』 小堀桂一郎先生の『再検証東京裁判』 故名越二荒之助先生の『世界に開かれた日本近現代史』など 【日本文化チャンネル桜】の人気番組がDVDに!! ↓ http://www.exs.jp/ 「歴史」「時事問題」から「子育て」「芸術」まで内容は多岐にわたりますが、 どのDVDも日本人なら知っておくべき内容ばかりです。 ↓詳しくはこちら↓ http://www.exs.jp/ 【【【【【【【【【【 ↑↑ 注目情報 ↑↑ 】】】】】】】】】】 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 今号のLITE版は、6月22日配信の【Vol. XIII, No. 50】 全文公開!! 核武装反対の急先鋒、元防衛庁長官・石破茂 その本音と石破理論の誤謬 【Vol. XIII, No. 50】全文---------------------------------------- 片岡鉄哉のアメリカ通信 Vol. XIII, No. 50/6・22・07 「アメリカが反対するから」という嘘 石破茂の核武装反対 なぜ真実を隠すのか、その本音 小泉総理の防衛庁長官だった石破茂が核武装反対の主導権を とって急浮上してきた。彼は田中角栄の指図によって政界入りしてお り、保守本流の哲学と政策を継承している。吉田茂の再来と言ってよ い。頭脳明晰、理路整然、弁舌さわやか、議論に強い。良い政治家だ が、核問題になると詭弁を駆使する。彼の本音を探る。 最近、彼は漫画一冊をふくめて数冊の本を世に問うている。全て国防に 関するものだ。その中から核武装反対の石破語録をサンプルしてみよ う。 「そもそも、核保有など有権者が許さないんじゃないですか」。[1] 「アメリカは日本だけには核を持たせたくないと思っているのです よ」。[2] 「NPT(核兵器不拡散条約)から脱退したら、・・・・・核燃料の供 給ができなくなる」。[3] 「核保有国と言うのは、少なくとも民主主義による統制が利いていま す」。[4] 上記、四つの発言は全てデタラメ、インチキ、詭弁である。 「有権者が許さない」とは何を意味するのか。吉田が「繰り返しません 過ちは」というヒロシマの誓いで、国民を洗脳したから「有権者が許さ ない」に過ぎない。 今でも80代の老人たちが、毎年8月になると、幼い子供に「無防備が安 全」だという真っ赤な嘘を教えているのだ。石破はそれが嘘だと知りな がら、責任ある指導者として、正しい政策を教えようとしない。衆愚政 治だ。 「アメリカは日本だけには核を持たせたくない」。これも真っ赤な嘘 だ。05年11月、ブッシュ大統領は京都に小泉総理を訪ね、核武装を要請 し、翌年早々ニューデリを訪問してインド政府に同じ要請を繰り返して いる。片岡論文を参照。[5] 安倍総理は、ブッシュの要請に応えて、核武装の議論を国会で開始し た。中川昭一・自民政調会長、麻生太郎外相の核武装支持の発言が続い たではないか。ブッシュの要請が無かったら、中川・麻生発言はあり得 ない。 「NPTから脱退したら、・・・核燃料の供給ができなくなる」 も子供だましみたいな嘘だ。最近、アメリカに反対して核武装している 国に北朝鮮、イラン、印度、パキスタンがあるでないか。日本には腐る ほどの大量プルトニュームの蓄積がある。 「核保有国と言うのは、少なくとも民主主義による統制が利いて います」。だから日本は中国や北朝鮮の核武装を恐れるなというのだ が、これが最も悪質である。石破は、この発言の後でペロリと舌をだし て、ほくそ笑んだのか。 本音を語らぬ石破 石破は自分自身の発言を信じていない。彼は北朝鮮が民主主義 だと考えるような痴呆症ではないのだ。彼は核武装に反対する本当の理 由を公開するのを恐れているのだ。本音を語れないのだ。 なぜ本音を語るのを恐れるのか。この答えを探るために、石破 の支持する防衛政策、つまり非核の部分を調べてみよう。現在、安倍総 理が問題にしているのは、集団的自衛権である。[6]これに対する石破の 立場は如何なるものかを見よう。 個別的自衛権 集団的自衛権 核武装 吉田 支持 反対 反対 石破 支持 支持 反対 吉田と石破の差は何か。吉田が集団的自衛権と核武装を拒否したのに反 して、石破は核武装だけに反対していることだ。吉田よりも石破の方が かなり親米的だといえる。これについて石破は言う。 「日米関係のコアは米国が日本を守り、日本が米国に基地を貸すという 日米安全保障条約だ。これは集団的自衛権の行使ができないためで、対 等な同盟とは言えない。日米関係はこのままでいいのかという議論にま で、広げたい。それで本当の同盟国になる。・・・・・国民が(現状 で)いいというのなら、私はそんな日本には住みたくない」。[7] 石破が「そんな日本には住みたくない」というのは、日本を捨 ててもいいという固い決意を見せるためだ。では、それほどまでに日本 の自衛に熱心な男が、どうして核武装に反対するのか。 核武装反対の本当の理由 石破は核武装反対について本音を語ろうとしない。だから推理 するしかない。私は長年この問題を研究してきた学者として、自分の推 理に自信がある。石破は日本が核武装をすると、日本人は自信を持って 行動するようになる、と思っている。 長いながい間それを待っていたアメリカは、日本に自衛の責任 を譲渡して、本国に帰って行くだろう、と石破は恐れるのだ。だが、そ れはアメリカの無責任というものだ。米国の日本放棄を阻止するため に、日本は核武装・自主防衛を避けるべきだ。いつまでも弱々しくて、 他力本願の日本でいる方が賢明だ、というのである。 石破理論の誤謬 石破の核武装反対理論には複数の大きな誤謬がある。最大の誤 謬は、核武装なしでは集団的自衛権は行使できないことである。石破は 核抜きでも集団的自衛権は行使するというのだが、不可能である。 現在、外務省の柳井俊二大使を座長とする懇談会が、集団的自 衛権の事例として以下の場合を想定している。[8](1)公海上の共同訓 練などで米艦船が攻撃された場合に、近くにいる自衛隊艦船が応戦。 (2)米国に向かう可能性のある弾道ミサイルを(日本の)ミサイル防 衛(MD)システムで迎撃。 柳井懇談会は、誰が日米共通の敵なのかを指名しない。しか し、日米同盟の共通の敵には中国と北朝鮮しかあり得ない。双方とも核 武装し、運搬手段(ミサイル)を日常的に発射実験している。実戦に使 う目的だ。中国はそう公言している。 上記(1)の場合、中国海軍潜水艦が米空母を攻撃したとす る。海上自衛隊は潜水艦探査・攻撃で世界一の技量とテクノロジーを 持っている。そして海自が沖縄周辺で中国潜水艦を攻撃・沈没したとす る。この場合、北京政府が「いやあ、日本の海軍には負けた」と言っ て、引き下がるだろうか。 上記の(2)の場合、「米国に向かう可能性のある弾道ミサイ ル」をアメリカ行きと看做して、海上自衛隊のイージス艦が「迎撃」 し、撃墜する。そもそも、アメリカを攻撃できるミサイルを持つのは、 現在のところ中国だけである。その中国がアメリカを攻撃するというの は一大危機、ひょっとすると世界戦争を意味する。 そこへ、日本が脇から手を出して介入するという想定だが、こ れは日本が対中宣戦布告することを意味する。日本による挑発を意味す る。それでも、中国が黙って引っ込むと石破氏は思うのか。それとも日 本に報復の核攻撃をすると思わないのか。 _____ [1] 「軍事を知らずして平和を語るな」(KKベストセラーズ、 2006)。 [2] 同上。 [3] 「国防」(新潮社、2005)。 [4] 同上。 [5] 片岡鉄哉、「ブッシュは日本核武装を認めた」、Voice、07年2月 号。 [6] 集団的自衛権とは、日本を守るために同盟国アメリカが出動し、第 三国から攻撃を受けた場合、日本は米軍を応援する権利があるというの だ。これは個別的自衛権と区別される。後者は、日本の本土が直接侵略 された場合に、日本は自衛のために何をしても良いし、応援してくれる 米軍に如何なる便宜を提供しても構わないとする。 戦後一貫して、日本は吉田茂の指示に従って、個別的自衛権を容認し、 集団的自衛権の行使を拒否してきた。吉田の隠された目的は、日本の防 衛についてアメリカの責任を取らせることにあった。日本が応援しなく ても、米軍は日本を守る義務があるというのだ。 [7]集団的自衛権・石破茂自民憲法審査事務局長・行使容認で日米対 等」、朝日6・6・07。 [8] 「政府懇談会で遠距離の米艦防護論議・『個別的自衛権では説明不 可』」、読売、6・12・07。 【Vol. XIII, No. 49】以上-------------------------------------- 政治の読み方と日本の進むべき道が見えてくる 『片岡鉄哉のアメリカ通信』【正規版】 ↓詳しくはコチラ↓ http://www.tkataoka.com/order/order.html 靖国問題、天皇に関するアメリカ通信正規版は以下のアドレスに公開しています。 Vol. XII, No. 49号(平成十八年五月十三日) http://www.tkataoka.com/2006/05/13.html 象徴天皇制で天皇家は維持できるのか? 日本が真の独立国家たる為に必要な天皇の地位とは? Vol. XII, No. 37号(平成十八年四月六日) http://www.tkataoka.com/2006/04/06.html ナショナリストの論客はなぜ『核武装』のタブーに挑戦しないのか? 『核のタブーと靖国敗北』の因果関係、核兵器の二つの効能をわかりやすく解説する 他にも、以下のような公開号があります。 日本を震撼させる平成の黒船、『米中共同覇権構想』について http://www.tkataoka.com/2005/07/02.html 沖縄基地問題と保守本流について http://www.tkataoka.com/2006/02/27.html 読者の方々のご感想はこちらからご覧いただけます。 http://www.tkataoka.com/opinion/comments.html ※ 日本の将来、真の自立を真剣に考える皆さんに唯一無二、価値ある情報 を提供する正規版『片岡鉄哉のアメリカ通信』には、8日間のクーリングオフ 期間がついて3ヶ月間から購読可能です。お気軽にお申込ください。 http://www.tkataoka.com http://www.tkataoka.com/order/order.html |□□□□□□□□■ 「ありそうでなかった!! 」 ■□□□□□□□□□ | 伝統、文化、歴史を保守する皆様に!! 無料メールマガジン『渡部昇一に学ぶ日本人の知と気概』 お申込みはこちら⇒ http://www.watanabe-shoichi.com/mag/mag.html (PR)|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| 渡部昇一書き下ろしニュースレターが好評の 公式ファン倶楽部『昇一塾』http://www.shoichi-juku.com/ |||||||||| 今入会なら「半生を語る」音声CD付!! |||||||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| 世界に誇る日本近代史を勉強をする上でのとっておきのCD教材を紹介。 『渡部昇一の歴史講座講演CD』 http://www.watanabe-shoichi.com/rekisikouza.html 渡部昇一先生の10時間にも及ぶ日本近代史の講義を5巻10枚のCDに凝縮! 内容は、気骨あふれる明治人からはじまり、日清日露戦争から大東亜戦争から 躍動の昭和まで、暗黒史観を吹き飛ばす内容です。 正しい歴史観なくして、時代を切り開く知恵は生まれない!! お申し込みはコチラ⇒ http://www.watanabe-shoichi.com/rekisikouza.html □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ---------------------------------------------------------------------- ホームページにあるカレンダーからこれまでに発行された 正規版『片岡鉄哉のアメリカ通信』の見出しを見ることが出来ます。 ご興味のある方はホームページからご覧ください。 http://www.tkataoka.com ---------------------------------------------------------------------- 読者の方々のご感想はこちらからご覧いただけます。 http://www.tkataoka.com/opinion/comments.html 正規版の断片はこちら↓『アメリカ通信管理人コラム』からも覗けます。 http://blog.so-net.ne.jp/tkataoka/ ☆読者の皆様へのお願いその2☆ 『アメリカ通信』に対するご意見、ご感想、疑問質問等をお待ちしています。 ⇒ http://tkataoka.com/goiken1.html |□□□□□□ アメリカ通信【正規版】って?という皆様へ □□□□□□| -------------------『片岡鉄哉のアメリカ通信』とは?------------------- http://www.tkataoka.com 『正論』『VOICE』『諸君』など月刊誌でおなじみの米国研究、国際政治学の 第一人者、片岡鉄哉(スタンフォード大学フーバー研究所元上級研究員) http://www.tkataoka.com/profile/prof.html が日米関係を軸に 世界情勢、日本の政局をわかりやすく伝えるニュースレター。 http://www.tkataoka.com/order/order.html 政財界、保守系知識人、経営者から学生まで幅広い方々に購読いただいています 。 --------------片岡鉄哉が在籍していたフーバー研究所って?-------------- リベラルな伝統をもつスタンフォード大学にありながら、保守派の思想的一大 拠点、反共、外交問題研究で有名。研究員には世界的な権威が集まっており、 ミルトン・フリードマンや、最近ではコンドリーザ・ライス米国務長官らが 同研究所の研究員に名を連ねている。 -----------------------------代表著書は?----------------------------- 『日本永久占領―日米関係、隠された真実 』(講談社プラスアルファ文庫) 膨大な資料と緻密な分析で、日米関係の隠された真実、日本国憲法誕生の秘密 を解き明かし、戦後日本を知る上での最重要書籍と各方面から評価されています 。 アマゾンの書評を参考下さい↓↓ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/books/4062563487/customer-reviews/ref=cm_cr_dp_2_1/250-8523506-7952250 ・・・こんな感じで、各方面から評価されるべくして評価されている 片岡鉄哉のニュースレター『片岡鉄哉のアメリカ通信』も今年は既に34号!! お申込はこちらから ↓ http://www.tkataoka.com/order/order.html http://www.tkataoka.com ==================================================================== あなたが毎日食べているお米、どんな人が作ったのか知っていますか? 全国から厳選された生産者のお米がここで見つかります。 生産者の顔が見える安心のお米 ─ 厳選米ドットコム http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=U2U62+BKRG8I+H4O+64Z8Z ==================================================================== □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 上記は、片岡鉄哉のアメリカ通信LITE版です。 この配信を読んで片岡へのご意見がございましたら以下のフォームから お願い致します。→ http://tkataoka.com/goiken1.html このメールはLITE版で不定期(週1回程度)配信です。 正規版では、昨年実績100通以上、平均週2,3回の配信です。 政治の動き、世界情勢の背景を読みたい。 日々氾濫するニュースの意味を知るために 『片岡鉄哉のアメリカ通信』の全配信を希望する方は ↓ ↓ ↓ http://www.tkataoka.com/order/order.html ╋╋…‥・ ・・‥‥…━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━ 片岡鉄哉のアメリカ通信 http://tkataoka.com …………………………………………………………………………………………… Copyright, Tetsuya Kataoka . ━╋…‥・ ★・・・‥‥…━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━



