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2006/01/31

東京外為市場情報 (2006年1月31日)

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          東京外為市場情報  (2006年01月31日(火)17時00分現在)


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【分析と予測】
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USD/JPY

  スポット   : 117.17
  前回のスポット: 114.95
  動き     : ↑
  短期的トレンド: 上昇(ドル高・円安)
  中期的トレンド: 上昇
  上値抵抗水準 : 118.25 ⇒ 118.70◎ ⇒ 119.55 ⇒ 120.75-1.15◎
  下値抵抗水準 : 116.95 ⇒ 116.50 ⇒ 115.40-00◎ ⇒ 113.60◎
  短期的地合い : 強気
  ボラティリティ: 低下 (1ヶ月物インプライド・ボラティリティ)

 【前回コメント】

   日付  : 1月17日
   スポット: 114.95
   コメント:    
   時間足では、113.40円(12日NY安値)をボトムとする逆ヘッド・アンド・ショ
  ルダーを形成したため、下値試しの動きは一旦収束したものと見ています。
   暫くは(あと1-2週間程度)、113円前半〜116円半ばでのレンジ推移が続くの
  でしょう。

 【実勢相場動向】

   <3週間ぶりに113円半ば〜116円半ばレンジをブレイクアップし、強含み>

   16日夕方、東京地検特捜部による証券取引法違反の疑いでライブドルに対する
  強制捜査を発端に、いわゆる「ライブドル・ショック」が発生しました。日本株
  の急落を受け、ドル/円では116円手前(17-18日)まで一旦円が売られました。
   その後、日本株安の一服したことから一方的な円安につながらず、イラン情勢
  の緊迫から海外投資家を中心にドルからユーロへの資金シフトの動きが観測され、
  ドルがユーロに対して昨年9月以来約4ヶ月ぶりの安値水準まで急落するなか、ド
  ルが対円でも114円台までやや売り優勢の展開(23日前後)。
   それから、米国債利回りの上昇や強めの米経済指標を受け、日本時間今夜及び
  3月に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げが実施されるとの見方
  が広がり、ドル/円は27日にそれまでのレンジを上抜けし、前日にかけて117.80円
  近辺まで上昇。

 【短期的見通し】
   
   <3月初までに再度120-121円ゾーンにトライするか>

   前回のコメント同様、下押しの動きが一巡し、ドル高トレンドの再開という印
  象を受けます。
   目先、多少波乱含みの展開になりやすいですが、116円割れはなさそうです。
   順当にいけば、2月末〜3月初にかけて121.40円(昨年高値)を中心に±1円ゾー
  ンに再度トライするのではないのでしょうか。

 【中期的見通し】(10月31日記)

   前回のコメントでは、節目である115.00円のブレイクアップを極めて重要なシ
  グナルとして捉え、中期的なドル上昇トレンドの継続と判断し、来年初〜年央に
  かけて120円へのワンタッチをメイン・シナリオとしました。
   マネーフローの見地から、当面縮まることのない日米間の金利差、そしてその
  金利差を原因とする継続的な資産流出がこうしたドル高の流れをサポートするで
  しょう。財務省が13日に発表した投資家部門別対外証券投資(国際収支ベース)
  の2005年9月分では、6ヶ月連続して資本流出を記録しました。証券会社と投資信
  託委託業者は今年初から資本流出が続き、証券会社は05年に入り合計5兆4550億
  円、投資信託委託業者は同3兆3379億円の資産を流出しました。その背後にある
  日本個人投資家・機関投資家マネーが活発に動いている証拠です。
   2003年10月のコミットメント明確化によって、量的緩和政策は、(1)基調的
  な動きとして消費者物価指数(CPI)がゼロ以上、(2)CPIが先行き再びマイナ
  スとなると見込まれない、(3)経済・物価情勢の3条件をクリアするまで続ける
  ことが約束されています。仮に、2006年度の日本消費者物価指数(コアCPI、前
  年比)が、+0.5%(今日、日銀発表の10月「経済・物価情勢の展望」より)とな
  り、2006年4-6月期に量的緩和が解除され、7-9月期にプラス金利へ移行したとし
  ます(以上はロイター調査による)。米国フェデラル・ファンド(FF)金利のピ
  ーク水準と予想される5.00%(時期は2006年第2四半期以降、ロイター調査結果、
  現在3.75%)との間では、相当大きな金利差が存在する構図は変わりません。
   
 【スポット・ストラテジー】
   短期ポジション: ドル買い・円売り
   中期ポジション: ドル買い・円売り

   システマティック売買モデルの指示:
   システムA: ドル買い・円売り (NYクローズ115.26、1月20日点灯、変更)
   システムB: ドル売り・円買い (NYクローズ117.40、12月14日点灯)
   システムC: ドル売り・円買い (NYクローズ117.40、12月14日点灯)

   基準値: 117.17  (今日東京17:00)
               ストップロス
   1日 | ドル買い | 115.47以下 |
      | ドル売り | 118.53以上 |
   1週 | ドル買い | 112.20以下 |
      | ドル売り | 120.90以上 |
   1月 | ドル買い | 105.37以下 |
      | ドル売り | 125.54以上 |
   
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【 次回の予定 】
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 先週は急な海外出張が入ったため、無断でレポートの発行をお休みしました。申し
訳ありません。
 
 次回は、2月7日(火)19:00頃発行する予定です。内容は、以下のものを考えて
います。
 (1) 為替分析
 (2) マイ・ポートフォリオ(3)投資銘柄とストラテジー

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【説明及び注意書】
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・通貨表示
 JPY=日本円、USD=米ドル、EUR=ユーロ、GBP=英ポンド、CHF=スイスフラン、
 CAD=カナダドル、AUD=豪ドル、NZD=ニュージーランドドル。

・スポット値
 日本時間17:00のビッド値表示。なお、止むを得ず通常時間外に発行する場合は、
 原稿締切時のレートを用います。

・上値抵抗と下値支持
 レジスタンスとサポート。◎印は、強力もしくは重要であろうと思われる水準。     

・短期的地合い
 短期の場合は、24時間〜2週間程度、中期の場合は、2週間〜3ヶ月程度、長期の場合
 は、3ヶ月〜1年間程度のスパン(期間)を目安としています。地合いの強弱感は強
 気←中立→弱気の3段階、必ずしも取引のスタンスを意味するものではありません。

・ボラティリティ
 価格変動性。特段の断りがない場合、ヒストリカル・ボラティリティを用いており
 ます。

・ポジション
 自己ポジション。読者様に対して推奨するものではありません。なんらお断りする
 ことなく、ポジションの解消、エントリー、ストップロス、ターゲット水準を変更
 することがありますので、ご了承ください。リスク・マネジメント・ツールとして
 VaR(バリュー・アット・リスク)モデルを用いてストップロス水準を設定してい
 ますが、あくまでも目安として参考にしてください。
 
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 発行者 王 峰(オウ ホウ) king_of_peak@harbest.co.jp
 日本テクニカルアナリスト協会検定会員( CMTA 2 )
 株式会社ハーベストフューチャーズ http://www.harbest.co.jp/

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このメールマガジンの内容は、発行者の相場観に基づくものであり、発行者が属する
団体の公式的意見を表すものではありません。情報に関しては万全を期しております
が、その内容を保証するものではありません。また、このレポートの内容を元に行っ
たいかなる事由も、株式会社ハーベストフューチャーズ並びに王峰はその責任を負い
かねます。以上の趣旨を十分ご理解の上、最終的な投資の決定は、読者様ご自身の判
断と責任で行うようお願いいたします。

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