2009/11/09
週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 NO284
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲ ☆☆☆ 週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第284号 2009/11/09 ☆☆☆ ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲ みなさん、こんにちは。 一昨日は立冬でしたね。しかし、最近はとても暖かです。今週は少し寒くなるようで すね。新型のインフルエンザが流行ってきました。近くの小中学校では学級閉鎖が相 次いでいます。みなさんうつらないように注意しましょうね。 今回紹介する山は、静岡県と山梨県の県境にある間ノ岳です。前号でお知らせした 北岳に引き続き、同じ日に登りました。雪混じりの冷たい強風に悩まされましたが、 農鳥小屋まで歩きました。 HPの写真と共にお楽しみください。 【今週紹介する山】 間ノ岳2 [10月](あいのだけ 3189m)静岡・山梨県 日本百名山 サブタイトル 「 天気予報通り天候が崩れ雪になり寒かった 間ノ岳 」 【歩いた日】 2009年10月17日(土) 【天候】 小雪 【コース及び時間】 北岳〈3192m〉11:02-11:12吊り尾根分岐-11:25八本歯のコル 分岐-11:40北岳山荘11:52-13:22間ノ岳〈3189m〉13:30 -14:19農鳥小屋(宿泊)…(農鳥岳へ続く) 【登り(北岳~間ノ岳)2時間08分 下り(間ノ岳~農鳥小屋)49分 合計 1時間57分 】 *コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして ください。 【感想 等】 10月の中旬、広河原から北岳、間ノ岳、農鳥岳と縦走した。 その第1段の北岳までは前号で書いた。今回は続編の「間ノ岳」である。 北岳 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-e/yama283/yama283.html 日本百名山である間ノ岳は、これまで2回登り、今回が3度目である。 前号でも書いたが、学生時代に南アルプス南部の畑薙ダムから3000m級を9座全 山縦走した時に歩いた。 この時の印象は、あまりない。1つの山と言うよりは少し盛り上がった尾根といった 印象であった。 2回目の様子は、メルマガ及び日本百名山のHPで紹介した(メルマガ第64号)。 間ノ岳 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama81/yama81.htm この時は天候にも花にも恵まれ、すばらしい山歩きが体験できた。HPには、たく さんの花の写真も紹介してある。 また、この時の朝の富士山もきれいであった。 そんなことを思いながら、間ノ岳に向けて出発した。 天候がもっと崩れたら予定を変更して北岳山荘に宿泊しようとも思った。 森林限界を越えているので周りは、岩の他はハイマツと草が生えているだけである。 雪混じりの強風が吹き付け、草も雪が付き白くなってきた。そして、ガスも一段と濃 くなりつつある。 風上に顔を向けると頬が痛い。カッパのフードを手で伸ばし顔を隠すように歩く。 その手もかじかんでくる。手には冬用の二重の毛糸の手袋をはめているが、その冷た い強風は通ってしまう。 ゴアテックスのオーバーミトンも持っていたが、出さなかった。 10分で吊り尾根分岐を過ぎ、20分余で八本歯のコル分岐に来た。 そこから少し行ったら、眼下に北岳山荘が見えてきた(写真1)。 山荘の先は、ガスっていて全く見えない。ますます天候が崩れてきた。 11時40分、北岳山荘に着いた。 外には人の姿が見えなかった。 私は山荘上の道で、北岳山頂で食べきれなかった残りの昼食を取った。 来た道を振り返ると、2人組が下りてきた(写真2)。 北岳方面もガスってきている。行動中の仲間がいるのは心強い。 彼らは北岳山荘の方に入っていった(写真3)。 北岳近くで会った初心者風の単独行の人は、天候が崩れるからと言ってここには来ず 下山していった。 私も少し心配でもあったが、天候は少ししか悪化をしないだろうと言う判断の下、農 鳥小屋まで行くことにした。 雪混じりの冷たい風が右前方から吹き付ける。手にはオーバーミトンも付けた。 下から上がってきたガスは風に流され稜線から出ることができない(写真4)。 広い稜線には錆びて字の読めない看板の付いたケルンや腐れおちかかった木の道標 があり道が間違えていないことを教えてくれる。 時々、風で飛ばされそうになりながらも踏ん張って歩く。 13時過ぎ、標高3189mの間ノ岳に着いた(写真5)。 写真のように山頂の標識は雪が付き真っ白だ。 真新しい三等三角点の標識も設置されていた。 北岳山荘からここまでは誰にも会わなかった。 風が強いので、風が来ない場所を探し休む。 冬の風景に浸りながら行動食を食べていると、先ほど北岳山荘に入ったと思われた2 人組がやってきた。 彼らは山頂には目もくれず足早に行ってしまった。 農鳥小屋まではコースタイムであと1時間、無事に着けそうである。 草に目をやると、チングルマの枯れたがくだろうか、地面から立ち上がりそこに雪が 付いて白キノコやもやしが生えたようになっている。 体が冷えてきた。出発することにした。 間ノ岳の山頂は広い。 黄色のペンキで「←ノウトリ」と岩に書いてある。このようにガスっている日にはあ りがたい。書いてなければ、方向を見失ってしまう。 少し下りていくと、ガスが薄くなってきた。 黄色のペンキの「←ノウトリ」の標示はこれでもか、これでもかと書かれている。コ ースがわかりにくいところはありがたいが、近くに3つもあると、落書きにしか思え ない。美観も考えたいものだ。 20分ほど下ると、眼下に稜線が見えてきた。赤い屋根の農鳥小屋も見える。 その向こうには3051mの西農鳥岳がそびえている。 標高をどんどん下げていく。 足元の草がワインレッドに紅葉している。 14時過ぎ、三国平分岐に着いた。 かつて、ここからのコースは南アルプス西側の稜線を赤石岳、荒川岳、塩見岳と縦走 し、農鳥岳のある東側の稜線に出るためのバイパスとして利用した。 真夏の雨の中を歩いた思い出深いコースである。 ここまで来れば、あと数分で農鳥小屋である。 やや小雪が強くなってきた中、14時半前に着いた(写真6)。 小屋の中には宿泊者が7人いた。 2人は私と同様、広河原から歩いてきた人で、あとの2人組、3人組は肩の小屋、北 岳山荘からの人達であった。 部屋の中には、豆炭のコタツがあるだけであった。 合羽はたいして濡れてはいないが、合羽の中や手袋や汗で湿っているのでストーブ で乾燥させたいと思っていたのであるが、目論見が狂った。 休日前1000円増し、2食付き8000円の宿泊料を払い、コタツに入れさせても らった。 農鳥小屋はかつて縦走したときの30年前にスリップしたような小屋である。 発電機はなく、灯油節約のためか、17時まではストーブをつけない。また、宿泊棟 には薪ストーブがない。 便所は、外に小屋があり、板を敷いただけの垂れ流しで、風がすーすーと入ってくる昔な がらの物である。夏場は蠅がわかないのだろうか、心配になった。 14時過ぎから17時の夕飯まではする事もなく、あまり暖かくないコタツにあた りながら雑談をして過ごした。 不況で週休3日になって山歩きをしやすくなった人や最近百名山をめざし登り始めた 人などそれぞれで、話は尽きず、退屈しのぎにはなった。 16時半、単独行の若者が着いた。 外には雪が積もり始めていた。 彼は私と同じ広河原から登り、しかも奈良田から同じバスに乗った人であった。 外はかなり塊の雪になっていた。視界も悪く、時刻も遅いので彼は小屋のおやじから 怒られていた。 天候が良くても、遅くとも15時には小屋に着きたいと・・・。 登山3年目の彼には、少々危険な時季のコースであり、時刻である。 また、アイゼンを持参していない若者グループも注意されていた。 10月の山はいつ冬山に変わってもおかしくないのである。 そうなると、ストックは効かないので、ピッケルを持ってくるように、とも言ってい た。9人にて1人もピッケルを持っていないのか、と嘆いていた。 夕飯はキノコ類の煮物にみそ汁、漬け物、佃煮だけであった。 しかも少し芯のあるご飯である。水加減か時間を間違えたのか、しきりに謝ってはい たが・・・。 夕飯を終えるとストーブは消された。 寝具はマットレスに古毛布2枚を敷き、上には毛布3枚である。 アイゼンやピッケルの話はするが、小屋での寒さ対策は不十分と言わざるを得ない。 宿泊者が少ないので寝具は余っているはずである。もし、どうしても寒かったら隣の 部屋から毛布を出してこようと心に決めた。 そして19時にはランタンを消し、消灯という。 寒くて長い長い夜が始まった。 私は5枚の服を着たので寒くはなかったが、寒くて合羽を着た人もあった。 こんな所も昔と全く変わっていない、とびっくりした。 ◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-xindex.html ====================================== ◆◆ masarusのコーナー ◆◆ ・・・ 自然とのつき合い2 ・・・ 私は自然と接したり見たりすることが大好きです。そんな方は多いですよね。 昨日は地域の男性17人でバス旅行でした。1年に1度、この時期に行きます。 メルマガNO.194で紹介した「高尾山」もこの旅行で行った時の、自由時間に登ったも のです。 高尾山 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/yama194/yama194.htm 昨日は鎌倉に行きました。昼食後2時間の自由時間がありますので、高尾山の時の ように近くの山に行けることができないかと、いろいろ調べましたが、アルコールが 入っている体です。無理をしてバスの発車に間に合わないと困りますので今回は、鶴 岡八幡宮と建長寺でのんびり過ごすことにしました。 東名高速はたいした混みようではなく、時間通りに着きました。さすが、鶴岡八幡 宮は七五三参りでかなりの混みようでした。ここには石段左に大銀杏があるのですが 残念ながら紅葉はまだでした。 帰りのバスは、西に向かって走ります(私は静岡に住んでいます)。太陽方向に向 かって走るのです。鎌倉を15時頃に出ましたが、走りながら車窓から空の色の変化 を楽しみました。 薄い黄色から山吹色、橙色、赤色、暗赤色、紺色、群青色と言葉では表せないグラ デーションで刻々と変化していきました。久しぶりにその変化をじっくり眺めること ができました。もちろん、そこには富士山もあるんです。 快晴の夕方、東京方面から東名高速道路で静岡に帰る楽しみを味わいました。 これも、私の自然とのつき合いの1つです。 (読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ ーナーではそれらを紹介していきます。) ====================================== ◆◆次号予告◆◆ 農鳥岳(のうとりだけ 3026m)静岡・山梨県 日本百名山 ====================================== 週刊 メールマガジン 「 私の出合った日本百名山 他の山々 」 発行者 masarus への E-mail masarus21?yahoo.co.jp ?を@に換えてください。 バックナンバー http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000109155 …………………………………………………………………………………………………… ↓ 講演で使った写真や文を加えかなり加筆しました。本日完成! ┏━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━┓ 私の出合った日本百名山 他の山々 HP&メルマガを編集し収録 メルマガ250号達成記念!CD-ROM 250座を紹介しています 詳しくは http://www.geocities.jp/masarus21/250CDR/250go-cdrom.html __________________________________ ┗─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─┛ …………………………………………………………………………………………………… このメールマガジンは下記サービスを利用して配信してます。 登録・解除はそれぞれのサイトから出来ます。 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000109155.htm melma http://www.melma.com/backnumber_89224/ yahooメルマガ http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/2027/ カプライト http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/7670.html めろんぱん http://www.melonpan.net/mag.php?004502 E-Magazine http://www.emaga.com/info/100yama.html 「私の出合った日本百名山」 ホームページ http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyakumei-index.htm ▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△



