2009/10/13
【MBA講座】ビジネスではスピードは重要ではない!本当に重要なものは・・・
====================================================================== 『ビジネスパーソン最強化プロジェクト通信』 vol.418 発行部数:20618部 +*----------------------------------------------------------------*+ ◆『ビジプロ通信』は読者数2万人規模の日本最大級のMBAメルマガです◆ ====================================================================== ■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■□□■ □■■ ■■ ビジネスマン必読!1日3分で身につけるMBA講座 ■ ■■ 発行:MBA Solution, Inc. http://www.mbasolution.com/ □■■ ■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■□□■ ====================================================================== こんにちは。『ビジプロ通信』ナビゲーターの安部です。 先週末は3連休でしたが、みなさんいかがお過ごしでしたでしょうか? 私は娘の運動会やクローズドMBAプログラムの開催など慌ただしい休日を 送っていました。 天候にも恵まれましたので、遠出をされた方もいらっしゃるとは思いますが、 休日で気分を一新して、今日からまた張り切って仕事をされている方も多い のでしょうね。(^^) このメルマガも負けずに張り切ってお届けしていきますので、 最後までお付き合いの程よろしくお願い致します! ====================================================================== 【今号のコンテンツ】 1.ビジネス輝きのひとこと 2.最強ビジネスパーソンの本棚 3.MBA Solution Business Collegeからのお知らせ ====================================================================== それではまず『ビジネス輝きのひとこと』からスタートしていきましょう! ====================================================================== 【1.ビジネス輝きのひとこと】 『速やかならんと欲することなかれ』(孔子『論語:子路編』) このメルマガ読者の皆様から毎月多くのご意見をお寄せいただいています。 その中で先日「今、自分自身はとてもとても頑張らなければならない状態に あり、時にとても落ち込み、疲れ果ててしまうことも多々あります」(ご意見 の一部抜粋)というメッセージをいただきました。 現状のビジネスを取り巻く環境は100年に一度と称されるくらい最悪なもので すから、多くの方が頑張っても頑張ってもなかなか成果が上げられない状況に 置かれていることと思います。 ただ、こんな状況においてもうまくいっている人も必ずいるわけで、そんな人 を横目で見ながら早く自分も実績を出したいと少なからず焦りを感じている方 も多いのではないでしょうか。 時代は21世紀に入り“ドッグイヤー”と呼ばれて、これまでの7倍で仕事を しなければ生き残れないということがまことしやかに語られ始めました。その 後は“マウスイヤー”へと進化し、実に『1年で18年分の成長を遂げる必要が ある』とマスメディアはビジネスパーソンを煽り立てました。それほど現代は、 ビジネスで何よりもスピードが重視されている時代ということなのでしょう。 ・・・しかし、それは果たして本当でしょうか? 人よりも早く成し遂げなければいけないということは、取りも直さずその仕事 は他の誰かにもできる相対的に価値の低いものとも言えます。 本当に価値のある仕事というものは誰もが成し得るものではありませんから、 スピードを重視するよりはじっくりと達成していくべきと言っても間違いでは ないでしょう。『ローマは一日にして成らず』という言葉がその真実を物語っ ています。 また、成功にはタイミングもあります。早すぎる成功は大きな失敗へと繋がっ ていく可能性も高くなります。スピードを重視して成長を実現してきた多くの ベンチャー企業が、環境が悪化した途端に次々と倒れていく様を目の当たりに するにつけ、その思いを強くせざるを得ません。成功というのは、十分に準備 が出来た段階で初めて手にすべきものであり、器にそぐわない大きな果実を 手にすれば、そこに大きな落とし穴が待ち構えているというわけです。 それでは、ここで成果を急ぐことなく大きな仕事を成し遂げた事例を最新の ハーバードビジネスレビューから一つ紹介させていただきましょう。 ハーバードビジネスレビューのインタビューによれば、中曽根元首相は若い頃 から将来総理大臣になるというビジョンを描いていたそうです。 そのような大きな野望の下、自民党内で出世街道を歩み、第二次岸内閣では 科学技術庁長官を務めます。しかし、その後およそ7年の間、意図的に無役の 時代を過ごしたそうです。これは、当時中曽根氏を担当していた辣腕新聞記者 の「将来総理大臣になりたいのなら、今後10年間役職に就くな」というアドバ イスによるものですが、中曽根氏はそのアドバイスに従って将来の総理大臣と いう大きな目標に向かって猟官活動を行って成果を急ぐのではなく、学者や 財界人、文化人などとの交流を通して人脈や見識を広める足固めの期間と位置 付けたのです。 結果としてこの充電期間に多くのブレーンを獲得し人格を高めて総理大臣の 椅子を手中に収めた中曽根氏のその後の大きな功績はここでお伝えするまでも ないでしょう。 この中曽根氏の行動の根底にあるのが論語の中のひとこと『速やかならんと 欲することなかれ』(早く成果を上げたいと思うな)だったというわけです。 現代のビジネスパーソンにとって、スピードを重視して早く成果を上げたいと 思うのは当然のことだと思います。 ただ、自分自身が他の誰にも成し得ない大きな仕事を成し遂げたいという目標 が明確であれば、スピードを最重要視することなく一歩一歩着実に大きな目標 に進んでいくべきです。 目標が明確になっていれば、現状自分がどのような状態にあるのかは重要では ありません。たとえ負け組と他人から評価される状況でも、落ち込むことなく 前を向いて一段一段確実に階段を上っていけばいいのです。他人の評価に心を 乱されてモチベーションを下げることなく、目標を諦めずに挑戦し続ける “チャレンジャー”でいることの方が重要なことと言えます。 私達ビジネスパーソンがこの環境の厳しい時代に心掛けることは、 1.自分が心の底から達成したいという大きな目標を持つこと 2.目標を達成するための詳細な長期計画を立てること 3.目標を決して諦めずに計画を一つ一つ実行に移すこと という本当にシンプルなPDCAサイクルを愚直に回し続けることなのです。 そうすれば進捗は亀のようにのろくとも、最終的には確実に大きな実績を残す ことができるのではないでしょうか。 +*----------------------------------------------------------------*+ ※今回の『ビジネス輝きのひとこと』はハーバードビジネスレビュー10月号を 参考にお届けしました。中曽根元首相のインタビューの他にも、ビジネスに 役立つ考え方が満載でしたので、是非とも一読をお薦めします。 ⇒ http://www.mbajp.org/i/s/24p.html (アマゾンでは既に売り切れていますので是非とも書店でお確かめ下さい) ===================================================================== それでは次のコーナーは良質なビジネス書を紹介する『最強ビジネスパーソン の本棚』をお届けします。 ====================================================================== 【2.最強ビジネスパーソンの本棚】 20世紀のビジネスに最も影響を与えた思想家と言えばご存知ピーター・F・ ドラッカー教授。 その教えは日本でもドラッカー学界に代表されるように、多くのビジネスパー ソンの間で今でも色褪せることなく語り継がれています。 ドラッカー教授による著書もその多くが翻訳され、ダイヤモンド社で出版する ものだけでも400万部を優に超えているそうです。 このように2005年に惜しまれつつこの世を去ったドラッカー教授ですが、 お亡くなりになる2年前、94歳という高齢から体調があまりすぐれないにも かかわらずある一人の編集者のインタビューを長時間にわたって引き受けた ことをご存知でしょうか? そのインタビューは6時間以上にもわたり、これまでのドラッカー教授の研究 の集大成ともいうべき実りある時間となりました。 その貴重なインタビューを基にこれまでのドラッカー思想を書物にまとめたの が今回ご紹介する『ドラッカーへの旅-知の巨人の思想と人生をたどる』です。 本書ではこれまでドラッカー教授が導き出したビジネスに関する結論が簡潔に まとめられているのですが、その範囲はビジネスパーソン個人に関するスキル から始まり、組織、マーケティング、リーダー、イノベーションに至るまで 実に多岐にわたります。 ドラッカー教授がこの世を去る直前に直接教授の口から発せられた考えを まとめたものとしても非常に貴重な文献とも言えるでしょう。 帯には100年に一度の不況下でも快進撃を続けるファーストリテイリングの 柳井社長も推薦の言葉を贈るなど、その価値の高さが伺えます。 もちろんこの一冊でドラッカー教授の思想を全て網羅することはできませんが、 そのエッセンスを学びたい方には最適の一冊となるのではないでしょうか。 <<独断と偏見によるビジプロ通信書籍判定(^^;>> ◎ドラッカーへの旅-知の巨人の思想と人生をたどる 【対象者】 ドラッカー思想のエッセンスを学びたいビジネスパーソン 【難易度】 易しい 【必読度】 ★★★★★(5) 詳しくはこちらから⇒ http://www.mbajp.org/i/s/24l.html ====================================================================== 続きましてMBA Solution Business College からのお知らせです。 ====================================================================== 【3.MBA Solution Business College からのお知らせ】 10月開催のMBA講座も大変多くのお申し込みをいただき定員まで残りわずかと なりました。 定員を超えた講座につきましては、席を増やして対応させていただきますが、 会場の関係で増席にも限りがございますので、ご興味がある方はお早めに お申し込み下さい。会場は全て東京駅に程近い東京国際フォーラムになります。 それでは、講座で多くの方にお会いできるのを楽しみにしています! -企業の最も効果の高い資金調達手法を身につけたい方はこちらの講座- ■ ベーシックMBA講座:コーポレートファイナンス 開講日程: 2009年10月18日(日) 13:10~16:30 開催場所:東京国際フォーラム ガラス棟 会議室 詳細はこちらから⇒ http://www.mbajp.org/i/s/24u.html ↑定員に達しましたので増員しました!残り1席 -論理的に正しい答えを導くスキルを身につけたい方はこちらの講座- ■ パーソナルMBA講座:クリティカルシンキング 開講日程: 2009年10月24日(土) 13:10~14:40 開催場所:東京国際フォーラム ガラス棟 会議室 詳細はこちらから⇒ http://www.mbajp.org/i/s/24n.html ↑定員に達しましたので増員しました!残り2席 -どんな環境でも売上を上げるスキルを身につけたい方はこちらの講座- ■ アドバンスMBA講座:戦略的マーケティング研究会 開講日程: 2009年10月24日(土) 15:00~16:30 開催場所:東京国際フォーラム ガラス棟 会議室 詳細はこちらから⇒ http://www.mbajp.org/i/s/23n.html ↑初回参加者には大ヒットのからくりを明らかにした書籍をプレゼント! ※MBA Solution Business Collegeの講座には全てご安心して受講いただける 安心受講制度が付いています。急な都合で欠席される場合も振替受講が可能に なっていますので、受講料を無駄にすることなくご安心してお申込みいただ けます。 ====================================================================== 【編集後記】 最近は論語がブームということで、様々なメディアで特集が組まれていますね。 ハーバードビジネスレビューも10月号では日本独自の企画で論語の総力特集を 組んでいました。 さすがその道の専門家の記事だけあって、どれもなるほどと感心しながら 読んでいたのですが、その中でも君子(リーダー)に関する記述にハッと させられました。 その記事の要点をかいつまんで紹介すると・・・ 孔子の弟子の中でもずば抜けて優秀な子貢が「私のことを先生はどう思われ ますか?」と質問した時に、孔子は「汝は器なり」と答えたそうです。 人が“器”、すなわち“器用”であるということは、成果を上げるために重要 なポイントの一つと言えますので一見褒め言葉のように感じますが、孔子は 別の機会に「君子(リーダー)は器ならず」とも述べています。 つまり、リーダーにとっては器用か器用でないかは重要なことではないという わけです。逆に器用であればリーダーとしての資質に欠けるという意味にも 取れます。 孔子の考えに則れば、リーダーにとって重要なことは不器用なくらいまでに 大きな理想を掲げて追求することであり、その理想を実現するために器用な者 を召抱えればいいということなんですね。 リーダーは不器用なくらいがちょうどいい・・・ そう言えば豊臣秀吉が竹中半兵衛を味方につける時に「あなたは大名になるに は頭が切れすぎる。愚かな私のために存分にその才能を使えば私があなたに代 わって大名になってやろう」と口説いた逸話がありますし、アメリカでは莫大 な財を築いたフォードやカーネギーが記者の取材に答えて「自分は業界のこと は何も知らない。成功するために重要なことは自分が全てのことを知っている のではなく、知っている専門家を雇うことだ」とも述べています。 私自身はどちらかというと完璧主義者で全て自分でやらなければ気が済まない 方ですから、これからは考え方を徐々に改めていかなきゃいけないですね・・・ (^^; ===================================================================== 最後までお読みいただきましてありがとうございました。 メルマガと合わせて発行者の著書もよろしくお願いしますm(_ _)m ビジネスに役立つ知識が満載です! ☆『メガヒットの「からくり」』 http://www.mbajp.org/i/s/21v.html ↑著者最新刊!メガヒット販売中! ☆『トップMBA直伝!7日でできる目標達成』 http://www.mbajp.org/i/s/w8.html ↑お陰様で11刷のベストセラーとなっています! ☆『ファイナンスがスラスラわかる本』 http://www.mbajp.org/i/s/w9.html ↑今やビジネスパーソンに必須のファイナンス理論を楽しく 学びたい人にお薦め! それではまた次回あなたにお会いできるのを楽しみにしています! ====================================================================== 発行責任者: 安部 徹也 略歴: 九州大学経済学部経営学科卒業後、現三井住友銀行入行。銀行退職後、 グローバルビジネスでの起業を目指し、インターナショナルビジネスで世界 トップクラスのビジネススクールであるThunderbirdに留学し、MBAを取得。 トップMBAのみ加入が許される "ΒΓΣ(ベータ・ガンマ・シグマ)"会員。 卒業後、米国人パートナーと共に経営コンサルティング事業を開始。MBA Solutionの代表に就任し、現在に至る。著書に『メガヒットのからくり』、 『ファイナンスがスラスラわかる本』、『トップMBA直伝!7日でできる目標達 成』などがあり、テレビやラジオ、雑誌、新聞など数多くのマスメディアでも 活躍。 発行者からひとこと: このメルマガは“MBA理論をマスターしてビジネスを楽しく!”をコンセプト にお届けしています。『100万人のビジネスパーソンに役に立つMBA理論を 学んでいただく』ことをビジョンとして一歩一歩目標達成に向けて地道に努力 していますので、よろしかったらお友達にこのメルマガを紹介するなどご協力 いただけると嬉しいです!⇒ http://mbasolution.com/magtop.htm 発行元:株式会社 MBA Solution - The Best Solution for Your Business URL : http://www.mbasolution.com MBA Solution Business College URL : http://www.mbajp.org ご意見・ご要望はとってもウェルカムです!以下のホームページから お願いします。(このメルマガへ返信しても届きませんのでご注意!) → http://www.mbasolution.com/opinion.htm ===================================================================== ※メールマガジンの配信中止はメルマガスタンドをご確認の上、 ご自身で以下のサイトから行って下さい。 http://www.mbasolution.com/cancel.htm ======================================================================


