2009/12/13
◆○◆札学経メールマガジン居場所96号◆○◆
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 子ども一人一人に居場所のある学級・あたたかい仲間づくり ◆○◆ 札学経メールマガジン 居場所 ◆○◆ 札幌市学級経営研究会 http://park22.wakwak.com/~satugakukei/ 第96号 2009年12月13日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 早いもので12月、師走に入りました。2学期は新型(A型)インフルエンザの 猛威が吹き荒れ、対応に苦慮していた学校も多かったのではないかと思います。あ と2週間ほどで冬季休業に入りますが、残された時間で「何ができるのか」、「何 をすべきなのか」を明確にして学級経営に取り組みたいものです。終わりの時期は、 次の段階へのジャンプ台となります。3学期の学級経営につながる2学期の終わり にしたいものです。 ========================================================================== △▼△ INDEX △▼△ 1、「論語」から学級経営を考える 山 崎 法 夫 2、「アイディアゲーム」で発想力アップ! 佐 藤 政 美 3、札学経営インフォメーション ========================================================================== 学級経営実践 1 ◆○◆ 「論語」から学級経営を考える ◆○◆ 札学経会員 山 崎 法 夫 ========================================================================== 「子ども論語塾」(安岡定子著・明治書院)という絵本があります。 週に一度程度、この絵本を使って子どもたちに素読させています。 まず、元気いっぱいに声を出して読むということです。 暗く沈滞した学級では、声が出ません。 だから、声を出すということに主眼を置いています。 次に、一斉に読むということです。 声を揃えて読むことで、学級に一体感が生まれます。 同じ文章を学級の友達と読み、味わうことは子どもなりに所属の喜びを感じさせ ます。 更に、読むときの姿勢です。 今の子どもは、姿勢があまりいいとは言えません。 森信三先生はその著書の中で「腰骨を立てる」と言います。 腰骨を立てて読むことが、頭の回転をよくさせ、更に健康にまでいいと・・・。 そして、あくまでも「素読」ということが大切です。 「素読」とは、「意味を考えないで、文字だけを声を出して読むこと」(大辞 林)です。 「論語」は中国、日本をはじめ、多くの国の人々に読み継がれて来たものです。 小学生が簡単に意味をつかめるものではありません。 しかし、明治維新の志士たちの多くは、「論語」をはじめとした漢文の素読から 教養を得て、近代日本を築いたのも事実です。 また、江戸時代の寺小屋でも「素読」という学習がなされていたことも事実です。 戦後、このような教育が否定されてしまったことは残念です。 子どもは案外難しいものにも挑戦したいと言う意欲があります。 この知的好奇心をくすぐるのに「論語」はまさにうってつけです。 なお、「子ども論語塾」の著者の安岡定子さんは、東洋哲学の安岡正篤先生のお 孫さんにあたります。 ========================================================================== 学級経営実践 2 ◆○◆ 「アイディアゲーム」で発想力アップ! ◆○◆ 札学経会員 佐 藤 政 美 ========================================================================== 子どもたちの発想力を鍛えるための活動である。 「あっている・まちがっている」「できる(可能)・できない(不可能)」に関係 なく自分の考えを積極的に発表し合うことによって、柔軟な発想力を育てるととも に、考える楽しさを体感させたい。 【アイディアゲームの進め方】 「アイディアゲームを行います」 子ども一人一人にアイディアカード(個人用)を配付する。そのアイディアカー ドは、「今日のテーマ」を書くコーナーと、アイディアを書くコーナー(20ほど の欄)で構成する。(サイズはA4版の半分程度) 「今日のテーマは○○○です」 今日のテーマを発表する。テーマはどのようなものでもよいが、 遊び編 「雪で楽しく遊ぶ方法は?」「空缶で楽しく遊ぶには?」 問題解決編 「屋根にあがってしまったボールを取るには?」 「遠くにいる友達にメッセージを伝えるには?」 学校生活編 「学級生活をもっと楽しくするには?」 など、なるべく子どもの発想が膨らみそうなテーマを提示したい。 「それではアイディアゲームスタート!一人一人アイディアを書いてください。 時間は2分です。」 一人一人に思いつくままアイディアを書かせる。 この時、「あっている・まちがっている」「できる(可能)・できない(不 能)」を考えずに思いつくままに書かせることを大切にする。あまり長い時間はと らずに時間制限を行う。(2分程度) 「次は、グループ交流タイムです。さあ、グループでいくつくらいアイディアを 出せるでしょう?時間は3分です。」 グループに1枚ずつグループ用のアイディアカードを配る。これは個人に配ったも とと形式は同じだが、用紙サイズを大きくし、アイディアを書くコーナーをもっと 多く取る。グループで一人記録係係を決め、グループで出されたアイディアを記録 させる。発表はグループ内で順番を決め、順に発表させるが、アイディアが尽きた 子は「パス」と言って次にバトンを渡す。自分のカードに書いていないことを思い ついた子は発表してよいこととする。グループの雰囲気を高めるために、一人が発 表したら、グループ全員で「いいねえー」と合いの手を入れる。 グループ交流で大切なことは、グループの友達に発表を茶化したり、途中で余計 な口を挟んだりしなことである。友達の発表はすべて「いいねぇー」である。 「やめてください。それではグループのアイディアの数と『おすすめアイディ ア』を発表してください。」 各グループのアイディアの数と、グループで出たアイディアの中から「おすすめ のアイディア」を一つ選び発表させる。 この活動には継続して取り組みたい。継続することにより、個人のアイディア カードのアイディア数が多くなり、それにともないグループのアイディア数も増え る。 また、例えばテーマを「学級集会をもっと楽しくするためには?」などとし、学 級会などにも活用したい。 この取り組みの継続は、子どもたちの発想力を高めるとともに、自分の考えを自 由に発表できる学級の雰囲気も生み出していく。 ========================================================================== 札学経インフォメーション ◆○◆ 札幌市学級経営研究会「冬の研修会」 ◆○◆ ========================================================================== 研修テーマ 一人一人が生き生きと楽しく活動する学級を目指して - 学級における不登校の予防と対応 - 日時 :平成22年1月14日(木) 9時30分~15時30分 場所 :札幌市教育文化会館 札幌市中央区北1条西13丁目 http://www.kyobun.org/index.html 地下鉄/東西線西11丁目駅(1番出口)から徒歩5分 講師 ;山形県立山形聾学校 校長 花輪敏男先生 主催 :札幌市学級経営研究会 後援 :札幌市教育委員会 北海道教育委員会 参加費:2000円(当日受付にて申し受けます) ========================================================================== ◆○◆ 編集後記 ◆○◆ ========================================================================== なかなかメールマガジン発行の体制が整わず、ご迷惑をおかけしています。何と か12月に発行できほっとしています。1月からは以前のペースで発行していきた いと考えています。(MASA) ----------------------------------------------------------------------- 皆さんのご意見,ご感想をお待ちしています。これからのメルマガ発行の参考に していきたいと思いますので,よろしくお願いします。 ご意見,ご感想は ,(^-^)/ masa041334■yahoo.co.jpまで ■を@にしてください。 -------------------------------------------------------------------------
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