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2009/10/16

『教育の縁側』第58号 ~趣味の時間(4)~

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 ̄ ̄\ 2009.10.16
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┬┐│  『教育の縁側(えんがわ)』 第58号
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──┴─┤○。o○ ○。  o○  ○。   発行:久保 一之
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◆INDEX

■ 趣味の時間(4) サックス
■ 縁側のつぶやき

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こんにちは。久保です。

私が今楽しんでいることの、シリーズ第4回です。

今回のテーマは「サックス」

全5回シリーズで、私が楽しんでいることを紹介していますが、
現在は、この「サックス」に一番熱中していると言っていいでしょう。

今回は、私とサックスにまつわるストーリーをご紹介します。

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■ 趣味の時間(4) サックス
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「何だ、この音色は?」

ほろ酔い気分で銀座数寄屋橋交差点付近を歩いていた3年前、街頭で
音楽を奏でる、あるグループの前で、私は釘付けになりました。

その中心で、高く美しい音を響かせる「金色のクラリネット」。

それが私にとって初めての「ソプラノサックス」との出会いでした。

   * * *

昔から歌うことは好きで(学校の合唱は嫌いでしたが)、特に高音域の
歌が得意でした。25~6歳までは。

しかし、当時酒を飲んで歌い過ぎたのもあったのでしょう、喉に痛みを
感じることが増え、高い声が出にくくなりました。思うように高い声が
出なくなると、歌うこと自体があまり楽しくなくなり、カラオケに行く
機会もお付き合い程度になっていきました。

しかし、透き通るような高音域への憧憬は生来のものなのかと思うほど、
声が出なくなっても高く綺麗な音を出したいという願望は心の中に
ずっと潜んでいたのです。

3年前の夜、銀座で出会ったのは「jaja」というグループ。そこで私の
心を奪ったのが、「ソプラノサックス」の音色であったことを、帰宅後
すぐにインターネットで調査し、判明しました。

それまで、学校で習ったリコーダー以外、管楽器に触ったこともない。
そんな私の心が、突然「ソプラノサックスを吹きたい!」という強烈な
欲望に代わったのも、「高音域への憧憬」と「高音域の発声を諦めた落胆」
が心の奥底に眠っていたからなのです。

   * * *

当時の私は、会社経営、学校運営、研修講師など関わる全ての仕事の規模
が拡大基調にあったため、全ての仕事に没頭し、全くゆとりの無い生活を
送っていました。

ソプラノサックスに出会ったのは、それらが台風の目のように束の間の
平静を感じていた時でもありました。

「よし、自分にご褒美をあげよう!」

その時は、そんな気持ちしかありませんでした。

「初心者にソプラノは難しいので、アルトかテナーがいい。」

親切にアドバイスをしてくれる方もたくさんいました。

「僕は、ソプラノサックスの高い音が好きだから、サックスを
吹きたいのであって、他のサックスを吹きたいわけではない!」

と迷わず、ソプラノサックスを購入しました。

早速、身近にいたサックス経験者に教えてもらったり、独習用の教本を
購入して、練習を始めました。

ケニー・Gのソプラノサックスの音色に心酔し、CDを聞きまくりました。

しかし私は、その時期が台風の目であったことをすっかり忘れていました。

練習を始めて程無く、また怒涛のような仕事の日々が始まり、
いつの間にか、買ったばかりのソプラノサックスは、
その音色を聞かせることなく、静寂の中に取り残されてしまったのです。

   * * *

3年の月日が流れ、今年は仕事のスケジュールに余裕ができました。

そんなある日、なにげにPCの画面を見ていると、「サックス、出張レッスン、
中野・高田馬場・・・」というWeb広告の文字が目に飛び込んできました。

「中野でサックスの出張レッスンかぁ!近くていいなぁ。
せっかく時間ができたんだし、昔できなかったことをやってみたいなぁ。」

早速、その広告の主とメールのやり取りをすると、ソプラノサックスも
教えてくれるとのことだし、お互いの都合のいい時間帯が比較的一致
しそうなこともわかりました。

「よし、試しに一度レッスンを受けてみよう!」

中野にあるStudio VOXという貸しスタジオで、久しぶりにソプラノ
サックスを手にし、初めて本格的に指導を受け、徐々に音色が澄み始める。

その快感によって、私のサックスへのモチベーションに火が点きました。

それからは、レッスンと個人練習を合わせてほぼ毎週平均1~2時間、
サックスの演奏を楽しんでいる自分がいます。

もちろん、理想とするケニー・Gの音色がいつも浮かんでくるので、
それと比べてあまりにもシャビーな自分の音に愕然とする毎日です。

しかし、そうであっても、高音域の音が出る喜び、新しい楽器に挑戦する
楽しみ、そして少しでも理想の音を求めて試行錯誤しながら自らを
高めていく充実感は、予想以上に私の心に豊かな栄養を与えてくれます。

実は、中学一年生の長男も、吹奏楽部に所属しバリトンサックスを担当
しており、お互いサックス仲間として話が通じ合うことも、一つの
楽しみです。

反面、サックスを始めた時期は息子とほぼ同じですから、学校の部活動
は練習する時間が多いことを勘案すると、このままでは、息子の方が
上手になってしまうかも・・・というかすかな焦りも感じています。

今まで感じることの無かったちょっとした息子への「ライバル心」も、
「向上心」のもと。

じっくりゆっくり理想の音を追い求めて、そしてちょっとだけ息子の
様子を横目で見ながら、サックスを楽しんでいきたいと思います。


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■ 縁側のつぶやき
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我が家のメジナの「メジーナ」ちゃんに、新たな仲間が加わりました。

ふぐの「フクちゃん」です。

先日、房総の浜行川港で釣りをしたときに、ボラ、メジナ、チダイ、
ウミタナゴ、カゴカキダイとともに、フクちゃんは釣り上げられました。

水槽に移されたフクちゃんは、メジーナの何倍ものスピードで
所狭しと泳ぎまくっており、少々メジーナは押され気味・・・

仲良くやってくれるといいな!

KAZU
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◆発行者:久保 一之
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