2009/07/30
『教育の縁側』第54号 ~麻生首相から学ぶ『ことば』の大切さ~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ̄ ̄\ 2009.07.30 ───\ ┬┐│ 『教育の縁側(えんがわ)』 第54号 │││ ┴┘├─┐ o○o o。 ──┴─┤○。o○ ○。 o○ ○。 発行:久保 一之 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ================================= ◆INDEX ■ 麻生首相から学ぶ『ことば』の大切さ ■ 縁側のつぶやき ================================= こんにちは。久保です。 衆議院の解散を受けて、8月30日に総選挙が行なわれます。 民主党による政権交代がなるかどうかということも大切かもしれませんが、 私は、麻生首相から『ことば』の大切さについて学ぶことができたので、 そのことについて述べたいと思います。 ───────────────────────────────── ■ 麻生首相から学ぶ『ことば』の大切さ ───────────────────────────────── これだけ「頻繁」に両首脳が往来したのは例がない ↓ これだけ「はんざつ」に両首脳が往来したのは例がない (四川大地震は)「未曾有」の自然災害 ↓ (四川大地震は)「みぞうゆう」の自然災害 村山首相談話を「踏襲」する。 ↓ 村山首相談話を「ふしゅう」する。 上記はいずれも麻生首相が誤読した漢字の例です。 東京都知事の石原慎太郎氏は、 「漢字が読めないのは致命的」 「もう決定的で、侮蔑軽蔑はリカバリーショットが効かないね」 とテレビ番組でコメントしていたのを偶然見たことを覚えています。 他にも養老孟司氏は「読字障害ではないか」と述べていたそうです。 (ZAKZAK 2008/11/26より) 漢字が読めないことが本当に致命的か、読字障害なのかは、私には わかりませんが、一方で麻生首相の漢字を含めた「ことば力」が 低いことによって、本人がすごく損をしているなぁと感じています。 7月25日午前、横浜市で開かれた日本青年会議所の会合で、 「元気のある高齢者をいかに使うか。この人たちは、働くことしか才能がない」 「80歳過ぎて遊びを覚えても遅い。60歳、80歳を過ぎての手習いは遅い。 働ける才能をもっと使えば立派な納税者。彼らが納税者になれば、 日本の社会保障は全く違ったものになる」 と述べたことで、野党やマスコミの餌食になっています。 確かに、高齢者に対する侮蔑とも取られかねない表現であり、麻生首相も すぐに釈明をしていましたが、毎度の失言でもあり、それこそリカバリー ショットは難しいかもしれません。 私は、麻生首相を擁護するつもりはありませんが、彼には高齢者を侮蔑 するつもりは微塵もなかったと思います。 演説を盛り上げるために、強調して物事を伝えるために、あのような 表現をしただけなのでしょう。 ことばによって人に伝えることを得意とする政治家が、 ことばによる表現が稚拙であるばかりに、糾弾されてしまうのです。 普段子どもたちを見ていても、ボキャブラリや表現力が足りないがために 自分の思いや考えを周りの人に的確に伝えることができなくて、喧嘩に なったり、本人も周りの子どももイライラしていることがあります。 もちろん、私自身も今まで何度もことばの表現の下手さによって、 人と不要なぶつかり合いをした経験があります。 いずれも、いつもは、そのことばによって多くの仲間と楽しい時間を 過ごしているにも拘らず・・・ そこからわかることは、 「ことば」は、人と人とをつなぎ合わせる重要なツールであるとともに 「ことば」は、人と人とを切り離す致命的な要因にもなりうるということ。 私たちは、「諸刃の剣」である「ことば」を使いこなしていくために、 もっともっと「ことば」を大切にしていかなければならない。 改めて、自戒する機会になりました。 麻生首相、ありがとうございました。 ───────────────────────────────── ■ 縁側のつぶやき ───────────────────────────────── TCSの子どもたちと、奥多摩の川井キャンプ場に行ってきました。 生憎の雨も、現地に到着した時にはきれいに上がり、日食も見ることができ ました。 特筆すべきは、カレー対決。 4グループに分かれて、子どもたちが創意工夫して考えたカレーライスを 作りましたが、普通は、ご飯が固くて食べられなかったり、カレーが 水っぽかったりするグループが1~2はあるものですが、どのグループも 驚くくらい美味しいカレーができました。 感服しました! KAZU ───────────────────────────────── ◆発行者:久保 一之 ◆問い合わせ:mailto:mag@globalpartners.co.jp ◆関連サイト 東京コミュニティスクール http://tokyocs.org/ グローバルパートナーズ http://globalpartners.co.jp/ 知の探究社 http://tankyu.org/ 株式会社ビジネス・ブレークスルー http://www.bbt757.com/ ◆教育の縁側(えんがわ)のバックナンバー・配信停止はこちら ⇒ http://archive.mag2.com/0000107891/index.html ◆このメールマガジンは『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して 発行しています。 (無断転載はしないでください) ─────────────────────────────────


