2007/12/03
『教育の縁側』第41号 ~東京に父がやってきた~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ̄ ̄\ 2007.12.03 ───\ ┬┐│ 『教育の縁側(えんがわ)』 第41号 │││ ┴┘├─┐ o○o o。 ──┴─┤○。o○ ○。 o○ ○。 発行:久保 一之 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ================================= ◆INDEX ■ 東京に父がやってきた ■ 東京コミュニティスクール 新入生募集中 ■ 編集後記 ================================= ───────────────────────────────── ■ 東京に父がやってきた ───────────────────────────────── 11月23日、父が東京に来ました。 単なる身内の話ですが、私にとっては、父が東京に来たことは特別なこと なのです。 実は・・・ 2年前のメルマガの編集後記に、私は以下のようなメッセージを書きました。 * * * 父の病状が思わしくありません。 息子としてできることは何かを考える日々です。 おやじ、ガンバレ! * * * その時には、このように東京で父と会えることを創造することも不可能なほど、 父は死と背中合わせの状況にいました。 父は肺がんでした。 もう、外科手術ができないほど、がんは進行していました。 息子としてできることは、もがき、あがくことでした。 製薬会社に勤めていた友人に、最新のがん治療の情報を聞きました。 彼からは、抗がん剤の種類と効用、副作用についての詳しい資料をいただき、 勉強しました。 主治医と話をするときに、とても役立ちました。 統合医療をはじめ、日本に限らず、欧米のがん医療の実情に詳しい方にも、 いろいろな情報をいただき、それでまた勉強しました。 日本の医療の考え方と、欧米のそれの違いを知りました。 民間でいろいろ謳われているがん治療、民間療法に関する噂などもいろいろ 調べました。そして、間違った知識もたくさん蔓延していることもわかりました。 別のお医者さんからも話を聞きました。 お医者さんにもいろいろな方がいることもわかりました。 その上で、主治医に対して、治療法に関する説明を受けました。 納得行くまで質問しました。 どんなに話を聞いても、父の命の期限はのびる気配はありませんでした。 主治医には、嫌がられました。 でも、譲れなかった。 父の命がかかっていたから。 非常にオーソドックスな抗がん剤の使用で、多少副作用はあったものの、 幸運にも効果がありました。その効果が続きました。 腫瘍が小さくなってきました。 ついには、放射線治療ができるところまで回復しました。 セカンドオピニオンも別の病院でもらいました。 放射線治療もうまくいき、腫瘍がかなり小さくなり、父もどんどん元気になって きました。 そして退院し、いよいよ通院による治療までできるようになりました。 しかし幸せな時間もつかの間。 背中に強い痛みを訴えて、父は再度入院しました。 副腎腫瘍のようでしたが、原因はよくわかりませんでした。 モルヒネで痛みを止めるのが精一杯でした。 手術するにしても非常に危険な部位であるため、慎重に検査が進められました。 原因がわからない医者に、その治療を任せられないと私は思いました。 私は父にセカンドオピニオンを勧めました。 しかし、ここで父は一変しました。 「主治医に任せたい」 その強い意思に私は、父の命の輝きを感じました。 私は父の意思を尊重しました。 いろいろ検査した結果、やはり、がんの転移だということになりました。 抗がん剤による治療が再開されました。 幸いにも、またもや抗がん剤が効きました。 ついに、父は退院することができました。 趣味のパークゴルフをしに、あちこちに行ったりして、楽しい時間を過ごす ことができるようになりました。 そして、ついに飛行機に乗って、東京に来ることができるようになりました。 空港まで車で迎えに行き、その元気な様子に小躍りしました。 夕食の団欒 日展の鑑賞 ミュージカル「ライオンキング」の観覧 たった2泊の短い滞在でしたが、2年前には考えられなかった、 豊かな時間を過ごしました。 これからも父は、がんとともに生きていく。 でも、自分の意思で生きているから、強く生きられる。 あの時 父が自分自身の意思で、「主治医に任せたい」と言ったとき 命の期限が明らかに延びたと私は信じている。 食品の賞味期限のシールは張り替えると問題になるけど、 命の期限は、何回でも張り替えていける。 いつまでも、いつまでも 自分自身の意思で 命の期限を延ばし続けていってほしい。 そして 父を助けてくれた、医師団の皆さん 父を支え続けた、母と姉に 感謝の言葉を送りたい。 ありがとう。 息子より ───────────────────────────────── ■ 東京コミュニティスクール 新入生募集中 ───────────────────────────────── 東京コミュニティスクールでは、平成20年度の新入生を募集しています。 ここだけの話ですが、定員の数が少ないので、早めに応募されることを 「オススメ」しておきます。 詳細は、以下の募集要項をご覧ください。 http://tokyocs.org/entrance.html なお、12月14日(金)は第一次入学考査が予定されております。 お申し込みはお早めに。 ───────────────────────────────── ■ 編集後記 ───────────────────────────────── 今日は12月3日。 一つ一つ階段を上るように、 成長していく姿が思い浮かぶ日。 1+2+3は6 1×2×3も6 完全数6を作り出す日。 12月3日は、なんて美しい日なのだろう。 KAZU ───────────────────────────────── ◆発行者:久保 一之 ◆問い合わせ:mailto:mag@globalpartners.co.jp ◆「教育の縁側(えんがわ)」バックナンバー http://blog.mag2.com/m/log/0000107891/ ◆関連サイト 東京コミュニティスクール http://tokyocs.org/ 株式会社グローバルパートナーズ http://globalpartners.co.jp/ 株式会社ビジネス・ブレークスルー http://www.bbt757.com/ ◆メール配信の解除・新規登録・配信アドレスの変更は、 お手数ですが下記URLまでお願いいたします。 http://www.mag2.com/m/0000107891.htm ◆このメールマガジンは『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して 発行しています。 (無断転載はしないでください) ―――――――――――――――――――――――――――――――――


