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高知県では木の文化県構想を掲げ、木を育てる、木に親しむ、木を活かす、の3視点からの取り組みをしています。森林、林業、山村、自然環境、文化及び四万十川をキーワードに関連するあらゆる情報を発信します。

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2007/03/31

四万十通信 261

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(四万十通信)261

 四万十川流域の山村はいま・・                          

            (大野晃<上田市>長野大学産業社会学科教授)
                  http://kawauso100.exblog.jp/d2005-10-27
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■限界集落と沈黙の林によせて〜                  

 第1次産業は経済的な要素はもちろんですが、社会、教育、文
化的な要素、そして言うまでもなく、自然環境保全的な要素、こ
の3つの要素が離れ難く一体化しています。それで農業、林業、
漁業という第1次産業が成り立っています。

 それをこれまで国の政策として、経済効率だけの観点から見る
から、社会・教育・文化的な側面や自然環境保全的な側面が全部
切られてしまうわけです。そこに大きな問題があります。  

 だから離れ難く一体化している3つの要素を、3つまるごと、
どういうふうにして活性化し、どういうふうに振興し、どういう
ふうに育だてていくかという、そういう基本的な政策をきちっと
打ち出さなければなりません。

 このことが50年先、100年先の日本の国土の保全や、自然
環境の保全や、強いて言えば人間の本当に鋭い感性といいますか、
初々しい感性豊かな人間を育てていくことになってくるのです。
経済効率だけの視点が、人口集中地区の荒んだ砂漠的人間関係を
作り出すということになれば、これは大変なことです。

 そういう問題をこの上流、中流、下流の人達が一緒になって勉
強し合いながら、日本の将来に向けてどう「山」を流域を守って
いったらいいのか、を考えていくことが必要だろうと思います。

 そして流域すべての住民がそういうことを話し合い、自分達で
出来るものはなんなのかということを模索しながら、少しでも自
分達で出来ることを実践していく、そしてなお出来ないところを、
県があるいは国が補っていくことが必要だろうと考えています。

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【編集・発行】

  四万十通信ネットワーク <ブログ版>
   http://kawauso100.exblog.jp/
  ブログフォーカス
   http://shimanto.exblog.jp/

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