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環境NGO“東アジア環境情報発伝所”が、中国と韓国の環境NGOと協力して、日中韓を中心にした東アジアにおける環境問題の最新情報をお届けするメールマガジンです!

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2009/11/13

日中韓環境情報MM “伝所鳩” No.312

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   (・>|\/|       日中韓環境情報メールマガジン
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  / /             “伝所鳩” No.312(2009.11.13)
  /"~k_               http://www.enviroasia.info/

         発行:東アジア環境情報発伝所  http://www.eden-j.org/

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 アジア3R推進市民フォーラムのために来日した韓国の資源循環市民連帯の
事務総長から最近の韓国の廃棄物政策について詳しくお話をうかがう機会があ
りました。
 使い捨て容器の規制など、日本より進んだ制度を導入していた韓国ですが、
経済成長重視の李明博大統領によって、少しずつ制度が後退しているとか。逆
に、政権交代となった日本の市民には、このチャンスを活かして、よりよい制
度づくりにがんばってほしいとのエールをいただきました。(H)

今週の内容
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▼今週の注目ニュース
日本発
・続・あが便り(11/13)

▼環境ニュースヘッドライン
中国発
・年間平均20ヶ所の湖沼が消える中国(11/3)
・広東省碣石鎮の悪徳商人による密輸衣類ゴミの全国被害(10/28)

韓国発
・ニュータウン開発より市民の健康が優先だ(9/10)
・必要なことは、行動に出ようという意志(8/25)

日本発
・日中韓の大学生が東京で熱く議論―LEAFフォーラム2009日本セッション
(11/13)

▼飼育係より

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▼今週の注目ニュース

【日本】続・あが便り(11/13)

 この秋も親戚のような人たちが待っている大阪に、今年で79歳になる権瓶晴
雄さん(安田患者の会代表)と行ってきた。水俣病の被害を受けながらそれぞれ
の事情で関西方面に移り住んだ人たちと、その患者さんを支える普通の生活者
が企画する集会だ。その大阪の人たちは、毎年春には安田の追悼集会「阿賀の
岸辺にて」に駆けつけてくれる。こうした行ったり来たりの関係になってから
すでに10年余りになる。

 2004年10月、水俣病の被害拡大について国と熊本県の責任を認めた関西訴訟
の最高裁判決は、最終解決策とうたった1995年の政府解決策の幕引きに再び火
をつける画期的なものとなった。しかし、国は判決後も認定基準を変えず、多
くの原告が行政認定されていない状況が続いている。原告団長だった川上敏行
さん(84歳)は判決の翌年の集会で新潟から駆けつけた私たちに「裁判が終わっ
た途端、誰も来なくなって寂しい。あんなに全国から注目を浴びた判決なのに
まるで他人事のようだ」と嘆いた。そして、奥さんと再び熊本地裁で認定を求
める裁判を提訴した。また同じ原告だった坂本美代子さんは今年の10月はじめ
に申請から31年たってようやく行政認定されたのだが、原因企業のチッソは認
定に伴う補償金の支払いを拒否している。

 患者さんにとって相変わらず厳しい状況が続く中で「毎年、秋には親戚の法
事のように私たちは大阪の皆さんに会いに来ますから、お互いに元気で頑張り
ましょう」と川上さんたちに約束したのである。その川上さんがいつも「先輩」
と言って再会を励みにしている、わが安田患者の会専属歌手で最高齢の渡邊参
治さん(93歳)が、ついに今年は「冥土のみやげ大阪ツアー」に参加できなかっ
た。覚悟はしていたが、やはり現実となると寂しい。それでも権瓶さんがしっ
かりと後を受け継ぎ、川上さんも元気に十八番の「相撲甚句」で迎えてくれた
のでホッとした。

 新潟では2008年4月に第三次訴訟が提訴されたのに引き続き、今年6月には
第四次も提訴された。熊本でもいくつかの患者団体がそれぞれ提訴し、これま
でにない数に膨れあがっている現実がある。新潟水俣病が公表されて44年、熊
本は53年。国は最高裁判決に従うことなく、再び最終解決策と称して同じ過ち
を繰り返そうとしている。この国のあり方、そして私たちが問われている。

 今年も阿賀のほとりの五頭連峰に初雪が降った。高齢患者が多い安田患者の
会が一番楽しみにしている温泉での忘(望)年会がやってくる。「水俣病には
なったが、生きてて良かった」と言ってもらえるような世の中を目指したいも
のだ。安田患者の会のもうひとつの顔、冥土のみやげ企画の出番でもある。

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09111301J


▼環境ニュースダイジェスト

【中国】年間平均20ヶ所の湖沼が消える中国(11/3)

 中国の急速な発展がもたらした代償。湖水資源は支出超過…。

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09110301J

【中国】広東省碣石鎮の悪徳商人による密輸衣類ゴミの全国被害(10/28)

 取り締まりの手は緩められていないが、海外からのゴミの密輸加工は一向に
なくならない。…

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09102802J

【韓国】ニュータウン開発より市民の健康が優先だ(9/10)

 子どもの家の保育所の窓のホコリと近隣アパートの台所、およびベランダの
ホコリからもアスベストが出た。…

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K09091001J

【韓国】必要なことは、行動に出ようという意志(8/25)

 ‘グリーン先進国’ビジョンを語っておきながら、温室ガス削減努力におい
て、開発途上国の位置に安住しようと矛盾した立場…。

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K09082501J

【日本】日中韓の大学生が東京で熱く議論
   ―LEAFフォーラム2009日本セッション(11/13)

 テーマは「越境汚染の解決に向けて、東アジアでどのように協力していくべ
きか」…

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09111302J

☆環境ニュースの詳細は、
 ENVIROASIA (http://www.enviroasia.info/) をご覧ください。☆


▼飼育係より

 最近の韓国の事情についてです。韓国は2003年に成立した埋立禁止法律のお
かげで、生ゴミなどのリサイクル率が90%というレベルまで来ています。
 ただ、最近は日本の企業などによる生ゴミディスポーザの推進が目立つよう
になり、ディスポーザを使用する傾向が顕著になっています。
 焼却場も問題でしたが、ディスポーザによる汚染が新たな問題になるのでは
ないかと、市民団体の皆は心配しているところでした。
 ある意味、「発展国」の被害ともいえますね。(M)

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