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環境NGO“東アジア環境情報発伝所”が、中国と韓国の環境NGOと協力して、日中韓を中心にした東アジアにおける環境問題の最新情報をお届けするメールマガジンです!

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2009/08/28

日中韓環境情報MM “伝所鳩” No.302

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   (・>|\/|       日中韓環境情報メールマガジン
   /彡))  ̄ ̄
  / /             “伝所鳩” No.302(2009.8.28)
  /"~k_               http://www.enviroasia.info/

         発行:東アジア環境情報発伝所  http://www.eden-j.org/

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 いよいよ日曜日は総選挙。争点は“生活”がメインとなって、環境はややか
すんでしまっている感もありますが、いろいろなNGOが候補者へ各テーマで
のアンケート結果を発表しています。総選挙によってつくられる政権が、環境
問題にどう取り組んでいくのか、大いなる期待をこめて、日曜日は投票所に足
を運びたいと思います。(H)

 →(参考)「未来を選べ!~候補者と政党のエコ・チェック~」
     http://www.maketherule.jp/
     http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09080701J

今週の内容
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▼今週の注目ニュース
韓国発
・活力と参加の地域運動へ(7/29)

▼環境ニュースヘッドライン
中国発
・三江源の生態監視システム、ほぼ完成(8/18)
・四都市100あまりの小中学校でエネルギー教育実施(8/12)
・2009「自然の友」自然体験キャンプ・夏休み都市公園キャンプ参加者募集
(8/12)

韓国発
・四大河川事業で洪水防止のはずが…(8/5)

日本発
・クールビズ・トレイン快走中(8/28)
・海外まで知らせた墨田区のささやかな取り組み(8/28)

▼飼育係より

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▼今週の注目ニュース

【韓国】活力と参加の地域運動へ(7/29)

 新しい韓国環境運動連合(以下、環境連合)が進む道は“会員とともに”に
引き続き“地域から”である。環境連合は現在も50個の地域組職が活動してい
るが、地域の活力と意志を環境連合の力と活動へとつなげるのには限界があっ
た。中央の判断と活動が地域に拡散する事例は多かったが、地域が運動を企画
し、主導するケースはあまり見られなかった。

 これからの環境連合は、運動の進め方を変え、地域が先導して中央が支援す
る体系に切り替える。その象徴的措置として、中央執行委員会の名称を全国執
行委員会へと変え、中央事務所も全国事務所に改編した。全国執行委員の半分
は地域代表性を持つ人たちで構成し、中央事務所で活動していた能力ある活動
家の一部を地域に配置した。

 中央政治が当たり前の韓国社会において、中央に先導性と集中力を持たせな
いやり方は容易ではない。しかし、市民社会との統治を全面的に拒否し、市民
団体をパートナーとして認めない政権が登場したことで、政府と言論を主要対
象とした既成運動は虚弱であることは明白となっている。聞く耳を持たない李
明博政権においては、運動の手ごたえがなく、もどかしく感じる人も多い。だ
が、こうした困難は、運動の相手を政府と言論から国民と地域に切り替えた時、
乗り越えることができる。

 民主主義が後退し、人々の生活がほったらかしにされている現実に、国民は
怒り、市民運動陣営は挫折している。時代が要求する市民運動の課題は、反李
明博、反市長を訴えるにとどめるのではなく、より良い世の中にするための明
確な代案を提示することである。キャンドル集会、そして補欠選挙で見せてく
れたように、市民たちは参加する用意ができており、参加できる機会を求めて
いる。環境連合は、その代案の多くの部分が地域にあると信じている。

 抽象的な民主主義の回復と、名分としての環境政策(低炭素グリーン政策)
ではなく、広場を閉ざされず、不当に店や住宅を奪われず、安心して自転車で
職場へ行く権利も重要である。新自由主義体制を糾弾し、気候変化の危機を憂
慮することも正しいが、子供たちの給食に国産の農産物を使用し、地域のエネ
ルギーを自ら生産し、安全な牛肉のための規定を作ることも必要である。

 ところが、これらの相当部分は地方条例に規定され、地方自治体によって決
定される。ソウル広場を閉鎖して漢江と中浪川に運河を造るという事業は、驚
くべきことに呉世勲ソウル市長が主体である。李明博政権の根拠がなく傲慢で
独善的なやり方が可能なのも、既得権勢力によって掌握された地方権力によっ
て支持され、貫徹されるからである。一方、地域社会の選択にしたがった結果、
舒川郡の長項干潟は産業団地の代わりに国立生態園として保全され、順天湾の
ヨシ原は生態観光の象徴となっている。このことは、地域社会の変化を通じて、
私たちが新しい世の中のために企画できる部分がとても多いということを意味
する。

 すでに韓国社会は重層化、専門化された幾多の利害関係が存在しており、李
明博スタイルの守旧的統治は失敗が見えている。しかし、多様な理解を実現で
きるようそれぞれの出口を用意し、これを調整するシステムの整備なしには、
市民運動も代案となることはできない。したがって、少数の市民活動家は社会
と歴史に対する荷物を下ろし、地域住民たちが自発的に参加し、現実性ある政
策を用意してもらうための運動を準備しなければならない。

 環境運動の精神は、地域社会の自立、近隣との共生、持続可能な社会運営な
どを目的にするという点において、特に地域運動に近い。環境連合は、会員活
動の強化を通じた活動家中心構造の転換、ボランティアセンターの運営を通じ
た参加の拡大、草の根組職との連帯活性化、地方自治体に対する監視強化など
を通じて多角的に市民とコンタクトをとり、会員の要求に対する受容力を高め、
地域運動を新しく開拓するだろう。

 筆者も昨年の初め頃、ソウル環境連合で活動していた。ソウル市は年間23兆
ウォンの予算を使う超巨大地方自治体であると同時に、首都ソウルを運営する
地方自治体として、その象徴性と先導性は非常に大きい。しかし、これまでソ
ウルを対象とする運動はほとんどなく、そのお陰でソウル市は社会的監視の死
角地帯に置かれている。ソウル市議員101人中、ハンナラ党が94人を占め、ソ
ウル市政に対するいかなる検証も成り立たず、市民運動の活動が不足していた
ため、情報公開と市民参加水準は全国ワースト記録が続いている。ソウル環境
連合はソウルの多くの主導者と協力し、自分たちの地元を住みよい都市に、常
識的な都市にするために努力するだろう。したがって、2009年地方自治体選挙
など、地方自治に積極的に関与するのは当然のことである。

 厳しい情勢を突破するのに王道はない。環境連合の変化ある活動は、しばら
くは社会の関心をさほど集めることができないかも知れない。しかし、真摯な
挑戦と、地域から国民の信頼を得るための活動を押し堅めて行くことを、ここ
に約束する。

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K09072901J


▼環境ニュースダイジェスト

【中国】三江源の生態監視システム、ほぼ完成(8/18)

 保護区の生態環境の変化を監視するため、様々な科学的考察や保護プロジェ
クトの強化を通じ、重要な科学的根拠を提供する。…

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09081801J

【中国】四都市100あまりの小中学校でエネルギー教育実施(8/12)

 北京、上海、成都および保定の四都市100あまりの小中学校が授業や課外活
動などでエネルギーを課題とする教育活動を実施…。

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09081201J

【中国】2009「自然の友」自然体験キャンプ・夏休み都市公園キャンプ
   参加者募集(8/12)

 夏休みに入ったところで、リラックスして自然の美しさと神秘さに触れ合う
体験をしよう。…

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09081202J

【韓国】四大河川事業で洪水防止のはずが…(8/5)

 四大河川本流洪水被害の主張は事業を推進するためのでっち上げ…。

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K09080501J

【日本】クールビズ・トレイン快走中(8/28)

 「冷房の設定を通常より1℃高く…」、果たして実際は?…

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09082801J

【日本】海外まで知らせた墨田区のささやかな取り組み(8/28)

 韓国緑色連合のメンバーが「省エネナビ」の話を聞きに墨田区の環境保全課
を訪問した。…

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09082802J

☆環境ニュースの詳細は、
 ENVIROASIA (http://www.enviroasia.info/) をご覧ください。☆


▼先週号(No.301)重複配信のお詫び

 メールマガジン配信サイトのエラー(原因不明)により、先週の“伝所鳩”
(No.301)が8/21と8/22に重複配信されてしまいました(内容は全く同一です)。
ご迷惑おかけしました。


▼飼育係より

 昨夏の漂着物調査は集計中にゲリラ豪雨に遭い、ひと騒ぎでしたが、今年の
夏の回(8/22実施)は予報が外れ、夏らしい空のもと、調査できました。

 2007年から始めて今回で10回目。これまでの簡単な記録をホームページに
載せました。ご参考まで。→ http://www.eden-j.org/cleanup.html(と)


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日中韓3言語環境情報ホームページ“ENVIROASIA”
URL:http://www.enviroasia.info/
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