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環境NGO“東アジア環境情報発伝所”が、中国と韓国の環境NGOと協力して、日中韓を中心にした東アジアにおける環境問題の最新情報をお届けするメールマガジンです!

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2009/05/15

日中韓環境情報MM “伝所鳩” No.289

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     (・>|\/|       日中韓環境情報メールマガジン
     /彡))  ̄ ̄
    / /             “伝所鳩” No.289(2009.5.15)
   /"~k_               http://www.enviroasia.info/

         発行:東アジア環境情報発伝所  http://www.eden-j.org/

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 巷で話題の「エコポイント」。本日5/15が適用初日ということで、朝から家
電量販店へ行き、盛り上がりの程を見てきました。お客の入りはまずまずのよ
うでしたが、実際にどの程度「買い!」になったかはわかりません。ただでさ
えいろいろな札やラベルが付いている冷蔵庫やエアコンですが、今日は一段と
貼りものが多く、「どの程度おトク?」というのは相当気合を入れないと把握
できない感じです。(この件については別途、ご紹介する予定です)(と)

今週の内容
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▼今週の注目ニュース
中国発
・敵から友へ〜一人の環境保護士と汚染物質排出企業の10年にわたる闘い
(4/9)

▼環境ニュースヘッドライン
中国発
・年次総会 様子見・傍聴から積極的な参加に(2)/(3)(4/29)
・環境保護分野のノーベル賞、ゴールドマン環境賞の二人の受賞者(5/6)

韓国発
=今週はお休みです=

日本発
・2009年追悼集会「阿賀の岸辺にて」開催(5/15)
・もう一つの「水俣から阿賀へ」〜東京での小さな写真展(5/15)

▼環境メッセンジャーだより
 〜CO2削減目標「中期目標」策定に関するパブリックコメント《5/16まで》

▼飼育係より

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▼今週の注目ニュース

【中国】敵から友へ
   〜一人の環境保護士と汚染物質排出企業の10年にわたる闘い(4/9)

■背景

・霍岱珊氏:環境保護組織“淮河衛士”の責任者。長年にわたり沙潁河の汚染
調査と被害者の救助に携わっている。国内で有名な民間環境保護者であり、
「グリーン中国年度人物」を受賞している。

・蓮花味精社:業界の巨頭。以前、汚染物質排出の大口として、何度もメディ
アに晒されていた。今では排出基準をクリアしており、循環型経済の新しい道
を進んでいる。

・二者は、かつてお互いを敵として争ってきた。霍岱珊氏は、蓮花味精(化学
調味料)社が密かに汚水を排出していることを幾度も告発し、更に蓮花味精社
の工場に抗議してきた。今では、工場は彼の監督と提案を受け入れている。両
者は市民参加型の環境保護“蓮花モデル”を模索している。この過程で、霍岱
珊氏と蓮花味精社は10年の歳月を費やしてきた。

■“市民参加、モデル革新シンポジウム”

 2009年3月27日〜29日、“市民参加、モデル革新シンポジウム”が蓮花味精
社で開催され、国内の多数の環境保護団体、環境保護の学識者らが霍岱珊氏と
蓮花味精社が共に創り上げた市民参加モデルを支持した。シンポジウムにて、
蓮花味精社の環境保護監察部部長である高立棟氏は様々な意味を込めて「以前、
私は霍岱珊氏を敵として見てきた。今では、友達であり、将来我々は環境保護
のためにつきあっていく」と語っている。これに対して霍岱珊氏は微笑みなが
ら「今の世の中は、個人が環境保護の英雄となる時代ではなく、現地の市民の
監督によって市民参加型環境保護が実現されるのである」と語っている。

 仕事を辞め環境保護の世界に足を踏みいれ、様々な汚染企業と闘い、民間環
境保護組織「淮河衛士」を組織し、飲料水の浄化、医療衛生面の救助にあたっ
てきた。この十年、霍岱珊氏は一人の一般市民の力で、世間の人々が淮河の管
理に関心をもつよう環境と健康の面からアピールし、実証してきた。彼の活動
は、民間の力が政府の監視・管理を補充するのに重要な役割を果たすことを実
証している。

■淮河の目

 霍岱珊氏と蓮花味精社の闘争は1998年に始まった。1998年1月1日、国家環
境保護部門は淮河流域の主支流の水質が基準値に達したことを宣言した。しか
し、淮河の主要な支流である沙潁河の岸で生活している霍岱珊氏は、これが事
実ではなく、実際には沙潁河では相変わらず黒い水が流れ、魚の死骸と悪臭に
覆われていることを発見した。この年の3月、霍岱珊氏は仕事を辞め、沙潁河
沿岸での撮影と観察を開始した。

 観察を続ける中で、彼は多くの汚染源を発見し、その中には有名企業である
蓮花味精社の工場もあった。当時、蓮花味精社の工場は、廃水による汚染によ
り既に市民の非難の的になっていた。しかし、蓮花味精社の責任者はテレビで、
工場から排出されている汚水を飲んで基準を達成していることを証明して見せ
た。

 霍岱珊は、その後1枚の写真を撮影し、このうそを暴いた。この1枚は、
《花は汚染を拒絶する》と題され、その後メディアを通して広まった。写真に
は沙潁河岸の学校で、子供達が河水の刺激臭を遮るために否応無くマスクをし
て授業を受けている風景が写っていた。

 環境保護部門と世論は淮河の汚染に対して常に関心を持っていた。しかし霍
岱珊は企業が密かに排水する方法をいくつも持っていることを発見し、“密排
36計”と総括した:晴れの日は排出しない、雨の日は排出する、昼間は排出し
ない、夜間に排出する、検査の時は排出しない、監督者が去った後に排出する、
一方で検査されている時は別の場所で排出する、表向きの行動で人々の目を欺
き、汚染物質の排出パイプは川の中央付近まで敷設されているが誰にも見えな
いようになっている。

 「密排36計の中には蓮花味精の工場も含まれており、環境保護部門の管理が
厳しい時には、汚水をトラックに分散して積み込み、夜間密かに郊外で廃棄し
ていた」 霍氏は、彼と数人のボランティアが何度も調査した結果、現場で密
排の証拠を押さえ、蓮花味精社の工場で直接対峙した。そのため、双方の恨み
は非常に深くなった。

 霍岱珊氏は目撃状況を新聞メディアに告発し、その後国家環境保護総局の環
境監察総局と連絡を取り、彼は汚染物質排出現場から国家環境保護総局の“環
境保護直通車”に電話をかけて状況を報告できるようになり、“淮河の目”と
称されるようになった。

 「汚染源を調査する中で、殴られたり、カメラを壊されたり、脅迫電話を受
けたりしている」 霍岱珊氏は、それでも怯むことなく「淮河の水は一日では
きれいにならない、だから一日たりとも呼びかけを止めることはない」と語っ
ている。

 現在、霍岱珊は周囲の市民とボランティアと共に、ほぼ全ての天候下でも監
視することができるようになった。彼は淮河流域全体において“淮河の汚染物
質排出口監視ネットワーク”を設立し、企業が密かに汚染物質を排出している
現場を何時どこでも発見することができ、その程度により、企業と交渉したり、
環境保護の部門に報告したりといった手段を用いている。

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09040905J


▼環境ニュースダイジェスト

【中国】年次総会 様子見・傍聴から積極的な参加に
   〜(2)積極的に、真剣に(4/29)

 2007年、年次総会の案内状を受け取ると、私は迷うことなく参加の返事を出
した。…

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09042901J

【中国】年次総会 様子見・傍聴から積極的な参加に
   〜(3)講演を引き受ける(4/29)

 その後、私は年次総会に熱い期待を寄せるようになった。2008年の年次総会
の計画が始まったと聞いたとき、私は環境保護連合会に対し、総会のプログラ
ムの一部を引き受けたいと申し出た。…

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09042902J

【中国】環境保護分野のノーベル賞、ゴールドマン環境賞の二人の受賞者
   (5/6)

 一人は危険廃棄物に関心を寄せ、一人はごみの減量に取り組んでいる。…

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09050601J

【日本】2009年追悼集会「阿賀の岸辺にて」開催(5/15)

 ドキュメンタリー映画「阿賀に生きる」が完成してから17年。映画完成の翌
年に相次いで亡くなられた映画出演者の皆さんを追悼する集会「阿賀の岸辺に
て」が、今年も5月4日に安田公民館で開催された。…

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09051501J

【日本】もう一つの「水俣から阿賀へ」〜東京での小さな写真展(5/15)

 福島潟(新潟市北区)での取り組みとその意図とは…。

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09051502J

☆環境ニュースの詳細は、
 ENVIROASIA (http://www.enviroasia.info/) をご覧ください。☆


▼環境メッセンジャーだより
〜CO2削減目標「中期目標」策定に関するパブリックコメント《5/16まで》

 「MAKE the RULEキャンペーン」では2020年のCO2削減目標である「中期目標」
を決めるプロセスに対してアクションを行っています。

 中期目標に関するパブリックコメントの募集が現在行われており、明日5月
16日(土)が提出の締め切りとなっています。多くの市民の声を届け、先進
国として責任ある中期目標が決定されるよう、ほんの少しだけ時間を割いて、
意見の提出にぜひご協力ください。

*Webを通して簡単に提出いただけるよう、MAKE the RULEキャンペーンの実行
 委員団体「気候ネットワーク」のウェブサイトに意見提出フォームを設置し
 ました。ぜひご活用ください

【↓こちらご活用ください↓】パブコメの意見フォーム
 http://www.kikonet.org/research/archive/mtt/input.html

○パブリックコメントについてはこちら(PDF)
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/dai07kankyo/tyuuki_iken_syousai.pdf


▼飼育係より

 日曜日、中国から帰りました。

 入国審査の前に、白いガウンの医者たちがズラリと並んでいるのを見てびっ
くりする同時に、初めて新型インフルエンザの怖さを感じました。

 中国では、流行の初期段階にテレビで何回の特集をやったものの、その以来
は毎日短く、冷静に世界の状況を一言で伝えるだけでした。

 日本のメディアが熱すぎでしょうか、中国が冷静すぎでしょうか…ちょっと
考えちゃいます。(M)

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住所:東京都千代田区麹町2-7-3 半蔵門ウッドフィールド2F(〒102-0083)
Tel:03-3263-9022 / Fax:03-3263-9463
URL:http://www.eden-j.org/
日中韓3言語環境情報ホームページ“ENVIROASIA”
URL:http://www.enviroasia.info/
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