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環境NGO“東アジア環境情報発伝所”が、中国と韓国の環境NGOと協力して、日中韓を中心にした東アジアにおける環境問題の最新情報をお届けするメールマガジンです!

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2009/04/11

日中韓環境情報MM “伝所鳩” No.285

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     (・>|\/|       日中韓環境情報メールマガジン
     /彡))  ̄ ̄
    / /             “伝所鳩” No.285(2009.4.11)
   /"~k_               http://www.enviroasia.info/

         発行:東アジア環境情報発伝所  http://www.eden-j.org/

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 先週の記事「東アジアのレジ袋対策の今」ですが、「日本尻目に東アジア3
国でレジ袋規制が進む」(3国というのは語弊がありますが)のタイトルで、
日本インターネット新聞(JANJAN)に転載していただきました。
 → http://www.news.janjan.jp/world/0904/0904060973/1.php

 市民記者の方による反響が載るのはJANJANならではですが、その中に「マイ
バックを利用した万引きが増えている」との題で「韓国中国台湾では万引きは
起きていないのでしょうか? 何か対策がされているのでしょうか?」との質
問をいただきました。記事を書いた鄭恩先さんに聞いたところ、

・韓国ではエコバッグ普及に伴い万引き行為が増えた、ということは聞いてい
ない。
・ただ、盗難防止タグを外して、かばんに入れて持ち出すケースはある。

 とのこと。悪貨(不正や違法)が良貨(ここでは環境行動)を駆逐するよう
なことはないようにしたいですね。(そのためには良貨を増やすのが早道だと
は思います。)(と)

今週の内容
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▼今週の注目ニュース
韓国発
・守り抜いた東江なのに...(3/17)

▼環境ニュースヘッドライン
中国発
・自然の友が「2009年環境緑書」を出版、両会の代表委員に4兆元の投資での
 環境監督管理への深い関心を提唱(3/25)

日本発
・日本の温室効果ガス、166の事業所で50%排出(4/10)

▼環境メッセンジャーだより〜映画「阿賀に生きる」17周年イベント(5/4)

▼飼育係より(今週の一語)

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▼今週の注目ニュース

【韓国】守り抜いた東江なのに...(3/17)

■9年の果てに白紙化された東江ダム、白紙化された9年後に再び推進論議

 2000年6月5日、環境の日、当時の金大中大統領は“滅亡危機の動植物を保
護し、生態系を保存するため”東江ダム(寧越ダム)の白紙化を宣言した。1991
年に東江ダムの建設の計画が発表されて、9年後のことだ。この過程において、
地域住民の同意のない政府の一方的な建設推進と、でたらめな環境評価書など
は、水没地域の人々や環境団体の激しい反対にあい、結局東江ダムは白紙化さ
れ、多大な公的資金の無駄遣いに終わった。

 ところが白紙化宣言から9年経った2009年、再び東江ダム建設計画が浮上し
ている。

■東江ダム白紙化、残ったものは公的資金の無駄遣い

 東江ダムは様々な問題点を抱えていた。そのうちの一つはダム自体の安全性
の問題である。水に触れると簡単に溶けてしまう石灰岩地層は、1963年にイタ
リアのバイオントダム崩壊で2,600名の人命事故を引き起こしており、そのう
え地震の危険まで加わった。そして、もう一つの決定的な問題点は、東江の自
然生態破壊である。

 東江一帯には永久非公開天然記念物 260号の白竜洞窟をはじめ、カワウソ・
カワアイサ・ムササビなどの絶滅危惧種の生息地があり、8等級の優秀緑地生
態であった。しかし、水資源公社が作成した環境影響評価書では、洞窟の数と
希少動植物の調査結果が作為的に変更されており、東江の水没予定地の美しい
自然と秘境が写真と文章で国民たちに知られるにつれ、東江ダム反対の世論が
大きく広まった。

 全てのダムは推進過程において、常に東江ダムと同じような問題に直面する。
ダム自体の妥当性の問題と自然生態の破壊、住民の被害と住民同士の分裂。結
局、東江ダムは白紙化されたが、残ったものは9年間の国民の分裂と、多大な
公的資金の無駄遣いだった。

■江原道南部の干ばつは、用水の維持管理をまともにできない政府の責任

 現在、政府と地方自治体は4大江整備事業と合わせ、洪水を予防し干ばつに
備えるため、様々なダムを作るという構想を打ち出している。そして東江ダム
も、近年、水不足の事態に陥っている江原道南部の水の供給のため、200万ト
ン規模の取水専用ミニダムを作るという内容が報道された。去る10日、李明博
大統領は、鄭鍾煥国土海洋副長官に、環境的に問題がない小規模なダムを建設
する方案を関連部署と共に検討するよう指示したところであり、長官もダムの
必要性についての発言を繰り返してきた。記事に対し、政府は東江ダムの建設
と関連し、具体的な計画はない旨を明らかにしたが、記事の根拠となった水資
源公社社長の言葉は、果たして個人の失言で済む話だったのだろうか。

 江原道南部の干ばつは、自然災害というよりは実は人災の性格が強い。太白
市の場合、広東ダムから用水の全量である6万トンが供給されなければならな
いが、現在供給されているのは2万トンだけであり、取水制限が実施されてい
る。このような水不足の原因は、昨年9月以後、広東ダムの流入量が急激に減
少したにもかかわらず、水資源公社がむしろ20%も供給量を増やしたことと、 
太白市で46%、旌善郡で50%にも上る極めて高い漏水率にある。結局、水資源
公社が用水の管理に失敗し、環境府と地方自治体が適切な維持管理をすること
ができなかったことが給水不足を引き起こしたのだ。そして、この漏水率の問
題は、東江ダム論争が盛んであった10年前にも同じ指摘がなされていた。

■原因とは違う対処、東江ダム建設は再び社会的混乱を呼び起こす

 私たちにとって東江はどの様な意味を持つのか。9年という長い社会的苦悩
の果てに得た大切な遺産であり、80%にのぼる国民の合意のなかで、一生懸命
に守り抜いた自然の恩恵ではないのか。もしも政府がどんな形であれ、東江ダ
ムの建設を再推進するのなら、再び社会は9年の痛みを繰り返すだけである。
現在、韓国で広がっている干ばつは、水の管理がまともにできない国家の責任
が大きい。原因を追及しようせず、新しい建設計画でとんでもない施策を進め
ようとする政府は、ダム建設が社会的混乱だけを呼び起こすことを考慮に入れ、
慎重に判断しなければならない。

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K09031701J


▼環境ニュースダイジェスト

【中国】自然の友が「2009年環境緑書」を出版
  〜両会の代表委員に4兆元の投資での環境監督管理への深い関心を提唱
 (3/25)

「自然の友」が編集、社会科学文献出版社が出版した「中国環境発展報告
(2009)」が発表された。…

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09032501J

【日本】日本の温室効果ガス、166の事業所で50%排出(4/10)

 地球温暖化対策推進法の排出量公表制度に基づき、4月3日に2007年度の大
口排出事業所の排出量が発表されたことを受け、6日、環境NGOの「気候ネッ
トワーク」が分析速報を出した。…

→ http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09041001J


▼環境メッセンジャーだより

〈新潟〉映画「阿賀に生きる」17周年〜2009年追悼集会「阿賀の岸辺にて」

 昨秋の「第4回 東アジア環境市民会議」でお世話になった新潟県・阿賀で
のイベントのお知らせです。

  ■期日:2009年5月4日(祝・月)
  ■会場:阿賀野市 安田公民館(阿賀野市保田4807-1)
    →地図:http://www.city.agano.niigata.jp/map/yasu-map.html
  ■参加費:無料
  ■プログラム:
    10:00  映画「阿賀に生きる」上映
    12:00  昼食(休憩)
    13:30  開会  黙祷

    −あいさつ
      ・権瓶晴雄さん(新潟水俣病安田患者の会)
      ・渡辺  眞さん(阿賀に生きるファン倶楽部代表・孝順寺住職)

    −没後10年「川本輝夫の仕事」
      「回想・川本輝夫 ミナマタ−井戸を掘ったひと」(土本典昭監督)
        上映
    −お話:川本愛一郎さん、川本ミヤ子さん、土本基子さんほか
    −うた:渡辺参治さん、金子真由さん、全国阿賀に生きるファン倶楽部

    16:30  終了
    18:30  大交流会
    (咲花温泉・柳水園(宿泊1万円・日帰り5千円・呑み放題!)

  ■オプショナルツアー
    5/3  夕方 津川・狐の嫁入り祭り
    5/5  午前 お地蔵さん〜阿賀流域散策
         13:30〜「父・川本輝夫のこと」川本愛一郎さん講演会
         (環境と人間のふれあい館)
    *4/26〜5/10 同時開催「川本輝夫の仕事」宮本成美写真展
         (環境と人間のふれあい館)

  ■問合せ:阿賀に生きるファン倶楽部 事務局 旗野秀人
   (E-mail flag@cronos.ocn.ne.jp)

★「第4回 東アジア環境市民会議」の記録は、
 http://www.enviroasia.info/aga/2008/J/aga.html にてご覧いただけます。


▼飼育係より〜今週の一語「雷人」

 今回は現在中国ではやっているネット言葉「雷人」を紹介したいと思います。

 ある出来事に対しての、驚き、失望感などを表すときに使います。

 たとえば、中国ではすでに上映が終わった「レッドクリフ2」の台詞になん
と「成功は失敗の母」という一語がありまして、非常に「雷人」しているそう
です。本当でしょうかね。(M)

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URL:http://www.enviroasia.info/
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