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2006/12/03

牛乳通信38「缶入り牛乳追跡」

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┌┬月刊──────────────#038 2006年11月号─┬┐
├┼┐ 【「牛乳通信「プチ・ミルク」」】            ┌┼┤
├┼┼┐  バックナンバー→ http://www.cam.hi-ho.ne.jp/shir ┌┼┼┤
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│ワインや日本酒が趣味という方は多いですが、牛乳だって同じくらい奥が
│深いです。「牛乳ソムリエ」を目指しましょう。
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こんにちは、しらかみ@牛通です。

今回はいきなりいただいたメールのご紹介からスタートです。

     ┏━━━━━━………・・・………━━━━━━━┓
       >>>  読者からのメール  <<<
     ┗━━━━━━………・・・………━━━━━━━┛
 アンケート以外でも牛乳に関するメールをおまちしています。
┌★─────────────────────────────────
│えっと いつも楽しく読ませていただいています。

│前号の投稿の恭子です。

│実家が店屋で、例の缶入り牛乳も売ってたんです。
│5番のだったかなー。美味しかったですよ。冷たくてもホットでも。
│味はやや甘味が感じられましたね。
│牛乳ってより乳飲料だったからでしょうか。
│量もちょうどよくて。今でもあるんですね。

│不二屋の缶入りミルキードリンクも好きなので、缶入り牛乳には全然違和感
│なしです。

│ペットボトルについては考えていなかったけど、アメリカとか行くとありそう
│ですよね。

│ボトルの形が違和感を減らすポイントじゃないでしょうか。
│あんまりつるッと丸いのじゃ無くて、波なみしたような感じで四角いと私的
│にはオッケーだと思いますが。
│だめでしょうかねー。

│         【恭子】
└──────────────────────────────────
(^^)メールありがとうございました。5番のと言うと、ポッカのやつですね。
  (前号紹介の「ソフトドリンクアーカイブス」より)
  http://softdrinks.org/asd0410a/milk.htm

  缶入り牛乳はおいしかった、という体験者の証言が得られました。
  と、なると、紙パック入りとビン入りに続く「第3の牛乳」になれなかっ
  たのは、やっぱり、なんか違和感を持つ人が多かったということなんで
  しょうか。。。

┌★─────────────────────────────────
│こんにちは、缶入り牛乳見ました。開眼させられる思いがしました(笑)。
│なるほど、こういうのもあるんですねぇ。

│牛乳と言うと紙パック(もしくは昔の給食のテトラパック)の印象が強いん
│ですが、そういう先入観にとらわれてたらいけませんな。

│保存性の問題さえクリアできるなら、様々な形態で流通された方が牛乳市場
│の活性化にもなるでしょうし、現在の牛乳の低迷状況が改善される切っ掛け
│になるかも知れませんし。

│         【dummyx】
└──────────────────────────────────
(^^)自販機で売るなら保存性が重要になってきますね。
  自販機の中で賞味期限の切れたのが出てきたら交換できないですものね。
  人の多いところなら、自販機でなくともコンビニで買えるし、コンビニが
  遠いようなところだと、自販機の中で賞味期限が切れるかも…って、なか
  なか難しいですね。
  そういった点で、ペットボトルは難しくても缶だと自販機に販路が増やせ
  るかもしれないですね。

  でも、賞味期限が紙パックと変わらなくても、PETボトルだと飲みかけ
  を置いておけるのが便利かも。
 
と、いったところで、今号の特集

>>>11月の牛乳トピックス<<<
□■―――――――――――――――――――――――――――――――□■
『缶入り牛乳その後』

缶入り牛乳への反応がありましたので、缶入り牛乳業界の現状がどんな感じ
なのか調べてみました。

その前に。
前号でご紹介した缶入り牛乳。これはあくまで「乳飲料」。
以前にも書きましたが、乳飲料とは何かをおさらいします。

乳飲料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
乳飲料(にゅういんりょう)とは生乳(無調整の牛乳)や乳製品を主原料と
して、カルシウムやビタミンなどを加えて、特定の栄養素を強化したり、果汁
やコーヒーなどを加えて、消費者の嗜好に合わせて加工されたもの。
原材料に乳製品以外のものが使われていることが、加工乳と異なる。

2001年まで、一定以上の成分を満たしていれば、商品名に「牛乳」と命名する
ことが可能であったが、現在では「牛乳」と命名できなくなった。

いわゆる「コーヒー牛乳」、「フルーツ牛乳」、「いちご牛乳」、「マンゴー
牛乳」など。商品名に「オーレ」(フランス語で「牛乳の」という意味)が
付くものも多い。

…といったわけで、現在の分類による「牛乳」の缶では無かった模様。
とはいうものの、缶牛乳気になりますよね。
今でも入手できるのでしょうか?
かつて缶入り牛乳を販売していたことが確認できている各社に問い合わせて
みました。

★まずは、コカコーラ。
「10年位前に出ていたミレイユという商品あったと思うのですが。」
『ミレイユですか、はい、ございました。(即答)』
「ございました、ということは、もう現行商品ではないのですか?」
『はい、現在は販売終了しております。』
「いつごろまで販売されていたのですか?」
『少々お待ちください。(1分ほど後)92年の販売開始という記録はある
 のですが、いつまでというのは、地域ごとのボトラーにより異なるので
 何年というのはお答えできません。』

…コカコーラ社の缶入り牛乳は「ミレイユ」っていう商品名がついていた
ので質問しやすかったですが、こんなマイナー(?)商品の名称もすぐに
わかるってのは、かなり優秀な感じです、コカコーラ社お客様係。

★つぎ、ダイドードリンコ。
「昔あった商品についてお伺いしたいのですが、缶入りの牛乳っていまでも
 入手できる店ってあるんでしょうか?」
『缶入りの…牛乳ですか?現行商品としては扱っておりません。』
「10年くらい前はあったということなんですが、いつごろまであったかって
 わかりますか?」
『お調べします。少々お待ちください。(1分ほど後)1991年の販売開始
 で翌92年にはすでに販売を終了しております。…お客様のご意見として
 お伝えしておきますが、これはよほど味がお好みに合われたんですか?』
「いや、缶入りの牛乳があったら便利だと思うんで。」

…文章で書くとそうでもないですが、なぜかとてもフレンドリーなダイドー
お客様相談係。”お客様の声”をちゃんと報告してくれるみたいなので、
みんなでダイドーに電話したら、商品の復刻がありえるかも?
(…で、一般的には受け入れられなくてダイドー大損害、とか。無いか。)
新庄をキャラクターにして、D1コーヒーの姉妹品としてM1(ミルクワン)
牛乳として売り出したら?

★つぎ。ポッカ。
ここのお客様係りはフリーダイヤルじゃないんだよなぁ。名古屋市民でよかっ
た。(しかも、184発信できないでやんの)
「以前、ポッカさんで、缶入りの牛乳があったとおもうんですけど」
『はい、ございました。(即答)』
「これは、今でも手に入るんでしょうか?」
『現在は販売しておりません。』
「いつごろまで販売していたんでしょうか?」
『すくなくとも、ここ2〜3年は販売していません。』
「ここ2〜3年は、ということは、今世紀になってからも販売はされていた
 んですか?」
『具体的な日付が必要でしたら折り返しご連絡いたしますが?』
「いえ、個人的な興味での質問でしたので結構です。」

…具体的な日付を聞いて、より詳細なレポートにしてもよかったのですが、
出ていないことが確認されてしまった段階で今回は調査終了ということで。
具体的な日付はぜひ皆さんでポッカに問い合わせてたずねてみてください。
問い合わせ殺到で、ポッカさんが需要が出てきたと勘違いして商品が再販
されたら…(無いって)

★つぎ、UCC。
「昔あった商品についてお伺いしたいんですが、缶入りの牛乳って、今でも
 売っているんですか?」
『牛乳ですか。どのような色の商品でしたでしょうか?』
「白地に青で牛の絵とか書いてあったんですけど」
『お調べしますので少々お待ちください(約1分。保留音がおしゃれ)』
『お待たせしました(男性に変わる)。缶入り牛乳ですけど、10年ほど前
 に発売しておりました。需要が無かったため販売を終了しております。』
「それじゃあ、今後も販売されることはなさそうですね。」
『需要がありませんので』

…年配の方と思われる男性に変わったとたん事細かな説明が始まりました。
(190mlの缶で云々かんぬん)思い入れがあったんでしょうか。
需要が無かったと何度も繰り返されちゃいました。

★おつぎ、ヤマザキ。
「以前あった、缶入り牛乳のことをお伺いしたいんですが。」
『牛乳ですか。飲料はコーヒー、お茶などを扱っており、牛乳の販売は現在
 行っていません。』
「10年くらい前には出ていたはずなんですが。」
『商品部に聞かないとわからないです。折り返しご連絡ということでよろしい
 でしょうか?』
「いえ、結構です。」
『せっかくお電話をいただいたのに申し訳ありませんでした。』

…こちらは、商品が存在したことすら知らなかった模様。
ヤマザキの缶コーヒーにあった問い合わせ番号に電話したのですが、ひょっと
したらヤマザキの全商品が同一の問い合わせ番号だったのかも。
パン商品の問い合わせを受けている人が、突然何年も前の牛乳の質問をされて
も答えられなくても無理は無いかも。

☆次、サントリー
「商品のことについてお尋ねしたいんですけれども。」
『はい、どのような商品でしょうか。』
「以前、サントリーさんで缶入りの牛乳があったと思うのですが。」
『草原物語ですね。現行商品でございます。』
「今でも売っているんですか!」

…!いや、ルーチンワーク化していたので、この展開にはちょっとびっくり
しました。

『需要の関係で、一般の販売店ではなかなか見かけられないかもしれません。
駅のホームなどで主に扱っております。サントリーの製品を扱っているお店
でしたら、1ケース単位で注文いただくと取り寄せができるはずですので店頭
でお問い合わせください。』

…どうせ、「缶入り牛乳、やっぱり絶滅していましたー」ってオチでレポート
を終わろうかと思っていたら、あるじゃないですが、

で、ネット上でも販売しているところがありました。(先に、まず探せ、と
いう気もしますが、無いのを前提で話を進めていたので…
「草原物語ミルク」
http://tinyurl.com/y2kaz5

法改正があったので”牛乳”という名称を使えなくなったので「草原物語ビタ
ミンミネラル入り牛乳」から「草原物語ミルク」に名称こそ変更されている
ものの、生乳99%使用の「缶入り牛乳」です。

常温で約1年保存できるみたいです。牛乳好きは箱買いして、緊急時・移動時
に利用するのがいいかも??

ここで、達成感を得てしまったのと、このままではまたメルマガが季刊とか年
2回刊とかになりかねないので、(どうも倒産したらしい保証乳業を除き)
これまでに缶入り牛乳を発売していたことが判明している以下の企業への問い
合わせ結果は次号以降で発表します。

・サッポロ
・森乳ラボラトリーズ
・雪印乳業
・北海道日高乳業
・モスフードサービス
・三国フーズ
・東日本旅客鉄道
・ジェイアール西日本商事

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

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さて、今月の牛通はいかがでしたでしょうか?

なかなか面白い経験でした。
商品に「お客様相談室」とかいって電話番号が書いてありますが、実際に電話
をすることってなかなか無いですからね。

以前、コカコーラに「紅茶花伝ミルクティーの”牛乳たっぷり”って書いて
あるけど、たっぷりってのは何%のことなんです?」っていう、普通は疑問に
思わないような件で電話したら、まともに取り合ってくれたっていう記憶が
あったので、今回も調子に乗って電話かけまくりました。
ほとんどがフリーダイヤルですし。

今回問い合わせたどこの会社も好感の持てる対応でした。
クレーマーからのわけのわからん電話とかも来てストレスも溜まるでしょう
に。(今回の電話もわけのわからん範疇にはいるかもしれませんけど)

それでは、また、次号でお会いいたしましょう。

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「牛乳通信「プチ・ミルク」」 38号
 2006年11月30日発行

ホームページ:http://www.cam.hi-ho.ne.jp/shir
E-mail:shir@sc.starcat.ne.jp (犬橇舎)
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