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2008/07/01

自分の仕事は自分で創れ![ビジネスは面倒くさい]

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■自分の仕事は自分で創れ!     2008年7月1日(火)  No.63
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 みなさん、お元気ですか?
 マネー・アドバイザーの長谷川 雅一(はせがわ まさかず)です。
「今週のビジネスヒント」をお届けします。

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■今週のビジネスヒント:
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 ◆ビジネスは「面倒くさい」もの

 ビジネスとは、とほうもなく「面倒くさい」ものです。

 ホームページの立ち上げ、ひとつとっても、一般的に、その作業量は
膨大です。
「丸1ヶ月間、朝から晩まで取り組んだが、まだ、満足の行くホームペ
ージができない」
 というような状況が、普通にありえるわけです。

 そこで、あきらめたり、投げたりしたら、もうオシマイ。
「ハイ脱落」です。
 たとえ毎日が「ただ、辛いだけ」でも、お金が1円も入ってこなくて
も、ひたすら、がんばり続ける必要があるわけです。

 もう、うんざりするほどの「面倒」を、粘り強く処理し続けていれば、
やがて、ビジネスは軌道に乗り、収入がもたらされるでしょう。
 しかし、たとえ成功しても、ビジネス上の「面倒」が減ることはあり
ません。

 ビジネスを続けている限り、次から次へと、「面倒」はやってきます。
 それはもう、
「よくも、これだけ出てくるもんだ」と、感心するぐらいに。

 ◆「仕事が楽しくて仕方がない」は本当か?

 成功しているビジネスマンが、次のように語っているのを、よく耳に
します。

「仕事がハードすぎることはありませんか? 辛くないですか? と、
よく聞かれますが、私は、とにかく仕事が楽しいのです。好きなことを
やっているのだから、辛いことなど何もありません」と。

 特に、コンサルタント系の成功者は、
「仕事がメチャクチャ楽しい」と発言することが多いような気がします。
「苦労なんて、何もありません」と。
 実にカッコイイ、セリフです。

 しかし、成功している状態を維持するために、彼は、途方もなく面倒
な業務を、こなし続けなければなりません。
 彼は、それを着実にやり続けているはずです。
 だからこそ、成功を維持できているのです。
 彼にとって、その作業は、本当に楽しいものなのでしょうか?

 イチローが、毎年、ヒットを量産できるのは、毎日、ストレッチや筋
トレを、地道に続けているからです。
 では、イチローにとって、ストレッチや筋トレは、楽しい作業なので
しょうか?

 長谷川、おまえ自身はどうなのか? といえば、もちろん、
「仕事が楽しい」と感じることもありますが、
「面倒だな〜」と感じることもあります。(笑)

 僕は凡人です。
 少なくとも、「仕事が楽しくて仕方がない」という状態を、1年じゅ
うキープできるレベルではありません。(笑)
 それが正直なところです。

 ◆自分の仕事に「うんざり」するとき

 ビジネスには楽しい面もありますが、辛い面もあります。
 また、その感覚には、「経年変化」があります。

 始めたばかりのビジネスは楽しいものです。
 しかし、年数が経過してくると、だんだん楽しくなくなります。
 いえ、「うんざり」してくることさえ多いのです。

 そして、それが高じて、
「あああ、もう、こんな仕事、やめちまいてーよなー」
 と思い始めることがあります。
 実際に、やめてしまう人もいます。

 また、自分の仕事が嫌になったときには、決まって、誰か、ほかの人
がやっているビジネスが、輝いて見えるものです。
「隣の芝生」というヤツですね。
「あああ、あんな仕事だったら、さぞ楽しいだろうな」
 と、他人の仕事を羨(うらや)むわけです。

 ◆本業にこそ最大のチャンスがある

 しかし、「うんざり」しようが、嫌になろうが、なんだろうが(笑)、
多くの場合、自分のビジネス、つまり、自分の「本業」に最も大きなチ
ャンスがあるのです。

 少なくとも、あなたは、あなたの「本業」でメシを食っている。
 それは、すごいことです。
 そして、「今、食えている」という、その事実が、あなたの「本業」
の持つパワーや素晴らしさを、ハッキリ物語っています。

 本業に嫌気がさした、あなたが、他人のビジネスを「いいなー」と羨
んでみても、そのビジネスで、あなたが成功できるか? メシが食える
か? と言えば、それは、わかりません。

 もしも、自分の意識が、今の仕事(本業)以外のビジネスに向いている
としたら、あなたが、それを、副業として、あるいは、次のビジネスと
して、やってみたいと考えるのは、起業家として正しいことです。

 いくら、今のビジネスが、うまく行っているからといっても、多くの
場合、ビジネスには寿命があり、やがてダメになるからです。
 起業家は、常に「次」を考えなければなりません。

 しかし、忘れてはならないのは、
「本業にこそ、最大のチャンスがある」ということです。

 たとえ今、本業にちょっと「疲れ」が出ていて、
「やめちゃいてーなー」という感覚に陥っていたとしても、そして、次
のビジネスが、頭上でキラキラ輝いていたとしても、その「キラキラ」
に、いきなり飛びついてはいけません。

 基本は、まず、本業です。
 本業をおろそかにしていたら、次の段階へは進めません。
 本業をバネに、あるいは、テコにして、次の段階に進まなければなら
ないのです。

 ◆苦労の連続、面倒の連続、トラブルの連続、それがビジネス

 僕は、きれいごとを言うつもりはありません。
 ビジネスは、苦労の連続、面倒の連続、トラブルの連続です。
 当然、「楽しくて仕方がない」だけのビジネスなんて、ありえません。

 まずは、今、目の前の、あなたの本業に発生している、苦労、面倒、
トラブルを、きちんと処理すること。
 つまり、着実に本業の仕事をこなすこと。
 さらに、本業だけでなく、新しいビジネスも開拓し、それも着実に育
てていくこと。

 そこまでやる人、やりきる人、やり続ける人だけが、ビジネスの世界
で成功し続けられるのです。
 それが嫌なら、そもそも起業など、しない方がいいのです。

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■執筆者の自己紹介:
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 長谷川 雅一(はせがわ まさかず)。
 1959年生まれ、マネー・アドバイザー。
 株式投資、投資全般、ビジネス、起業など、マネーについての情報を
発信中。投資専用ソフトや「株ロボット」の開発も手がけている。
 著書多数。岐阜県在住。E-Mail: m@preco.co.jp 

 現在、月刊「ネットマネー」に「長谷川先生の株ほったらかし講座」
連載中。

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■取材・執筆・編集:長谷川 雅一(はせがわ まさかず)
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