和の心  RSSを登録する

日本古来の行事や日本文化・日本の伝統や風物など、日常の中にそこはかとなく感じる「和の心」と世界をお届けしています。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/09/17

【和の心Vol.269 水No.1】

はじめてこのメルマガをご覧いただける皆様、初めまして。
既読者の皆様、またお会いできてうれしいです。発行者の谷です。


[和の心]Vol.269 2009. 9.17
================================================================
日本古来の行事や文化、伝統、風物など日常の中にそこはかとなく感じる
「和の心」をお届けします。
                                 不定期配信
================================================================

----------------------------------------------------------------------

◇◆◇水No.1◇◆◇

  生命の源、水
 当たり前のように水がある生活・・・日本だけは永遠だと思っていませんか?

----------------------------------------------------------------------

 東京では、飲み水もペットボトルの時代。「水を買う」時代なんて、昭和では想像でき
たでしょうか?今週は、生命の源、「水」についてご紹介したいと思います。


地球上には多くの水が存在していますね。生物の生育や熱の循環に重要な役割を持っ
ていて、気象学や海洋学などの地球科学や、生態学における大きな要因の一つとされて
います。


驚くべき事は、地球に存在する水の97%が海水として存在し、淡水は残り3%にすぎないと
いうこと。そして、わずか3%の淡水のほとんどが氷河や氷山として存在しているのです。


人間が直接、利用可能な水は、淡水湖・河川水・地下水浅で、総量の1%未満です。利
用可能といっても、飲料水として利用できるものはさらに少ないのです・・・


 私たちが、当たり前のように口にしている水が、世界の水の1%に満たないなんて、信
じられるでしょうか?数字だけを追っていくと、恐ろしくなってしまうので、ちょっと
話を変えて・・・


私たちは、水を色々な形で認識しています。氷・水・蒸気。それぞれ、水が固体か液
体か気体か・・・ということなのですが、状態を変化させながら、地球をめぐって、私
たちの生活に影響を与えています。


地球での循環は、太陽エネルギーによって、固体・液体・気体を相互に状態変化させな
がら、蒸発・降水・地表流・土壌への浸透などを経て、地球上を絶えず循環していると
いうわけです。また、この循環の過程で地球表面は、熱の移動や浸食・運搬・堆積など
を繰り返し、地形を形成しているのです。


地球の始まりをお話しているみたいですね。
宇宙で考えてみると、太陽系の惑星および衛星の表面に存在する水のほとんどは氷また
は水蒸気であり、地球以外で液体の水が存在する場所は少ないそうです。地球の飲み水
は、とても貴重というわけです。


ここで、ちょっと科学の時間といきましょう。

水=H2Oというのは誰もが知っていることですね。H2Oは水の分子が、2つの水素原子と1
つの酸素原子が結びついてできていることを示しています。しかし水に何も混じってい
ない純水を考えた場合、完全に水=H2Oと言い切ることはできないことをご存じですか。


実は、水素原子の質量に違いがあるのです。


「あら、小さい頃習ったこととは違うわ~」と思われるかもしれませんが、1943年、ユ
ーリーというアメリカの学者が、純水の中には普通の水素原子と酸素原子の他に、2倍の
質量を持った水素原子があることを発見しました。この2倍の質量をもった水素原子は
重水素と呼ばれ、Dで表します。すなわちH+H+Oで成立っている水の他に、H+D+Oの水、
さらにD+D+Oの水があることがわかったのです。このD2Oの水は重水と呼び、H2Oは軽水
と呼びます。初めて知った方も多いかもしれませんが、一口に水と言っても、さまざま
な原子の集まりでできており、その組合せ次第で18種類もの水が存在していていること
になるそうです。


う~ん、難しいですね~ 
同じ液体の水でも重さが違うなんて・・・
飲んだことがないので分かりませんが、味の違いってあるのかしら???


重さ・・・といえば、水に氷を浮かんでいるのも不思議ではありませんか?氷は固体な
のに、液体の水よりも軽いなんて・・・

普通の物質は、液体よりも固体のほうが、密度が大きくなります。ところが水は、氷に
なると密度が小さくなるのです。

化学式を思い出して下さい。水の分子は、H2OやD2Oでしたよね。原子が3つで水の分子
になっています。氷になると分子が結合して1つになりますが、どのようにきちんと並
んでも、どうしてもすき間がたくさんできてしまいます。

つまり水のままでいるときのほうが、分子どうしのすき間が小さいことになります。だ
から、同じ体積で比べると、水より氷のほうが軽くなるというわけです。

氷が浮かぶのも、氷山が海に浮かぶのも、水の密度が氷になると下がるためなのです。


まだ不思議はあります。

真夏に海や川の水が熱くならないのはなぜでしょう。

真夏の海水浴場。海の水は少しヒンヤリしていますが、砂浜や駐車場に止めた車の表面
も車内も、とても熱いですよね。うっかり触ると火傷しそうなほど・・・

これは水の性質にあります。水は、とても温まりにくく、冷めにくい性質を持っている
からなのです。つまり、熱伝導率が低い・・・というわけです。

そのお陰で、環境の変化がゆるやかになり、川や海に色々な生き物が暮らしていけるの
です。私たちは、色々な面で水の恩恵にあずかっているのですね。

まだまだ、語り尽くせない「水」。次回は、私たちと水との深い繋がりをご紹介します。
お楽しみに!



◇◆◇ [水]といえば何を思い出しますか ◇◆◇

 「水」といえば・・・色々な思い出がありますが、一番の思い出は、「水道水」の衝撃でしょうか・・・


私は、生まれも育ちも東京。小さい頃から水道水の水で育ってきました。「水」は、今と
違って、蛇口をひねって出てくるもの。お料理もお洗濯もみんな蛇口の「水」でした。
小さい頃からですので、何の疑問も持ったことがありませんでした。


あれは、社会人1年目のとき、研修で全国から集まった同期は、ほとんど地方出身者。
寮も完備されていたので、研修中は寮生活。短期間でしたから、何人かで部屋を共有し
ての生活でした。そんな同期の寮に遊びに行ったときのこと。


みんなの口から「東京の水って本当にまずいわよね~ ごはんが美味しくないもの」
「そうそう、ごはんを炊くときはミネラルウォーター使わないと炊けないもの」

「えっ(汗) そんなに違うの???」と私。


「全く違うよね~」と同期たち。


水を買うなんて、全く考えたことのない私にとっては、とても衝撃的でした。「水道の水
って不味いの・・・」「私の舌ってバカなのかな~」あの当時、結構落ち込んだのです。


今では、浄水器を使ってごはんを炊いていますが、その当時は、せいぜいカルキを抜く
ために水を30分以上おいてから使うくらい。(正しいかどうかはわかりませんが・・・)
「水」に対する認識も低かったのですね。


そんな私も最近は、冷蔵庫にペットボトルを常備し、蛇口には浄水器を付けています。
蛇口の「水」を飲むことも少なくなり、ミネラルウォーターが当たり前の毎日です。「美
味しい水=ミネラルウォーター=有料」が定着している・・・典型的日本人ですね。一
大ビジネスと発展したミネラルウォーター業界の波にのまれているようです。


波にのまれている・・・なんて、ちょっと過激かもしれませんが、ミネラルウォーター
業界だけでなく、色々な波が起きている現在。水面下で動いている各国のビジネスは、
日本にふりかかっている問題となっているようです。そのお話は、また次回に!



***編集後記***

 皆様、大変お待たせいたしました。再スタートの宣言をして、はや、2ヶ月ちょっと・・・
申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当にゆる~りのメルマガ発行となりますが、今後
ともよろしくお願い申し上げます。

今週末からは、シルバーウィーク。楽しい時をお過ごし下さいね。



================================================================

 最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
 皆様からのご意見・ご感想・ご質問、どんなことでもメール頂ければ・・・
 嬉しいです。
 「あなたが感じる和の心」も募集いたしております。
 また、こんな事知りたいなあ~、これって本当・・・など、
 質問もどんどんお寄せ下さい。

◆「和の心」  (毎週水曜日発行)
  発行責任者:丸や呉服店   住所:東京都大田区西蒲田7-48-7 
メールアドレス:info@kimono-maruya.com

★着物のことなら着物専門店「丸や呉服店」
http://www.kimono-maruya.com
★30代から始める「大人の着物」の選び方
http://www.kimono21.com
★大人の浴衣の着こなし
http://www.yukata21.com


================================================================

このメールマガジンの配信は、以下のシステムを利用しています。

「まぐまぐ」(ID0000103224)     (http://www.mag2.com/)
「melma!」 (ID m00081378)     (http://www.melma.com/)

■ご登録・解除の手続きは、ご利用のシステムにてお願いいたします。

     Copyright(c) 2003-2009  Kanako Tani. All rights reserved.

================================================================
このメールマガジンは、「忙しい毎日でも少し和んだ気持ち」になって
頂けたらいいなと思って配信しています。
================================================================





最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
上へ戻る