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「オトナ」ならではの、グレーゾーンな恋愛。「オトナ」だからこその、なかなか言えない女心。作家・島田佳奈のルーツでもあるこのメルマガは、独りの夜にお読みください。

  • 発行周期 ほぼ季刊(不定期発行・臨時増刊もあり)
  • 最新号 2009/05/21
  • 発行部数 2,781部
  • メルマガID 0000102869
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2009/05/21

メルマガ「愛がなきゃ生きていけない」vol.132『妻という肩書』

゜+..+゜+..+゜+..+゜+.I can't make a living without love ゜+..+

メールマガジン【愛がなきゃ生きていけない】(0000102869)

vol.132『妻という肩書』 発行日:2009.5.21

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【CONTENTS】

□ごあいさつ

■感じる恋愛コラム『妻という肩書』

■最近の島田佳奈


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このメルマガは、出版社などのフィルターなしに配信している、
作家・島田佳奈の一番コアな恋心を綴ったエッセイです。

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30代前半のセンシティブな時代に創刊してから早6年。
あたしは、自他共にオトナだと認めざるを得ないお年頃になりました。

でもまだ、心は揺れています。

そんな女心、あなたに知って欲しい。
悲痛な叫びを、受け止めて欲しい。

だってそれは、決してあたし固有のものではなく、
オトナの女である誰もがきっと、抱えていることだから……。


゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+. 感じる恋愛コラム +..+゜+..+


『妻という肩書』


ガールフレンド。彼女。妻。愛人。

恋愛における、女の立ち位置はいろいろある。

いくら自分が特定のポジションを望んでいても、
いつしか関係が変化して、異なる立場に追いやられることもある。

「いつだって“女”でありたい」

これは、あたしの恋愛における唯一の望みだ。

男の側にしたら、あたしの性別が女である限り、
それは不変のもののように思われているのかもしれない。

だけど、あたしを女にするのは、本来男によるものだということを、
当の男どもは知らない。

同様、女でない立場へ追いやってしまうのも、
男の身勝手のなれの果てなのだ。


男はずるい。

下心があるうちは、いくらでも女をちやほやするくせに、
身内になった女に対しては、母親の代役を勝手に押し付け、
「殿様」になってしまう。

もちろん、そうじゃない男だってたくさんいる。
むしろ、最近は男女逆転のようなカップルも多く、
甲斐甲斐しく尽くすタイプの男も増えてきた。

どっちがいいかといえば、一概には言えない。
なぜなら、尽くすのと尽くされるのは、
イニシアティブを握ることと深く関係があるからだ。


あたしの場合はといえば、意外かもしれないが、
尽くすのも尽くされるのも、特にこだわりはない。
相手に応じ臨機応変にできるのは、女ならではの柔軟性だ。

ただ、ふたりがフェアな関係でなければ、
どっちの立場でも納得いかない。

一方が稼いでもう一方に貢ぐ(養う)図式は、
いまや金持ちの男とその愛人、
あるいは大黒柱的な夫と専業主婦である妻の間にしか
成立しないものかもしれない。

多数のカップルは、ふたりで稼ぎお互い助け合う、
「持ちつ持たれつ」の関係だろう。
あたしもそのひとりだ。

だけど、その「持ちつ持たれつ」がフェアでなければ、
不満を感じるのは当然だろう。


恋愛において「自分ばっかり」と思うのは、
すでに愛情が目減りしている段階だ。

ここでキレイごとをいえば、
何の見返りも求めず尽くしてあげることこそ、
真の愛情ということになる。

だけどあたしは菩薩じゃないから、どれほど相手を愛していても、
尽くすときはいつだって、見返りを求めている。

家事ひとつとっても、ふたりの人間がいるならば、分担しなければフェアじゃない。

それでも相手のぶんまでやってあげるのは、愛情に他ならない。

 あたし、がんばってるの。
 ふたりが気持ちよく暮らせるように、
 お洗濯したり、お掃除したり。
 お料理だって、苦手だけど努力してる。
 体にいいものを食べて、一緒に長生きしたいから。

そんな妻の主張をきちんと受け止めている夫は、
何割くらいいるのだろう。

家のことを手伝う夫はたくさんいても、
自ら手を差し伸べられる「気配り上手」な夫は少ない。

何かを頼み「なんで俺が」という顔をされたら、
手伝ってくれてもくれなくても、うんざりしてしまう。
なぜならそれは「自分がやらない」前提である意識の表れだから。

「やってもらって当たり前」だと開き直るのは、前述の
“女に貢いでいる”男にしか、許されないことだとあたしは思う。

いいえ、たとえ女を養い所有物のように思っていても、
他人が自分の生活の面倒を見てくれることに対し、
感謝することこそ当然のことだろう。
それはもちろん、貢がれている女も同様だ。

感謝の気持ちが芽生えないほど傲慢でいたら、いつか愛されなくなる。
外では気配りできるくせに、家ではやらないなんてもってのほか。

いくら夫婦になっても、ふたりは他人だということを、忘れてはいけない。
元来「無償の愛」を捧げられるのは、親子の間だけなのだ。


最近、ふと考えたことがある。

家事などの地味な愛情表現を当然のものと受け取り、
妻に感謝もせず外で恋愛する男の、どこに魅力があるのだろう。

幸い、という言い方はおかしいが、あたしが以前不倫した相手は皆、
浮気するだけの甲斐性のある男(妻へのフォローを忘れない)ばかりだった。

だが今になって思う。

フォローの有無は問題じゃない。

妻を「妻」だけの立場においやってしまうこと、
夫が男じゃなく「夫」だけの存在に変化してしまうことが、
外に恋愛を求めてしまう温床なのかな、と。

外に女を作るということは、
内(家)に女を求めていないということだ。

夫婦も年数を経れば、いつしか「家族」という種類の愛情に変化する。

男とか女とか、そういった即物的な愛情よりも、
家族愛はもっと崇高なものなのかもしれないと思う。

だけどあたしはまだ、それだけじゃ物足りない。

「男」と「女」でありたいからこそ入籍を避けてきた。
ふたりの関係が家族愛に変化するのは素晴らしいことではあるが、
艶めく恋心を失う覚悟はできていない。

だからまだ、迷ってしまう。
彼が悩んでいないかもしれない事柄に対し、
ひとりで勝手に苦しんでしまう。


世間の妻たちは、どんな思いで夫婦を続けているのだろう。

こらえ性なく離婚した経験のある自分は、
そのボーダーラインを見極める能力に欠けているから、
再度の失敗を恐れ、夫婦になる覚悟ができずにいる。

少しだけ妻の立場というものがわかってきたからこそ、
新たな葛藤が生まれている。

いつかもっと年老いて、俗な欲望が薄まったあかつきには、
あたしも家族愛だけで満足できるようになるのかもしれない。

その段階で共に寄り添う存在であるためには、
そこに到達するまでの歴史あってこそ。

老後の介護は、金さえ積めば他人を頼ることができても、
かけがえのない絆で結ばれた「茶飲み友達」のような家族になるには、
一朝一夕のインスタントな愛情では不可能だ。

ならば、定期預金のように恩義は積み立てておけばいいのか。
早計な判断を下さず、長い目で見るべきなのか。

果たして「妻」という肩書は、あたしの人生に必要なのか──。


後先考えず行動するには、もうオトナになり過ぎた。
悪あがきしていた若い頃の自分が、今はちょっぴり羨ましい。


゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+. 最近の島田佳奈 +゜+..+゜+..+


またまた、ご無沙汰ですm(_ _)m

何気に配信は3ヵ月ぶり。
通常号に至っては、実に今年一発目だったりして(汗)

そんな「愛生き」ですが、読んでくれてありがとうございます!

さてさて。
前号(臨時増刊号)より、微妙にデザインを変えました。
本当は内容から刷新しようかとも思ったのですが、
それにはまだ仕事がテンパリすぎているので、
もうちょっと余裕ができてから検討します(笑)


ブログをチェキってくれている読者さんはご存じだと思いますが、
ここ最近の島田佳奈的ニュースを、いくつかピックアップしましょう。

☆ウォン安に便乗して、ソウルに行ってきました。
http://blog.livedoor.jp/shimadakana/archives/580027.html

☆とうとうカミングアウト!
 島田佳奈は、アラフォーど真ん中なお年頃になりました。
http://blog.livedoor.jp/shimadakana/archives/549397.html

☆人生折り返し地点になったら「長生き」願望が芽生えました(笑)
 20年の愛煙家人生と縁を切り、健康的な生活をスタート。
http://blog.livedoor.jp/shimadakana/archives/564118.html
http://blog.livedoor.jp/shimadakana/archives/606881.html

☆新刊、続々出ています(これを一番アピールしなくては!)
http://shimadakana.net/text/column/2_2_6/sexless_1.html
http://blog.livedoor.jp/shimadakana/archives/437040.html

☆今発売中の雑誌「STUDIO VOICE」にもコラムが出ています。
http://shimadakana.net/text/column/studiovoice_2.html


その他、ぐだぐだとブログに日常を書き殴っていますので、
おヒマなときに、興味のあるところから覗いてみてください♪
http://blog.livedoor.jp/shimadakana/


+ + + + +

ここ最近のテンパリストの実態は……

・某サイト向けケータイ小説(ミステリー的)
・某サイト向けケータイ小説(ジュブナイル的)
・某書き下ろし電子書籍(恋愛指南)

といったところです。

今は絶賛執筆中なので詳細はナイショですが、
いずれ続々と発表しますので、お楽しみにー!


そうそう、昨年12月から長期にわたり連載中のケータイ小説、
『子宮の記憶』皆さん読んでくれてますかー?

いよいよ物語は佳境に入ってまいりました。

主人公・操は今まで避けてきた問題に対峙します。
操の心境の変化、故郷に残された謎、今後の展開をお楽しみに!

まだ読まれていない方は、ぜひ読んでみてくださいね。
第一章は無料で公開中です☆
http://shimadakana.net/text/novel/sony_digital_1.html


もう1本、昨年夏からロングランに連載中のケータイ小説、
『ラブ・クエスト』も、あとちょっとでクライマックスです。

なかなかじれったい展開でしたが、
主人公・龍司のキャラにハマると評判です(笑)

こちらは全話無料で公開中!
http://shimadakana.net/text/novel/yoru_date_navi5.html


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次号は6月配信(目標)です。
不定期配信なので、気長にお待ちいただければ幸いです^^;

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【島田佳奈の著書や執筆物など】

<書籍(◆=紙書籍、◇=電子書籍)時系列降順>

◇『脱・セックスレス!〜ずっと愛される秘密のテク〜』(1)
http://shimadakana.net/text/column/2_2_6/sexless_1.html

◆◇『「アブナイ恋」を「運命の恋」に変える!』
http://shimadakana.net/text/column/abukoi/

◆『運がよくなるお引越し』
http://shimadakana.net/text/column/lucky_move/

◇『同棲のオキテ』『Hのオキテ』
 『不倫のオキテ』『略奪のオキテ』 全4巻
http://shimadakana.net/text/column/okite/

◇『ルームシェア』全2巻
http://shimadakana.net/text/novel/room_share/

◆『女豹本!〜狙ったオトコを必ず射止める60のテク〜』
http://shimadakana.net/text/column/mehyou/

◆『コントラスト〜あなたしか愛せない〜』
http://shimadakana.net/text/novel/contrast/

◇『SAMURAIガール』全4巻
http://shimadakana.net/text/novel/samurai/

◆『人のオトコを奪(と)る方法〜自己責任恋愛論〜』
http://shimadakana.net/text/column/hito_no_otoko/

◇『ラブ★キャッチャー』全2巻
http://shimadakana.net/text/novel/love_c/


<連載中>

●『子宮の記憶』
(ケータイ小説)毎週月・木曜配信。
 【全力書店】月額315円読み放題★(第一章は無料公開中)
http://shimadakana.net/text/novel/sony_digital_1.html

●『ラブ・クエスト』
(ケータイ小説)毎週土曜配信。
 【夜デートスペシャルなび】×【@カップルズ】無料★
http://shimadakana.net/text/novel/yoru_date_navi5.html

●『爪先から舐めて。』 ※ペンネーム:栗かのこ
(官能小説)毎月21日発売。
 雑誌【DVDヨロシク!】定価980円★
http://shimadakana.net/text/novel/kurikanoko2.html


<公式サイト・Blog(現在更新中のもの)>

○公式サイト【Sweet Bitter Choco】
http://shimadakana.net/

○公式ブログ『夜明けのショコラ。』
http://blog.livedoor.jp/shimadakana/ (ライブドア)

○女豹コラム『女豹塾〜ラブパワー〜』
http://shimada-kana.arekao.jp/ (アレカオ)

○官能小説『オンナの数だけ……』※ペンネーム:栗かのこ
http://ameblo.jp/kurikanoko/ (アメブロ)


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◆執筆/発行責任者 島田佳奈(作家/女豹ライター)
http://shimadakana.net/

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 ファンレターやケイタイ小説の感想も大歓迎です!!
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◆配信システム:まぐまぐ(ID:0000102869)
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◆発行周期:ほぼ季刊(不定期/気長にお待ちください 笑)


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