2009/11/20
【10秒で読む日経】2009/11/20
2009/11/20 No.1864 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 10秒で読む日経!視点が変わると仕事と投資のネタになる ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ _______ 今日のNews  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ●厚生労働省は19日、製薬会社が日本市場に新薬を投入しやすくするため、 新薬については特例措置として、特許期間中は発売時の価格を維持する 新たな仕組みを導入する検討に入った。医薬品の公定価格(薬価)は 2年ごとに下げているが、これを理由に新薬の投入を見送る製薬会社が 相次ぎ、普及が遅れる一因となっていた。製薬会社が開発コストを早期 に回収できるようにして新薬の投入を促す。 日本経済新聞 11月20日 __________ 佐々木の視点・考え方  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ★「新薬の値段を、これまでは薬価改定で下げていたが、今後は下げない」 という方針に変えるというニュース。 目的は、新薬を早く多く患者に渡るようにするためだという。 現在は新薬の承認に時間がかかる。海外で画期的な薬効を持つ薬を発明 しても日本で発売するには時間がかかるし、認可されても2年おきの 薬価引き下げによって、海外よりも安い価格でしか売れない。 よって、儲からない日本市場に新薬を売るのは後回しで、海外市場に 売ろうとするのが外資製薬のみならず日本の製薬会社の実情。 こうした日本で新薬を売って儲けるには、メタボリック用薬品等の市場 がでかい薬品に限るので、患者の切実なニーズが高くても売上げが大き くならない薬剤は開発費を回収できないので上梓されない。 この現状を変えるための政策だ。 政策変更の障害は数多ある。 まず、薬価が上がるから政府負担も患者負担も健保負担も増す。 当面、税金負担は1千億円増える見込みだ。 ただでさえ高齢化によって毎年の国民医療費は増える一方で、健康保険 制度そのものが危ういのに、今後負担が増える一方の政策を採用すれば 医師診療費等にしわ寄せも必至だ。 制度変更後も、薬品会社がより儲かる市場の大きな薬剤のみ新薬を出し 思惑通りにニーズはあっても市場の小さな薬剤が増えない可能性もある。 特許がきれたあとに、新薬と同じ成分、分量、等で作られるジェネリック (後発医薬品)が安く作られて安く多く売れると、全体の医療費が下がる。 新制度だと、特許切れ後の新薬の価格が大幅に下がるので、ジェネリック 薬会社は商売が厳しくなる。ひいてはジェネリック薬が増えないことで 医療費負担が増す可能性もある。 もし、この制度に変えて、新薬承認スピードをもっと上げられれば、 その分、パテントに守られて高薬価で売れる期間が増す。 コストをかけずに同じ効果が上がる。 こうした現状を論理的に分析すれば、この政策変更は無理筋のように 見える。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今週はピータードラッカーの言う予期せぬ好調株の話です ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★★ 有望投資情報 会員制メール倶楽部「徒然」 ★★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 世界中に投資をする外資系金融機関の中で、著者は外国株、 新興成長国株投資を長年にわたって経験を積んできました。 その積み重ねの結果、運用成績世界ランキングの上位に評価され、 世界中の魅力的な世界の株やファンドに投資するための実践的な アドバイスを提供しています。 会員制メール倶楽部で、紹介する株やファンドは、売らない投資が できる魅力的なものを世界中から厳選し、徒然会員が安心して 投資が出来るようにビジュアルに、そしてじっくりとその魅力や リスクを解説してます。 配信サンプルはこちらのURLよりご覧下さい。 http://www.cantan.co.jp/report/vol045_sm.htm ★★定期購読のお申込みはこちらのURLからお願い致します。★★ http://www.cantan.co.jp/report/kaiinnmaillclub_apply.htm --------------------------------------------------------------- 投資等のご判断は、自己責任にてするものです。発行者は、当マガジン のご利用により生じた損害は、その責を負いません。 メールには署名をお願いいたします。お名前、フッタの無いメールや お問い合わせには返答しませんのでご了解下さい。 ---------------------------------------------------------------- 発行/編集 :かんたん株式会社 かんたん株式会社はあなたの資産作りを簡単にする会社です。 http://www.cantan.co.jp E-mail: info@cantan.co.jp-XX (メールをお送りの際は-XXを除いて下さい) 定休日:土・日・祝日、 発行人/編集人:佐々木 洋 (c)2002-2009 Cantan Co.,ltd. All rights reserved. 転載・転写・コピー・転送等は禁じます -----------------------------------------------------------------



