2009/06/30
【10秒で読む日経】2009/6/30
2009/6/30 No.1795 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 10秒で読む日経!視点が変わると仕事と投資のネタになる ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ _______ 今日のNews  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ●国際決済銀行(BIS)は29日、年次報告を発表し、景気刺激策が 一時的に成長を押し上げるが、その後は長期低迷に入る可能性があると の見方を示した。その理由として、問題解決に向けた銀行への圧力のか け方が十分でないと指摘した。 BISは、問題資産を主要銀行のバランスシートから外すための政府の 措置が、十分に迅速だったとは言えないと主張。債務保証や資本を重視 したため、納税者を大きな損失にさらすことになった、としている。 BISは、過去の経験からいって、景気回復のカギは、銀行に損失を計 上させ、不良債権を処分させたうえで、資本を増強することだと指摘。 「こうした条件は達成されていない。現在の景気刺激策は、成長を一時 的に押し上げるのにとどまり、その後は長期低迷に入る大きなリスクが ある」としている。 ロイター 6月30日 __________ 佐々木の視点・考え方  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ★世界の金融市場は、3月中旬のアメリカの「金融機関のストレステスト」 等の金融危機対策をもって上昇に転じ、株価は先進国で3割、新興経済 成長国で4割上昇した。 その後発表される経済指標も、昨日の日本の鉱工業生産指数のように 第2四半期に入って以降のものは明るい指標が多き出くようになって いる。 世界は今般の金融危機を乗り越えたかのように見える。 しかし、昨日発表されたBISのアニュアルレポートはこうした楽観論 とは正反対に位置するものだった。 http://www.bis.org/publ/arpdf/ar2009e.htm 現在の世界の主要金融機関は不良債権をバランスシートから手放すこと なく、手元に抱えたままの状態にあるので、企業や家計に2重の意味で 悪影響を今後も及ぼす。 1つは、貸出借入関係が旧来のままなので、多額の債務で苦境にある、 企業や家計は、景気回復で収入が戻っても戻らなくても、新規の設備 投資や消費を増やすことをせずに、債務の早急な返済を優先する。 つまり、貯蓄率を大幅に引き上げ、消費を減らす。 銀行は政府などによる資本注入はあっても、その資金は損失処理に回り、 新規の貸出しには回らないので、景気の持続成長を阻害する。 銀行の利益が回復したとしても、得た利益の大半は政府出資の資本を 返済して自由を得ることに使われるから、新規融資等に向かうインセン ティブは薄い。 ★先進国政府による巨額の金融・経済対策は、政府債務の増大化によって クラウディングアウト(政府の融市場よりの資金調達や増税が民間投資 を減少させる現象)をもたらす事は読者もご存知だろう。 先進国経済にはこれに加えてBISのレポートのような大きな課題が 横たわっているわけだ。 おことわり 7月1〜3日の間、まぐまぐの全配信機能がストップしますので、 この間のメルマガ配信は出来ません。 あらかじめご了承ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★★ 有望投資情報 会員制メール倶楽部「徒然」 ★★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 世界中に投資をする外資系金融機関の中で、著者は外国株、 新興成長国株投資を長年にわたって経験を積んできました。 その積み重ねの結果、運用成績世界ランキングの上位に評価され、 世界中の魅力的な世界の株やファンドに投資するための実践的な アドバイスを提供しています。 会員制メール倶楽部で、紹介する株やファンドは、売らない投資が できる魅力的なものを世界中から厳選し、徒然会員が安心して 投資が出来るようにビジュアルに、そしてじっくりとその魅力や リスクを解説してます。 配信サンプルはこちらのURLよりご覧下さい。 http://www.cantan.co.jp/report/vol045_sm.htm ★★定期購読のお申込みはこちらのURLからお願い致します。★★ http://www.cantan.co.jp/report/kaiinnmaillclub_apply.htm --------------------------------------------------------------- 投資等のご判断は、自己責任にてするものです。発行者は、当マガジン のご利用により生じた損害は、その責を負いません。 メールには署名をお願いいたします。お名前、フッタの無いメールや お問い合わせには返答しませんのでご了解下さい。 ---------------------------------------------------------------- 発行/編集 :かんたん株式会社 かんたん株式会社はあなたの資産作りを簡単にする会社です。 http://www.cantan.co.jp E-mail: info@cantan.co.jp-XX (メールをお送りの際は-XXを除いて下さい) 定休日:土・日・祝日、 発行人/編集人:佐々木 洋 (c)2002-2009 Cantan Co.,ltd. All rights reserved. 転載・転写・コピー・転送等は禁じます -----------------------------------------------------------------


