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2008/10/03

【10秒で読む日経】2008/10/3

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                     2008/10/3 No.1624
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 10秒で読む日経!視点が変わると仕事と投資のネタになる
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   今日のNews
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●自民党国会対策委員会が全省庁に対し、民主党など野党から資料要求が
 あった場合は事前に自民党側に提示するよう求めていたことが2日、
 明らかになった。内閣総務官室が自民党国対の要請を取り次ぎ、すでに
 実施していた省もある。
                   朝日新聞 10月3日
   __________
   佐々木の視点・考え方
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★情報のコントロールこそが「支配」のための重要かつ必須の手段という
 ことを考えれば、今回の問題は民主党の言うように「民主主義の根幹を
 壊す行為」とするのもうなづける。

 ただ、私には今回の一連の動きは、「官僚の自民党離れ」を示している
 1つの事例と受け止められる。

 各省庁が野党に情報を出さないのは以前から分かっていることだ。
 今回のニュースの意味は、この情報統制が具体的にどのような形で運営
 されているのかが分かったということ。

 思い出してほしい。この事件のきっかけを。

 民主党が9月30日の農林水産部門会議で、平野達男参院議員が農水省
 の内部文書を示して追及したことが発端だ。

 農水省職員から民主党に内部文書が渡ったからこそ、これが起きたのだ。
 農水省ほど自民党べったりの役所は無いにもかかわらずだ。

 もし、農水省がかつてのように自民党べったりなら、リークした犯人を
 探し出して左遷するはずだが、その気配も見えない。

 なぜ「官僚の自民党離れ」が起きているかといえば、官僚は自分達の
 仕事をするためには「法律を国会で通す」ことが絶対条件だからだ。
 自分達の作った法律が成立しなければ、その官僚は評価されないのが鉄則だ。

 かつては自民党が衆参両院の多数派だったから、自民党にだけ根回しや
 調整をすれば仕事は済んだ。

 しかし、現在の参議院は民主党が過半数を占め、法案の成否を握るよう
 になり、これは次回の任期満了選挙まで変わる事は無い。

 つまり、官僚が法案を通すためには、参議院民主党との折衝いかんに
 かかっているのだ。現に前回の国会では首相問責決議をする前に、
 参院民主党と官僚が調整した法案が多数成立している。

 逆に審議拒否していたのは自民党のほうだった。

 この現実を認識できない自民党を変えるために、官僚が仕掛けて今回の
 事件が発露したものと見えるのだ。



 


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