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2008/07/03

【10秒で読む日経】2008/7/3

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                     2008/7/3 No.1566
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 10秒で読む日経!視点が変わると仕事と投資のネタになる
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   今日のNews
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●農林水産省は2008年産の主食用米の生産調整の実施状況について、計画
 の約7割になるとの集計をまとめた。作付け面積を前年より約10万ヘクタール
 減らす計画だったが、過剰作付けが約2万9000ヘクタール発生した。
                  日本経済新聞 7月3日 
   __________
   佐々木の視点・考え方
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★世界中で食糧危機が起きている今、日本では今年、減反政策を一層進め
 ている。2007年は164万ヘクタールの作付面積だったものを、
 2008年は10万ヘクタール減らして154万ヘクタールにするのが
 農林水産省の政策。

 これで日本の水田の4割を超える100万ヘクタール以上が減反される。
 減反された水田が他の農作物に転作されるなら納得もされよう。
 だが実際は5割以上の水田が、何も作られずに空き地化している。
 
 世界の食物で輸出に廻される割合は15%しかないため、少しの需給
 悪化によって価格が大幅に上昇する。

 日本の食糧自給率は、甘く採ると39%。
 つまり61%の食物を外国から輸入する日本が、国内で生産能力がある
 にも関わらず、減反政策によって輸入量を増やすことで、日本は世界の
 食糧危機に苦しむ国を、より一層困らせ、飢餓を増やしている。

 日本政府はアメリカなどがトウモロコシなどの穀物をバイオ燃料にする
 ことに文句をつけているが、客観的に見れば「お前が言うな」となる。

 500万トンの米を減反して700万トンの麦を輸入している矛盾を
 世界は、空気が読めない金持ちの道楽としか見ない。

 日本がすべきは減反ではない。
 農家に米でも麦でも野菜でも好きなものを作らせることだ。

 減反をやめたら供給過多の米価格は下落することだろう。

 しかし、減反協力補助金を支払わずに済むので、その金額をそっくり
 価格下落を補填する補助金として支払えばよい。

 現在の国際米価と日本の流通価格との差が接近しているので、価格下落
 は限られているから、真面目な農家にとっては朗報になる。
 いずれ、日本の農家にとって中国輸出が大きな寄与をすることだろう。





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