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2007/10/31

世界一周新婚旅行の記録~正広の姉の死について~

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                   ◆◇  世界一周新婚旅行の記録 ◇◆
       http://homepage3.nifty.com/tokyolife/world/
        http://blog.goo.ne.jp/masakumisekai/
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メルマガもブログも全然更新できず申し訳ありません。
どう再開してよいか、どう伝えてよいかうまくまとまらず、時間ばかりが過ぎ
てしまいました。
やっと書かせていただきます。

■本日のコンテンツ 
●	正広の姉の死について
●	今年も行ってきました、神津島!!!
●	ソーラー発電始めました!!!
●	カマウさんを応援します!!

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●正広の姉の死について
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正広の姉の直子が9月7日にこの世を去りました。
死因は卵巣癌でした。43歳でした。
約25年前の父の死に続いてのことです。

初めて癌を知ったのは今から2年前のことでした。
検査入院で腫瘍が発見され、数ヶ月ですぐに切除手術となりました。
最初の手術だというのに5時間以上もかかり、終わると僕たちは主治医に呼ば
れました。
「転移がひどくて、予定していた切除は殆どできませんでした。」と告げられた
のです。早期発見などでは全くなかったのです。目の前が真っ暗になりました。
帰ってからはくみこと一緒にインターネットで手当たり次第に情報を収集しま
した。でも、いくら調べても絶望感が募るばかりでした。

それは僕たちが帰国して半年が経ったころでした。東京の慌しい生活に逆カル
チャーショックを受けつつも、旅をしながら二人で話し合った「こんな生き方
をしたい」という生き方を東京で実現できないかと試行錯誤をしていたところ
だったのです。姉の病はそんな時期に突然訪れためちゃくちゃ厳しい試練のよ
うにも感じました。

信じられないことでした。奇跡が起きてほしいとも思いました。
友人が「祈りのプロジェクト」というのを始め、ネットを通じて何千人という
人に祈ってもらうことで、患者の末期がんが奇跡的に消えてしまったという話
も聞いたことがありました。僕も同じようなことをして、姉にもそのような奇
跡が起きてくれたらいいのにと何度も思いました。

でも、僕は実行に移すことができませんでした。

言い訳になるかもしれませんが、多分、まず状況を完全に受け入れて、その上
で姉の今後の生き方を応援していくことの方が大切だと思ったからかもしれま
せん。それだけ運命を受け入れることが難しいと感じたのだと思います。

そして僕自身が祈っていこうと思いました。
旅の間中も「祈る」ということについてずっと考えてきました。
特にアジア、アフリカ、中南米では、不平等で理不尽でどうすることもできな
い世の中を見せ付けられてきました。そんな中で僕たちにできるのは「祈るよ
うな生き方」をしていくことしかないのだと次第に思うようになっていったの
です。ネパールでお会いした日本人のお坊さんが素敵な言葉を教えてください
ました。
「歩くことに祈りを」
つまり日々の一歩一歩の歩みが祈りになるような生き方こそが、僕たちにでき
る最善の道ということなのです。
姉の病気を前にして、まさにそんな心境になったのかもしれません。

病気を知ってから数ヵ月後に予定通り僕は就職活動をしました。福祉系の仕事
をしたいと思っていた児童養護施設と知的障害者授産施設の2つの施設から内
定をいただき、どちらにするか悩みました。そして養護学校の教師である病床
の姉に相談しました。姉に相談したのは、多分初めてだったと思います。
「両方の施設に行ってそこの子たちと接してみて、一緒にいたいと思う方にし
たら?」
僕はその通りにし、悩みながらも最終的に今の児童養護施設を選んだのです。
そして「姉といつか一緒に仕事ができたらな」などと、ほのかな期待をしたも
のです。

当然姉も事実上の余命宣告のような病状の報告を医師から受けました。
そのショックは計り知れません。
でも、姉はいつもの毅然とした態度を変えず、母にも泣き言一つ言いませんで
した。そして、淡々と生活を変えることはありませんでした。

姉は療養をしながら職場復帰のチャンスを窺っていたのです。約20年養護学
校で働き、障害を持つ子供たちの教育に努めてきました。そしてここ6年くら
いは、教育現場で立ち行かない問題を解決するために、夜間は大学、大学院に
通って心理学を勉強していたのです。そのハードワークが結局姉の死を早めさ
せることになったのかもしれません。でも、姉は自分のすすむべき方向を見つ
け、それにまっすぐと向かっていたのでしょう。

一時は化学療法が功を奏し、小さくなった癌をすべて切除することができたと
聞かされていました。姉も教壇への復帰に向けて準備をしていました。
でも、そんな甘いものではありませんでした。今年の3月に癌の転移が発見さ
れたのです。

その時、姉は究極の選択を迫られました。また治療をすれば、入退院を繰り返
しながらあと数年は生きられるかもしれない。でも、二度と教壇に立つことは
できない。でも、治療をしないことを選択すれば、あと数ヶ月、力尽きるまで
教壇に立つこともできるのです。

姉は学校に復帰することを選びました。体力的に厳しいので学校にお願いして
1日4時間の勤務にさせてもらいました。5月から7月までの3ヶ月間、彼女
の最後の3ヶ月といってもいいかもしれません。その時期を姉の一番したかっ
た子供への教育に捧げることができたのです。後半は酸素ボンベのキャリーを
引きながら、時には入院先から通っていたこともありました。でも、学校に着
くと、そんなことは全くなかったかのように子供たちに接し、7月になっても
得意な卓球を子供たちに教えていたと聞きます。子供たちは卓球の「師匠」と
呼び、とても慕っていたようです。

終業式が終わり、夏休みが始まった時には、もう力尽きていたのかもしれませ
ん。
大好きだったご飯も食べられず、日に日に痩せ衰えていきました。そして8月
末にやっとホスピスに入りました。痛みを緩和するケアを第一に、尊厳をもっ
て最後の時を穏やかに迎えることができるという病院施設です。

そこでは母との穏やかな時間をゆっくり過ごしてもらいたいと思っていました。
大好きな音楽を聴き、母と屋上庭園で秋のさわやかな風を受けながらの静かな
日々もあって良いはずでした。でも、遅すぎました。ほとんどの時間を苦しむ
ことで終わり、わずか10日間で旅立っていきました。姉にとっても、母にと
っても無念なことだったでしょう。

遺書などは特に残っていませんでした。でも、死ぬときに知らせてほしい人の
リストを貰っていましたので、その方々に連絡をして来ていただくことで、姉
の生前の様子を聞かせていただくことができました。そして葬儀でも本当にた
くさんの方に来ていただきました。姉が生前にいかにたくさんの人に愛されて
いたのかを知ることができました。どんどん姉の知らない部分を僕たち家族は
知っていくことになりました。そして失ったものの大きさも知ることになりま
した。これからもその思いはどんどん募っていくことでしょう。

でも、一方で僕は「生まれ変わること」を信じています。
神様の存在とかはあまり信じることができないのですが、小さい時から人は生
まれ変わっていくものなのだなとなんとなく信じていたのです。大きな時の流
れの中で人の心とか魂のようなものが、肉体が死んで滅びる度に、新しい生命
にどんどん移っていく感じのものです。だから、きっと姉はまたどこかで新し
い生命を得て、同じような真っ直ぐな人生を送ってくれるのではないかと僕に
は楽観的に思えるのです。

そして、残された僕たちにできることは、姉の思いを感じながら日々の一歩一
歩を「祈り」の気持ちを込めて歩んでいくことだと思います。もちろん僕だけ
の道でなく、夫婦で本当に進むべき方向を確認しながら、時には軌道修正をし
つつ、少しずつゆっくりと進んで行きたいと思います。

今後も僕たちの生活を少しずつゆっくりと報告させていただきます。

これからも僕たちのことを見守っていてくださるとうれしいです。

硬い文章になってすみません。
もう暗く硬い話しはなしで、今後はまた、のんびりほのぼのとやっていきます。

正広筆

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●今年も行ってきました、神津島!!!
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昨年に続いて神津島に行ってきました。
夫婦の年間のメインイベントです。
今年もテントと自転車に釣竿も担いで、目指すは自給自足の生活。
今年は楽しい出会いもありました。
車も無料で貸してもらいました。
釣竿とモリで魚をたくさん獲りました。
明日葉も取り放題。
これぞ僕たちのパライソ(天国)。やめられませんね。

ブログに写真もあります。↓
http://blog.goo.ne.jp/masakumisekai/e/1143ac3a8787d06da1b66621f92712c4

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●ソーラー発電始めました!!!
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我が家でもソーラー発電を導入しました。
高かったけど、光熱費の削減には貢献してくれています。
でも、温暖化防止に一番良いのはやっぱり緑のカーテンですね。

ブログに写真もあります。↓
http://blog.goo.ne.jp/masakumisekai/e/dc852a2401bc8bf81b55d23ec506c885

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●カマウさんを応援します!!!
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ケニアのナイロビやウガンダで私財を投げ打って保育所を運営しているカマウ
さんが日本に出稼ぎで来ており、14日まで東京にいて、17日に関空からウ
ガンダに戻られるそうです。

カマウさんについて知りたい方はこちら。↓
http://blog.goo.ne.jp/masakumisekai/c/9e1f969a3351f2140aeea865d03d0436

今回、正広が「カマウさんを応援します」という募金口座を開設しました。
カマウさんを知っている方や、知っている人に聞いてカマウさんの活動を応援
したい方は次の口座までお振込みください。11月9日までに振り込んでくだ
されば、今回の出国の時にお渡しできます。
多忙なカマウさんですので、お金の使い道や活動報告などをお出しすることは
できません。それでもかまわないという方だけご寄付ください。

郵便貯金口座
名義 カマウさんを応援します
記号 10000 番号 31795031

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         ◆◇ 世界一周新婚旅行の記録 ◇◆
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■ 編集・発行  正広&くみこ 
■ 連絡先    travel_around_world2002@yahoo.co.jp 
■ ホームページ http://homepage3.nifty.com/tokyolife/world/ 
■ ウェブログ  http://blog.goo.ne.jp/masakumisekai
■ 発行システム まぐまぐ(http://www.mag2.com/) ID:102382 
         Melma!(http://www.melma.com/)ID:m00077217 
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