◎日蓮大聖人の御書を拝して◎ 報恩抄 その155
日蓮大聖人の御書を拝して 第1127号 平成20年5月2日発行
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【 今日の御聖訓 】 報恩抄 その155
建治二年(1276年)七月二十一日 聖寿五十五歳御著作
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此の功徳は定んで上は三宝より下梵天・帝釈・日月までもしろしめしぬらん。父母
も故道善房の聖霊も扶かり給ふらん。
但し疑ひ念ふことあり。目連尊者は扶けんとをもいしかども、母の青提女は餓鬼道
に墜ちぬ。大覚世尊の御子なれども、善星比丘は阿鼻地獄へ墜ちぬ。
これは力のまますくはんとをぼせども、自業自得果のへんはすくひがたし。
(新編御書1030ページ、御書全集323ページ)
◇◆◇◆◇◆
■現代語訳
この功徳は、必ずや、上は三宝(仏・法・僧)から、下は大梵天王・帝釈天王・大
日天王・大月天王までも、ご存知のことでしょう。
私(日蓮大聖人)の父母も、故道善房の聖霊も、助かることでしょう。
ただし、疑問に思うことがあります。
目連尊者は、母の青提女を助けようと思いました。けれども、青提女は、餓鬼道に
墜ちてしまいました。
大覚世尊の御子であっても、善星比丘は、阿鼻地獄へ墜ちてしまいました。
これらの事例は、「仮に、その人を、力の限り、救おうと思ったとしても、自業自
得の結果であるものは、救い難い。」ということを意味しています。
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