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2008/04/01

参議院議員 松下新平 のメールマガジン

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     ■■■参議院議員 松下新平 メールマガジン■■■

      − Matsushita Shinnpei Mail Magazine −
                       第 130 号     
                         原則 金曜日発行

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━━━【今週のひと言】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 こんにちは、松下新平です。
 今日は、4月1日、新年度のスタートです。皆様におかれましては、新たな
お気持で新年度をお迎えになられたこととお喜び申し上げます。

 さて、先週の金曜日28日がメルマガの発行日でしたが、当日は、来年度
の予算案の採決が夜にずれ込んだため、新年度を迎えた本日メルマガを発行
させていただきます。ご了承ください。 

 千鳥ヶ淵の桜が満開です。毎年この時期は、毎朝、運動を兼ねて宿舎から
徒歩10分のところにある千鳥ヶ淵を訪れ、「いい気」をいっぱい吸収してお
ります。
 都会の喧騒の中で、さくらの木の下の皆さんの表情は、いずれも朗らかで、
この表情を得るような社会を政治が創るのが理想なんですが、それとは裏腹
に、「物事が決まらない、決められない国会」は、国民からの期待に到底応
えられていません。
 地方六団体から、3月31日付けで、「参議院の責務の全うを求める緊急声
明」が出されています。実に不名誉なことです。

 確かにガソリンが下がり喜んでいる声も聞きますが、これは、正に政治不
信が招いた現象そのもので、本来、今の日本が考えるべき、将来に備えるべ
きは、少子高齢社会に税も含めた基盤を責任をもってどう確立するかです。

 反省しきりです。

 それでは、今週のコラムを併せてご覧ください。      



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□■□【今週のコラム】■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
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◎ 3月 22日(土) 冷静に考えましょうー「所得税法等の一部を改正
            する法律案」が年度内に成立しない場合の影響
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 国会は、ねじれ国会の負の要因である政治の停滞混乱で、歳入関連法案(
日切れ法案)の年度内成立が危ぶまれています。民主党が対決姿勢を強める
揮発油(ガソリン)税の暫定税率だけでなく、他の租税特別措置(租特)も
審議停滞で期限切れとなる可能性が出てきています。金融資本市場への悪影
響が指摘されるオフショア取引の預金利子非課税措置の期限切れも現実味を
帯び、国民生活の混乱と“政治不況”への懸念は高まるばかりです。

 以下、具体的にその影響について説明します。
 税制改正法案が年度内に成立しなければ、適用期限が切れてしまう特別措
置をはじめ、改正部分について課税関係の見通しが立たなくなります。
 単に歳入面のみならず、経済取引への影響を通じて国民生活に混乱を与え
る恐れがあります。

 まず、道路特定財源関係では、道路特定財源諸税の暫定税率が失効します
と、国、地方とも、大幅な歳入減となり、国の直轄事業、補助事業、地方単
独事業、道路整備に重大な影響を及ぼします。(国1.7兆円、地方0.9兆円の
減額)
 また、ガソリン供給など流通面に混乱をもたらす可能性が懸念されます。
失効前の「買い控え」、失効後の「買い需要」の殺到、失効直後の供給支障
の可能性、失効後の流通在庫の価格転嫁の困難性などです。
 さらに、地球温暖化対策が喫緊の課題となっている中、ガソリン課税を下
げることはCO2対策に逆行することにもなります。 

 マーケットへの影響については、「東京オフショア市場」の「外―外取引
」(国外から調達した資金を国外で運用する取引)に係る預金等の利子非課
税措置が失効しますと、金融・資本市場の競争力強化を目指す我が国の国際
的信認が失墜する恐れがあります。また、課税を避けるために、海外からの
東京オフショア市場への資金流入が大幅減少し、金融機関の資金調達や金融
市場に影響(東京オフショア市場の負債残高24兆円)します。

 「レポ取引」(外国金融機関等との債券現先取引)に係る利子非課税措置
が失効しますと、オフショア市場の場合と同様、課税を避けるために、海外
からのレポ取引を通じた資金供給が大幅減少します。金融機関の資金調達や
金融市場に影響します。(レポ取引の規模12兆円)

 国民生活・輸入通関等への影響は、大きく4点上げられます。
 第1に、土地の売買等に係る登録免許税の軽減措置が失効しますと、土地
の売買による所有権移転登録に対し、本則税率が適用され、重い税負担(1
%→2%)が発生しますし、他にも、登録免許税の各種減免措置が失効する
ため、様々な取引等の当事者にとって想定外の負担増が発生します。

 第2に、「携帯品輸入」(旅行者等が入国の際に行う紙巻たばこやウイス
キー等の輸入)に係る税率の特例が失効しますと、たばこ税(又は酒税)と
消費税とを統合した特例税率が失効しますし、これらにより、旅行者等が行
う通関時の納税手続きが煩雑化し、スムーズな通関に支障が発生します。

 第3に、揮発油税等の「特定用途免税」(ゴムの溶剤用、接着剤の製造用
など道路整備と関係ない用途に供される一定の揮発税に係る揮発油税及び地
方道路税の免除措置)失効しますと、適用対象の中小企業の経営を圧迫しま
す。1リッターあたり28.7円が課税)

 第4に、特定の輸入石油製品等に係る石油石炭税の免税措置が失効します
と、輸入石油製品等(石化用ナフサ、農林漁業用A重油等)安定的調達、中
小零細農林漁業者の経営の安定に支障(石油石炭税1リッターあたり2.04円
が課税)します。具体的には、広範な石油化学製品(化粧品、洗剤、衣服等
を含む)の価格が上昇するほか、農林漁業用A重油(漁船燃料、ビニールハ
ウスの加温用燃料)の価格上昇が中小零細農林漁業者の経営を圧迫します。
(570億円の負担)

 企業活動等への影響については、企業関係租税特別措置をはじめ、各種特
別措置の適用関係が不透明な状態に置かれるため、様々な事業・取引活動や
経理処理に支障が生じます。

 民主党は、対案として、3法案を参院に提出しています。政府案を3分割し
たもので、7項目の租税特別措置だけ切り離し、年度内に成立させようとして
いますが、このことが、道路の暫定税率を否決したものとみなすかどうか、
議論の分かれるところで、予断を許さない状況です。

 いずれにしても、国民生活向上のために政治があるわけで、いみじくも足
を引っ張るようなことがあってはいけません。
 年度末まで、残り10日となりました。両院議長斡旋の趣旨を思い起こし、
責任ある政治判断をして参ります。


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◎ 3月 23日(日)「国会は、少数会派のためのもの!」  
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 飛び石連休もあり、19日午後から丸4日間地元の行事(桜祭り、トンネル開
通式、公民館総会等)に参加しました。そこで、必ず話題となり指摘された
のは、「何も決められない国会」に対するお叱りでした。

 政治は結果責任ですから、このコラムでも申し上げて参りましたように、
他党のせいにしないで、それぞれが結果に責任を持ち、猛省し打開のために
智恵を出さねばなりません。
 
 ねじれ国会で、緊張感が出てきた反面、物事が中々決まらない、決められ
ない国会の停滞に対して、関係者は苦慮しておりますが、こう言うときは、
原点に戻ることが解決の糸口です。

 渡辺恒三(民主党最高顧問)先生がこのことについても分かりやすく説か
れていますので、紹介します。

 「国会は、少数会派のためのもの、なるべく少数会派の意見を聞きなさい。
」と竹下総理当時、国対委員長だった渡辺先生に支持が下ったそうです。

 この意味は、今の停滞する国会に大きなヒントが隠されていると想います。
「選挙で、過半数を獲得した政党が何でも出来るとしたら、4年間、国会を開
く意味がない。勝った方は、4年間自由に何でも出来る反面、負けたほうは、
手も足もです、ひたすら我慢して、4年後の選挙に勝つしかないことになりま
す。」
 しかし、国会は、先人の智恵で、少数意見の留保(国会法54条)にも現れ
ているとおり、色んな意見を取り入れていくプロセスなんですね。

 これまでも国会の審議の過程で、実を結んだ事例は、枚挙にいとまがあり
ません。

 今年度も、残すところ1週間となってしまいました。かなりタイトな日程に
なりますが、「それぞれが胸襟を開いて、国家国民のために話し合い、少し
でも良い方向に導いて欲しい」との小泉前総理からのメッセージも打開策と
して重く受け止め、明日朝上京し、良識の府としての役割を果たして参りま
す。 

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◎ 3月 25日(火)禁じ手
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 禁じ手とは、スポーツ、ゲームなどで、安全性、公平性を設ける為に設定
された禁止事項の事ですが、単なるルール違反ではなく、時には、命に関わ
る危険性もあることから、厳しく規制されているものです。将棋の世界では、
禁じ手は、即、反則負けになります。
 
 国会で、物事が決まらず、禁じ手が横行しています。ベテランの議員も「
今までの常識では考えられない。これからも禁じ手までは読めない」と半ば
投げやりです。

 通常、少数会派は、自分たちの考えを、国会審議を通じて反映し、多数会
派は、過半数で物事を決めていましたが、現在の民主党は、衆院で少数会派
ですが、審議の応じず、参院で多数会派ですが、過半数を使わない現状です。

 今度は、参院自民党が、審議に応じない事態に・・・。

 それぞれ、国民生活に迷惑は掛けないと口を揃えますが、政治は結果責任
ですし、禁じ手は禁じ手です。これでは、全く説明できません。
 つまるところ、民主主義の限界の話になると、総辞職か解散しかありませ
んが、これも全く不透明です。 

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◎ 3月 27日(木)本日の参院経済産業委員会で質問します。
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 甘利経済産業大臣の所信に対し、本日、午後、6回目の質問します。
 主な質問項目は、「揮発油税などの暫定税率が期限切れとなった場合の経
済産業省の対応について」と「大臣の政治主導の目玉である農商工連携につ
いての具体的な展望について」です。

 暫定税率が廃止されれば、巨額の歳入欠陥が生じ、地方行政は大きな混乱
に陥ることになります。仮に、4月末に衆院において3分の2で再議決されたと
しても、2兆6千億円(1年分の税収)の12月分の1、約2000億円の歳入欠陥
が生じることになります。また、期限の前後、3月と4月末で、買い控えや値
段に対してのトラブルなどの混乱が予想されますが、所管する経済産業省と
しての対応について質します。 

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◎ 3月 31日(月)平成20年度予算案に賛成しました。
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 来年度の予算案は2月29日に衆院で可決され同日参院に送付されましたの
で、3月29日が憲法第60条の規定の期日になります。過去2回ほど前例がある
と伺いましたが、自然成立(30日経過したら否決したものとみなす)とせず、
前日でしたが、参院の意思(否決)を示すことが出来ましたことは一定の評
価がなされると思いますが、この1ヶ月間の参院での予算審議は、国民の期
待に応えられたものではありませんでした。
 
 参院第一党たる民主党は予算委員会開会に反対し、約2週間もの貴重な時
間が結果として空転してしました。さらに、予算に関連する歳入法案も関係
委員会が開催されず、審議も年度末ぎりぎりとなってしまいました。

 民主会派の若手議員の中には、土日返上してでも、徹底審議すべきとの意
見もあったようですが、結果として、国会が何も決められない状況を国民の
前にさらす事になりましたことに、国政に携わるものとして、率直にお詫び
申し上げます。

 我が国の経済状況をみますと、極めて厳しい状況にあると言わざるを得ま
せん。三月の月例経済報告では、「景気回復は、このところ足踏み状態にあ
る」と景気が踊り場にあるとの政府の認識が示されました。
 
 従来から、中小企業や地方経済の景気が低迷していたことに加え、昨年夏
ごろからはアメリカのサブプライムローン問題が深刻化し世界の経済・金融
情勢が不安定化してきました。

 このため、我が国経済も、今後回復基調に戻れるか、あるいはこのまま後
退局面に入ってしまうのか、今まさに正念場に差し掛かってきたと言えます。

 こうした状況であるからこそ、一日も早く予算案を成立させ、国民に安心
していただかなくてはなりません。
 
 予算案の評価は、まず、地域格差を解消するため、中小企業や地方経済の
活性化に資する施策に積極的に取り組んでいるところです。

 私も、所属します経済産業委員会で地元の実情を訴えて参りましたが、中
小企業対策費は、前年比3.5%増の1,304億円が計上されました。

 公共事業については、全体として抑制基調を維持しつつも、地方の元気再
生事業などを創設し、地域自立・活性化交付金やまちづくり交付金の拡充を
図るなど各地の実情に応じて、しっかりと地方を応援する内容になっていま
す。

 また、地域間による税源偏在を是正するため、地方交付税の特別枠を設け
ることによって、大都市から地方に約4000億円の税収移転を図る制度が創設
されています。

 さらに、長期的な日本の成長力向上の視点から、科学技術の振興を果敢に
推進する予算となっています。

 科学技術振興費は、厳しい財政にあっても1.1%の増額が確保され、科
学技術立国の推進という国家目標に向けた力強い決意が示されております。

 現下の経済情勢をみますと、この予算案並びに歳入関連法案を一刻も早く
成立させることこそが、最大の景気対策であることは言うまでもありません。
 以上の理由で、賛成票を投じました。

 政府におかれては、本予算案成立後、迅速かつ適切に執行されんことを強
く要請いたします。 

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◎◎◎【今週のデジカメ・ビデオ活動報告】──────────────
こちらのリンクからご覧いただけます
          
◆ 3月 23日(日) 「堀切峠トンネル」開通式典
       http://www.shinnpei.com/digi_came/2008_0323.htm

◆ 3月 24日(月) 街頭演説≪本庄橋≫
       http://www.shinnpei.com/digi_came/2008_0324_1.htm

◆ 3月 24日(月) 「日本・トルコ友好議員連盟会合」出席
       http://www.shinnpei.com/digi_came/2008_0324_2.htm

◆ 3月 23日(日)〜3月24日(月)ビデオ報告
       http://www.webro.tv//blogView.php?sid=MjA5MDU=&cat=2
        
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