☆中学受験「算数」超高速解法【GW第3回】
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THE 算数革命!
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■■■■■■■ 〜 素頭(スアタマ)を鍛える超高速解法♪ 〜
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こんにちは。
「超高速解法」の吉武瞳言です。
GW連続配信第3回です。
書いているうちに日付が変わってしまいましたが、
一応、月曜日の配信分とさせてください。笑
では、早速やっていきましょう。
前回の問題はこれでした。
≪問題2≫
AB間を飛行船が飛ぶ時、「順風」では10時間、
同じ気流の「逆風」の時は12時間かかる。
では「無風」の時は何時間かかるか?
ただし、AB間は120kmである。
答は、ぱっと見、「11時間」、と言いたくなるのですが
それは違う、という話からスタートなわけです。
まず、なぜ「11時間だぁ」と叫びたくなるのかを考えてみます。
それは、10時間と12時間のちょうど真ん中として
「11時間」が自然と浮かぶからですよね。
これは、人間としての当然の感覚、直感といってもいいでしょう。
しかし、それは違う、と否定され打ちのめされるわけです。笑
でもめげずに、もう少し深く考察してみたいと思います。
なぜ、10時間→11時間→12時間と連続した数字を
気持ちよく感じてしまうのか?
それは、無意識に、速さ(時速)を
12→11→10
のようにカウントダウンした数字に対応させているからだ、
とは言えないでしょうか?
速さが、12→11→10だから、
時間は、10→11→12
だと。
いかにも逆比っぽくてよさそうなのですが・・・
ここに大きな落とし穴があります。
そのあたりをゆっくり検証していきましょう。
実は、飛行船の3種類の速さは
「順風時12」→「無風時11」→「逆風時10」
でOKです。
無風時の飛行船の速さ(エンジンの速さ)を11として、
風の流速を1とすれば、
・順風時は、11+1=12
・逆風時は、11−1=10
という具体的計算によって間違いないと確認できます。
しかし、この「時速」のカウントダウンに対応する
「時間」のカウントアップは矛盾を含みます。
なぜかというと、三つ巴(ミツドモエ)だからです。
12:11:10 の逆比は
10:11:12 ではありません!
検証は簡単です。
上段と下段の左から2つを取り出して見てください。
「12:11」:10
「10:11」:12
そうすれば、
「12:11」の逆比は「10:11」でないことは
明らかですよね。
そう、三つ巴(ミツドモエ)の逆比は要注意!です。
例えば、
3:4:5の逆比は5:4:3ではないのです。
では、3:4:5の逆比はどうやって求まるのか?
その方法のひとつは最小公倍数を基準にすることです。
3と4と5の最小公倍数は60ですから、
60÷3=20
60÷4=15
60÷5=12
よって、
3:4:5 の逆比は、
20:15:12
となります。
これを見れば、
3:4の逆比が20:15とか、
4:5の逆比は15:12とか、
どこをどう見てもしっかり逆比の形になっているのが
わかると思います。
話をもどして・・・
「時速12:時速11:時速10」の逆比はどうやって
求めるのか?
そうです、最小公倍数を基準にします。
この3数の最小公倍数は660なので、
660÷12=55
660÷11=60
660÷10=66
よって、
12:11:10 の逆比は、
55:60:66
となります。(うぎゃぁ〜)
っと、ちょっとわかりにくいですよね。
ぱっと見、逆比のイメージが非常につきにくい。
(もちろんあってるんですけど。。。)
で、こういうときは、しょうがないので、
3数ではなくてまず2数でやるわけです。
最初に戻って問題文を見てください。
----------------------------
「順風」では10時間
「逆風」では12時間かかる。
----------------------------
となっているので、
この2数の逆比でそれぞれに対応する速さを出しちゃうの。
「10時間:12時間」の逆比は「12:10」と
直感的にひっくり返してOK(2数なので)なんだから、
これで、順風の時速12と逆風の時速10が決定。
そして、無風の時速11が決定。
ここで、最小公倍数を660と置いちゃうと、
さっきの「うぎゃぁ〜」の繰り返し。笑
どうすりゃいいんだ、と問題文をふと見ると、
なななんと、
■AB間の距離は120km
とちゃぁんと書いてある。
ということは、
最小公倍数の代わりにこの120を使えばいいのか・・・
120km÷時速12km=10時間
120km÷時速11km=□□時間
120km÷時速10km=12時間
この□□が答です。
っと、ここまでほとんど禅問答の世界。笑
まあ、要するに解説に苦労しているわけですが(笑)、
それだけこの問題の数字設定は人間の数的感覚のウラを突く
巧みなものといえるわけです。
少なくとも、前号の問題1から問題2へ「距離120km」
という条件を追加した意味をわかってもらえれば
いいかなという気持ちです。
最後に、今回の問題文をさらに以下のように
数字変更したものを用意しました。笑
これを解くことでここまでの解説の理解の助けに
なると思います。
≪問題3≫
AB間を飛行船が飛ぶ時、「順風」では55時間、
同じ気流の「逆風」の時は66時間かかる。
では「無風」の時は何時間かかるか?
ただし、AB間は660kmである。
この数字設定にしたにもかかわらず、
(55+60)÷2=60.5とやってしまった人は・・・
もう一度最初から解説を読み直してください。
まあ、禅問答ですから、読めば読むほど謎が深まるかも
しれませんが。笑
さて、いろいろと引っ張りすぎましたので、
最後はあっさりと問題3の解答を書きます。
------------------------------------------------
■解答解説
660km÷55時間=時速12km
660km÷66時間=時速10km
(時速12km+時速10km)÷2=時速11km
660km÷時速11km=60時間
正答 60時間
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※次回に続く・・・
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算┃数┃革┃命┃!┃
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