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2005/11/28

熱帯魚繁養殖場の情報誌『大磯だより』



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−−−少しだけ、プライベート−−−
「大磯だより」を読んでいらっしゃって、ご家族で、大磯の温室に来られた、SEの
方、申し訳ございませんが、ご連絡いただけますでしょうか。
私のハードが、クラッシュし、メールアドレスも全て消えてしまって、ご連絡のしよ
うがありません。宜しくお願いします。  土方 hijikata@seedwin.co.jp
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去年の今頃は、灯油を1週間に7〜8本使っていました。
今、温室は、冷え冷えとしています。

毎日のように、温室に風を通していて、全体がかなり乾燥してきました。
今でも、まだ、水の音が聞こえてきます。感傷でしょうか。

水槽に手を置き、また、やろうかなと思ってしまいます。
400本の水槽を管理するのは、結構大変です。温室に入ったら、ほとんど休む暇なく
水槽を洗ったり、魚を移したり。

グッピーの雌の腹が落ちてくるのを眺めながら、産卵水槽に移していったり、その横
で、エンゼルが産んでいたり・・・

光景が、甦ってきます。

種の保存だの、何だのと、格好をつけてみても、人が自然を壊していっているのだか
ら、種を破壊しているのは、人そのものなんですよね。

東京の多摩川を登っていき、青梅あたりから、奥多摩を超え、大菩薩峠を越えて、山
梨県、山梨市に至る、その風景は、春夏秋冬、いつ通ってもいいものです。
また、川では、魚釣を楽しむ人が多い。結構、山深いところまで、釣りのシーズンだ
と、どこもかしこも駐車スペースもない。また、全て、有料となっている地域だ。

大阪、枚方あたりから、木津川を上って、京都府を通過し、宇治田原町をとおり、滋
賀に入る。信楽を通り、さらに上っていく。なだらかなに登って行く道が続いている
が、釣り人をここでも見かける。

関西と関東の大きな違いは、車を止める余裕が、関西には、十分にあり、管理された
自然ではなく、そのままの自然を楽しむことができる。

結局、人が多くなると、全てが管理され、川で泳いでいる魚たちも、結局は、どこか
で飼育された魚たちなのだろう。

結局、人が、全ての原因・・・

メダカの遺伝子保全も、結局、人が原因、
その昔は、ホテイ草なども、どこでも採集できた。それが、今では、1つが、\100も
する。

飼うのもいいが、自然で生きている生き物たちも大切にしなければならない。



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┃┃■ 熱帯魚の魅力1 卵性メダカの魅力 ■
┃┃            ・・・山下です、私のページです・・・
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前回、卵生メダカのお話をしました。今回も卵生メダカの話をします。

その前に、皆さんにお聞きしたいことがあります。熱帯魚の魅力は何であると思いま
すか?
やはり、飼育してて楽しいとか綺麗とかでしょうかね。

僕には、この質問に解答することが難しく感じます。

当然、僕は熱帯魚が大好きです。
それは、ある意味では魅力を知っているからだと思いますが、何かが腑に落ちないと
いう感覚があります。

ある人に言われました。
「なんで魚が好きなのに閉じ込めるの?」と、考えてみればそうですよね。
僕は、それが当たり前のように飼育していましたが、魚にとってみれば、
当たり前のように感じている魚はいないんじゃないですかね。

この質問をきっかけに、僕の熱帯魚に対する気持ち、人によって飼われているすべて
の生物に対する気持ちに大きな変化がありました。

僕らは好きなのに閉じ込めているわけです。
この話を聞いて皆さんはどのように感じていますか?
このような話題は、生物を扱っている業界では、よくある話ではありますが、
人それぞれ見解は違うようです。

何が正しいという決定をするつもりはまったくありません。
ただ、この話を聞いて、何かを感じていただけたらと思っています。
僕は、なんとなくではありましたが、自分なりに納得できるような熱帯魚の繁殖に取
り組んできました。

話がだいぶそれましたが、本題の卵生メダカの魅力です。

繁殖を本格的に始めて数ヶ月、もう卵生メダカに魅了された僕がいました。
魅力は、その体色にあります。
発情を迎えた雄の体色は他の魚を圧倒するほどの華麗さをもっています。
また、あまり市場に出回っていないこともありとても珍しいです。
さらに熱帯魚の中でも、かなり飼育難易度の高い魚ですから、いろいろと試行錯誤が
必要となってきます。

飼育のポイントとして
(1) 水あたりしやすい
(2) ぺーハーが低い水を好む
(3) 水温は20℃から25℃以内を好む
(4) 産卵床が必要でピートモス(ペーハーを下げる効果、殺菌作用がある)
  というアイテムを使用する
(5) 雄同士の縄張り争いがあるため水槽に入れておく量に加減が必要である
(6) 水槽から飛び出すことがあるため、蓋あるいは水かさを減らす必要がある
(7) 種類によっては、一ヶ月から最長で三ヶ月間、卵を水からあげ休眠させる必要が
    ある

基本的には、難しい魚といっても、他の熱帯魚と飼育プロセスはそんなに違いはない
です。
飼育難易度が高い魚ということですから、手間がかかるし、めんどくなることもあり
ますよね。
むしろこれが魅力なんです。

難易度が高ければ、当然、魚を見ている時間が長くなります。気づくことはおのずと
多くなります。
注意しすぎても駄目です。流れに任せて、魚に任せる。魚が中心です。

卵生メダカに、是非、挑戦してみてください。
飼育できるように、繁殖できるようになったときには思わぬ副産物があります。
それは、どんな魚でも飼育できるようになることです。
実際に僕がそうでした。

是非、卵生メダカから熱帯魚を学んでみてください。
魅力あふれる魚です。


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