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2009/07/22

スペインおもしろ情報vol.31

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          スペインおもしろ情報vol.31

         スペインの情報満載!ホームページ
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          http://www.creapasion.com

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スペインの食事情についてのブログ“スペインの裏と表の食事情”

http://blogs.yahoo.co.jp/creapasion_spain

上記ブログでは、スペイン人の実際の食生活、オリーブオイル、イベリコ豚や
ハモン・セラーノ、ワイン、カバ、オーガニック事情等をご紹介していきます。

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ご無沙汰しておりますが、お元気でしょうか?
セビージャでは、夏をむかえ、世間はすっかりバケーション・モード。
不況によって、失業率が20%に届くといわれているアンダルシアですが、
それでも、人々はバケーションをとります。
働き者の日本人にとっては、考えられないですよね?
お正月の後は、セマナ・サンタ、フェリア・デ・アブリル、ロシオ、そして
バケーション、その後はまたクリスマスと、考えるに、仕事をしている
日数は、限りなく少ないアンダルシア(特に、セビージャ)。
仕事をバリバリしたいという方には、全く持って向かない土地です。
	
Tomi

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資源は大切にね。

日本にいると、物は豊富であるし、物が壊れた時、修理を頼むと
すぐにかけつけてくれるのが当たり前であると思う。
しかしながら、外国にいると、それは、当たり前ではなく
日本と世界の“当たり前の違い”を感じることになる。
スペインに来たことがあり、長期滞在でスペイン人と
暮らしたことがある方は、実感したと思うが、
“水”や“電気”に対してのこの感覚の違いは大きい。

まずは、水に対してであるが、
アンダルシア州では、通年水不足であるため、お風呂にお湯をため
浸かるという習慣がない。
汚い話であるが、トイレも1回ごとに流さない人もいる。
ホームステイ先で、「お風呂は15分間のみよ。」と言われたり、
滞在先のお湯のタンクが小さすぎて、5分くらいしか熱いお湯が出てこないなどの
アンダルシア滞在の“みやげ話”を聞いた人も多いのではないだろうか。

ある新聞の記事によると、2008年のセビージャ市民1人あたりの
水使用量は129リットルで、1991年では、179リットルであり、
27.9%減少しているという。
日本では、数字は古いが、2005年の東京都の家庭における1日平均水使用量は、
242リットルであるそうなので、そこには、100リットル以上の差が
あることがわかる。
やはり、お風呂にお湯をためず、シャワーだけということが大きいのか?
たぶん、それは気候によるところも大きいに違いない。
アンダルシア州では、夏にはまったくといっていいほど雨が降らない。
夏とは、だいたい6月から9月の上旬までを指すが、毎日、天気予報は
いらないと思うくらい、晴ればかりだ(それに、天気予報では、毎日40度
という表示がされ、本当に観測しているのだろうかと思う。)。
なので、冬に雨が降らないと、水不足になり、ひどいときは、もちろん
断水となる。
私がセビージャに住み始めてからは、まだ断水にあったことはないが、
1990年代には、断水になったことがあると聞いた。
2000年以降、断水がないのは、ダムのおかげだと聞いている。
いくらダムが増え断水がなくなったとはいえ、アンダルシアでは
干ばつが毎年問題となっており、人々は、水の大切さを十分認識している。
前述した使用量が減っているのも、それが原因だと思われる。
もちろん、使用料が“高い”というのも原因の1つとなるであろう。
実際、セビージャでの、水の平均使用量は、国内平均より20%ほど低いという。
しかしながら、その料金は、12%から26%以上、高いというから驚きだ。
この不景気の影響で、セビージャのバールで使用する水の使用量は、2008年の
第一四半期に比べ、2009年の同期間は、12%くらい下がったという。
また、産業全体でみると、7%の減少で、2003年と同じ数字だそうだ。
お客さんが少なくなったから、使用する水も少なくなっているのであろう。

電気についても、少し語ろう。
スペインの2008年の電気消費量は、世界13位で、2、430億kWh。
日本の同年は、97、420億kWhで、アメリカ、中国、ロシアに次ぐ
世界第四位だ。
スペインの人口は、2008年1月時点で、約4、600万人、日本の人口は、
2005年時点で、約12、800万人であるので、日本はスペインの
約3倍である。
よって、2,430X3と単純計算すると、7、290となり、
日本がいかに大量に電気を消費しているかがわかる。

以下は、私がスペインの生活で、実際感じたことである。
スペインの家庭では、間接照明がほとんどで、それもたくさん電気をつけず、
少量であることが多い(暗いので、眠くなる)。
蛍光灯を使っている家庭が少なく、街の街灯にも蛍光灯は、
ほとんど使用されていない。
車で移動するとわかることであるが、市街地から郊外へ10分ほど走ると
高速道路でも街灯がない。
暖房、冷房設備が整っているところが少なく(特にアンダルシア州)、
また、その器具も日本に比べ遅れている。
電気をつけっぱなしにすると注意される。
シャワーは、短時間で入るほうがいい。

私は仕事で、日本人の方のための留学アレンジをさせていただいているが、
その際大家さんから、水や電気についてのクレームを受けることが多い。
日本人は、水や電気を大切にしない人が多いといわれるのである。
大切にしないというのではなく、特に意識していないのではなかろうか。
それだけ、日本では、水も電気も豊富に使用できるという前提があるのだ。
アンダルシアでは、その前提はない。
それには、一概にいえない問題がたくさんあるが、失業率の高さ(収入の
低さと不安定さ)、電気代と水道代の高騰、人々の資源に対しての考え方の違い等が
あげられるだろう。

アンダルシアに来て、ひもじく、さみしい思いをしている日本人も多いと
思うが、日本がいかに豊かであり、何不自由なく幸せに過ごせる
ということが、実感できるのではないだろうか。
ウォシュレットも充実しているしね。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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タイトル: スペインおもしろ情報 発行者 田中富子
E-mail spain@sevilla.club.ne.jp
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