2009/08/02
週刊 お奨め本 第353号『鳳凰の黙示録』
*********************************************** 週刊 お奨め本 2009年8月2日発行 第353号 *********************************************** 『鳳凰の黙示録』 荒山徹 ¥1,500+税 集英社 2009/7/10発行 ISBN978-4-08-771302-2 *********************************************** 荒山徹、待ってました! 今回もまた、荒唐無稽な大風呂敷を広げまくってくれてます。 朝鮮と日本を股に掛け、剣術妖術が繰り広げられる、荒山ワールド! 舞台は西紀1614年(西紀は西暦と同義)。 李氏朝鮮王朝では骨肉の争いが続いていた。さかのぼって1592年、豊臣秀吉に よる朝鮮出兵(朝鮮側から見ると、倭寇)による国家危急の大事、光海君は王世 子となった。当時、王には嫡子がなかった。庶子であり、しかも第二子である光 海君が世子となったのは、戦時のドサクサ紛れといっていい。 倭寇終息後、父王は後妻を娶り、待望の嫡男が誕生した。名を永昌大君という。 光海君にとっては強力なライバルの出現である。 光海君は、腹違いの王子・永昌大君暗殺を、女性剣士集団「琴七剣」に命じた。 当時永昌大君わずかに九歳。 王の非道を看過できず、琴七剣は幼い王子を助けてしまう。王命に背いた琴七剣 は、妖術集団「魔別抄」と死闘を繰り広げることに。 琴七剣は、七人の女性ばかりの剣士集団。妖術は使わない。 魔別抄は妖術使い、この妖術がもうっっっ。 瞳術使いの権妃、火獣を飼いならす火炎獣伯、虎頭を持つ虎貌卿婁伯、蝙蝠のご とく空を滑る蝙尤旗、鮫を体に飼う蛟伯夫人、満月を介して長距離移動をしての ける月池宮蟇伯、甲賀は河童、鏡のように人の姿を映して成りすます玻璃鏡伯、 四天王寺成典、晋陽侯…。 琴七剣は次々と命を落とし、最後に残ったのは最年少の碧蓮。碧蓮は王子を護り つつ、正当な王位継承者の証である「鳳凰卵の鍵」を求めて白頭山に辿りつく。 そこで遭遇した壮一鴻は、朝鮮半島に名を馳せる義賊・洪吉童であり、琴七剣の 仇敵であった。 積年の恨みを胸に、心ならずも王子のために壮一鴻と共闘することに。 壮一鴻と共に日本へ渡った碧蓮と永昌大君は、大阪城に起居することになる。折 りしも日本は大阪の冬の陣直前だった。 光海君と通じている水野勝成。ひいては家康。 徳川の狙いは大阪城地下の鳳凰の卵。… 前半は朝鮮を舞台に妖術使いがこれでもかというトンデモ妖術を展開しまくり、 なんだそれはーっ! って感じです。 後半は日本に舞台を移し、妖術よりは剣術がメイン。 そして史実を踏まえ…ていうか、これをそーゆー理由つけるの!? そーゆーこ とにしちゃうわけ!? と、気宇壮大、華麗奔放…いや、やっぱり荒唐無稽だろ う、適切な四文字熟語は。 秀頼をこうしますか! 真田十勇士がちょっと! 叫びますぜ。 裏があるの? ないの? これってマジなの? いやまさか! 荒山ワールド、サイコ~~に、ミョウです。 荒山徹の著作をまだ一度もお読みになってない方、ぜひ一度手に取ってみてくだ さいませ。 すっばらしいエンターテイメントですから! ☆★☆★☆★☆★☆ Amazon ☆ 購入はこちらから ☆★☆★☆★☆★☆ 『鳳凰の黙示録』 荒山徹 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4087713024?ie=UTF8&tag=sivabookpage-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4087713024 *********************************************** ほぼ週刊 お奨め本(ID:0000099780) 発行者:siva:ksivasiva@yahoo.co.jp 読書とかいろいろ日記: http://blog.goo.ne.jp/ksivasiva/c/ae2c0c3c85c365822876c18e384024c9 ご意見お聞かせください♪ ---------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して 発行しています。 解除は http://www.mag2.com/m/0000099780.htmからできます。 ----------------------------------------------------------------------


