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2008/07/01

闘う保守506号〜日本保守主義研究会〜日本人は無宗教ではない!田中先生の学説

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闘う保守
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┃ ● ┃─────────────── ◆ vol.506/ 平成20年07月01日 ◆─
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        日本人は無宗教ではない!田中先生の学説    
     
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今回の記事は岩田温の個人ブログ「岩田の日記」に掲載されているものです。
最新記事はブログにて御覧下さい。
http://yaplog.jp/conservative/
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 アンドレ・マルローをめぐる国際会議、「アンドレ・マルロオ、思想と美術―
東洋、日本の誘惑」が6月7〜9日に秋田県で開かれた。日仏交流150周年を
記念して国際教養大が主催したもので、フランスやオーストラリアの教授ら21
人がマルローを論じた。マルローは4度の来日で京都や奈良を訪れ、藤原隆信が
描いたとされる平重盛の肖像画など、日本絵画に西洋から光をあてた。田中英道
先生がこの平重盛の肖像画についてお話されたとのことである。井尻千男先生
も、死に場所を求め続けた男としてマルローを語ったとのことである。

 じつは、小生はマルローについては全くの無知で、何も知らない。若かりしこ
とに盗掘を行ったなど、一風代わった人物だとは知っていたが、そのほかについ
てはほぼ何も知らない。この会議に参加したかったのだが、都合で参加できな
かった。村松剛先生の『アンドレ・マルロー』を既に手に入れてあるので、読ん
でみたいと思っている。

 田中先生が、恐らくはマルロー論の核心とでも言うべき点を語ってくださった
ので、それを忘れてしまう前に書き記しておきたい。

 マルローは日本の絵画、とりわけ平重盛像を評価して、モナリザと同等、それ
以上の価値があるとまで語っていたという。何故なら、そこにサクレ(Sacre、
聖性)が宿っているからだという。日本の人物画にサクレが宿る理由は何か。そ
れは、日本人の描いた絵は、全て死者を描いたものだからだという。人物画を描
くという行為は、人物そのものを描くわけであるから観念的なものというより
も、むしろリアリズムに近い。ところがこのリアリズムとサクレが両立している
ところに日本の人物画の偉大さがある。

 ざっとこんなところだったと思うが、実に興味深い話だ。理性と霊的な感性は
両立しうるし、それはむしろしていなくてはならない。マルローというよりも、
田中先生の哲学の核心といったほうがいいかもしれない。以前、先生が日本人は
殆どが無神論者だと感じているが、そうではない、と仰ったことがある。日本人
は特定の宗教のテキストを持たないだけで、決して無神論ではないというのだ。
何故なら、私たち一人一人は、死者というものを感じることができるからだとい
う。死者を感じるといっても、それはカルトじみたものではない。何かの折にご
先祖さまがみている感じるかもしれない。もっと身近な例を挙げれば、多くの人
は自分の死んだ両親や、祖父母たちを、完全にこの世の中から消滅してしまった
とは思わずに、どこかで見守っていてくれると思っている。こういう心の動きそ
のものが宗教心であり、それが神道なのだという。実に説得力のある話だと思
う。何を隠そう私自身もこの話を聞いて以後、私も神道の徒だと堂々と主張でき
るようになったのだ。もっと多くの人に聞いてもらいたい田中学説である。 

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 講師:西尾幹二先生
 日程:7月13日(日曜日)
時間:14時開会(13時半開場)
 場所:杉並区産業商工会館(杉並区阿佐ヶ谷南3−2−19)
※JR中央線阿佐ヶ谷駅南口より徒歩6分
 地下鉄丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅より徒歩5分

会場分担金:2000円(学生無料)
 
参加申し込み、お問い合わせは事務局まで。当日直接お越しいただいてもかまい
ません。

※尚、当日は多くの参加者の方が見込まれますので、事前にご連絡いただければ
お席の方は確保させて頂きます。

TEL&FAX 03(3204)2535
        090(4740)7489(担当:山田)
メール     info@wadachi.jp

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メルマガ誌上に掲載させていただきますので、お手数ですが掲載時の名前を実
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