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2008/07/29

未来の国の株式・政経情報

≪米国金融不安が再び首をもたげる≫

ブルームバーグの記事より抜粋します。

≪国際通貨基金(IMF)は28日、米住宅リセッションには終わりが見えない
との見解を示すとともに、消費者や銀行に対する信用状況の悪化で景気減速の
期間が長引く可能性があると警告した。 
IMFはこの日発表した世界金融安定報告で、「現在のところ、住宅市場の底
は見えない」と指摘。「米住宅市場の下降を抑制することが家計と金融機関の
両方の回復に支援となることから、市場の安定化を図る上で必要だ」との見
解を示した。≫

まあIMFは正直に言ったまでに過ぎないのですが、株式市場に与えたショッは
大きく今日の米国市場は大きく反転です。 東京市場も外人は再び売りが強く
なってきています。めまぐるしく動く株式市場ですが、最近金融商品の動きに
変化が生じているようです。私は「原油暴落」の可能性をかなり前に宣言して
いますが、最近は米国株が下がっても原油価格が上昇するという元来のトレン
ドに変化が生じています。最高値から16%下がった原油価格は戻しがあった
としても、下落トレンドが変わることはないでしょう。この原油価格暴騰と食
料の暴騰で世界はインフレと景気後退が同時に起こるスタグフレーションの様
相が色濃いのですが、日本だけはインフレの脅威からは一定程度の距離を置い
ているようです。日本のインフレが高じないのはただ「賃金が上がらない」と
いうことに原因があります。別に省エネが他の国に比して発展しているからで
はないのです。果たしてこれはどうなどでしょうか。90年代のバブル崩壊で日
本は「縦型社会」から否が応でも「横型社会」に移行していったのです。日本
の社会慣行は崩れ、その仕上げをしたのが「小泉構造改革」でした。ただただ
円安に甘え何もしてこなかった日本は大きなしっぺ返しを食らうことになりま
す。

米国の株価は住宅価格が下げ止まったときにしか基本的には底を打ちません。
しかし住宅価格の下落は社会の隅々まで影響を及ぼし、米国経済の構造事態を
破壊し始めているのです。米国経済の衰退は当然日本の輸出に大きな影響をお
よぼし始めています。ここまで賃金の上昇が抑えられ、円の安さによって日本
の外需は好調でしたが、唯一の成長分野が反転したときに日本経済がどうなる
か考えるだけで空恐ろしくなります。何回も言うようですが、円とドルは仲良
く並んで下落の一途を辿ってきました。最近は米国株式が下落しても対円では
ドルは下落しなくなった、というより円が高くならなくなったことも異常事態
です。円が安ければ輸出に好都合なだけだなどと能天気なことを言っているよ
うではどうしよもありません。3月にかけてのドル下落は円が上昇したのではな
く、ドルが対円に対しても下落しただけの単純な構造でした。円は下落の一途
を辿り、国債発行高は増加し続けます、この結末は知られたとおり、インフレ
から来る金利上昇ではなく、受注関係での金利上昇という最悪の結果をもたら
す可能性があります。日本は「売れない外貨資産」を腹いっぱい抱えています。
米国と心中するつもりなのでしょうが、国民はたまったものではありません。
米国は民主党政権の下で日本を置き去りにする可能性が大です。日本どころで
はないのでしょう。米国株式市場も「先送りされた莫大な不良資産開示」を見
つめるように早い動きをするかもしれません。

私の健康状態ですが、盆明けから通常活動が出来るよう懸命な努力をしており
また会員様の多大なアドバイスに従って暑い夏を病院を行き来しながらすごし
ています。早くもとのように活動して皆様のご期待に添えますようにいたしま
す。今しばらくのご辛抱をお願い申し上げます。

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度を廃止しようと思っています。ですので、今まで月額2000円の持ち株会社の
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