クライン孝子の日記  RSSを登録する

21世紀を迎えた今、世界は混沌としている。日本もその渦中にあり政治経済ともに国際的視点に立脚した欧州からの情報収集が不可欠。欧州国際情勢を日記風にドイツ滞在歴30年のジャーナリストが現地よりレポート。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/11/08

クライン孝子の日記

■2009/11/08 (日) 田母神俊雄氏のユーモアたっぷりの退官式 
■2009/11/07 (土) 米国在住のグロス氏からの拙著に関する感想(1) 
■2009/11/07 (土) 今、日本が学ぶのはドイツからかもしれない(2) 

タモちゃんの「お礼の夕べ」[桜H21/11/6](動画)
http://www.youtube.com/watch?v=DaKxf0B5Wks&feature=player_embedded

というわけで、早速、
田母神氏の右腕、磯尾義伸氏経由で、

<<田母神さま

今日、自衛隊の有志の方々で閣下の退官式を挙行されると
お聞きしました。

よかったですねえ。
おめでとうございます。
涙が出そうでした。

あんな恥ずかしいことをして、NATOの一部上官にも既に
情報が入っていたらしく、びっくりして呆れていましたから。

ではまたまた
クライン孝子>>

とメールをお送りしたところ、早速

<<クライン孝子さま

有難うございました。
安倍元総理、小池元防衛大臣ほか約280名の各界の皆さまが
お集まり下さり、盛大なそして感動の
「一年遅れの離任・退官式」ができました。

クラインさんがいらしゃらなかったのが残念でした。

桜チャンネルで一部始終を録画してくださいまして、
明日(11月6日)の番組で
放映されるとお聞きしました。

大高未貴さんの司会、
井上和彦さんの感謝状朗読、
最高でした。

まずは御報告まで申し上げます。

磯尾義伸 拝>>

今は後の祭りですが、あの騒動の時 一寸したユーモアで、
麻生前総理、氏を庇って下さっていたら、
自民党、総選挙でこんな無様な負け方はしなかった。、
そう思うと返す返すも残念でなりません。

ドイツでは首相も国防相もこと軍人の事となると、
庇いまくるのですがね。

ところで、民主党政権。
勢い余ってつんのめった感じで、
当地ドイツから見るとハラハラしてしまいます。

こと外交において、戦後の米一辺倒外交を修正したい気持ちは
判るのですが、それには順序というものがある。

日本のように国家の根幹で安全保障面を放置していては
何を言っても相手は真剣に対応しない。

ドイツは既に1955年にこの点完璧に整備し、
国際社会に復帰している。

今回総選挙後の初の訪米でメルケル首相は
米議会で演説をした。
内容は、戦後のドイツの今日は米国のお陰だと
感謝の言葉を繰り返している。

米国の国家的エゴだが、多少面白くなくても、
そこはそれ大人の外交として、お世辞をいいまくることで、
互いに痛いところはオブラートに包み、いざという時本場で
火花を散らす。

日本にはそんな強かな政治家がいない。
人材欠乏である。
何とかならないものかしらねえ。

■2009/11/07 (土) 米国在住のグロス氏からの拙著に関する感想(1) 

甦れ美しい日本
http://www.melma.com/backnumber_133212_4664755/
にはグロス・孝夫氏の  

「ドイツ版不都合な真実」
というのを発見、思わずくすっと笑ってしまった。

<<25年前、即ち西ドイツが70年代からの社会民主党政権時代
に確立した「高福祉政策」の頂点にある時代に、
私がたまたま日本の製造業現地責任者として、
本社が約 50億円を投じた150人規模の新工場を立ち上げ、
工場を運営していた時の経験談である。

その際、一番苦労したのが日本とは全く異なる雇用関係で
ある>>

詳細は氏のこの先を読んで頂くとして、
例のリーマンショックもあって、
70年代のあの頃とは良き時代の語り草になってしまいました!
事実、当時は労働者天国時代で、何しろ。
休暇、年間3~4週間+病欠2~3週間はざらだったのに、
今は、明日はわが失業の身かとピリピリして、
ニセ診断で病欠などとてもとても・・・

それはさておき、我が盟友奥山篤信氏宛
グロス孝夫氏より
拙著について、米国から

<<大計なき国家、

一気に読みました。
本屋からの帰りの運転中の車の中で信号待ちの間でさえ、
ページをめくったくらい日本からの到着を待っていた。

読後記、心から尊敬する孝子様にも是非お伝え下さい。
まだまだ言いたい共感部分多々あるが、取り合えず>>

と共に素敵な読後感を送って下さいました。

早速ご紹介させて頂きます。

<<「大計なき国家・日本の末路」 クライン・孝子著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396613423/chsakurajp

この本を読んでつくづく感じた事がある。
日本人はある程度米国に関しては情報や知識、体験に恵まれて
いて米国は比較的「近い国」であるが、
ドイツに関してはそれらの面からは依然「遠い国」なのである。

例えば自分自身の周りを見渡しても、
親戚、友人の殆どと言って良いほど米国勤務や留学の経験がある。
今の時代、永住権を持って米国に住んでいますといっても、
日本人では何も珍しい事ではない。

事実、カリフォルニア州あたりでは
定年後そのまま帰国せずに永住している人や、
あるいは定年後改めて永住権を取って移住する人までがかなり
いる。
しかし、
ドイツに住んでいました、
留学しましたという人にはそう多く会う事はない。
日本人の欧州観光旅行でもまず行き先
はロンドン、パリなのである。

■2009/11/07 (土) 今、日本が学ぶのはドイツからかもしれない(2) 

そんな中でドイツに関する情報というものは駐在や留学で
ドイツに住んだ事のある人間にとってさえも、
意外と限られたものである。

一つにはドイツ語という言語の問題もあるだろうし、
仕事の関係でドイツに住んでも担当範囲が、欧州全域とかで
何事もドイツだけというわけにはいかない事もあるからだろう。

クライン・孝子さんの本はそういう意味ではユニークであり
貴重である。
何よりも一般の日本人が知らない事実をジャーナリストとして
の視点から細かく調べ上げている事であり、
この本に書かれている
戦後ドイツの悲劇や情報戦略・諜報機関
といったものを今までどれだけの日本人が調査し、
書き記したであろうか。

そもそも我々日本人にとって、
ドイツという国は、
米国という国に対する感情とはまた違った特別なものが
あるのではないか。

それは特にクライン・孝子さんの世代にとっては
もう米国などとは比較にならない思い入れがあって当然だ。

同世代の両国の人達が第二次大戦末期と戦後にどれだけ色々な
問題で苦労をし、辛酸をなめさせられたか。

そこに於いて、国のあり方や政治のあり方がどうあるべきかを
体で学んだものを、
今の若者、
いや戦後生まれの我々さえも
今一度ドイツの戦後体験を深く理解する事で学び取らねば
ならないと思う。

クライン・孝子さんの言いたい事を代弁すれば、
ドイツの体験とは一言で言えば
「現実は厳しい」に尽きるのではないか。

外交・
安全保障、
情報戦略、
教育、
メディア、
歴史認識、
これらにしっかりと対処しないとそれこそ「末路」へと
向かうという事だ。

この本が出版されたのはくしくも政権交代により
日本の新政権が生まれた時期と重なり、
これら全ての面から見れば、
今後ますます末路へと向かうという危惧を強めざるを得ない。

ひょっとしてクライン・孝子さんは
それを随分前からお見通しで敢えてこれを書かれたのでは
ないかと思う。

米国に住む私が何故今、急に昔住んだドイツの事を繰返し
思い返すかと言えば、
それはひとえに「新政権の危うさ」である。

今日本が学ぶのは
米国からよりもドイツからである点を深く深く再認識させて
くれた名著である。

米国在 グロス・孝夫>>

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
/
_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴30余
年の経験を生かし、現地よりレポートします。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

・ 上記につきクライン孝子名抜きのメルマガの転載・発言は固く
 お断りいたします。
(なお「クライン孝子」および「クライン孝子の日記」
と明記されていれば、転載・発言は大いに結構! 歓迎いたします)
・このメルマガは下記のホームページからの登録も可能です。
・このメルマガは下記のホームページの孝子日記でもご覧になれます。
 「クライン孝子のホームページ」 http://www.takakoklein.de
 メールはこちらへ  E-mail: mail@takakoklein.de
携帯メールマガ http://mini.mag2.com/pc/m/M0086535.html
メルマガ発行者: クライン孝子 (フランクフルト在住 )
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆







最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
上へ戻る