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2005/12/01

【3分ビジネス誌拾い読み】『新たな要素を加えることで商品が復活〜ルービックキューブ』

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━━━━━━━━━━━━━【2005/12/01発行】━━━━━━━━━━━━
【現在の発行総部数:7981部】
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1.今日の記事テーマ『新たな要素を加えることで商品が復活〜ルービックキューブ』
2.お勧めビジネス書『ブームはどう始まりどう終わるのか』

┌◇―――――――――――――――――――――――――――――――◇┐
│このメルマガでは、他業種ビジネスのネタから、自分の仕事などに活か │
│すために、あれこれ思考するための視点を提供したいと考えています。 │
└◇―――――――――――――――――――――――――――――――◇┘

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◆■■『 「ルービックキューブ」〜メガハウス 』■■◆
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今から25年前に一代ブームを巻き起こしたルービックキューブ。その懐かし
い玩具が今、再びブームを起こしている。一度下火となったモノが注目された
のは、ルービックキューブに新たな「スピード」という要素を加えたからだ。
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<今日の気になる雑誌記事>[週刊東洋経済 12/03号 ]
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1980年に大ブームを引き起こした「ルービックキューブ」。それが再び、
ヒット商品として、今、注目されている。そのルービックキューブを製造販売
しているのが「メガハウス」だ。

★参考HP「ルービックキューブメーカー・メガハウス」
http://www.megahouse.co.jp/oem/index.html
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「ルービックキューブ」は、ハンガリーのエルノー・ルービック教授が考案し
た幾何学パズル。創造力、立体構成力、空間把握力を育てる玩具だ。

立方体の6面の色をそろえるという単純なルールで、1980年年には、なん
と発売8ヶ月で400万個売り上げた。しかし、ここ15年ほどは年間10〜
15万個の出荷だった。

それが、今年は前回のブームのおかげで知名度は高いため、一気に火がつき、
50万個売上げた。
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「前にルービックキューブで遊んでいた人にもう一度やってもらいたい」とい
う思いから、さらに親子のコミュニケーションツールとして、世代を超えて楽
しんでもらうために大きく分けて5つの戦略をたてた。

前回は6面をそろえられなかった人も多かった(私もうまくできなかった・・)
ので、<完成させる喜び>を味わってもらうために、(1)誰でもできる
「6面完成攻略書」をつけた。

また、(2)アイドルの安田美佐子さんをイメージキャラクターに起用して、
親しみやすさをアピール。(3)大人向けの台座つき、クリア素材のパッケー
ジへ変更。店頭に多く並べてもらうために(4)店頭イベントに力をいれた。

さらに、それらの要素以上に大きかったのが、従来のルービックキューブの
遊び方でそれほど意識されていなかった、いかに速くそろえられるかという
(5)スピード競争というゲーム性を取り入れたことだ。

今年は、ルービックキューブの日本大会が開催された。さらに、世界大会が
フロリダ州オーランドで開かれ、縦横奥行き4列の部門と、2列の部門で
日本人が優勝している。

メガハウスは、ルービックキューブを一過性のブームで終わらせず、来年も
20〜30万個の売上げを目指す。

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▲▲ビジネスな視点▲▲
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大ブームとなった商品が、短期間で消え去っていくケースは少なくない。
ルービックキューブもその1つである。

初期のブームで中心だった現在の40歳前後の人が、懐かしさのあまり手に取
り、そして次の世代である自分の子供たちに遊びを伝える。そのように世代間
を超えて広がっていったといえる。世代を超えた口コミである。

この現象は、キャラクタービジネスに見られる「ガンダム」や「たまごっち」
でも当てはまる。自分たちがかつて熱くなったモノは、自分たちだけで楽しむ
のではなく、他の世代に伝えたいという欲求が強くなる。

ちなみに今回は、ルービックキューブの発売25周年ということで、ルービッ
クキューブを盛り上げるための様々なイベントが実施されたことが、復活につ
ながったところもある。

またルービックキューブは、注目されている脳科学からみた「頭を鍛える玩具」、
種類を増やしてデザイン性を重視した「おしゃれな玩具」としてコンセプトを
変えることで、新たな魅力を加えている。

今後のメガハウスの課題は、この復活を継続的に維持することになる。

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◆◆◆ まとめ「今日のビジネスの気づき」 ◆◆◆
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自社にもブームとなった商品はないだろうか。昔流行ったモノに焦点をあて、
今に合わせた戦略を考えてみることで、復活する可能性がある。

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■■ お勧めビジネス書 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
『ブームはどう始まりどう終わるのか    岩波アクティブ新書』
ブームというのは、どのように生まれ、どのように消えていくのかがわかりや
すく書かれた本。ブームとヒットの違いなどが簡潔に書かれています。
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