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2004/11/22

【3分ビジネス誌拾い読み】『新しい感動を与えることが企業のモノ作りの原点』

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━━━━━━━━━━━━━【2004/11/21発行】━━━━━━━━━━━━
【現在の発行総部数:7884部】
―――――――――――――――【目 次】―――――――――――――――
1.今日の記事テーマ『新しい感動を与えることが企業のモノ作りの原点』 
2.ふたこと日記『サッカーの背景にある文化を伝える〜大学祭で、
                  元サッカー日本代表監督トルシエの通訳、
                                    フローラン・ダバディー講演会へ』

┌◇―――――――――――――――――――――――――――――――◇┐
│このメルマガでは、他業種ビジネスのネタから、自分の仕事などに活か │
│すために、あれこれ思考するための視点を提供したいと考えています。 │
└◇―――――――――――――――――――――――――――――――◇┘

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◆■■『 自らの感動を形に、それが消費者の心を動かす 』■■◆
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メーカー企業が、新しい商品を作ったり、新しい事業を始めたりする時に、決
め手にする基準は何か。企業理念に基づいたモノ作りの原点こそが、その解決
の糸口になるものである。そこで今回は、パイオニアの記事を取り上げる。
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<今日の気になる雑誌記事>[ WEDGE 11月号 ][5P]
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9月30日、パイオニアはNECのプラズマ事業会社と統合、世界シェア約
20%、生産能力で100万台を超えるプラズマディスプレイを拡大した。

それは、パイオニアの伊藤周男社長が、00年シドニーオリンピックの閉会式
のハイビジョン映像を見て、

   「あの映像の美しさの衝撃、感動は今でも忘れない」

ほど感じ、プラズマディスプレイは成功すると確信したところから始まる。
自分が感じた感動は皆に伝わるはずだと考えたのだ。

パイオニアのグループ理念は、

          「より多くの人と、感動を」

である。その理念がプラズマディスプレイ事業にも引き継がれた形だ。
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伊藤社長が就任した時、パイオニアはレーザーディスクカラオケの落ち込みが
原因で、過去最大の大赤字であった。

伊藤社長は、社内に当時蔓延していた社員の“意識の低さ”に驚いた。パイオ
ニアの最大の財産は技術力であったが、大量採用のせいで、創業の精神や理念
を伝えることを怠っていたことが問題だと考えた。

「感動を皆と分かち合いたい」という原点に立ち戻り、レーザーディスクで蓄
積された鮮明な画質や生産技術を活かして、プラズマを選択した。

「モノ作りの基本は、消費者にどのような感動を与えるかにつきると思うんで
す。日本の消費者の目は世界一厳しい。(略)価格差を裏付ける映像の鮮明さや
音声のクリアさといった細部の作り込みにこそ日本の強みがある。

パイオニアは、心を突き動かす感動、つまり、今までの商品とは違う新しい
感動を提供することが、が日本のモノ作りの原点だと考える。

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▲▲ビジネスな視点▲▲
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多くの企業には、経営理念やビジョン、ミッションなど、多くの企業が
「基本的価値観」が明文化している。

オリエンタルランドの企業理念には、
「自由でみずみずしい発想を原動力にすばらしい夢と感動 ひととしての喜び
 そしてやすらぎを提供します」

本田技研工業は、「世界中のお客さまに喜びを提供したい」が掲げられている。

ホンダの基本理念は、「三つの喜び(買う喜び、売る喜び、創る喜び)」。

他には、
トヨタは、「人や社会、地球環境との調和ある成長」
イトーヨーカ堂「変化への対応と基本の徹底」
                              などである。

抽象的なものが多いが、企業が進むべき方向性を示す重要なものである。
その抽象的なコトバを、事業で「具体化」することや、商品・サービスで
「具現化」することは、社員の仕事である。

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■■ お勧めビジネス書 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
『ザ・ビジョン』ダイヤモンド社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478732701/qid=1101049999/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/250-3976151-0443406
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「ザ・ゴール」のように、物語として、ビジョンについて学べるお勧め書籍。
実際の場面をイメージしながら読むことで、抽象的なビジョンを考えるきっか
けになると思いますよ。
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◆◆◆ まとめ「今日のビジネスの気づき」 ◆◆◆
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改めて、経営理念(全社で共有する価値観)、ミッション(使命)、ビジョン
(方向性)は何か確認し、社員間で共有したい。そこからやるべきことは、
その3つの主軸をチームや個々で具体化していく作業である。
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★ふたこと日記★『大学祭で、元サッカー日本代表監督トルシエの通訳、
フローラン・ダバディー講演会に行く』
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先日、久々に母校の大学の学園祭に行きました。長い間、学園祭は中止になっ
ていたので、卒業して初めての訪問でした。

そこで、無料だったのもあって、元トルシエ監督の通訳だった「フローラン・
ダバディー講演会」に参加しました。

第一印象は、とても頭がきれる感じでした。日本語はベラベラでしたし。
トルシエ氏の哲学も客観的に3つに分析していました。
  (1)実力主義 (2)柔軟性 (3)コミュニケーションを取る

レギュラーは実績で選ばず、その時に力があるものを選び、ポジションは複数
対応できる準備をし、選手とはコミュニケーションをよく取るということです。

ダバディー氏は、アメリカのUCLAに留学し、韓国語も学んでいたようです。
その後パリに戻り、日本語を勉強。彼は、短い学習期間にも関わらず、通訳に
抜擢されたのでした。

ダバディーは、「すぽると!」にレギュラーで出演しています。
公演を聞いて面白いと思ったのは、彼がサッカー解説でやりたいことは、
「解説を通してサッカーの背景にある文化を伝えたい」
と言っていたことでした。

専門家は戦術ばかり話すので、サッカーをあまり知らない人はわからない。
そこで、彼は「サッカーの背景にある文化」を解説しようとしているそうです。
ダバディーが伝えようとしている解説ポリシーを知った上で番組を見るのも面
白いと思います。

「フローラン・ダバディーのプログ」ダビディーの日記が書かれています。
http://dabadie.cocolog-nifty.com/blog/2004/11/index.html

しかし、在学中よりも学園祭がかなり小粒になっていたのは、残念でした・・。
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