食生活について語ろう  RSSを登録する

食生活に関係するそのときどきの最新の情報をお届けしています。中高年の肥満は注意が必要です。最近話題の食べ物、栄養の健康について10月号は「果糖」です。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/10/19

食生活について語ろう[09/10/19〕88号 果糖

~☆ようこそ、食生活館へ☆~
2009年10月19日(月)発行・第88号 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■食生活について語ろう■ご愛読者の皆様にお届けしています。
  10月にしては珍しい台風が、日本列島を駆け抜けていきました。台風一過の秋空は
さわやかですが、ベランダには、どこからか飛んできたのか大きな残骸が残されていま
した。 

 今年は、さらに新型インフルエンザが猛威を振るっているようです。外出から帰った
後の手洗い、うがいが、いつもより慎重になっている自分に気がつきます。
食欲の秋をはじめ、何かを始めるのに一番いい季節ですが、健康管理だけには、充分注意
したいですね。
不定期に最近話題の食生活について気になる最新情報をお届けします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 美しさと健康の維持、予防に「セコムの健康食品」をお役立てください。
 http://www3.ocn.ne.jp/~eiyou-km/newpage43.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PR━━━

《テーマいろいろ》
◎果糖Fructose・Fruit sugar かとう

  実りの秋で店頭でには甘い香り豊かな、さまざまの色彩のフルーツが並べられていま
す。フルーツに果糖が多く含まれ、糖尿病になりにくい低GI(Glycemic Index)食品として注目
されています。その果糖(フルクトース・フラクトース)について調べてみることにしました。

 果物に多く含むことから名前が付けられています。
果糖(C6H12O6)は、ブドウ糖、ガラクトースと同じ分子式で構造が異なり、とくに蜂蜜、果物
に多くブドウ糖と一緒になっていることが多く単独で自然界に存在していません。ブドウ糖に
比べ結晶しにくく蜂蜜を長期に保存したり、冷却すると結晶化してきますが結晶しているもの
の多くはブドウ糖であり、果糖の大部分がシロップとして残っている部分にあります。 


蔗糖(Sucrose砂糖)を希酸、酵素(インベルターゼ)で加水分解するとブドウ糖と果糖になり
ます。ブドウ糖に次いで重要な糖として存在します。単糖類のうちポリオキシアルデヒドの構
造をもつものをアルドース、ポリオキシケトンに相当するものをケトースといいます。単糖類の
炭素数に従って、トリオース、テトロース、ペントース、ヘキソース(Hexose六炭糖)などといい
ブドウ糖はアルドヘキソース、果糖はケトヘキソースとなります。成分のイヌリン(多糖類)、ス
コロドース(四糖類)ラフィノース(三糖類)、スタキオース(四糖類)にもフルクトースを含みます。

  吸湿性のある白色の結晶で水によく溶け砂糖の1.3~1.7倍の甘みがあり、糖の中で最
も甘味が強く低温で甘味を強く感じさせます。温度が高くなると甘味度は低下し40度で蔗糖
と同程度の甘味度になり40度以上でさらに低下します。α型とβ型がありβ型がα型より
よりおよそ3倍の甘味があり、加熱して50度を越えるとα型が増加し甘味度は著しく減少し
てショ糖の甘味度以下となります。ショ糖では、α型ブドウ糖(β型より甘い)とβ型果糖が結
合し、甘味度の強いもの同士の結合で甘味を強く感じるのです。
吸湿性を利用し、カステラ、スポンジケーキに使われ乾燥してパサパサになるのを防いでい
ます。

 よく清涼飲料などに果糖ぶどう糖液糖などと表示されていますが異性化液糖の1つで異性
化糖の澱粉(馬鈴薯、さつま芋、とうもろこし)を糖化して、出来るブドウ糖に異性化酵素のブ
ドウ糖を果糖に変えるイソメラーゼなどを作用させブドウ糖の一部に果糖をもった糖に変化(異
性化)させた糖です。低温で甘味が強く固形化、粉末化が難しく主に液糖として清涼飲料水
に工業的に使われます。水分活性を低くし、湿潤作用があり利用されています。

異性化液糖には、果糖含有率が50%未満でブドウ糖の方が多い「ぶどう糖果糖液糖」、果糖 
が50%以上90%未満の果糖の量が多く含まれている「果糖ぶどう糖液糖」、さらに果糖の含
有率が90%以上の「高果糖液糖」がありJAS規格で示されています。
砂糖はぶどう糖1分子と果糖1分子が結合した物質ですが、異性化液糖はぶどう糖と果糖の
混合物であり果糖が多いと甘味がより強くなるという違いがあります。1g 当たりのエネルギ
ー量は砂糖も異性化液糖中のぶどう糖も果糖もほとんど変わりありません。


  果糖(フルクトース)は、体内では、エネルギー源となり、ブドウ糖に変換されたり、トリグ
リセリド(中性脂肪)の合成に利用されています。一旦ブドウ糖に変換されてから後に、ひと
つの過程を経て血糖値への影響を与えることになり、果糖が血糖値を上昇させにくい、吸収
がゆるやかで太りにくいといわれる所以(ゆえん)となっています。
腸管からの吸収速度は、ブドウ糖より遅く血糖値を上昇させにくいといわれますが、代謝速
度は、ブドウ糖より速く、太りやすいともいわれているのです。吸収速度は、ガラクトース(単
糖類)110、ブドウ糖100、果糖43の順になります。
小腸から吸収された果糖は直接インスリンに依存せず肝臓で主に酵素フルクトキナーゼによ
ってジヒドロキシアセトンリン酸とグルセロアルデヒドに分解されています。一部のグルセロ
アルデヒドは、グリセロール、そしてα-グリセロリン酸に変えられて、中性脂肪(トリアシルグ
リセロール)の合成に利用されています。中性脂肪を加水分解する酵素リポ蛋白リパーゼは、イン
スリンの分泌によって働きが左右されています。

  ほとんどのフルーツには果糖が含まれていますが、たとえば、りんごに含まれる果糖は
糖全体の4~5割近くあるのに対し、バナナ、みかんは多くがショ糖、ブドウ糖です。果糖を多
く含む果物は、冷やすと甘味が増します。

  果物の糖組成 果肉(g/100g) として表にしてあります。
http://www3.ocn.ne.jp/~eiyou-km/newpage189.htm
よりご覧ください。

 果糖の多い果物 りんご、日本梨、西洋梨、びわ、ぶどうなどです。
果糖の少ない果物 桃、すもも、みかんとなります。
付け加えて糖度の高いフルーツは、ショ糖の多いバナナ、柿の類です。
果糖・ブドウ糖共に多いのはブドウなどです。

 果糖は、フルーツ内部の温度が10℃前後でもっとも甘さを強く感じるといわれます。冷やしすぎ
もよくありません。温度が果糖では40℃で砂糖とほぼ同一ぐらいに感じるといいます。

Glycemic index(GI:血糖指数)があります。炭水化物は、最終的にブドウ糖(グルコース)まで分
解されるのでブドウ糖を100としてGI値を定める時の指標にしています。
食品100gあたりで
・ブドウ糖(基準):100 ・麦芽糖:110 ・砂糖:50~59 ・果糖:20 ・精白米飯:85
・胚芽米飯:70、玄米飯:50~55、・もち: 85  ・食パン:95   ・フランスパン:95  
・パスタ:65  ・全粒粉パスタ:50   ・うどん:50 ・ソバ:54  ・中華麺:61 
・じゃが芋(ゆで):70  ・果物:40~60 ・バナナ:60    ・りんご:40      
・オレンジジュース:50  ・緑黄色野菜:<30  ・牛乳:25 ・肉・魚類:40~50 
・バター:30
で果糖が、ブドウ糖より、からだへの吸収も遅く、ブドウ糖と同じエネルギー量なのに、甘味が
1.5倍も強いので 甘さを求めるのに使用量が少なくて済む利点があります。血糖値も僅かしか上
げないので欧米では糖尿病者用の甘味料として薦められたこともあるようです。血糖値が穏やか
に上がる食品を「低GI食品」として一般にGI値60以下としています。

注意したいことは、精白米飯50g、りんご150gで80kcalになるということで、果物の摂取も、一般
に一度に摂取する量、さらに果物によって果糖を含む量が異なることを考えることも大切です。 
炭水化物が吸収され、精白した米、小麦などで作られた食品は食品の組み合わせによって吸収を
穏やかにすることもできますが、過剰摂取では、高血糖のまま長時間推移することになります。
 果糖の過剰摂取では、中性脂肪に変換され、その増加を招き、やがては肥満につながり、肥満
はインスリンの分泌の不足により血糖値の上昇をまねくことになるようです。ブドウ糖が血液中
に過剰になることにより血糖上昇に影響を与えています。 果物が血糖値を上げにくいといわれて
いますが過剰摂取により脂肪の蓄積につながり、肥満の原因に、やがては、インスリンの分泌不
足に、つながります。

肥満は、糖尿病の予備軍です。中性脂肪に変換された果糖は、絶食時、空腹時には、中性脂肪が
加水分解されてできたグリセリン〔グリセロール〕からグルコース〔ブドウ糖〕が肝臓で糖新生
〔糖以外のものからグルコースを生成する〕されています。

その結果、果糖が最も肝臓に脂肪を蓄積させることが分かったのです。血糖値を下げるのは、果
物に多く含むペクチン(食物繊維)の作用によることにもよります。ショ糖(砂糖)は、体内で胃の
中で分解され果糖とブドウ糖になり小腸で吸収され、果糖がいったん中性脂肪に、ブドウ糖はグ
リコーゲンとして肝臓に蓄えられ随時エネルギー源として脳の活性化に重要な働きをしていま
す。そしてインスリンの作用を受け血液中の値を一定に保たれています。果物も果糖の含む量を
知ることもよいですし、やはり適量の摂取が望ましいのではないでしょうか。  

国連機関の消費量統計によれば、日本人の一日一人当たりの果物の消費量は150g弱で、消費量筆
頭の中米のベリーズ(約700g)の約5分の一です。諸外国に比べ果物の摂取量は少ないといわれて
います。日本人は、飢餓に強い民族といわれ、近年の飽食の時代では糖尿病になりやすい民族で
もあるようです。果物の摂取量が少ないといわれていますが、中米などに比べスイカ、みかん、
りんご、柿などに見られるように、野菜のように殆ど全量が食用にできるわけではなく、廃棄率、
価格が高くなっています。果物だからといってすべてが果糖というわけではありません。

メタボリック・シンドローム対策としては、精白の少ない食品、そして食物繊維を多く含む食品
で野菜類の積極的摂取が望まれるようです。果物でもやはり、過剰摂取を避けて適量の摂取が望
まれます。



ときどきちょっとした注目の食品、話題(供給食料など)についてトップページで記載してますの
で覗いてみてください。
http://www3.ocn.ne.jp/~eiyou-km/

※表現の誤り、加筆したりしていますので今までに配信致しました分についての最新情報は、
ホームページよりご覧いただければと思います。 

 ◎次回は、「青汁」を予定しております。

気になる食生活情報を随時掲載お届けしてまいります。
ご購読有難うございます。 

今回の記事はいかがでしたか?ワンクリック投票できます。
下記ページより、ご意見、ご感想をお寄せ下さい。
http://clap.mag2.com/naigoujiak

ニュース・政治・芸能・環境問題、ズバリ「YesかNoか?」でお答えください!あなたの意見がみ
んなに伝わる投票コミュニティでの私の投票、意見です。
http://yoron.mag2.com/member/363




━━━PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ロイヤルゼリーは、中国では古くから「王乳」とも呼ばれ不老長寿に使われていました。美肌の
持ち主クレオパトラも愛用いていたと伝えられます。 近年では、1956年の国際会議でローマ法
王ビオ12世が老衰で危篤状態に陥った時ロイヤルゼリーによって奇跡的な回復をしたことが報告
されています。 
体内で自律神経を支配するアセチルコリン、生命力を活性化させるビタミンB群、皮膚の栄養を保
つパントテン酸、ロイヤルゼリーにしか含まれないデセン酸は、殺菌、抗菌作用があり蜂蜜より
効果的といわれています。
 女王蜂を育てるための特別な食べ物で、花粉を働き蜂が消化吸収し下咽頭線から分泌する乳白
色の液体です。更年期を迎え基礎代謝、新陳代謝の衰えに、そして「元気」を維持したい方に滋
養、強壮と美肌に「ロイヤルゼリー」を、お薦めします。

ロイヤル2000&ロゼア:粒(120粒)主要成分(1日の目安/4粒:生換算ロイヤルゼリー2000m
g ロゼア100mg)ロイヤルゼリーにロゼアがプラスされています。
  特に40歳をすぎ生活習慣病が気になり出したらそして 美しさと健康の維持、予防に「セコ
ムの健康食品」をお役立てください。
 http://www3.ocn.ne.jp/~eiyou-km/newpage43.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ PR━━━
---------------------------------------------------------------------------------------- 
このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/
のご協力により発行させて頂いております。
購読解除は http://www3.ocn.ne.jp/~eiyou-km/newpage91.htm  からできます。
今までの送信記録、食事療法、旬の食材を使った3食/1日の献立(薬膳)は
http://www3.ocn.ne.jp/~eiyou-km/newpage9.htm  
のリンクのページよりご覧下さい。好評配信中です。
PR--------------------------------------------------------------------------------------
この無料メールマガジンと併せてご購読いただければとご案内させて頂いております。
「食品・栄養メモ」次々に新しい情報を付け加え 益々内容が充実してきました。健康的食生活か
ら美容、ダイエットへと導かれ、つながります。食品の栄養、成分、健康食品といわれるものに
ついて役立つ、旬の、話題の食材の疑問を判りやすく発信しています。
http://www.mag2.com/m/P0000697.html   
  上記のホームページにサンプルと定期購読申し込み用バーナーが設置されています。
ご利用よろしくお願い致します。
 まぐプレニュース 2009/02/18号(水) 08.11/3(月) 08.8/18(月)08.6/16(月
)<ウィークリー女子まぐ!増刊号>Weekly Mag2<2008/1/28(月)~2/1(金)号>
<2007年12/24(月)~12/28(金)号><2007年8/6(月)~8/10(金)号>に紹介されています
--------------------------------------------------------------------------------------
発行:むらかみ 
URL:http://www3.ocn.ne.jp/~eiyou-km/ 
お問い合わせ:TEL/FAX 042-773-0966
メール:http://www3.ocn.ne.jp/~eiyou-km/page3.html
「食生活について語ろう」は、転載、複写自由、お友達への転送大歓迎です。
----------------------------------------------------------------------  
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る