2008/07/18
食生活について語ろう[08/7/18〕76号 ビタミンA
〜☆ようこそ、食生活館へ☆〜 2008年7月18日(金)発行・第76号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■食生活について語ろう■ご愛読者の皆様にお届けしています。 今の季節まさに、太陽が照りつけ、皮膚、目にも容赦なく紫外線を浴び る日々が続きます。 ビタミンAは、一般に皮膚・神経系・感覚器その他の上皮などの一番外側の 細胞に作用しています。粘膜の成分コンドロイチン硫酸の生成、血清・筋 肉のたんぱく質の合成に必要な成分でもあります。 ビタミンAの過剰症がよく知られていますが、この季節、緑黄色の野菜は不 足がちになります。努めて色の付いた野菜、南瓜、明日葉、モロヘイヤ、 オクラ、人参などを摂るようにしましょう。 不定期に最近話題の食生活について気になる最新情報をお届けします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 美しさと健康の維持、予防に「セコムの健康食品」をお役立てください。 http://www3.ocn.ne.jp/~eiyou-km/newpage43.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PR━━━ 《テーマいろいろ》 ◎ビタミンA VitaminA びたみんえー 不足することにより夜盲症(鳥目)がよく知られているビタミンAにつ いてです。これからの季節、野外での活動が多くなると紫外線によって目 が酷使されやすい時期です。夜盲症は、薄暗いところで視力が低下し物を 見分けることが困難に成ってくる症状です。暗調応(あんちょうのう)、 暗順応に対する能力の減退が見られてくるのです。ビタミンAの最初の酸 化物でレチナールとなったあと、網膜の桿体(かんたい)にてオプシン (Opsin)というタンパク質と結合しロドプシン(Rhodopsin視紫紅)との複 合体となり光の明暗に関与するのです。 1914年、オスボン、メンデル、マッカラム(アメリカ)によってネズミ の成長に不可欠の未知の栄養素として肝油、卵黄などから発見され、 脂肪 に溶けるものと水にとけるものがあることを明らかにし、それぞれ脂溶性 A、水溶性B因子と名付けています。1920年ドラモンド(イギリス)は、こ の脂溶性Aのなかに複数のものが含まれることを見いだし、その一つをビ タミンA(レチノール)と呼びました。1931年にスイスのカラーによって 結晶を得、炭素20個を持つジテルペン(Diterpene C20H33 脂環式炭化 水素)に属し、鎖状構造式の末端に-CH2OHのアルコール基を持つことが明 らかにされています。1937年にクーンによって構造式が合成的に決められ ています。 きわめて不安定な物質ですが近年化学合成され工業的生産が行なわれ、おおく がアセテートとして結晶化されています。その後このアルコ ールが酸化さ れたアルデヒドやカルボン酸が生体内において活性化して作用することが 解明され同じ生理作用をもつ合成化合物も含め、これらを総称しレチノイ ド(網膜 Retinaより得られた類似 化合物)と呼ばれます。一般に、ビタ ミンAという場合にはこのアルコール系( レチノール)のことを指しま す。また緑黄色野菜に含まれるカロチノイドの中には動物体内でビタミン Aに変わる物質が知られビタミンAとしての効力をもつためプロビタミン Aとしています。 海水魚肝油VA1 淡水魚肝油VA2 植物プロビタミンA(αβγカロチン・ク リプトキサンチン)といい、融点が63〜64℃で水に溶けず、アルコールにと け脂溶性、光と酸素に弱く、酸化されやすいので抗酸化剤を使い安定性を 保つようにしています。植物ではダイズなど豆類に多く含まれまれる酵素 リポキシダーゼ(Lipoxidase)によって分解されまたカロチンオキシダー ゼとも呼ばれます。熱には強く普通の調理の温度では殆ど分解されませ ん。 カロチンは動植物に存在しています。ビタミンA(レチノールRetinol、ビ タミンA1、アクセルフトール、Axerophtolともいう)は動物のみの存在レチ ノール当量Retinol activity equivalent,RE)をビタミンAとして表してい ます。 ア(A抗)クセロフトー(xero-phthtalmie乾燥眼炎)ル(olアルコール) は、抗乾燥眼炎アルコールを意味します。 ビタミンAは、腸から吸収されますが低タンパク質のもとでは悪化、高タ ンパク質食でビタミンAの消費も高くなります。カロチンでは脂肪一緒に とることによって吸収率が高められますが、ビタミンAそのものの摂取で は必ずしも脂肪との摂取で吸収率が高まることはありません。 体内で肝臓で高級脂肪酸とのエステル(アルコール+有機酸)として貯蔵 されています。必要に応じて加水分解されレチノールとなりタンパク質 に結合し他の細胞に運搬された後に酸化さ れて作用しています。 血清中の基準量が20〜72μg/dlとして示され摂取不足は、血漿内の減少が 15〜20μg/dl以下で見られます。 体内で利用され不用となったものは、尿、便中に排泄されていきます。 肝臓、緑黄色野菜に多く含まれ上皮細胞の正常化に必要で成長促進、皮膚 粘膜の正常化、抗がん作用を有し、骨・歯の生育にそれぞれに関与してい ます。一般に皮膚・神経系・感覚器その他の上皮などの外胚葉(がいはい よう)系組織(一番外側の細胞)に作用しています。粘膜の成分コンドロ イチン硫酸の生成、血清・筋肉のたんぱく質の合成に必要な成分でもあり ます。 不足すると夜盲症、ドライアイ、皮膚・粘膜の角化、免疫力の低下が起こ ります。 動物実験でビタミンA欠乏でまず最初に成長が停止し、次第に眼に症状が 現れ、徐々に身体の各機能の衰えが見られ、衰弱して細菌に感染しやすく なってきます。 夜盲症は、網膜にビタミンAからつくられるロドプシンという物質が不足 することがおもな原因となっています。活性化して働くのはビタミンA (レチノール)からの第一の酸化段階であるV.Aアルデヒド (レチナール Retinal)が関与しています。 目の粘膜に対して角膜の乾燥、涙腺の分泌能力が減退して角膜、結膜が乾 燥・角化し潰瘍ができる角膜の軟化症を生じてきます。 目の網膜には、明るい時に働く円錐細胞と、薄暗い時に働く桿状(かん じょう)細胞とがあり、桿状細胞にはロドプシン(Rhodopsin視紫紅)とい う暗調応に必要なビタミンAのアルデヒドを結合させた紫色の色素たんぱ く質が存在しています。視紫紅(ししこう・ロドプシン)に弱い光が当た る化合物により視神経が刺激されて物が見える仕組みになっています。 ロドプシンは、光にあうと脱色し橙色から黄色の視黄レチネンRetinene (V.Aの酸化物)とオプシン(Opsin)のたんぱく質とに分解されていきます。 レチネン(視黄)はロドプシンに戻り、一部が脱水素酵素によってビタミ ンAに還元され、循環血流に入ります。この反応は可逆的でビタミンAの 酸化によってレチネンが供給されています。暗いところでは、再びロドプ シン(視紫紅)が作られますがビタミンAが欠乏すればロドプシンが減少 することになり物が見えにくくなるということになります。 皮膚乾燥症としてあげられる皮膚・粘膜の角化は皮膚が乾 き、発疹がで きる粘膜の抵抗力が無くなり、脂汗腺機能が減退し角化してきます。目は 上皮細胞の乾燥を最も受けやすく、ドライアイ(眼乾燥症)、角膜潰瘍、 角膜軟化症を起こし最悪の場合は失明することもあります。 感染症にかかりやすくなり消化器、呼吸器、泌尿器などの粘膜の機能が弱り 胃無酸症、口内炎、扁桃腺炎、中耳炎、結核症、肺炎、かぜ、脳出血、 その他の病気に罹りやすくなってくるのです。歯のホウロウ質も上皮細胞に 属しやはりビタミンAの欠乏により虫歯になりやすくなります。神経系の 障害も報告されています。第二の酸化段階であるV.Aカルボン酸 (レチノ イン酸:Retinoic acid)がムコ多糖類の生成促進に関わり細胞の分化や発生、 生物の正常な成長促進作用や 皮膚粘膜形成などの作用しています。これら の作用は、遺伝子情報の調節により行われて現在なお研究が進められています。 生理作用から抗眼乾燥性ビタミン、上皮細胞保護ビタミン、抗感染性 ビタミンなどとも機能名で呼ばれることもあります。 過剰摂取により食欲減退・吐き気・貧血・皮膚発疹・体重減少・頭 痛・脱毛・かゆみ・肝障害などの症状があり乳児で15mg/1日で服用後24時 間以内で急性障害が見られたといわれています。特に妊娠初期の過剰摂取 で胎児の奇形を誘発するといわれます。また過剰摂取で発ガン性が指摘さ れます。高濃度の摂取20mg/1日でも肺がん、脳血管疾患の発生率が高くな っいます。 抗酸化剤(ビタミンE等)と一緒にとることによって安定、メチオニンに 乳化作用がありビタミンAの利用をよくします。水に不溶、不飽和の二重 結合が多く酸化されやすく特に光に当たり放置されるときわめて不安定に なります。カロチンは抗酸化力、発ガン抑制作用が強く脂肪・胆汁により カロチンの吸収が高まリ主に肝臓に貯えられています。カロチンではレチ ノールの消化吸収率の1/3程度となります。日本人におけるビタミンAの主 な供給源となっているのは、緑黄色野菜からで50〜60%を占めているとい われています。 成人1日の推奨量750μg、上限摂取量3,000μg(3mg)としています。 100,000IU(30mg:30,000μg)以上で過剰症の危険性があります。錠剤、 カプセルでの濃縮されたものの摂取には注意が促され栄養機能食品として の上限が2000IU(600μg)、下限600IU(180μg)とし示されています。平成 15年(2003年)国民・健康栄養調査、ビタミンA(レチノール当量) μgRE 平均摂取量922μgでした。100g中でスモークレバー17,000μg、 やつめうなぎ8,200μg、うなぎ2400μg、しその葉1,800μg、モロヘイヤ 1,700μg、ほたるいか1,500μg、人参1,500μg、パセリ1,200μg、豚肝臓 1,300μg、ほうれん草700μg、みかん170μg,ブルーベリー9μgを含みます。 ビタミンAの主な給源となっているカロチノイド、カロチン、βーカロ チンについては、 カロチノイド カロチノイドはドイツ語、英語読みでカロテノイドとして表されてい る。多くは、脂溶性、水に不溶の色素で動植物に存在し赤、橙黄色をし て、光に不安定、熱に安定しているが酸化しやすく変色、退色されやす い。今までに600種以上が知られ、ひとつの食品中に数種から20数種混在し ていて、トマトは、リコピンが80〜90%、他のカロチノイド(β、γカロチ ン、ルテン他数種)10〜20%であることから赤色が目立つ。炭素と水素から からなり酸素を含まないカロチン類[βーカロチン(人参、柑橘類、卵黄)、 リコピン(トマト、西瓜、柿) ]と、酸素を含むキサントフィル類[ルテン (緑葉、きゃべつ、トウモロコシ)、アスタキサンチン(鮭、鱒、えび、か に)、カプサンチン(赤ピーマン、唐辛子、パプリカ)]などに分けられる。 脊椎動物の多くは、体内で合成できず、餌によってバター、卵黄の色素に 変化がでている。 動物の体内でビタミンAに変わることからプロビタミンA(βーカロチン、 αーカロチン、βークリプトキサンチン)といわれるものが多い。乳化剤を使 用し水溶性として着色料としても使われ、アイスクリーム、バター、ジュ ース、チーズに利用される。 プロビタミンAは過剰症がないことが知られビタミンAの摂取としてビタミン Aおよびカロテノイドそれぞれから半量づつとることが望ましいとされ ている。比較的、体内での吸収率が高く、その濃度は予防にも関係している として期待されている。 カロチン 最初人参(carota)の色素から見出された事からcarotene(カロチン)と している。α(あるふぁ:人参、柑橘類、緑葉)、β(べーた:人参、さつま 芋、柑橘類、卵黄)、γ(がんま:人参、小豆、柑橘類)、δ(でるた)カロチン、 リコピンが知られる。動植物に存在し橙、黄色の色素のカロチンは、体内で 分解されビタミンAになることからプロビタミンAと呼ばれα、β、γのカロ チンがその作用を有しプロビタミンAとしている。 脂溶性で吸収率は、生のままだと10〜30%が油脂類と一緒に摂取すると50% 程度まで高められる。胆汁の分泌が阻害されるとカロチンの吸収も悪くなる。 A効力としてβカロチンはα、γのカロチン、クリプトキサンチンの2 倍強いといわれ、ビタミンA1と比較してβカロチン1/2、α・γカロチ ン・クリプトキサンチン1/6とされる。 野菜や果物に含まれているカロチンとビタミンEを組み合わせて取ることで 強力な抗酸化力を示し肝臓ガンを予防できることが明らかにされる。 βカロチンCarotene べーたかろちん 体内でビタミンAに変わる物質のひとつで0.6μg=1IUが白ねずみのビタ ミンA欠乏症の発症防止できる最低量として定めていた。小腸粘膜のジオキ シゲナーゼという酵素によって分解され2分子のビタミンAになる。 βカ ロチンは、βカロテンともいい、水溶性で体内で必要な分だけビタミンAに 変換され蓄積され、過剰摂取する心配はないといわれる。そのため、ビタ ミンAの半分はβ-カロテンやβ-クリプトキサンチンなどから摂取するの がよいとされる。βカロテンは、過剰摂取で蓄積されると単に皮膚が黄色 くなること以外の過剰症を起こさないといわれている。 参考としてアメリカのガン研究所は、ガンについての疫学調査結果から、 毎日6mgのβ-カロテンを摂取することをすすめている。世界的にビタミン Aの供給源の80%は野菜と果物からとなっている。β−カロチン、ビタミン C、Eの不足で肺がん、狭心症、心疾患に陥りやすい。 目によいとしてビタミンAとともに、ビタミンB群,C,E,βカロチン,ル テイン、亜鉛、たんぱく質、タウリン、コンドロイチン、DHA、アントシア ニン系色素などが利用されています。ビタミンAの過剰摂取がよく取り上 げられていますが、日本人の成人1日の推奨量750μg、上限摂取量3,000μ g(3mg)、平均摂取量は、930μgていどで推奨量を満たしています。疲れを 感じた時には、ご自身の栄養バランスを見直してみることも必要です。 ときどきちょっとした注目の食品、話題(アジサイの葉喫食による食中毒など)につい てトップページで記載してますので覗いてみてください。 http://www3.ocn.ne.jp/~eiyou-km/ ※表現の誤り、加筆したりしていますので今までに配信致しました分についての最新 情報は、ホームページよりご覧いただければと思います。 ◎次回は、「慢性腎不全の食事療法」を予定しております。 気になる食生活情報を随時掲載お届けしてまいります。 ご購読有難うございます。 ご意見、ご感想をお寄せ下さい。 ━━━PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ロイヤルゼリーは、中国では古くから「王乳」とも呼ばれ不老長寿に使われていまし た。美肌の持ち主クレオパトラも愛用いていたと伝えられます。 近年では、1956年の国際会議でローマ法王ビオ12世が老衰で危篤状態に陥った時ロ イヤルゼリーによって奇跡的な回復をしたことが報告されています。 体内で自律神 経を支配するアセチルコリン、生命力を活性化させるビタミンB群、皮膚の栄養を保 つパントテン酸、ロイヤルゼリーにしか含まれないデセン酸は、殺菌、抗菌作用があ り蜂蜜より効果的といわれています。 女王蜂を育てるための特別な食べ物で、花粉を働き蜂が消化吸収し下咽頭線から分 泌する乳白色の液体です。更年期を迎え基礎代謝、新陳代謝の衰えに、そして「元 気」を維持したい方に滋養、強壮と美肌に「ロイヤルゼリー」を、お薦めします。 ロイヤル2000+ギャバ:粒(150粒)ロイヤルゼリー&ギャバ 主要成分(1日の目安/5粒:生換算ロイヤルゼリー2000mg ギャバ100mg) ロイヤルゼリーにギャバがプラスされパワーアップして値段据え置きです。 特に40歳をすぎ生活習慣病が気になり出したらそして 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