2009/03/02
猫のおきてVol.190「宗教書としての猫毛本」
猫は人の足を踏みながら通る。猫はすりすりする。などなど、どういうわけでだか猫た ちが決まってする行動の数々。このメールマガジンでは、そんな愛らしくも不可解な行動、 習性を「猫のおきて」と呼び、それにまつわるあれやこれやについて大まぢめかつ勝手気 ままに考察してまいります。筆者の周囲の猫たちの日常も、覗いていただけます。 今回も、次回と同じようにどうでもいい感じの話題。しかも前回より益々、猫そのもの とは関係ないですし。でも、当「猫おき」読者諸賢は、こういう「しょうもなさ」はお好 きではないかと。しばしお楽しみくださいませ。 ======================================== 猫のおきて Vol.190 宗教書としての猫毛本 ======================================== 先月中旬に発売された、拙著『猫毛フェルトの本』。 出版されたことでまずは大ヨロコビなのだが、さらにできれば、出たからには売れてほ しいというのは、著者なら誰しも持つ願い。そんなわけで私も、本の様子を見守りに書店 に行ったり、アマゾンでのランキングを見たりしている日々である。 そのアマゾンで、猫毛本に思わぬ事態が展開しているのだ。 2月20日13:00現在、猫毛本のページのランキング表示、「各カテゴリー内でのランキ ング」が、 4位 ─ 本 > 人文・思想 > 宗教 > キリスト教・ユダヤ教 > キリスト教入門 4位 ─ 本 > 人文・思想 > 宗教 > キリスト教・ユダヤ教 > キリスト教一般 となっていたのである。 そうか、自分で書いたのに気付かなかったが、猫毛本、人文・思想書なんだ。しかもキ リスト教。 その事実には一瞬意表を衝かれたものの、考えてみればまあ、猫という存在自体、ある 種「福音」のようなものではある。そのことを理解した上でこの分類にしているのなら、 それも一つの見識であろう、アマゾン案外深いぜ、と思ったものの、とりあえず編集者に 連絡し、その事実を伝える。と、「訂正するよう手配します」との由。 そして、しばらく経ってから、またアマゾンで猫毛本のページを見てみた。すると2月 23日1:30現在、今度は、 3位 ─ 本 > 人文・思想 > 宗教 > キリスト教・ユダヤ教 > キリスト教入門 3位 ─ 本 > 暮らし・健康・子育て > 手芸・クラフト > フェルト小物製作 3位 ─ 本 > 人文・思想 > 宗教 > キリスト教・ユダヤ教 > キリスト教一般 になっていたのである。 そうか。 「手芸・クラフト」であることも認めるけれども、同時に「人文・思想書」でもあること も、どうしても外したくないのだな、アマゾン。 確かに、著者としては、「猫についての思想書」として読んでいただいても、一向に構わ ないのだが、アマゾンのこの分類は、さらに驚くべき展開を導いた。 2月26日14:30現在、「人文・思想 > 宗教 > キリスト教・ユダヤ教」でのランキング が、上位からこんなふうになっていたのである。 1位『後世への最大遺物・デンマルク国の話』(内村 鑑三) 2位『猫毛フェルトの本―うちの猫と作る簡単ハンドクラフト』(筆者) 3位『キリストの誕生』(遠藤周作) 4位『新約聖書入門―心の糧を求める人へ』(三浦綾子) 日本キリスト教界の巨人・重鎮らの名著と肩を並べる猫毛本! すごー! 何て恐れ多 い! …と、はしゃいでみるものの、しかしここまでくると、これってどうなんだろう? このままではいけないのでは? とも思われてくる。 つまり、ここはもう、その内実に見合う「宗教書としての猫毛本」をも書くべきではな かろうかという、書き手としての使命感が生まれてきたのである。 そこで、その使命感に突き動かされ、とりあえずその「まえがき」をしたためてみた。 < 中央ヨーロッパの一小都市、ネコケフェルト。 その旧市街中心部には、近年中の世界文化遺産登録が確実視されているネコケフェルト 大聖堂が、往時の歴史を伝えるかのような威容を誇っている。ここは、中世からルネサン スに至るキリスト教の転換期において、さまざまな論争の舞台、歴史的事件の現場となっ てきたが、そのことはごく近年まで歴史の闇に葬られていた。 ネコケフェルト大聖堂は、近隣のリリエンフェルトのシトー会修道院(1202年建設)と、 建築の類似性を指摘されるが、その果たした役割は、シトー会とも、また当時強大な勢力 を誇っていたベネディクト会とも立場を異にする、独自の宗教思想に基づくものであった。 そのような、ネコケフェルトの特異な歴史、宗教的立場が明らかになったのは、2007年 偶然発見され、世界に衝撃を与えた「ネコケフェルト文書」によるところが大きい。 この本では、近年の「ネコケフェルト文書」の詳細な分析を通じて明らかになった、こ の稀有な町の歴史を述べていきたい。 > ――と、こんな感じなのだが、いかがであろうか? でも、もしご好評であっても、私の受けたキリスト教教育は幼稚園までであるし、手持 ちの知識では、ここまで書くだけでいっぱいいっぱいであった。 宗教書としてのネコケ本、やはり無理そうである。 *−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−* ●今は順位、もっと下がってしまっていますけれどね。でも、時間によってすごく変動大 きいですね〜 アマゾン順位。また上がることを祈りつつ。 ちなみに、他のネット書店「セブンアンドワイ ヤフー店」では http://store.shopping.yahoo.co.jp/7andy/r0399540.html 「関連キーワード」が、「ネコゲフェルトノホン ねこげふぇるとのほん」になっています。 表紙にちゃんと「ねこけふぇると」って、印刷してあるのにな。 ネコゲフェルトは、どういう宗教都市なんでしょうね? ●子猫の町蔵、連載ラス前です。 @nifty語ろ具に連載中の「子猫の町蔵日記」、明日3月3日掲載号は、21号になります が、次回22号が最終回。いよいよ貰われていく子猫の町蔵、写真もたくさんありますので、 どうぞご覧下さいませ。 子猫の町蔵日記http://golog.nifty.com/feature/koneko/index.htm?top_info ●今回のアンケートは単純です。架空の都市も含まれますが、オアソビでお答えください。 問:以下の町(架空含む)のうち、一番行ってみたいのはどこですか? ◆ネコケフェルト ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000072Q0028671A17dfd ◆ネコゲフェルト ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000072Q0028671A2898d ◆リリエンフェルト ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000072Q0028671A38916 ◆クレフェルト ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000072Q0028671A438b5 ◆クニッテルフェルト ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000072Q0028671A5d043 ◆アルスフェルト ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000072Q0028671A6f2cc ◆ヴァイシェンフェルト ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000072Q0028671A7cbe5 ◆豪徳寺 ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000072Q0028671A82d9d ○結果を見る ┗ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0028671Cb66f ○コメントボード ┗ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0028671P00C85dd 締切:2009年03月09日23時00分 協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/ ※アンケートへのご回答、ご記入いただいたコメントにつきましては、「猫のおきて」や 他の媒体に掲載することがございます。予めご承知おきください) ※アンケートのシステム自体についてのご質問は、 クリックアンケート http://clickenquete.com/に直接お願い致します。 ●ご感想やリクエスト、お問い合わせなど、メールやブログのコメントで寄せ下さいませ。 ======================================== 「猫のおきて」(Vol.190)2009年3月2日発行(ほぼ2の日発行) 【著者・発行者】馨歩 あらため 蔦谷耕書堂 あるいは 蔦谷K (皆様の呼びかけやすい名前で、何でも結構です) 【E-MAIL】 bon-neko@mbi.nifty.com 【ブログ「猫のおきて」】http://nekono-okite.cocolog-nifty.com/ 【ブログ「猫毛フェルトの部屋】http://nekoke.com 【@nifty「子猫の町蔵日記」】http://golog.nifty.com/feature/koneko/index.htm 【サイト「盆猫」】 http://homepage2.nifty.com/bon-neko/ 【配信システム】購読申込、購読解除、バックナンバー閲覧は下記にて。 melma! http://www.melma.com/mag/84/m00052884/ ( melma!の購読解除 http://www.melma.com/taikai/) カプライト http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/5925.html まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000096408.htm (まぐまぐの購読解除) http://www.mag2.com/m/0000096408.htm 【解除ならびに配信停止について】ご利用の配信システムの手順に従い、ご自分でお手続 き願います。(上記に「購読解除」記載のないシステムは記載してあるURLで解除手続 きできます)※このメールへの返信や発行者宛メールで解除依頼をなさっても、配信停止 はシステム上できませんのでご注意下さい。 ======================================== ■誤字、脱字、文字化け、不具合、御不明点がありましたらご連絡いただければ幸いです。 ■いただいたコメントなどは、記入者にお断りなく、ブログ上及び他の媒体でご紹介する 場合があります。予めご了承ください。 ■「猫のおきて」に掲載されている内容は、ご家族、ご友人などまわりの皆さんにどんど んお広め下さい。その場合「『猫のおきて』で読んだんだけどさ」と言っていただけると 嬉しいです。転載などなさる場合もお知らせいただけると嬉しいです。 < 記事内容の全ての著作権は著者・馨歩に帰属します >



