猫のおきてVol.180「読者諸賢からのブックレビュー」
猫は人の足を踏みながら通る。猫が膝に来るとトイレに行きたくなる。などなど、どう
いうわけでだか猫たちが決まってする行動の数々。このメールマガジンでは、そんな愛ら
しくも不可解な行動、習性を「猫のおきて」と呼び、それにまつわるあれやこれやについ
て大まぢめかつ勝手気ままに考察してまいります。筆者の飼い猫、黒猫の「ち」や、通い
猫の「ヘディ猫」の日常を、覗いていただけます。
さて、前回はサンジョルディの日に因みまして、本のテーマをお届けしました。その「本」
テーマを受けて、久々に「読者諸賢の部屋」号をお届けします。サンジョルディの日は23
日で、ちょっと遅れて恐縮ですが、どうぞお楽しみください。
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猫のおきて 180号 読者諸賢の部屋
サン・ジョルディの日記念 読者諸賢からのブックレビュー
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前号で、「サン・ジョルディの日」に因み、当方の周りの猫たちからのブックレビューを
お届けしました。それと連動して、ブログのほうで、「サン・ジョルディの日記念、あなた
のおすすめ猫本は?」と募集したところ、多くの楽しい猫本をご紹介いただきました。
今号では、その中からお勧めコメントとともに抄録・再録し、当方の一言を添え、入手・
閲覧に役立つ書誌情報も併せてご紹介します。
☆Gaviさんのおすすめ☆
●『夏への扉』R.A.ハインライン著、福島正実訳(ハヤカワ文庫)
http://www.books.or.jp/ResultDetail.aspx?IdString=0%2cMAIN%2cNODE%2c6483655&scod
e=&searchtype=0&title=%89%c4%82%d6%82%cc%94%e0&writer=&syuppansya=&showcount=20&
startindex=0
※英語で読みたい方には! ↓
http://www.kodansha-intl.com/books/html/jp/9784770026606.html
ハインラインの「夏への扉」がすぐ浮かんだって。
(馨:主人公と冒険を共にする飼い猫の「ピート」こと「護民官ペトロニウス」、「最高の
相棒」って彼のことですよね)
●『猫の建築家』森博嗣(光文社)
http://www.books.or.jp/ResultDetail.aspx?IdString=0%2cMAIN%2cNODE%2c2862530&scod
e=&searchtype=0&title=%94L%82%cc%8c%9a%92z%89%c6&writer=&syuppansya=&showcount=2
0&startindex=0
最近のでは「猫の建築家」も挿絵?(佐久間真人さん画)もステキだったって。
(馨:スタイリッシュでいいですね。森博嗣では『悪戯王子と猫の物語』が当方のお気に
入り。掌編集で、猫のことを書いてない作品も収録されていますが、猫が出てこなくても
猫的なんですよ〜)
☆ふらんさんのおすすめ☆
●『チーズスイートホーム』こなみかなた(講談社)
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=3349438
漫画なら「チーズスイートホーム」が可愛いですよ。 最近アニメにもなっておりますが、
私が子猫とフォーリンラブして家にお招きした場合「俺は実家に帰る!」と言い放つ夫が
「子猫も可愛いかも」と豹変した作品です。
(馨:当家の猫が「チー」に近い「ち」だけに、親近感があります(^−^))
●「大島弓子さんのサバを書いたエッセイ漫画」→馨:例えば以下のような…
『サバの秋の夜長』大島弓子 (白泉社文庫)
http://www.s-book.com/plsql/com2_detail?isbn=ISBN4-592-88360-8
『サバの夏が来た』大島弓子 (白泉社文庫)
http://www.s-book.com/plsql/com2_detail?isbn=ISBN4-592-88700-X
私は大島弓子さんのサバを書いたエッセイ漫画を愛しております。
(馨:「サバ」、いいですよね。何気ない描写に、泣きます。因みに大島弓子の漫画の中で、
愛猫の「サバ」は人間の姿で描かれ、次の愛猫の「グーグー」が猫の姿で描かれているこ
とが、実はかなり大きな意味をはらんでいるのではないかと勝手に憶測したりしておるの
ですが)
☆tieta4uさんのおすすめ☆
●『エルマーのぼうけん』
ルース・スタイルス・ガネット著、ルース・クリスマン・ガネット絵 、渡辺茂男訳
(福音館書店)
http://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.php?isbn=978-4-8340-0013-9
えーと、猫の本じゃないけど、私はエルマーのぼうけんという子供の本が好きです。
主人公のエルマーが巡り会った猫に友達の竜を助けて欲しいと頼まれて、子供の竜を助け
にいくお話です。猫はちゃんと登場するんですよ。重要人物で(笑)
(馨:『エルマーのぼうけん』、当方も子供のころ読みました〜。表紙の絵さえ思い出せる
のですが、>猫はちゃんと登場するんですよ。重要人物で(笑)
え…? 忘れています。すっぱりと。読み返してみようっと)
●『ネコはなぜ絵を描くか』ヘザー・ブッシュ、バートン・シルヴァー共著(ベネディク
ト・タッシェン出版)
http://www.amazon.co.jp/Why-Cats-Paint-Theory-Aesthetics/dp/0898156122
(↑邦訳の入手情報はなかったので、原書です)
『Why cats paint?』という本もいいですねー。猫が絵を描くという設定で猫の描いた絵が
次から次へとでてくる傑作本です。
(馨:あああもうサイコーですよね! 当家の猫文庫でも白眉というべき1冊。日本語版
も出版されており、邦題は『ネコはなぜ絵を描くか』となっています。洋書コードで出回
ってたので、洋書を扱う書店じゃないと買えなかったので、そこが残念)
☆ちゃちゃーさんのお問い合わせ☆
どうしてもよんでみたかった本(今だ未読です)は猫おきによく出てきた「欧米を代表す
るねこたわけ、マイケル(?)某博士」の書いた本…。この本の題名はなんだったでしょ
うか〜?どうしても読んでみたくて…
(馨:マイケル某博士は、「マイケル・W・フォックス先生」で、「猫おき」で引用、ご紹
介などしたのは確か『フォックス先生の猫マッサージ』、『ネコのこころがわかる本』など
ですね。他にも猫関連著書多数です)
●『フォックス先生の猫マッサージ』マイケル・W. フォックス 著、山田 雅久訳(洋泉社)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E5%85%88%E
7%94%9F%E3%81%AE%E7%8C%AB%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%B8-%E3%83%9E
%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BBW-%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82
%B9/dp/4896918592
●『ネコのこころがわかる本』マイケル・W.フォックス 著、 奥野 卓司訳(朝日文庫)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8D%E3%82%B3%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%93%E3%82%8D%E
3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E6%9C%AC%E2%80%95%E5%8B%95%E7%89%A9%E8%A1%8C%
E5%8B%95%E5%AD%A6%E3%81%AE%E8%A6%96%E7%82%B9%E3%81%8B%E3%82%89-%E6%9C%9D%E6%97%A
5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BBW-%E3%83%95%E3%
82%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4022606681
※メルマガ「猫おき」では、以下にご紹介しています。
Vol.7「マッサージさせてくれる」02年12月13日配信
http://www.melma.com/backnumber_52884_1021987/
Vol.74「すりすりする」2003年10月2日配信
http://www.melma.com/backnumber_52884_1022060/
☆せいらんさんのおすすめ☆
●『100万回生きたねこ』佐野洋子著(講談社)
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1272748
定番中の定番ぽいですが、何度読んでも泣けますねぇ。
(馨:当方も好きです。「猫には九生」どころか、「100万生」ある! それにしても生ま
れ変わらなくなることが到達点なんて、「輪廻からの解脱」のようで考えてみれば仏教的で
すね)
●『ねこの肉球 完全版』荒川 千尋・著、板東 寛写真(文春文庫PLUS)
http://www.bunshun.co.jp/book_db/7/66/05/9784167660581.shtml
や〜らかそうな、にくきゅうに口元も緩みっ放しです。
(馨:お好きな方には堪らない逸品…という感じですよね。見るとつい手近な猫の肉球を
触らずにはいられなくなります♪)
というわけで、いかがでしょう? お気に入りの本、気になる本はおありでしたか? こ
の連休、のんびり猫本をお読みになるのも楽しいのでは。
*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*
●因みに当方の連休は仕事…、たぶん… (ああああシケてます!)
そんな当方の慰めは読者諸賢からのご感想でございます。どうぞメールや「ブログ猫お
き」へのコメントなどをお寄せ下さいませ。
●今回はアンケートはお休みです。皆様のお勧め猫本などは「猫のおきて」ブログへぜひ。
http://plaza.rakuten.co.jp/nekonookite/
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「猫のおきて」(180号)2008年4月26日発行(本当は、ほぼ2の日発行)
【著者・発行者】 馨歩
【E-MAIL】 bon-neko@mbi.nifty.com
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■誤字、脱字、文字化け、不具合、御不明点がありましたらご連絡いただければ幸いです。
■「猫のおきて」に掲載されている内容は、ご家族、ご友人などまわりの皆さんにどんど
んお広め下さい。その場合「『猫のおきて』で読んだんだけどさ」と言っていただけると
嬉しいです。転載などなさる場合もお知らせいただけると嬉しいです。
―――――――記事内容の全ての著作権は著者・馨歩に帰属します―――――


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