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2007/07/20

★☆★ 北の大地・発 《00》★☆★

=====================================2007/6/20(vol.56)===

  ★☆★  メルマガ 北 の 大 地 ・ 発  ★☆★

         発行:北海道生活科・総合的な学習教育連盟
           http://www.fan.hi-ho.ne.jp/douseiren/
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 大きな地震のニュースがありました。
 被災された地域の方々のことを思うと心が痛みます。
 1日も早く安心して過ごせますよう願っております。

 北海道生活科・総合的な学習教育連盟が発行するメルマガ「北の
大地・発」56号の巻頭記事は「「あなたの学校の生活・総合の指
導計画を教えて!」です。
 今回は,2つの学校の総合的な学習の時間のカリキュラムを紹介
します。
 総合的な学習を一層充実したものにしていくためにも、各校での
カリキュラム整備は必須です。
 行き当たりばったりの総合から脱却していくために、本メルマガ
の情報がみなさんに、少しでもお役に立てればと考えています。


○●○ INDEX ○●○
【1】巻頭特集
   「「あなたの学校の生活・総合の指導計画を教えて!」
【2】連載1
   「生活科再入門」<2>
【3】連載2
   「総合的な学習の時間再入門」<2>
【4】連載3
   「ネット研NOW」<2>
【5】リレー連載
   「北の大地発」<釧路地区>
【6】生総ニュース
   「文部科学省にこんなサイトが…」
【7】読者の声
   
   編集後記


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【1】「あなたの学校の生活・総合の指導計画を教えて!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
2つの学校の「総合的な学習の時間」のカリキュラムを紹介します。
「総合的な学習」では、地域の素材を積極的に生かすことが1つの
大きな特色です。
その素材を通して、子供たちにつけていく力を明確にしていき、確
実に力をつけていくことが大切です。
カリキュラムの整備は、そのための第一段階であります。
56号の巻頭特集は、その「カリキュラム」について、様々な角度
から目を向けてみました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「誰もが取り組める総合的な学習を目指して」


現在、私が勤務している旭川市立旭川第三小学校の総合的な学習
の時間について紹介したいと思います。

○総合的な学習の愛称

校内では、子ども達に親しみが持てるよう「総合的な学習の時間」
とは呼ばず、愛称を「きらきらタイム」としています。
一人一人が「自分らしい学び」を構築し、学習活動を進める中で、
きらきら輝いて欲しいという教師の願いが込められています。子ど
も達はこの「きらきらタイム」を楽しみにしている子が多いです。

○本校のカリキュラムの特色

本校のカリキュラムの特色は、年間の学習を大きく「福祉」「環境」
「国際理解」3つの柱に分けて計画しているところです。

「福祉」分野では、学年の発達段階に応じて点字体験、アイマスク
体験、車いす体験を設定しています。また、地域にある福祉施設を
訪問し、定期的に交流をしています。

「環境」では、栽培活動や農業体験を行っています。特に5年生で
は、地域の水田をお借りして田植えから収穫までの貴重な体験をさ
せてもらっています。

「国際理解」では、ALTを招いての交流や、年に一度「ロシア」
の子ども達との文化交流も行っています。また、英語活動に熱心に
取り組んでいる先生が多いこともあり、年間15時間程度を英語活
動に当て、体を動かして英語に親しむ楽しい活動を実践しています。

○今後の課題

現在、本校のカリキュラムの課題としては、
・誰が見ても学習の流れがイメージできる指導計画を作成する
・子供たちに身に付けさせたい力をより明確にした指導計画を作成
 する
の2点があげられます。

「誰が見ても」の部分に関しては、年間指導計画を見ただけで“こ
んな学習を展開するんだ”というイメージがわく“誰もができる総
合的な学習”を目指して改善を図っているところです。

「身に付けさせたい力」については、学年の系統性を考え、卒業ま
でにどのような力を付けさせるのかを意識した指導計画にしていけ
ればと考えています。

           (旭川市立旭川第三小学校 植村 博行)

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「『マルメロタイム』〜総合的な学習の時間カリキュラム」
      

本校では、総合的な学習の時間を『マルメロタイム』と呼び、「見
つける力」「追求する力」「表現する力」「活かす力」を育ててい
る。
中でも、学校の横を流れる大野川を素材として扱う「環境教育活動
:せせらぎサイエンス」が特色である。
また、旧大野町(上磯町と大野町が合併をして現在は北斗市となっ
ている)の特産物である『マルメロ』(果実)を素材とした学習も
行っている。

*マルメロとは・・・
 カリンと間違われる事もあるようですが、マルメロはバラ目ナシ
 科マルメロ属で、カリンはナシ科のカリン属です。
 中央アジアが原産で、ヨーロッパでは古くから栽培されていた果
 実です。 旧大野町へは明治初期に伝わったとされています。
 香りが高く、北斗市では,ワイン,ジャムなど特産品となってい
 ます。


○「せせらぎサイエンス」の主な流れ

・3年生では、川でとことん遊び、川と子どもの距離を縮める
・4年生では、川の周りを歩いたり、生き物調べをしたり、ごみ拾
 いをしたりして、環境に目をむけさせていく。
・5年生では、豊かな川の流れと地域の農業の中心である稲作を同
 時に学習していく。
・6年生では、「発信・島川」と題して、今までの学習のまとめと
 して、環境問題を扱っていく。

全学年を通して川を素材とした生活科、総合的な学習の時間を行っ
ている。

○「マルメロプロジェクト」の主な流れ

『マルメロ』は、地域の特産物であり、校地内に数本の木が植樹さ
れている。このマルメロの栽培、収穫を通して、さまざまな疑問を
持ち、解決していく学習である。

地域でマルメロを栽培している方にお話を聞いたり、一緒に袋がけ
をしたり、ホームページなどで調べたりする。そして、実際にマル
メロを使った料理を作り、他の学級や保護者の方に食べていただき、
その感想を聞いたりする。

活動のまとめとして、ガイドブック形式にまとめる。活動を通して、
地域の自然環境に目をむけながら、地元の特産であるマルメロへの
関心を高めたり、地域の人とのかかわりを大切にする心を育てたり
できる。

その他に、ALTといっしょに英会話に慣れ親しむ「エンジョイ・イン
グリッシュ」、情報を主体的に収集、選択、活用、発信する能力や、
基本的なコンピュータスキルや情報モラルを習得する「パソタイム」
なども、総合的な学習の時間として取り組んでいる。
  
            (北斗市立島川小学校 教諭 宮森仁之)


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【2】連載1・「生活科再入門」<2>
〜生活科シロウトによる、生活科シロウトの方のための入門帳〜
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▽▼生活科が新設された背景〜その発端は?▼▽

まず、生活科新設の背景を紹介するにあたって、次の2つの流れを
おさえたいと思います。

【昭和20年代】
  学校の基礎基本は「生活を営む力を養うこと」であるとされ、
  経験主義教育がさかんであった。
    →しかし、漢字が書けない、計算力が低下しているなどの
     声があがり、昭和30年代の転換につながっていく。

【昭和30年代】
  基礎学力の充実が図られ、系統学習へと転換。その系統学習が
  発展していくことに。
    →それに伴って“新たな課題”が指摘されるようになる。
    
さて、その“新たな課題”とは、何かご存知ですか?
…それは低学年の社会理科のこと。
そう、今は亡き(?)低学年の2教科なのです。


▽▼課題視された低学年社会理科▼▽

昭和42年の教育課程審議会の答申では、

低学年社会について、
「具体性に欠け、教師の説明を中心とした学習に流れやすい内容の
取り扱いについて検討し、発達段階に即して効果的な指導ができる
ようにすること」

低学年理科については、
「児童が自ら身近な事物や現象に働きかけることを尊重し、経験を
豊富にするよう内容を改善すること」

とし、昭和43年の学習指導要領の改訂では、低学年の理科社会の
改善が図られるようにしています。
特に低学年に対しては、知識だけではだめだということを審議会で
は感じ始めていたのですね。

しかし、3年という短い月日だけでは、改善が見られなかったので
しょう。
そこで、先月号で問題に出した答申…昭和46年の中央教育審議会
の答申がなされるわけです。

「初等教育の段階においては、国語と算数を重視するとともに、特
に低学年では、生活および学習の基本的な態度・能力を育てること
が大切であるから、従来の教科区分にとらわれず、総合的な教育が
可能な教育課程の再検討が必要である」

と。


▽▼合科的指導の困難から、生活科の誕生へ▼▽

それから、生活科新設までの流れが、少しずつ大きなものになって
きます。

昭和50年の教育課程審議会では、小学校低学年について、次のよ
うに提示しています。

「社会理科の内容を中心として、児童が自分たちをとりまいている
社会的および自然的な環境について学習することを共通のねらいと
するような目標と内容をもった新しい教科を設けることについても
研究してみる必要がある」

その後、総合学習の研究が進められたものの、昭和51年に
「合科的な指導を従来以上に推進するような措置をとること」
という答申があり、新教科の設置は見送られてしまいます。

ですが、学習指導要領の改訂で合科的な指導を高める配慮を行うよ
うにされたものの、実際にその指導は難しく、低学年の教科の再構
成の必要性がいろいろな場で訴えられるのです。

そして、ついに、昭和62年、生活科の設置が答申され、平成元年
の学習指導要領の告示によって、生活科が正式に誕生することにな
ったわけです。


▽▼生活科が新設までの流れを知って▼▽

先月号で、私は次のようなイメージを抱いた…と書きました。

「そういう(生活科の)ねらいって、別に社会や理科の中でも可能じ
ゃん。なんでその教科の中でやろうとしないわけ?」

しかし、過去の審議会の中でいろいろ答申されていた、

○社会理科の授業で、今の生活科のねらいのようなことを実現する
 ことは難しいものだった
○合科できないから、新しい科目をつくらざるをえなかった

という事実を知り、改めて“生活科”という教科の必要性を感じる
ことができました。

ですがその一方で
「自分が学んできた理科社会は、なんだったんだろう…?」
と感じる自分がいます。
「総合的な学習をしている私たちは失敗作なの?」
等の声をしばし投書欄等で見るのですが、それと似たようなものか
もしれません。

…子供たちをよりよい方向へ導く学習内容をつくるということは、
本当に難しいことなんですね。

            (札幌市立鴻城小学校 角井陽子)


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【3】連載2・「総合的な学習の時間再入門」<2>
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2の1  論文って?

前回の連載で、総合的な学習の時間を次のように言い切りました。

「子供たちが論文を書けるようにするのが総合的な学習である。」

なんで,論文かと言うと,総合的な学習とは課題を自分で見つけ,
それを自分で解決していく学習だからです。系統的に学ぶ「知」で
はなく,到達地点もその子によって違ってくるのです。これは,大
学の卒論的であると考えます。
でも,子供たちに論文を書かせると考える前に,私自身が論文をき
ちんと書けるのかなぁ〜と思ってしまいました。
だって,大人でも自立している人って,あまりいないかもしれない
と思ってしまうのです。
突然,「自立」という言葉が出てきました。自立というと一般的に
は「経済的な自立」ということを考える方が多いと思います。そう
考えると,働いている大人の皆さんは,自立していることになりま
すが,ここでは「課題を自分で見つけ,自分で解決していく」とい
うことを学びにおける「自立」と意味づけることにします。
そして,私そしてあなたの職場(ごめんなさい。学校のセンセ対象
に書いています。)が共同研究ではなくて,個人研究だったとした
時に,どれだけの研究を自ら進めていくことができるでしょうか?
本メルマガの読者には,「大丈夫だ。任せろ!!」と言える方々が
多いのだろうなと予想はできるのですが,一般的には困ってしまう
人が多いと思います。総合的な学習を指導する教師自身が自立して
いないといけなのです。

おっと,論文の話でしたね。私が,真剣に書いた最初の論文は,大
学の卒業論文でした。
でも,自分でテーマを決められたかというと,センセに決めてもら
った覚えがあります。自分で,何をするかと決められなかったので
す。たぶん,それまでの学びのスタイルが受身だったからでしょう
ね。
そう言えば,その時のセンセにこう言われました。

「君たちは真面目だね。言われたことはきちんとこなす。」

英語の辞書を片手に,その当時の最先端の論文を訳していたのです。
貴重な時間を使い,センセのために,セッセと翻訳をしていたので
した。内容はイマイチ理解できませんでしたが。
確か,「超伝導」の論文でした。でも,その後に言われた言葉が忘
れられません。

「でも,君たちって面白味がないよね。」

多分,今思うと,学びの中に自分というものがなかったのですね。
与えられる受身の学びから,自分にとっての意味を考えることので
きる学び。そういう学び方ができる人間が面白味のある人間だと大
学の先生は言いたかったのではないでしょうか。そう考えると面白
味のある人間を育てるのが,総合的な学習なのでしょう。


2の2 論文を書き始めるには


その,論文を書くためには,とりあえず課題を持っていないといけ
ません。子供流に言うと「はてな」からのスタートでしょう。

みなさんなら分かると思いますが,完璧オリジナルの疑問というも
のは,かなりレベルの高いものですから,借り物からのスタートで
も十分だと思います。
だからこそ教師のこだわりをぶつけることには,大賛成です。
そして,とりあえず,調べるわけです。詳しい人に聞くとか,文献
を調べるとか,自分の学生時代はありませんでしたが,インターネ
ットで検索をするとかです。
でも,それらの情報から考えるのは自分です。そして,新しい疑問
を持ちます。それが,本物の自分の疑問です。
疑問を持つためには,やはりその世界を知らないといけないのです。
無知の分野で疑問を持つことは,たぶんできないでしょう。

私たちの連盟が編集発行している『読まずに語るな 生活・総合』
のP24には,当時の文部科学省視学官の嶋野道弘先の言葉が書か
れています。

「まずは教師ありき。」

私たちが,「何をしたいのか。何をしなければならないのか。」と
いうことを打ち出すことが必要なのです。
支援という言葉が,以前流行りました。そして,支援=何も教えな
こと,みたいな考えが広まりかけたことがありましたが,「まずは
教師ありき。」という積極的な支援が絶対に必要なのです。

私は,ここ数年,総合的な学習にビデオニュース作りという手法を
使っています。今年度も取り組んでいるのですが,昨年度の取組の
様子を使いながら,次号からより具体的な話をしていこうと思いま
す。

              (札幌市立北都小学校 紙谷健一)


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【4】連載3・「ネット研NOW」<2>
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このメルマガをご覧になっている皆様は生活科・総合的な学習の時
間に興味がおありの方ばかりでしょうから、きっとたくさんの授業
をご覧になっていることと思います。
みなさん、授業参観をしていて、「これってやるだけ無駄なんじゃ
…。」といった授業に出会ったことはありませんか?

また、直接授業を見ていなくても会議で他校へ行ったとき、高学年
教室の廊下に総合の学習成果を模造紙にまとめたものを目にするこ
とがあります。
例えば外国のことを調べた結果などです。ようく見ると中身は資料
の丸写し。レイアウトや文字も雑だったりして、授業中の子供の姿
が目に浮かびます。わざわざ模造紙にまとめる必要があるのかと思
ってしまいます。

6、7月、ネット研では「やるだけ無駄な生活・総合ってありませ
んか?」と題したテーマについて会員間でやり取りを進めています。
その授業の何がダメなのか。何が無駄なのか。改善のポイントはど
こか。この辺りを突き詰めていくことで生活科・総合の本質が見え
てくるのではないかと考えています。

現在あがっている内容としては以下のようなものがあります。

・活動あって学びなし
・自己課題をどう全体の課題に結びつけるか
・模造紙まとめと子供の学力
・現場教師が「問題解決型レポート」を書いたことに原因が
・よく問うものこそ、よく学ぶ

次回の連載ではこの議論の中身についてお伝えします。

★ネット研とは、生活科や総合的な学習について学ぶ意欲があって
も地理的な事情や家庭の事情などで機会に恵まれない人たちのため
に、学びの場を提供する研究会です。北海道生活科・総合的な学習
教育連盟の12番目の地区として、ワールドワイドな活動をしてい
ます。遠隔地に住む人同士をインターネットで結び、生活科・総合
的な学習教育の質の向上を図る者同士のネットワークを構築します。

★ネット研ホームページURL(http://net-ken.org/index.html)


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【5】リレー連載・「北の大地発」<釧路地区>
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「全道大会に向けて〜釧路地区からの発信〜」


現在、10月5日に開催される、北海道生活科・総合的な学習教育
研究会釧路大会の準備を進めております。
先日、会場校である釧路市立大楽毛小学校にて、プレ研究会を開催
しました。
このプレ研では、全道大会に向けて、修正すべき点やより磨きをか
けていく点など、問題点がいくつか浮かびあがり非常に有意義な研
究会になりました。

プレ研究会に参加した釧路地区の研究部長でもある、北海道教育大
学附属釧路小学校の照井教諭から、次のような感想ならびに方向性
が明らかになりました。

「生活科の授業では、子どもの意欲を拡げる支援を充実させる」

生活科の授業は、子供たちが色々なお店に探検に出かけ、そこから
調べたいことを探すという内容でした。
導入でビデオや写真などを使い、子供たちの調べたい欲求を喚起し
ようという構成でした。
教師の環境作りは良かったと思います。しかし、実際には、子供に
とって調べたいものは、その場で出てくることも多く、効果があっ
たかどうかについては、検討が必要だと思いました。

やはり、子供たちが「ぜひやってみたい」と意欲が高まり、活動に
向かうことが大切だと思うので、子供たちの発想や思考に寄り添い、
子供の意欲を深めたり、色々な方向に拡げたりする生活科の授業、
支援の在り方について、検討していくことが課題となりました。

 「ワークショップによる先生方の発想はさすが!」

ワークショップでは、本時の意義や単元構成、評価の在り方など、
多くの参会者から意見が出されました。特に関心させられるのが、
大楽毛小学校の先生方は、授業を振り返るとき、必ず子供の姿、事
実を根拠に話し合うところです。
経験や感覚で話すのではなく。子どもの姿を事実として謙虚に捉え
ているところはさすがだなと思いました。

今後、夏休み後に行われる夏季研や研究部会などを通し、大楽毛小
学校の目指す「子供たちに寄り添った、子ども達の思いを大切にし
た授業の構築」をさらに磨きをかけるために試行錯誤している途中
です。

10月の全道大会に向け、釧路地区のホームページもリニューアル
する予定です。
その中に、新たな試みとして、大会の指導案の途中経過などを掲載
するページを設けることになりました。
これは、照井研究部長と情報部が連携し、授業案作成に関わる途中
経過やコメント、その時に話し合われた内容などを掲載することで、
本番までに、どのように授業構想が変化していったのかを辿ること
で、授業を見て頂く方たちに、新しい視点を与えられるのではない
かという発想からスタートします。

リニューアルは7月末までに行う予定です。夏休み中に、ぜひ釧路
地区のホームページにお立ち寄りしていただければと思います。
まだまだ取り組み半ばですが、全道大会釧路大会に多数参加下さる
ようお願いいたします。

次号の「北の大地発」は網走地区にリレーします!
   
   (釧路生活科・総合的な学習教育研究会 情報部 齊藤 崇)

  釧路地区サイト
   http://www3.marimo.or.jp/kushiro-s-s-k/

  釧路地区とは?
  北海道の東部に位置し、1市6町1村で構成されています。
  東西132km、南北100kmの扇状形で、面積は約6,000
  平方kmと、北海道全体の7.2%を占め、ほぼ茨城県に匹敵す
  る広さを有しています。二つの国立公園をはじめとして、豊
  かな自然に恵まれた地域となっています。ラムサール条約と
  丹頂鶴の釧路湿原がある地区です。


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【6】生総ニュース・「文部科学省にこんなサイトが…」
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文部科学省のサイトをご覧になったことはあるでしょうか。
おそらく「ないなぁ。」と思う方が多いかと思います。
私もその一人。
でも、文部科学省には、こんなサイトがあるのです。

まず「『総合的な学習の時間』の応援ページ」というのがあります。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/sougou/main14_a2.htm

このページには、総合的学習の時間の一般的な情報が掲載されてお
り、これを見るだけでも(モデル事業の紹介もあり)、なかなかお
もしろいのですが、一番「おお〜。」と思ったのはこのサイトです。

「総合的な学習の時間」応援団

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/sougou/bunya.htm

このサイトには、総合的な学習の時間において、応援団として、各
学校へ支援可能な各府省庁及び所管の関係団体等が列挙されている
のです。その数…う〜ん数え切れないほどです。
例えば…。
「国際協力銀行」
   円借款を通じた海外経済協力の役割について/資料提供
「国際熱帯木材機関」
   熱帯林の保全と利用について/講師派遣・資料提供
「社団法人経済同友会」
  企業の変化と教育に対する経済界の期待/講師派遣

それぞれの機関のサイトと連絡先まで紹介されています。
もちろん私はこのサイトを活用したことはありませんが、このサイ
トを見てみると、「ここに協力してもらえたら、こんなことがして
みたいなぁ〜。」と構想が生まれてきます。

ぜひあなたも一度ご覧になっては…。


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【7】読者の声〜皆様からのお声をお待ちしております
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本メールマガジンは、双方向性の誌面づくりを目指しています。
皆様からのお声をお待ちしております。

○第57号「今まで見た(聞いた、読んだ)これはすごい総合の授
 業はこれだ!」に関する疑問やご意見。
             * 締め切りは8月10日

○第59号「生活や総合の授業参観では,何を見て何を記録します
 か?」に関する疑問やご意見。
             * 締め切りは9月10日


○生活科や総合に関する素朴な疑問や日頃感じていること。
○本メルマガに関するご質問やご意見。
             * こちらは随時受け付けております。
 
いずれも下記アドレスにてお待ちしております。
       douseiren@fan.hi-ho.ne.jp


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□ 編集後記
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本校でも、今年から総合的な学習の時間のカリキュラムが一新され
ました。バラエティーに富んだ内容になっています。
世界寺子屋運動があり、福祉施設への訪問があり、食育があり、い
のちの授業があり、地域行事へのかかわりがあります。
一貫性がないように見えますが、カリキュラムを支える考え方は、
たった1つ。それは「学んだことを『地域』と『自分』に返す」で
す。これはブレることなく進めていこうとおさえています。
カリキュラムは、常に見直していくことも必要だと思っています。
本校のカリキュラムもまだ1年目。試行錯誤の連続です。

ぜひお知り合いの方にも、本メルマガをご紹介下さい。
下記アドレスからお申し込みが出来ます。
 http://blog.mag2.com/m/log/0000096407/

次号57号は、8月20日の発行です。

   (北海道生活科・総合的な学習教育連盟・情報部 大野睦仁)

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