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2007/06/20

★☆★ 北の大地・発《No,55》★☆★

=====================================2007/6/20(vol.55)===

  ★☆★  メルマガ 北 の 大 地 ・ 発  ★☆★

         発行:北海道生活科・総合的な学習教育連盟
           http://www.fan.hi-ho.ne.jp/douseiren/
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 本州からは梅雨入り、梅雨明けのニュースが入ってきますが、私
たちが住む北海道は梅雨とは無縁です。
 気温も適度に上がり、一年の中で最も過ごしやすいと言える時期
です。
 
 北海道生活科・総合的な学習教育連盟が発行するメルマガ「北の
大地・発」、リニューアル後の最初の号をお送りします。
 巻頭記事は「『初めての総合』」〜3年生に伝えるコトとチカラ」
です。
 新年度になり、総合的な学習も各校でスタートしているはずです。
 本メルマガの情報が少しでもみなさんの役に立ち、総合的な学習
の時間の追い風になればと考えています。


○●○ INDEX ○●○
【1】巻頭特集
   「『初めての総合』」〜3年生に伝えるコトとチカラ」
【2】連載1
   「生活科再入門」<1>
【3】連載2
   「総合的な学習の時間再入門」<1>
【4】連載3
   「ネット研NOW」<1>
【5】リレー連載
   「北の大地発」<上川地区>
【6】生総ニュース
   「研究会情報」
【7】読者の声

   編集後記


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【1】「『初めての総合』」〜3年生に伝えるコトとチカラ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
「出会いが大事」とは、どんな場面でもよく言われていることです。
「総合的な学習」という未知な世界に取り組む3年生に、どんな「
出会い」をさせればよいのか。どんなことを伝えるとよいのか。

55号の巻頭特集は、その「出会い」について、様々な角度から目
を向けてみました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「3年生の総合は“身近な素材”と“体験重視”で!」


初めて総合的な学習に取り組む子供たちに、どんな話をしたらいい
のか。
そんなテーマで、私の経験をお話ししたいと思います。
と言っても、本来あるべき総合的な学習の導入である3年生のこと
ではなく、6年生のことなのです。

移行期も終わり、本格的に総合的な学習が導入された頃、私は6年
生を担任しました。しかし、当時学校としての総合が確立しておら
ず、与えられた課題について調べ、発表するという経験しかない6
年生でした。

そんな子供たちと総合を進める上で、次のことを考えて単元を作っ
てみました。

一つは、「テーマをとても身近なものにした」ことです。
その時は、畑に囲まれた学校で家でも農業を営んでいるところが多
かったため、よく作られる作物をテーマにしました。やはり、すぐ
目の前にあるものをテーマにすると、意欲の持ち方が違います。

二つめは、できるだけ「体験をたくさん取り入れた」ことです。
自分で見たり触ったりすることで、身近なことなのに(たとえば家
族が毎日している仕事なのに)自分でやってみたら新たな発見があ
りました。
例えば、「作物をきちんと育てるためには、薬をある程度散布しな
いと葉っぱを全て食われ大変なことになる。」などです。
残念ながら、その発見をきっかけにさらに発展させていきたかった
(農薬の是非など)のですが、これについては、一般的なことを調
べて意見を発表し終わりました。

私が考える最初の総合は、「子供の手が届く範囲でテーマを見つけ
て活動していく」ということに注意して進めたらいいのではない
かと思っています。
 
              (紋別市立紋別小学校 高橋祐之)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「『初めての総合』」〜学び方を学ぶ」


初めて総合的な学習の時間に取り組む3年生には、総合的な学習の
時間を学ぶための“学び方”を教えなくてはならない。
そこで、まず総合的な学習の時間の流れをいくつかのブロックにわ
けた。そして、そのブロックの学習が始まる前に、以下のようなオ
リエンテーションをして、学び方を教えた。

【第1段階】 ふれる
どんなテーマがあり、それぞれのテーマがなぜ必要か、どういう意
義をもつかなどを教える。具体的なテーマ例も提示する。

【第2段階】 つかむ
テーマを決めさせ、結果を予測させる。予測をたてながら学習活動
を進めることの大切さを教えた上で、課題を解決するための計画を
立てるために話し合わせる。

【第3段階】 しらべる
図書館での本や資料の探し方、新聞のしくみやインターネットの活
用、取材の仕方を教える。観察・記録のアドバイスなども教える。

【第4段階】 まとめる/つたえる
記録の整理、表やグラフの作り方や壁新聞へのまとめ方や報告(発
表・質問)の仕方などを教える。

【第5段階】 ふりかえる
この活動を通してどんな感想をもち、自分がどのように変わったか
を振り返らせる。学習の記録と自己評価。新たなテーマへとつなげ
る手立ても、子供たちの具体的な思考の流れをもとに紹介する。

               (札幌市立福住小学校 吉田明弘)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「生活科の学びを生かして、つなげる!」


平成8年に「総合的な学習の時間」が新設された。
これにより、生活科は教科、総合は教科ではないという違いがある
ものの、生活科は、3年生以上の総合に何をつなげるのかがさらに
問われてくるものと考える。
つまり3年生の総合的な学習をスタートするにあたって、生活科で
培った力(「意欲」や「表現力」、「人とかかわる力」など)をど
う生かし、総合的な学習の時間に、どうつなげていくのかが大切で
はないかと考えている。

3年生で総合的な学習の時間「すきです! さっぽろ」取り組んだ。
「わたしたちのまち」について関心をもち、自ら課題を見つけ、追
求し、また、「わたしたちのまち」を調べる活動を通して、「まち
のよさ」を自分なりの表現方法を工夫する学習活動である。

その学習活動では、生活科で培った力を生かし、つなげていくため
に、いくつかの点で留意した。
その中の3点を取り上げて、紹介したい。

1つ目は、「単元の中に、身近な地域にできるだけ多くふれる場を
設定する」ことである。
身近な地域のいろいろな「人・もの・こと」とのかかわりを大切に
することで、自分ごとの学びとなり、子供の学習に対する意欲が高
まり、自分なりの課題が生まれやすくなった。

2つ目は、「対象と繰り返しかかわる」ことである。
「子供の課題」は、1コマの授業で決まるものではなく、対象と繰
り返しかかわる中で生まれてくることが多い。その過程を大切にし
たい。

3つ目は、「個の課題を大切にする」ことである。
3年生の発達段階では、どのような課題をもたせることがよいのか
と考えた時、まわりの子供たちとつながりのある課題であるべきか?
個の課題を重視すべきか?ということが考えられる。
中学年の発達段階を考えると、まずは「個の課題」を大切にし、少
しずつ「つながりある課題」へつなげることがよいと考えている。
また、子供が自分の課題を見つけ出す過程では、教師のかわわりと
して、「共感」や「価値付け」がとても有効である。

            (札幌市立真駒内緑小学校 西道直樹)

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「『試し』の学習活動で、総合のウォーミングアップ!」


1・2年で生活科を体験してきた3年生の子供たちに、総合的な学
習をどのように進めていくとよいのだろうか。

私は、まず子供たちにビデオ『はじめよう!総合的な学習』(20
03年度に私たちの所属している連盟が教育委員会から委託され制
作したビデオ。市の視聴覚センターにある)を見せるところから始
めた。
調べてみたい事を見つけ、様々な手段を使って調査・追究活動を行
い、最終的に本や新聞などにまとめてみる、といったオーソドック
スな活動の流れを表したビデオである。

これにより大まかな流れは理解したものの、やはり3年生。
具体的な活動がなければ、「総合的な学習」について理解したとは
言い難い。
そこで、本校での総合カリキュラムの一つである「ニュースタイム」
に、正式に入る前に「試し」の活動を取り入れてみた。

中学年ということもあり、『ものづくり』の活動を通して、大まか
な学習の流れを体験させる事にした。
身の回りのもので『どのように作っているのか不思議』に思うもの
をいくつか出させ、その中から実際に作れそうなものをピックアッ
プし、子供たちと一緒に活動を決めていった。
それが石鹸作りである。

まずは、「自分たちの活動なのだから、自分たちで調べられるとこ
ろまで調べてみよう」と投げかけ、各自に調べさせた。インターネ
ットをはじめ、文献、保護者に聞くなどの方法で作り方が集められ
た。(といっても、まだまだ3年生の5月。かなり保護者の手がか
かっているものと思われる。)

次に、集まってきたいくつかの情報を交流し合い(もちろん担任も
調べて提示した)、「これならできそう」という方法2つに絞った。
それぞれのメリットデメリットを伝え、どちらの方法にするかを自
分で選ばせた。そしてそれに基づいた準備をさせた。
作り方については、こちらでまとめておき、それを子供たち自身が
見ながら作れるようにした。

実際に作ってみることで、身近な材料で石鹸ができる事に感動した
子、思いのほか大変だった事に驚いた子、自分たちでやり遂げたと
いう実感を得た子など様々な思いを子供たちはもっていたようだ。
新聞にその思いやまとめを表し、ひと通りの活動を終わらせた。

その後、本校の総合のカリキュラムであるニュースタイム「地域の
キラリさんをさがそう」の活動を行った。
ここでは、「キラリさん」の調査・報告・交流を繰り返すことによ
って、「キラリさん」の定義を自分たちなりに模索し、最終的に地
域にまで目を向けていったのである。
そして、全校の仲間や保護者に向けて、自分たちの活動の成果を発
表し活動を終了させた。

総合的な学習においては、「課題の質」について問われることが多
い。ねらいの中に『自ら課題を見つけ…』とあるように、子供がも
つ課題によって活動がふくらみもするし停滞もしてしまうだろう。
そんな総合的な学習のスタートだからこそ、中学年においても、課
題をじっくり吟味させてスタートする方法にも一理ある。
しかし、「一人一人が問題に向き合い、自分なりに解決の糸口を模
索し、考えの筋道をたてながら活動を進めていく」ことを意識させ
た活動にしていくことが中学年の総合的な学習においては、より必
要なことなのではないか。
そのためには、今回提案させてもらった中学年の総合的な学習のス
タートに、活動中心の学習活動を総合のモデル=「ためし」として、
やってみた。
 
             (札幌市立厚別通小学校 鵜飼麻未)


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【2】連載1・「生活科再入門」<1>
〜生活科シロウトによる、生活科シロウトの方のための入門帳〜
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▽▼はじめに▼▽

突然ですが、みなさん、生活科の授業経験がありますか?
私は中学校教師を3年、小学校教師を8年、そして現在育児休暇2
年目に突入する身ですが、過去3年間しか生活科の授業経験があり
ません。
「3年間もあれば、初心者とは言えないでしょ?」
なんて声も聞こえてきそうな気もしないでないですが、とんでもあ
りません。
この連載をするにあたり、
「一体、何年前に生活科しただろう?」
(実際生活科の授業をしていたのは、5・6年前のことでした)
と頭をひねってしまうほど、生活科のことを忘れてしまっているの
です。

そこで、この連載を書くことによって、少しでも生活科を自分にと
って身近なものしたい…そして、私と同じように
「生活科のことは、よくわからない。」
と考えている方のためになるようにしたいと考えつつ、
「生活科ってなんだろ?」
をコンセプトに、少しずつ書き綴っていきたいと思いますので、ど
うぞよろしくお願いします。


▽▼なにゆえ生活科?▼▽

指導要領には、生活科の教科としてのねらいがこう書かれています。

「具体的な活動や体験を通して、自分と身近な社会や自然とのかか
わりに関心をもち、自分自身や自分の生活について考えさせるとと
もに、その過程において生活上必要な習慣や技能を身に付けさせ、
自立への基礎を養う」  ※1

最初に生活科と聞いたとき、みなさんは、どのようなイメージを抱
いたのでしょうか?
私の場合は、
「そういうねらいって、別に社会や理科の中でも可能じゃん。なん
でその教科の中でやろうとしないわけ?」
というイメージを抱いたものです。

そこで、この再入門、最初のテーマは、
「なぜ、生活科ができたのか?」
として、生活科が新設された背景について調べてみることにしてみ
ました。


▽▼生活科が新設された背景その1▼▽

では、そもそも生活科という教科が、なぜ必要になってきたか、み
なさんはご存知ですか?
それに関する1つのクイズを出させてください。

Q 生活科ができる前に関するクイズです。

「従来の教科区分にとらわれず、総合的な教育が可能な教育課程の
再検討が必要である」
と、中央審議会が答申したのは、いつでしょう。

い、昭和40年代
ろ、昭和50年代
は、昭和60年代


正解は、いの昭和40年代、正確に言うと、昭和46年6月だそうです。
随分前から、総合的な教育が必要だと言われていたんですね。

20年近くのときを経て、実施されるようになった生活科。
次回は、“生活科が新設された背景その2”として、なぜ総合的
な教育が必要になったと言われていたのかをお届けしたいと思いま
す。

              (札幌市立鴻城小学校 角井陽子)


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【3】連載2・「総合的な学習の時間再入門」<1>
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1の1 はじめに

今、このメルマガを読んでくださっているみなさんは、総合的な学
習をどのように感じ・考えているのでありましょうか?
「学力低下の原因じゃないの。」
「何をやっているのか正直分からないんだよね。」
「えっ、総合ってなくなるんじゃないの?」
などという言葉を聞いたことはありませんか?

私なんか、
「もう、総合は終わった。」
なんて面と向かって言われたこともあります。
中学校の知り合いには、
「コンピュータと英会話でしょう。」
なんて言われたこともありました。

この連載では,総合的な学習をやってはみたものの,この学習の原
理って、じつは何なの?という部分を我々北海道生活科・総合的な
学習教育連盟情報部が編集した講演記録集『読まずに語る「生活・
総合」』という冊子にまとめあげた内容をベースに、私の超個人的
な論を交え10回の連載コラムとして書き綴っていくこととします。

このメルマガの目玉連載となれるようがんばります。
『総合的な学習の時間再入門』よろしくお願いいたします。


1の2 総合的な学習とは???

早速、総合的な学習とはどのようなものなのか?ということを考え
てみましょう。
小学校学習指導要領の第1章総則の第3総合的な学習の時間の取扱
いには以下のように書かれています。

1 総合的な学習の時間においては、各学校は、地域や学校、児童
  の実態等に応じて、横断的・総合的な学習や児童の興味・関心
  等に基づく学習など創意工夫を生かした教育活動を行うものと
  する。

2 総合的な学習の時間においては、次のようなねらいをもって指
  導を行うものとする。
 (1)自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、
    よりよく問題を解決する資質や能力を育てること。
 (2)学び方やものの考え方を身に付け、問題の解決や探究活動
    に主体的、創造的に取り組む態度を育て,自己の生き方を
    考えることができるようにすること。

3 各学校においては、2に示すねらいを踏まえ、例えば国際理解、
  情報、環境、福祉・健康などの横断的・総合的な課題、児童の
  興味・関心に基づく課題、地域や学校の特色に応じた課題など
  について、学校の実態に応じた学習活動を行うものとする。

などと続いていくわけです。
そこで、つまりですね・・・と私は解説をしようと試みるのですが、
一つ一つの言葉をよく見ていくと、分かるような分からないような
部分も正直あるわけです。
でも,それはこの部分を実際に執筆した方の仕掛けなのかもしれま
せん。なぜならば,この学習は教師としての創造的な能力を十分に
発揮しなければならないものだからです。教科書もありませんし、
伝達すべき学習ではないのです。


1の3 総合的な学習を言い切ると

そこで、私は総合的な学習を「子供たちが論文を書けるようにする
学習である。」と言い切ってしまいます。
それは,何故か?
続きは次号へ・・・。

              (札幌市立北都小学校 紙谷健一)


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【4】連載3・「ネット研NOW」<1>
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5月に入って、ネット地区のホームページをリニューアルしました。
今回のリニューアルに際し、これまでMLのやり取りをログとして
アップしていたブログを停止し、「今月のキラリ」としてMLでの
議論の成果をアップすることにしました。

ネット地区はMLが活動の主なフィールドです。ここではアンケー
トなどをもとに生活科や総合についての様々な議論が交わされてい
ます。小・中・大・一般と異なる立場の様々な意見を聞くことがで
き、大変おもしろいです。

今回、これら議論の中から凝縮したエッセンスをホームページにコ
ンテンツとしてアップすることにしました。情報を整理して公開す
ることで、生活科や総合の授業に悩む方へのヒントが提供できれば
と考えています。現在、その第一弾として昨年8月の「生活科・総
合における書くこと」についての議論をアップしています。

今年度、2年目のネット地区は活動を充実させるプランをいろいろ
と用意しています。まずはリニューアルされたネット地区のホーム
ページに遊びに来てください!!http://net-ken.org/index.html

*ネット研とは、生活科や総合的な学習について学ぶ意欲があって
 も地理的な事情や家庭の事情などで機会に恵まれない人たちのた
 めに、学びの場を提供する研究会です。
 北海道生活科・総合的な学習教育連盟の12番目の地区として、
 ワールドワイドな活動をしています。
 遠隔地に住む人同士をインターネットで結び、生活科・総合的な
 学習教育の質の向上を図る者同士のネットワークを構築します。


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【5】リレー連載・「北の大地発」<上川地区>
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上川地方も今、運動会真っ盛りです。お天気のよい日が続き、みん
な真っ黒に日焼けして元気に輝いています。

今年私が赴任した協和小学校は、山と田んぼに囲まれた小さな学校
です。全校児童7名が、地域の方々と一緒に米作りを行っています。
地域の気候に合った餅米です。この餅米と、低学年が摘んできたヨ
モギを使った春の味もいただきました。5月の終わりに裸足で田ん
ぼの中に入って植えた稲もぐんぐん生長しています。

さて、上川地区は先日総会を終え、新しい研究のテーマも決まりま
した。年々会員が減少しているという課題を抱えつつも、地区独自
のサイト立ち上げが決定したり、今まであまりお顔を見ることのな
かったメンバーが集ったりというスタートだったため、とても活気
に満ちたスタートになりました。

上川地区は小回りのきくよさを生かして、今年度から生活科や総合
で課題とされていることを研究内容の中心に据えて取り組んでいこ
うと考えてます。今月末の役員会で話し合いを持ち、決定する予定
です。
若くやる気のある共同研究者の募集も行っておりますので、どんど
ん連絡をくださいね。

次号の「北の大地発」は釧路地区にリレーします!
   
               (愛別町立協和小学校 岸美香)
 上川地区サイト
  http://www.fan.hi-ho.ne.jp/douseiren/kamikawaindex.htm

 上川地区とは?
  北海道のほぼ中央に位置し、地形は南北に細長く、東西96.
  7km、南北224.4km、面積は9,852km?で全道の11.
  8%を占める。これは、青森県、岐阜県、鹿児島県に匹敵する。
  あの富良野市も、上川地区である。


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【6】生総ニュース・「研究会情報」
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<まだ間に合う!>

「日本生活科・総合的な学習教育学会
           第16回全国大会(ちば旭大会)」

テーマ:生活科・総合的学習のルネッサンス
日 時:平成19年6月23日(土)〜24日(日)
会 場:千葉県旭市内の小・中学校
参加費:一般3500円(当日受付4000円)
    学生2500円(当日受付3000円)
早稲田大学の藤井千春氏や上智大学の奈須正裕氏ら豪華な講師陣が
登壇します。
シンポジウムも2つあり、その中の1つでは、日本生活科総合的な
学習教育学会会長の嶋野道弘氏も司会として登壇し、「新教育課程
への提言」のテーマで行われる。

申し込み等の詳細はこちらから。
http://www.chiba-asahi-seikatu-sougou-gakkai.net/


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【7】読者の声
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「生活科と出会って21年」


空知管内・長沼町の間嶋(長沼中央小学校勤務)と申します。
空知の個人会員です。

空知では、生活科の情報がなかなか入りません。そこで、「北海道
生活科・総合的な学習教育連盟にMLがある。」と連盟の横藤先生
から伺い、それ以来MLにお世話になっています。ですが、いつも
受信ばかりで発信せずに申し訳ありません。
今回はせっかくの機会ですので、ちょっぴり書かせてください。

私と生活科と出会いは、昭和61年。上越教育大に籍があった際に
参観した、新潟県の上越市の大手町小学校の実践でした。
自分たちで栽培した野菜を、街の市場で売るという播種−労働・生
産−販売までを完結させたもので、「世間と関わる」「自分たちで
工夫していく」という活動が素晴らしい、と惹きつけられました。
その後、北海道で採用され、生活科実践を独学で研究して、宗谷管
内の教育研究集会で生活科授業(枝幸小学校)を公開しました。
当時、全道生活科教育連盟の副会長だった山崎好男先生に授業を見
てもらい、助言していただきました。その夜の懇親会で山崎先生か
ら教育について詳しく教授されたことが私の教師としての心構えの
一つの原点になりました。

その後、横藤先生の勤務校の二条小学校にまで押しかけていって生
活科の教えを請うたこともあります。
さまざまな制約がある空知管内での生活科実践ですが、子どもたち
の目を輝かすことができる教科であると確信していますし、それに
恥じない実践をこれからも頑張っていきます。

              (長沼町立長沼中央小学校 間嶋勉)
 
   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

皆様からのお声をお待ちしております。

○第56号「あなたの学校の生活・総合の指導計画を教えて!」に
 関する疑問やご意見。
             * 締め切りは7月10日

○第57号「今まで見た(聞いた、読んだ)これはすごい総合の授
 業はこれだ!」に関する疑問やご意見。
             * 締め切りは8月10日

○生活科や総合に関する素朴な疑問や日頃感じていること。
○本メルマガに関するご質問やご意見。
             * こちらは随時受け付けております。
 
いずれも下記アドレスにてお待ちしております。
       douseiren@fan.hi-ho.ne.jp


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□ 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

一昨年初めて1年生を担任しました。
初めての学校で教えられること、伝えられることをどんどん吸収し
ていく姿を見て、子供たちの可能性や素晴らしさを感じる一方、教
師のかかわりの怖さも感じました。
総合に初めて取り組む3年生にとっても、最初の出会いがどんなも
ので、どんなことを学ぶのか?その経験と学びがとても大切なはず
です。
今回のメルマガがみなさんに、私たちに少しでも役に立っていけば
と思っています。

ぜひお知り合いの方にも、本メルマガをご紹介下さい。
下記アドレスからお申し込みが出来ます。
 http://blog.mag2.com/m/log/0000096407/

次号56号は、7月20日の発行です。

   (北海道生活科・総合的な学習教育連盟・情報部 大野睦仁)

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