2007/04/26
★☆★ 北の大地・発 《0053》★☆★
=====================================2007/4/26(vol.53)=== ★☆★ メルマガ 北 の 大 地 ・ 発 ★☆★ 発行:北海道生活科・総合的な学習教育連盟 http://www.fan.hi-ho.ne.jp/douseiren/ ============================================================ 札幌市立小学校では13日(月)から一斉に給食が始まりました。 メルマガ「北の大地・発」の前回の発行以来,しばらく期間があ いてしまいました。読者登録の皆様,発行を心待ちにされていたこ とと思います。申し訳ありませんでした。 ○●○ INDEX ○●○ 【1】第15回全道宿泊研修会・講演 【2】札幌地区後期授業学習会(総合/生活) 【3】札幌地区事務局学習会 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】第15回全道宿泊研修会・講演 「言葉を重視した生活科・総合的な学習の時間」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 平成19年1月10日(水)釧路市阿寒町で行われた,第15回 全道宿泊研修会での文部科学省教科調査官田村学氏の講演の様子を お伝えします。 「言葉を重視した生活科・総合的な学習の時間」 みなさんこんにちは。今日,みなさんとお会いすることを大変楽 しみにやってまいりました。また,秋の大会では,子供たちの元気 な姿を見せていただきまして,多くの勉強をいたしました。この2 日間もいい時間にさせていただきたいと思っています。 この写真はこの前伺ったときの学校の写真で,素晴らしい授業を みせていただきました。子供たちも大変良い表情をしておりまして, 先生方も一生懸命授業をされておりまして,素晴らしい実践だった なと感じております。研究発表会での先生方の授業はもちろん,北 海道全体の先生方の研究に対する姿勢が,大変熱心な取り組みだな と思いました。 まずはじめに,みなさんに北海道における生活科・総合的な学習 の時間を自慢していただきたいと思います。北海道の生活科・総合 的な学習の時間を一言で言うと,「これが自慢だ」と,できる限り 一言で,北海道の生活科や総合的な学習の時間のことを考えていた だききたいと思います。そうですね,時間を15秒くらいで,どう でしょうか。いいですか。では15秒で考えてみてください。(各 自で15秒考える)はい,15秒たちました。いい言葉は思いつきま したでしょうか。テーブルに3人すわっていらっしゃるので,自分 の今考えたことを3人でご紹介いただけますでしょうか。知ってい る友達がいらっしゃる方,まったく知らないという場合もあるかと 思いますが,今考えていただいたことを3人の中で紹介してくださ い。ではお願いします。(3人で紹介し合う) みなさんリラックスしていただいたところで,今日は前半に今の 教育界の問題等を紹介していきながら,今日のテーマに結びつけて いきたいと思います。秋の時に紹介した情報と重なるところもござ います。また,その後状況が変わっているところもありますので, まず学習指導要領の改訂等については皆さんも知りたいところがあ ると思いますので,その辺の話を進めていきたいと思います。 続きは↓釧路生活科・総合的な学習教育研究会HP『K-FRIENDS』 へ… http://www3.marimo.or.jp/kushiro-s-s-k/tamurakouennkiroku.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】札幌地区後期授業学習会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【総 合:屯田西小学校/2月2日(金) 報告:渋谷一典/山の手小学校】 2月2日(金)に札幌市立屯田西小学校にて,札幌地区後期授業 学習会が行われた。 授業者は札幌市研究部のルーキー荒井隆宏教諭。公開した授業は 「6年 バリアフリーを目指して(福祉)」である。 □単元の概要□ 2学期までの学習をきっかけにして,子供たちは冬休みに福祉を テーマにした調べ学習をしてきている。 3学期は,まずそれらの内容の交流を行ったあと,今までの体験 をいかして自分の考えをウェビングで整理。そこからさらに関心を もったことについて課題を設定,再びそれぞれが追究していく。 本時は,これらの発表を荒井教諭が板書で整理,そこから『見え ないところで(障がい者を)支えている人』の存在に気付かせ,子 供たちは新たな視点をもって追究を一層深めていく場面。 この学習を通して,「障がい者」「モノや施設」「支える人」と のつながりを理解し,自分のふるまい方を考えさせることをねらっ た。 <授業の実際> 「みんなと同じく楽しく生活するために支えているもの,人は…」 荒井教諭のこの板書から,授業が始まった。各自,徹底的に調べて いるので一斉に手が挙がった。「エレベーター」「補聴器」「つえ」 「車椅子」「義足」「点字ブロック」……次々と考えが出されてい く。 こうした考えを荒井教諭は,黒板の左側に位置付けていく。 次に出されたのは「ホームヘルパー」だった。この考えだけは, 黒板の右側に位置付けられる。前者が障がい者の手足や目などの 支えになっていることに対し,後者は障がい者の「心」を支えてい るからだ。 ここで荒井教諭は,ホームヘルパーや,福祉にかかわる器具を作 っている人はどのような思いや願いがあるかと,子供に問いかけた。 子供から出されるのは「きっと…」「〜じゃないの?」ばかり。そ こで,自分の予想を確かめるべく,次時までにそうした人に関する 情報を集めておこうということで授業が終了した。 ここからは感想だが,「さすが6年生,見方が深い!」と唸らさ れた。毎回の学習を書きためている学習シートは,この日で11枚 目。事前にウェビングをしているだけあって,子供自身,自己の関 心がどこにあるのかをしっかりと認識している印象を受けた。 授業も指導案通りに展開。子供の実態を的確に把握できていた証 拠だと思った。 子供から出される考えを教師がつなぎ,これまでは見えていなか った側面に気付かせていく…今回の授業は,まさに札幌地区の研究 副主題「これまでの自分」と「これからの自分」をつなげていく学 習を具現化したものと言える。 <成果と課題> □□成果□□ 福祉内容を扱った実践がこれまで少なかったこともあり,市連盟 にとって貴重な実践となった。 荒井教諭の学校では,車椅子や加齢体験装置による疑似体験が学 習の柱だったが,今回の取り組みで ・地域の人材の新たな発掘(地域教材の開拓) ・体験を課題追究へとつなぐ単元構築(学習活動の見直し) などが行われ,より深まりが期待できる学習活動が提案できた。 また,バリアフリーを考えさせていくために,「障がい者」「モ ノや施設」「支える人」の3つの側面から学習を構成していったこ と,特に,調べ学習として比較的取りかかりやすい「モノや施設」 を出発点にして「人」へと目を向けさせていった単元構成が評価さ れた。 ■■課題■■ 地域における福祉環境を踏まえた上で,何をどのように取り上げ ていくかが授業構築にあたって重要である。 しかし,それに加えて「ゴールのありかた」ということの大きさ も改めて実感した。「自分にできることは何だろうか」という問い を単元の終末(ゴール)に設定した実践はよく見られるが,実際の 学習でどのような追究をさせてきたかによって,最後に子供が獲得 する価値観やものの見方が決まってしまう。 今回の荒井授業のように,「障がい者を支えている人」に光を当 てることで福祉を多面的に捉えさせていくのも一つの方法である。 そこで,こうした方法をとった場合,ゴールでの子供の姿がどのよ うになるのか,他の方法をとった場合との違いを明らかにしていく 必要があると感じた。 【生活科:札苗北小学校/2月15日(木) 報告:吉田明弘/もみじ台西小学校】 □単元の概要□ ゲームが中心といった,与えられた物で満足している受け身の姿。 また,少数で遊び,外ではあまり遊ばない傾向がある児童の実態を 踏まえ,身近な遊びから,自ら対象に働きかけたり,自分やみんな が楽しめるための工夫をしたりする態度を身に付けさせることが本 単元の目標である。 本単元では,竹スキーを中心に子供たちは遊びを習得し,工夫し ていくことで自己の思いや願いを実現し,満足感を得ていくことを ねらっている。今まで気付かなかったものや見えなかったことの中 に,おもしろさがあり,そのおもしろいいものは,自らはたらきか えることによって,よりおもしろいものへ変化していくのだという ことを実感してほしいと願っている。 <授業の実際> 昼休みから活動は始まっていたようなものである。子供たちはグ ラウンドの生活科専用ゲレンデで各々竹スキーを楽しんでいた。 その余韻も冷めぬまま5校時の授業が始まった。前時までに子供 たちは,雪まつりさとらんど会場で竹スキーを行い,自分たちが取 り組んできたことに対して,満足感を持っている。また,「もっと 楽しみたい」という思いをもっている。 まず,これまでの活動を振り返った。「すべり方のコツを見つけ た」「雪山のひみつを見つけた」「がんばりをほめてもらえてうれ しかった」などが出た。 そこで『どのようなくふうをすれば,より楽しくなるか』を考え た。「雪山の改造」「遊び方の工夫」が出たが,やはり一番多かっ たのは「新しいすべり方(わざ)」である。教室前方中央に用意さ れた台を坂に見立てて,子供たちがいろいろなわざを披露した。子 供たちの気持ちの高まりに応えて熊谷先生は「じゃあ,これからグ ラウンドに行こう」その一声でグラウンドには様々な技や雪山の工 夫に取り組む子供たちの歓声が響いたのである。 <成果と課題> □□成果□□ 子供にとって身近ではない竹スキーの教材としての価値を考える ことができた。 <教材性>としては, ○北国らしさ ○子供の興味をひく ○経験がなくてもすぐ取り組める ○克服すると次に見えてくるものが期待できる ○かかわりの中での気付きがある ○繰り返しかかわることができる が挙げられる。 また,<教材化の工夫>としては, ○自分がかかわって,変えていける ○手作り…マイスキー,マイ山を持つ子供たち ○地域性,人とのつながり ○子供たちの遊びが変わるという実生活への影響 が挙げられる。 また,教師の意図的なかかわりが,子供の多面的な気付きや思い・ 願いを生んだ。カードの掲示や振り返りが苦手だった子供たちを変 えることにもなった。 ■■課題■■ 地域に造園業者があり,使用済みの竹が手に入るということ。地 域にさとらんど会場があり,竹スキーにかかわる方がいることで, 竹スキーを教材化(一般化)できた。他校ではなかなかできないと 思われる。しかし,手法は一般化できる。 子供の手持ちの情報と,思い・願いを引き出す教師の発問の重要 性も課題として挙げられた。 また,さとらんど会場に行ってから本時までのタイムラグも課題 に挙がった。 後期授業学習会の様子はこちら↓札幌市生活科・総合的な学習教 育連盟HP『札幌の風』へ… http://www5f.biglobe.ne.jp/~seisoren/kouzityu.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】札幌地区事務局学習会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「第2回札幌地区事務局学習会」 札幌市立北都小学校 紙谷健一 2月27日(火)に札幌市立白楊小学校にて,第2回目の学習会 が行われた。これは,札幌地区の後期授業学習会で行われた2つの 授業をもう一度見つめ直す場として設定された。 この学習会のテーマは「生活科・総合的な学習で『育てたい力』 (確かな学び)とは?」というものである。 参加者は4つのグループに分けられ,以下の4つのテーマで話し 合いを進めた。 1,遊び型単元の教材化のツボは!<生活科の授業> 2,どうする子供の学びをカードから見取る。<生活科の授業> 3,どう再構成?単元全体構成<総合の授業> 4,どういう体験をさせて,どんな学ぶ力をつけたいか <総合の授業> 話し合いに入る前に,部会長・授業者から次のような話があった。 <生活科について> 子供たちが竹スキーを素材として,遊びをクリエイトしていく姿 を想定した。 子供を主役にしたいという授業者の思いが見える授業であった。 教師の意図的なかかわりもあった。教師は掲示板を使って,交流を 促した。掲示板を使い,振り返る視点を与えることを考えた。子供 の願いを引き出すためにどんな発問が必要だったのかという問題点 が出た。 <生活科 授業者> 子供の持つ体験の良さを引き出すことができなかった。発問と授 業のなかみの吟味が必要であった。子供たちの竹スキーは生活の一 部となっていた。竹スキーについては,来年度もっと楽しめるよう に,開発をすることになる。子供の「〜したい。」という思いがど んどんふくらんでいる。やってよかった学習である。他の学年にも 広まっている。 <総合について> 福祉の内容を深めるために授業を構成した。実際に障がいをもっ た方に合わせるのは難しかったので,断念した。結果的に障がい者 にかかわる「物」から,それに携わっている人の思いに迫ることを 考えていた。物から人という構成は面白かったと言われていた。課 題として6年生の課題としてどうなのか?調べて報告というだけで はどうであったのか?福祉を扱うねらいとしてはどうなのか?とい う問題点が出ている。 <総合 授業者> 授業は無理矢理,物の裏側の人たちの思いに気づかせるという, 引っ張った授業であった。共生を最終的にゴールにするのは難しい。 自分が共生していない。自分自身がかかわりをもっていないからで ある。実際にかかわりをもたないと分からないということが分かっ た。 今回,障がいをもった方々のベルマークの整理を子供たちが手伝 って喜ばれた。一緒に話したりするだけでも喜んでもらえるという ことが分かった。かかわることが大事だなと分かった。 グループ毎の話し合いの時間をとった後,グループの代表が議論 の内容を紹介した。 <生活科について> 1)遊び型単元の教材化のツボは? 生き生きした本時のためには?導入の発問が問題になった。発問 は, 「みんなも冬と仲良しになってきたかな?」 「どうしてそう思うかな?」 というものであり,そこで,子供は考え込んでしまった。 活動や体験を大事にしている生活科は個別である。仲良くなどと いう概念はおおまかなものである。それを問われても答えにくい。 もっと簡単な内容の発問をすればよかった。授業の中で子供たちが, 生き生きした発問は, 「工夫した滑り方を教えて。」 というものであった。 生活科の授業の時は,友達のよいところを交流をして,じゃあ君 はどうしたいという発問をしたら,生き生きとするのではないだろ うか。 2)どうする?子供の学びをカードから見取る カードは何で書くのか?ということが始まって,カードについて 再考する場となった。活動は大事であるが,活動だけでは全てを見 とれるわけではない。そのためにカードが出てくる。カードで全て のものが出てくるのではないので,活動も大切である。まず,活動 自体が楽しいものでないといけない。 どのようなことからカードを書かせるのか?教師としては評価基 準から,子供は思いや願いを書く。それが行き来しないといけない と思う。 この説明に対していくつかの話が出された。 発言1 カードの意義であるが,今の説明では教師の立場から見て必要と 押さえているが,それはメインではないと思う。書かせることの鍛 え方を含めて,書かせることのステップを考えることが必要である。 書かせない生活や総合はないというのが嶋野先生の言葉である。書 かせたことの意義を聞かれてもきちんと答えられることが必要であ る。 体験が主体の教科だが,それだけでは育たない。教師はそこで何 をするのかが大切。子供の活動を大切にするというのは,教師がか かわって作っていく。その手だてとして,発問やカードであったり する。連盟の主張が細かいところまで浸透しているものになればよ いなと思う。 発言2 カードの話ですが,教師側からのねらいと中心にあつかわれてい るが,子供の体験したことをもう一度味わわせることと,書くこと で伝えたい・残したいという思いを持たせることが必要である。 発言3 僕は最初にカードを見て話をしている。カードから君たちはこん なことをしたいのかいと確認をする。それが,一つめの発問となる のではないかと考えている。 発問の重要性とカードの意義について話された。 <総合的な学習> 3)どう再構成?単元全体構成 今回は福祉であったが,色々な障がいがあるので,広いところか ら入るのは難しいのではないか。何でもありよりも一つ絞って入っ た方がよいのでは。10時間であるから,車いすなどに絞ったとこ ろから始めた方がよい。車椅子の場合は,子供たちとのコミュニケ ーションがとれる。車いすも習熟していると凄いことができ,子供 たちの見方もかわる。子供たちは好奇心から入るが,それが同情へ そして活動を繰り返すことで,実感へとつながっていく。10時間 もさらに期間が短かったので,間があるだけで実感ができたのであ ろう。スタートに人と出会うことで実感を持った授業になったので あろう。本物との出会いというのは大切である。 4)どういう体験をさせて,どんな学ぶ力をつけたいか どういう体験で,どんな学ぶ力をつけるのか。最終的な目標は共 生である。そこまでにはいろんな事がある。どんな体験ができると よいのであろうか?福祉をどう捕らえるかを耕さないといけない。 福祉は人にダイレクトにつながるので大事にしないといけない。自 分とは違うので想像の世界をどう耕すかということを考える必要が ある。授業者として体験して終わりというのは危険であると言って いた。やって,話し合うことで問題意識が生まれると考えた。どん な力がつくのかは結局のところ分かっていない。 発言1 福祉は障がい・老人というのもある。かわいそうかというとそん なにかわいそうではない。共生とは難しい。違いに気づくこと。そ の人が自分と同じと気づくこと。 発言2 「体験をさせないよりはさせたほうがよい。」という話があった が,価値のない体験はない。だから,活動させて,後追いで価値を 語ることはできる。だから,活動をさせておけばよいという流れが ある。だがこれではいけない。より価値の高い体験をどうさせるか という意識を持たないといけない。 伝達型の教師が分かっているレベルまで到達させるのが今までの 学習である。今,我々は知の創造型の学習をしようとしている。体 験させれば知ができるという楽観主義の立場に立ってはいけない。 発言3 体験にある価値を考えていくことが大切である。田村先生からあ ったように,体験と言葉の充実というのがある。単元構成の意図な どを示していかなければならない。そして,言葉を重視することが 必要になる。ただ,書くだけではなく比較・感じ取るという部分も 大事になる。 学習会のまとめとしての研究部長の言葉 研究部の宿題ができた。 私の娘はぜんそくもちである。ナースステーションの近くの集中 治療室に大きな子がいて母親が介護をしている姿を見た。福祉の授 業について話をしているときに難しいと感じた。どこまでやっても 切りがない。本当に本質が分かるかというと無理である。だが学習 としてやっていくので,ゴールの子供の姿をイメージしないといけ ない。生活総合は実社会や生活圏を扱うものである。 竹スキーの実践ですあるが,うまくいく要素があった。 1 課題がはっきりしている。 2 自分以外の人が位置付いている。 自分 指導してくれる地域の方 切磋琢磨する友達。 3 地域に単元の基地がある。 4 新しい自分が見えている。 カードの中で,外で遊ぶようになった。というものがあった。学 習をやっていった時に,子供言葉で自分の変化を語れるようになれ るよう,分析をしていきたい。 学習カードへどう表出させるかという話題もあり,研究部の宿題 としてまとめていきたい。 助言の先生の話 今回の取組みは非常によいことである。何が財産として残ったの か整理することは必要である。生活科で発問が研究ベースになった ことはない。発問が重要視されるのはちょっと危険かなと思った。 国語や社会や算数や理科の手法が合うのかなと思う。発問に左右さ れるような活動ではどうであったか?と思う。 書くことについてであるが,読むと,子供たちが喜んで書いたと いうことが分かる。「竹スキーは転ぶことも楽しい。」「外で遊ぶ ことが多くなった。」「○○君のよさが分かった。」いろんな滑り からのコツも書かれている。生き生きとしたカードである。マイ竹 スキーとマイ山というのがよい。雪国らしさの自分らしさがあった。 総合については,授業者の感想が全てだと思う。福祉の授業を何 故しないといけないのかという授業者自身の問題意識がないといけ ない。福祉は非常にどろどろしたものである。共生とは辛いことだ。 思いやりとは差別することだ。ということも含まれている。私も色 々な体験で感じ取った。なんでもかんでもバリアフリーでよいのか? 障がいがあるほど,自分が健康になる。クリアしなければならない。 何でも仲良しこよしがよい訳ではない。今,分かることではない。 一生涯続くことなのです。 事務局学習会の様子はこちら↓札幌市生活科・総合的な学習教育 連盟HP『札幌の風』へ… http://www5f.biglobe.ne.jp/~seisoren/kouzityu.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 一昨年,昨年と札幌はたいへん雪の多い冬でしたが,今年は平年 並みでした。雪が解けてくると「連盟総会の季節だなぁ」と感じま す。全道のみなさまに逢えるのを楽しみにしています。 3度目の編集を終えることができました。今回は長文の原稿が 目白押しで,読み応え十分です。リンク先も辿ってみてください。 きっとお役に立ちます。 (吉)



