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2009/10/19

外国為替ディーラーの心の中

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(簡易版)外国為替ディーラーの心の中  2009年10月19日 発行
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*****忙しい人のためのサマリー******
ドル円91円台一時回復、ドル高円安の流れ

ユーロドル、1.50手前で一旦跳ね返される

クロス円は、ドル中心の動きに翻弄
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《10/16 金曜日》

       ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
始値	90.56	1.4949	135.34
高値	91.32	1.4967	136.07
安値	90.51	1.4849	134.98
終値	90.90	1.4904	135.46

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《10/16 金曜日の主要株式指数》

	前日終値	前日差
日経225	10,257.56	+18.91
DOW	9,995.91	▲67.03
S&P	1,087.68	▲8.88
Nasdaq	2,156.80	▲16.49
FTSE	5,190.24	▲32.71
DAX	5,743.39	▲87.38

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《10/16 金曜日の主要商品先物指数》

NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=78.53(+0.95 +1.22%)
NY金先物12月限(COMEX)(終値)
1オンス=1051.50(+0.90 +0.09%)

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《10/16 金曜日に発表された主な経済指標など》

【スイス】
*実質小売売上高(8月)16:15
結果 -1.0%
予想 0.8% 前回 1.0%(前年比) 

【ユーロ圏】
*ユーロ圏貿易収支(8月)18:00
結果 -40億ユーロ
予想 25億ユーロ 前回 123億ユーロ(126億ユーロから修正)(季調前)
結果 10億ユーロ
予想 49億ユーロ 前回 60億ユーロ(68億ユーロから修正)(季調済) 

【カナダ】
*消費者物価指数(CPI)(9月)20:00
結果 0.0%
予想 0.1% 前回 0.0%(総合・前月比)
結果 -0.9%
予想 -0.9% 前回 -0.8%(総合・前年比)
結果 0.3%
予想 0.2% 前回 0.1%(変動8品目除コア・前月比)
結果 1.5%
予想 1.4% 前回 1.6%(変動8品目除コア・前年比)
 
【アメリカ】
*対米証券投資(8月)22:00
結果 286億ドル
予想 300億ドル 前回 153億ドル 

*鉱工業生産指数(9月)22:15
結果 0.7%
予想 0.2% 前回 1.2%(0.8%から修正)(前月比) 

*設備稼働率(9月)22:15
結果 70.5%
予想 69.8% 前回 69.9%(69.6%から修正) 

*ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(10月)23:00頃
結果 69.4
予想 73.3 前回 73.5 

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《10/16 金曜日の主なイベント・ニュースなど》

【日本】
*亀井金融担当相
亀井金融担当相は、金融機関の検査は財務内容だけでなく
社会的責任をきっちり果たしているかの視点に変えていく。
大企業と中小・零細企業の間で公正な取引が行われるよう公正取引委員会に対応を要請する。
貸し渋り対策法案は時限立法だが経済状況が改善されなければ延長もある。

*藤井財務相
2010年度の国債発行は09年度の44兆円程度より減らす努力が必要。

*白川日銀総裁
量的緩和の時限措置は効果や必要性を包括的に点検し、次回以降の会合で判断する。
日本の景気は持ち直しつつあるが、先行きは不確実性大きい。
米欧経済が想定以上に下振れて、日本の輸出を下押す可能性にも言及。 
(信組大会であいさつ)

*金融庁
個人相手の証券CFD取引に証拠金規制を導入へ。

*証券取引委員会
仏大手金融機関BNPパリバ証券の東京支店に対して、
金融庁に対し虚偽の報告を行ったとして、
行政処分を実施するよう金融庁に勧告した。
同証券は東証1部上場のソフトバンク株をめぐり、
金融商品取引法が禁止している作為的相場形成をしたとして、
不正取引疑惑が取り沙汰されている。 

【オーストラリア】
*スティーブンス豪中銀総裁
豪経済の強さにより豪ドル/ドルは1.10まで押し上げられる可能性。
豪中銀は追加利上げ実施にあたって消極的になりすぎることはない。

【ユーロ圏】
*グッテンベルク独経済技術相
2010年のGDP成長率について、従来今年4月に予測した従来の0.5%増から1.2%増への上方修正を正式に発表。
減税や輸出回復が上方修正の背景。09年についても0.6%減から0.5%減へ上方修正。
ただ、雇用については回復は鈍く、2010年半ばごろまで悪化を見込む。

*ビニ・スマギECB専務理事
ユーロ圏経済と金融部門の脆弱性は続く。
ユーロ圏金融機関の評価切り下げのリスクが差し迫っている。

*ユンケル・ユーログループ議長
ユーロ相場について過度には懸念せず。
米国の強いドル発言を歓迎。
人民元については、年末までにトリシェECB総裁、アルムニアEU委員が中国を訪問する。
19日にはユーロ相場について論議する。

*ウェーバー独連銀総裁
金融および経済危機の最悪期は過ぎ去った。
経済情勢を鑑みながら秩序立った出口戦略を。

【アメリカ】
*米GE
7-9月期決算は1株利益0.22ドル、項目除くと0.27ドル(市場予想0.20ドル)

*米バンカメ
7-9月期の決算は1株損失0.26ドル(市場予想は0.21ドルの損失)
評価損26億ドル。
貸倒引当金21億ドル積み増し。

*スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とムーディーズ
経営再建中の日本航空の格付けをそれぞれ引き下げると発表。
日航の収益基盤や財務内容が厳しい中で、策定中の再建計画の動向が不透明なことなどが理由。

*フィッシャー・ダラス連銀総裁
世界的な貿易量の落ち込みは驚異的。
信用不安が貿易量低下の一因。
保護主義は大きなリスク。
最近の貿易動向は歓迎される。
グローバル化は依然として進展。
ドルの長期的な趨勢には注意を払うべき。

【カナダ】
*カナダ主要銀行
調査対象の12金融機関すべてが来年1月までカナダ中銀は政策金利変更を行わないだろう。
そのうち8金融機関は2010年第2四半期までは政策金利変更を行わない、
4金融機関は2010年上期には利上げと予測した。
今後12ヶ月間の加中銀のカナダドル高阻止の介入の可能性は低い。

*ハーパー加首相
カナダ中銀はカナダドル高への懸念を共有している。
世界経済の回復は依然として脆弱。

【その他】
*韓国通貨当局
韓国通貨当局が、ウォン高抑制のため、ドル買い介入を実施した模様。 
(ロイター通信が市場筋の話)

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《本日予定されている主な経済指標及び発言予定》

【イギリス】
*ライトムーブ住宅価格(10月)8:01
予想 N/A 前回 0.6%(前月比)
予想 N/A 前回 -1.5%(前年比) 

【日本】
*第3次産業活動指数(8月)8:50
予想 0.1% 前回 0.6%(前月比)

【香港】
*失業率(9月)17:30
予想 5.4% 前回 5.4%(季調済)


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金曜日はお休みとなり、
失礼いたしました。
風邪でダウンしていました
(って昼前には出てきたのですが、朝は起きれず)
熱もないしインフルではないだろうと思いつつ医者に行くと
やはり単なる風邪だそうで、まぁよかったです。
週末もゆっくりで、少しはましに。
とはいえ、今日も体調はいまいちのため
ゆっくり来ました。
すいません、発行が遅くなって&簡単になって
明日からはペースを戻します。

では、今日もよろしくお願いします。
本題です。

ドル高円安の流れ。
ドル円は91円台を一時回復するところまでドル高円安に。

ユーロが1.50手前ではじかれた形で
週末前の調整も入り値を落とす展開。

クロス円は対ドル中心の動きに翻弄されて
振幅を見せた。

【東京市場】91円手前で一旦休息

金曜日の東京市場では
前日の海外市場の流れを引き継ぎ、
円売りが進む展開となったものの
その後ドル円、クロス円の一段高が見られた。

また、そのためだったのが豪ドルの買い。
スティーブンス財務相による
「豪経済の強さにより豪ドル/ドルは1.10まで押し上げられる可能性。」
「豪中銀は追加利上げ実施にあたって消極的になりすぎることはない。」
などの発言が豪ドルを押し上げた。

【ロンドン市場】ユーロなどで利益確定売り

東京後場からのドル買いの流れが続き
ユーロドルが東京市場高値から100ポイント以上下げる形に。

ドルは全般に買われており、
ドル円は東京市場で頭を抑えていた91円台に突入した。

ユーロ円は
ユーロドルでのユーロ売りとドル円での円売りに挟まれ
もみ合い。
当初買いが優勢も、値を戻した。

【NY市場】ポジション調整も限定的

朝方はロンドン市場での流れを引き継ぎドル高が優勢に。
ドル円は91円30銭近辺まで上昇を見せた。
その後は週末前のポジション調整に
90円半ば近くまで値を戻す展開に。
ユーロドルは、週末前で更なる新値こそ試さなかったものの
戻りも限定的でもみ合いに終始したため
結果ユーロ円は売りが一時優勢となり135円割れへ。
もっとも、この動きも続かず、その後値を戻した。

【週明け】週末の英紙記事などがユーロ安に。

元英金融政策会合(MPC)メンバーのブイターLSE教授が
ユーロの過大評価をECBが深刻に捉える時期という記事を
英紙に載せたことなどから
朝からユーロ安に。

【ここからの見方】

いまいち相場に入りきれていない感がありますが、
ポイントを超えてきた以上、一旦はドル買い円売りの流れに。
ユーロドルなどの戻りを意識しつつの展開と見ています。

注目は23日の英GDP発表などでしょうか。
この辺が強くなるとクロス円での円安も勢いが付くかもしれません。


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ダックビルのプロフィール
本名:山岡和雅
1992年チェースマンハッタン銀行入行、外国為替ディーラーの世界に。
1994年ナショナルウェストミンスター銀行
(現ロイヤルバンクオブスコットランド銀行)に移り、
2003年3月まで10年以上にわたって
インターバンクディーラーとして外国為替市場の最前線で活躍後、
2003年4月からGCIグループに参画、
現在GCIキャピタル、シニアアナリスト
http://www.gci-klug.jp/
(社)日本証券アナリスト協会検定会員
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このレポートの記載事項はその内容を保証するものではありません
また為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません
レンジは銀行間での参考値です。

このレポートの情報・分析・予測でいかなる損害が生じたとしても、その責を負
いません
内容の無断転載・コピーを禁止します

株式会社GCIキャピタル
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