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誰も知らないブラジルの本当の姿を無料で紹介。その一部である日系社会は、2008年に百周年を迎える日本との掛け橋です。多文化共生社会の現実を実感する情報源。外国に暮らす日本人の切ない想い、ブラジル人とはどんな人々かなど、どんどん配信します。

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2009/07/08

【BRASIL NEWS】ニッケイ新聞メルマガ版 359号

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    【BRASIL NEWS】ニッケイ新聞メルマガ版359号   2009/07/04
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  これであなたもブラジル通!!! 様々な顔を持つこの国の魅力の一端を紹介  
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※ニッケイ新聞は、ブラジル国サンパウロ州サンパウロ市で発行されている移住者
や日系人、駐在員向けの日本語新聞。紙印刷版は週5回発行。このメルマガ版は本
紙記事の一部を使って、日本在住者向けに、ブラジルや日系社会に興味を持っても
らえるよう、編集し直したものです。

==コラム「樹海」==
 州都マナウスから飛行機に乗り、アマゾン河沿いに四百キロ下ったが、眼下には
一面の緑が広がるばかり。そこに忽然とパリンチンスが現れる。町自体がまるで、
インディオ伝説に出てくるおとぎの国のようだ。牛祭り(ボイ・ブンバ)には独自
の決まり事があり、どんな有名な芸能人でも地域の人でないと出場できない。審査
基準は伝統的であるほど高得点だという▼その日だけ参加をする芸能人がこぞって
山車に乗る、リオや聖市のカーニバルとは一線を画す。また、アフロやレゲエのリ
ズムを〃モダン〃なものとして取りいれるサンバ界に対し、ボイ・ブンバは徹底的
に地域に根ざしたインディオ音楽を基調としたリズム、昔からの説話の登場人物、
実際に周りに生きている動物などにこだわる▼アマゾナス州観光局のテオ・コレア
広報担当は「地域の独自性を大事にするがゆえに、ここは世界で有名になりつつあ
る」と祭りの意義を説明した▼グローバリゼーションの現在、全てが欧米基準に平
準化される傾向が強いが、それへの反発として地域文化を重要視する動きも強まっ
ている。地域文化を尊重する機運の高まりと同時に、民族としてのルーツ回帰と周
囲からの理解の深まりも起きている。それが昨年の百周年が全伯で歓迎された理由
の一つだろう▼その意味で、現在放送中のブラデスコ銀行のTV宣伝は興味深い。
パリンチンスの牛、県連日本祭りの和太鼓奏者、イタリア移民の葡萄祭りミスなど
が次々に登場し、同じ舞台で仲良く一緒に踊る演出で終わる。伯国ではアマゾンの
地域文化も、日系人の民族コミュニティ文化も、等しく重要な一部なのだ。(深)
                           (2009年7月3日)
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****▽ニュース目次▲**********************************************   

             ●今週のおすすめ記事●

☆日伯論談=第9回=ブラジル発=宮尾進=デカセギの共生組織化に期待する

○日系社会
■アマゾンの奇祭で日本移民顕彰=パリンチンス=06年牛祭り(ボイ・ブンバ)で
百周年先取り=「黄麻は高拓生の貢献」=ガランチードが踊った
■BOI・BUMBA09=熱狂の牛祭り=会場が陶酔感に包まれ
■世界に広がれ「和牛」の味=聖市で国際食肉展示会=伯和牛協会も出展・PR
■大阪市から「みおつくしの鐘」=聖市との姉妹提携40周年で=9月に贈呈式と
記念イベント
■タボンの高校生が三重県に=来伯した知事の要請受け=全国高校文化祭で
ブラジル紹介

○ブラジル社会
■ルーラ大統領=ビザ切れ外国人の特赦法に署名=2年間の滞在合法化へ=
先進国の移民政策批判=ウー下議上程の法案
■G8はG20に変身?=国際舞台の出番を待つ伯国
■個人営業法が本日発効=伯銀が特別融資枠=政府がMEI基金を用意=
日陰者生活に終止符か
■ゼロ金利の対策実施=下半期に不況克服のため
■新型インフル=亜国で生活機能麻痺=蔓延でマテ飲み回し禁止
■自転車やスケート使った引ったくり

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☆日伯論談
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■日伯論談=第9回=ブラジル発=宮尾進=デカセギの共生組織化に期待する
                       2009年07月04日(土)

本文はサイトでご覧ください
→http://www.nikkeyshimbun.com.br/2009rensai-rondan.html

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★日系社会
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■アマゾンの奇祭で日本移民顕彰=パリンチンス=06年牛祭り(ボイ・ブンバ)で
百周年先取り=「黄麻は高拓生の貢献」=ガランチードが踊った
                        2009年07月02日(木)

 【パリンチンス発=深沢正雪記者】アマゾナス州都マナウスから下流へ四百キロ
にある小さな島にある町パリンチンスを舞台に、毎年六月の最後の週末(金・土・
日)に行われる奇祭、牛祭り「ボイ・ブンバ」が世界的な知名度を得つつある。州
政府観光局の招待で六月二十七日に同祭り(正式名称=第四十四回パリンチンス民
俗祭)を取材した。インディオの伝説と北東部の民話が入り交じった幻想的な民俗
オペラだが、二〇〇六年には一足早く日本移民百周年やアマゾン入植八十周年を顕
彰して、ジュート(黄麻)を持ち込んだ高拓生ら日本移民をテーマにした舞踊も創
作・披露されていたことが分かった。その時の話を美術監督から詳しく聞いた。

 九九年からガランチード・チームの美術監督をするジュニオール・デ・ソウザ氏
(39)は、祭りの真っ最中の超多忙な中を割いて取材に応じた。
 「今でもこの辺でジュートで生計を立てている人は多い。それを持ち込んでくれ
たのは日本移民だ。つまり地域住民に富をもたらした。それに対する地域からの百
周年顕彰としてやったんだ」
 この祭りは町住民がガランチード(赤)、カプリッショーゾ(青)の二チームに分
かれて、それぞれが約二時間半の舞台を三晩に渡って披露し、その創造性や祝祭性
を競い合うもの。
 各晩別々の出し物が行われ、それぞれに巨大な山車が五台出る。各晩、各チーム
約一千五百人が出場し、約三万五千人収容の観客席を二分する応援団と一体になっ
た演技を披露する。
 〇六年のガランチードのテーマは「Terra, A Grande Maloca(大地、大きな集落)」。
パリンチンスの対岸にあるヴィラ・アマゾニアへ高拓生が入植し、尾山良太氏が現
地に適応したジュートの苗を見つけ出して栽培を成功させ、地域に広げる物語を、
約三十分かけて象徴的に演じた。
 ソウザ美術監督は「高拓生の歴史の調査、山車の製作、踊りの創作など、合わせ
て六カ月に渡って準備したよ。踊りだけで三カ月だ」と振り返る。もちろんジュー
ト栽培の先駆者・尾山氏の像も山車の上に大きく作られた。
 「山車の上には百人以上が乗った。まずは日本的な建物、ヴィラ・アマゾニアに
作られたものを再現し、その後にアマゾンの光景に移った。その様子は、テレビで
全伯に生中継されたんだ」。
 結果、見事勝った。当日は、パリンチンス日伯協会も参加・協力し、日本からテ
レビ局が取材に来たという。

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■BOI・BUMBA09=熱狂の牛祭り=会場が陶酔感に包まれ
                        2009年07月02日(木)

 人口十一万人の町が、この時だけはマナウスや近隣からの観光客や参加者で八万
人も増えると言われるアマゾンの奇祭「牛祭り」(ボイ・ブンバ)。六月二十六、二
十七日、二十八日の三日間にわたり、午後九時から開始され、ガランチードは「感
動」、カプリッショ―ゾは「緑と青が出会うところ」をテーマにそれぞれ二時間半の
間、熱狂的に演じた。約三百五十人の打楽器隊が叩きっぱなしになり、その強烈な
打音が会場中にこだまする中、司会者役と歌手の声がひっきりなしにスピーカーか
ら流れ、ワニ、ガルサ、豹、樹木、聖母マリア、インディオ、そして主人公である
牛が縦横無尽に舞台を動き回った。全ての登場人物にインディオ伝説などの隠喩が
込められ、物語を織りなしていく。なかでも、各晩五つも登場する巨大な山車が動
くのに反応する応援団(brincantes)の声援が相まって、強烈な陶酔感が会場中に
広がり、深夜三時近くまで祭りは続いた。今年の勝敗は二十九日発表され、昨年ま
でに二連勝していたカプリッショーゾを退け、ガランチードが飾った。

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■世界に広がれ「和牛」の味=聖市で国際食肉展示会=伯和牛協会も出展・PR
                        2009年07月04日(土)

 第十五回国際食肉展示会(FEICORTE2009)が六月十六日から二十日
まで、五日間にわたり聖市のイミグランテス展示センターで開催された。二百店以
上の業界関係ブースが出展し、四千頭以上を展示。ブラジル和牛生産者協会(飯崎
貞雄会長)も出展し、「WAGYU」ブランドの普及に努めた。同ブースで関係者に
現状を聞いた。
 ブラジル和牛生産者協会が同展に参加するのは今年で三回目。
 米国アトランタ郊外に住む成毛達也さん(53、東京)は、自身で貿易・コンサ
ルティング会社を営み、飯崎会長と知り合って以降同協会の活動に協力してきた。
同イベントへの出展にも尽力し、審査員を務めた今回は三度目の来伯となる。
 成毛さんは、和牛の国外生産の始まりには武田正吾さんというある一人の北海道
牧畜家の思いがあったと強調する。
 国外で和牛の生産が制限されていた当時、武田さんは日本の和牛を国外でも知っ
てもらいたいと、初めて繁殖を念頭に入れた和牛の生体の輸出を図った。
 一九九五年にまず米国へ約四十頭を輸出。その後米国を拠点にオーストラリア、
ニュージーランドに向け子牛、受精卵、精液を販売した。
 同年、同協会と協力して米国経由で伯国への輸出を開始。武田さん自身、同イベ
ントのため来伯していた。
 同氏と協力してきた成毛さんは、「武田さんの尽力なしには、現在のように国外で
和牛が普及することはなかった。その経緯を知ってもらいたい」と語る。
 現在は、ヨーロッパ諸国、中国でも和牛に関心が高まってきたという。

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■大阪市から「みおつくしの鐘」=聖市との姉妹提携40周年で=9月に贈呈式と
記念イベント                  2009年07月04日(土)

 サンパウロ市と大阪市が今年姉妹都市提携四十周年を迎えるにあたり、大阪市か
ら「みおつくしの鐘」を模した記念の鐘が贈られることが決定した。九月に聖市で
開催される記念式典で贈呈式を行なう予定。式典にあわせ、現在さまざまな記念イ
ベントの計画が進んでいる。
 大阪市のみおつくしの鐘は、昭和三十年に地域婦人団体協議会(現在の地域女性
団体協議会)が青少年をまもる愛の鐘建設運動に取り組み、会員の募金を中心に製
作したもの。同年五月五日に大阪市に寄付され、旧市庁舎塔に設置された。
 青銅製で口径一・二六メートル、全長一・八二メートル、重さ約八百二十五キロ。
洋鐘型の梵鐘で日本有数のものだ。
 サンパウロに贈られる鐘は、直径四十一・五センチメートル、重さ約三十キロの
青銅製。平和と愛のシンボルとされ、同じく「みおつくしの鐘(Sino da Paz)」と
名付けられる。

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■タボンの高校生が三重県に=来伯した知事の要請受け=全国高校文化祭で
ブラジル紹介                   2009年07月03日(金)

 今月末から三重県伊勢市で開催される「第三十三回全国高等学校総合文化祭」(主
催=文化庁、社団法人全国高等学校文化連盟、三重県など)に、タボン・ダ・セー
ラ市の聖州立ジョルナリスタ・ワンディック・フレイタス学校から十六歳の生徒十
六人と教師四人が参加する。南米から同祭に出席するのは初めて。今年はブラジル
をはじめ中国、ラオスの高校生が招待されている。
 昨年、野呂昭彦同県知事が三重県・聖州姉妹提携三十五周年と三重県人移住九十六
周年式典出席のために来伯した際、同校を訪問し、参加を要請していた。
 ブラジル代表として訪日する生徒らは、舞台でサンバの踊りや打楽器を十分間発表
する。三カ月前から授業の合間に練習を重ねているほか、同市役所の日系人職員から
日本語のあいさつや日本文化を学んでいるという。

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★ブラジル社会
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■ルーラ大統領=ビザ切れ外国人の特赦法に署名=2年間の滞在合法化へ=
先進国の移民政策批判=ウー下議上程の法案   2009年07月03日(金)

 ブラジルへ二〇〇九年二月一日以前に入国したビザ切れ外国人の滞在を合法化
する特赦法に、ルーラ大統領が二日に署名したと同日付け下院議員通信などが報じた。
同特赦法は六月四日、下院で承認され大統領の裁可待ちとなっていた。署名後、
六日付け官報に掲載される予定。ビザ切れ外国人は、その時点から六カ月以内に
手続きを行えば、二年間の居住許可のプロトコーロ(申請受取証)を取得できる。
居住許可を取得したら、二年後に永住権の取得も可能という。排斥傾向の強い欧米
の外国人労働者受け入れ政策への、身をもって示した反論として注目を浴びそうだ。
 不法滞在の外国人は密入国者も含めて現在、十八万人から二十万人いると見られる。
法務省の説明によれば、特赦法によって居住を許された外国人は選任される公職
以外、ブラジルで生まれたブラジル人とほぼ同等の権利を有するという。
 EUや米国で吹き荒れている外国人労働者の排斥とは反対に、ブラジル政府は
不法滞在者を特赦で優遇する模範例を世界へ示威し、理想的な移民政策を誇示する。
 ブラジルへ入国する誠実で勤勉な労働者は、希望する生活水準と正当な誇りある
待遇を受け、ブラジルの発展に寄与すべきだとしている。
 同法案はウイリアム・ウー下議(PSDB=民主社会党)が下院へ上程。不法
滞在者の多くは、ボリビア人やパラグアイ人、ペルー人、アルゼンチン人とされる。
これまでに一九八八年と一九九八年の特赦法で、五万人に永住権を与え合法化した。
 ブラジルは現在、四百万人が国外へ出稼ぎに行き、虐待と屈辱のもとで呻吟して
いる。
 ルーラ大統領は国際労働機構(ILO)会議で六月十五日、欧米における外国人
労働者に対する差別を厳しく糾弾した。先進諸国では金融危機のしわ寄せを、政府
が率先して外国人労働者に転嫁していると非難した。
 さらに「金融危機による失業者の続出を、外国人労働者を解雇することで収拾
する歪んだ移民政策だ」と指摘した。

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■G8はG20に変身?=国際舞台の出番を待つ伯国
                        2009年07月04日(土)

 アモリン外相は「G8サミットは死んだ」と十五日前に宣言したが、第三十五回
G8サミットを一週間後に控えた米独両国では、同会議の棺桶に蓋をするかの
ような発言が相次いでいることを三日付けフォーリャ紙が報じた。
 メルケル独首相は二日、独議会で「G8サミットは、時代遅れ。国際経済の未来
を論じるには、ブラジルのリードで結成されたG20が理想的だ」と述べた。
 イタリアで開催されるG8サミットは、米国で九月開催予定の第三回G20の準備
会議トーク・ショーになりそうだと、ホワイト・ハウスのマイケル・フローマン国際経済
担当官がいった。
 ロンドンとピッツバーグで開催された二回のG20は月並みのG8とは異なり、
問題の核心を突いた的確な審議が行われたと、オバマ大統領を交えた非公式
会議で同担当官が言及した。
 G8終焉とG20格上げが成れば、ブラジル外務省の希望通り。G20サミット
となれば、ブラジルが国際経済の自称指導者として座長席にしゃしゃり出る。
お鉢が回るのは、ブラジルが期待していたところだ。

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■個人営業法が本日発効=伯銀が特別融資枠=政府がMEI基金を用意=
日陰者生活に終止符か                 2009年07月01日(水)

 Sebrae(小零細企業サービス機関)は六月三十日、七月一日発効の個人営業法
(MEI)該当者の調査結果を発表と同日付けインフォマネー・サイトが報じた。全伯の
該当者は千九百二十万人。そのうち最大は聖州で、六百四十五都市に一八%の
三百四十万人が営業している。聖市だけでは百三万六千人。地域別では三十九
都市が混在する大聖市圏に百六十万人おり、聖州全体の約半分の四七%を
占める。続いてカンピーナス地域の十九都市に、聖州全体の六%が集中する。
三番目はサントス地域の九都市で聖州全体の四%だ。
 業種別では二八%が商業と修繕業、二六%がサービス業、一七%が建築業、一五%
が加工業、四%が農業となっている。学歴は五六%が小学卒、一二%が中学卒だ。
 職種別では四〇%が商品生産とアフター・サービス、修繕、保全。二一%が販売
と技術者。一五%が手間提供者。その他に専門技術者や芸能人、芸術家、技師が
三〇%となっている。

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■ゼロ金利の対策実施=下半期に不況克服のため
                        2009年07月01日(水)

 政府は六月二十九日、沈滞気味の経済を下半期から活性化させるための包括的
対策を打ち出したと三十日付けエスタード紙が報じた。
 この包括的対策には、新車などへの減税策継続ばかりでなく、資本財や特殊財の
数分野へ、資金コストの削減を図ることも織り込まれた。
 資材の購入や輸出に対し社会開発銀行(BNDES)は、インフレを差し引くとゼロ
金利となる年利四・五%の超低利で融資を行う意向。
 他にIPI(工業税)課税の一時停止も検討する。これらの免税を合算すると年末
までに、国庫は三十三億レアルの減収と見積られる。そのためBNDESは、
融資全般にコストの削減を余儀なくされる。
 これまでBNDESが長期の融資に課していた金利六・二五%は、六%へ削減
する。特定分野への金利引き下げによるBNDESの減収は、分野別の金利調整で
穴埋めする計画のようだ。
 同対策の発表に際しマンテガ財務相は、最大目標は二〇一〇年の経済成長率
(GDP)四・五%、二〇一一年五%の達成にあるとのべた。これが経済活性化
包括案の目的だという。

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■新型インフル=亜国で生活機能麻痺=蔓延でマテ飲み回し禁止
                        2009年07月04日(土)

 亜国で猛威をふるった新型インフルは、同国の生活機能を麻痺させつつあると
三日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。同国の地方都市ペルガミーノや
モロン、キルメス、レアリコーなどでは、レストランや喫茶店、学校、教会、遊興
施設、サッカー場、映画劇場が閉店。
 有名イベントや国際大会などは日延べをした。先週までインフルエンザの一種と
楽観視していたが、犠牲者の続出で当局が予想以上の毒性を認識した。
 亜国には六月三十日現在、千五百八十七人が罹患確認。七月二日現在で、四十五
人が死亡。潜在感染は、五万人に上ると見ている。感染者第一号は五月七日に確認
され、六月二十六日から二十八日以降、重症例の報告が増えている。
 感染は猛スピートで広がる。当局は、同国の伝統であるマテ茶の回し飲みを禁じた。

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■自転車やスケート使った引ったくり
                        2009年07月04日(土)

 三日付エスタード紙によると、聖市パウリスタ大通りなどでは、自転車や
スケートで近づき、カバンや携帯電話などを奪う引ったくりが起きている。バス
待ちの人が襲われた例なども報告されており、週末や休日の日中に多発して
いるという。

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《邦字紙用語解説》リベルダーデ=日本人移民が集住する地区、別名は東洋人街、
聖市=サンパウロ市、聖州=サンパウロ州、ポ語=ポルトガル語、日語=日本語、
コロニア=移民一世を中心とした日系社会の一部、伯国=ブラジル、伯人=ブラジ
ル人、南大河州=リオ・グランデ・ド・スル州、亜国=アルゼンチン、R$=ブラ
ジル通貨単位レアル。
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  発行責任者 :ニッケイ新聞社 BRASIL NEWS(毎週1回発行)
Editora Jornalistica Uniao Nikkey Ltda.
Rua da Gloria,326 CEP:01510-000 Liberdade SaoPaulo S.P. BRASIL
Tel=国番号(55)11-3208-3977(代)
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