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本のソムリエが、忙しいあなたの代わりに一日一冊、本を読みます。2007まぐまぐ大賞第2位!(ニュース・情報部門)ビジネス書、新書、文庫、小説のポイントを紹介!読者の声⇒今まで本を読んだことなかった私が読書好きになってしまいました◆生活態度が変わり始めました

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2009/06/12

★★★★☆「農協の大罪」山下 一仁♪

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今日の一冊は・・・
★★★★☆「農協の大罪」山下 一仁♪



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■名言クイズ       答え⇒ http://1bk.livedoor.biz/
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  ・毎年の農地転用売却益は、ピークの90年ころには
   7兆円に達し、現在でも2兆円程度はある。・・・
   住宅ローンは28%、アパート建設資金は28%に達し、
   この2つで56%と、農協による融資の過半を占めている。
   農協の実態が”●●●協同組合”といわれるゆえんだ。(p97)


<ヒント>「金融」ではありません。


▼「今日の名言」の●●を読む▼
http://1bk.livedoor.biz/archives/51635500.html






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■今日の「本ナビ」  1922冊目⇒ http://1book.biz/
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「農協の大罪」山下 一仁、宝島社(2009/01)\700
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4796667202/mag06-22/ref=nosim/
【私の評価】★★★★☆(81点)


■多くの本を読んできましたが、
 農協を良く言う本を読んだことがありませんでした。

 農業へ参入しようとする人のジャマをする。
 自分で農産物を売ろうとすると妨害する。
 農業の指導ではなく、借金をさせようとする。

 この本でその理由がわかりました


  ・農協を通さずに直接スーパーなどに出荷しようとしたら、
   農協はこれらの農家の農協口座を閉じ、プロパンガスの供給を止め、
   共同利用の用水の使用を禁じ、文字通り『村八分』にした。
   こうした例は全国に無数にある(p88)



■著者が指摘する農協の大罪は、
 農協は農業を発展させることを
 目的としていないということです。

 農協の目的は、米の価格を税金で高く維持し、
 農家に高い肥料や飼料を売り、
 農家から資金を集めて、投資し、利益を上げることなのです。

 したがって、米の価格を高くするために、
 お金を払って減反もするし、
 外国からの安い米が入らないようにするわけです。


  ・「高米価」「兼業」「農地転用による巨額のキャピタルゲイン」
   という三種の神器により、米兼業農家の所得(792万円)は
   勤労者所得(646万円)を大きく上回るまでになったが・・・
   企業的農家の育成は妨げられ、農業は衰退した。(p64)



■日本の農業のGDP(国内総生産)は4.7兆円ですが、
 この金額は農業保護に使っている金額とほぼ同じだそうです。

 つまり、農業関係者は税金をもらうだけで、
 付加価値をほとんど生んでいないということなのです。


  ・農家戸数は285万戸、農協職員だけで31万人、
   農協の組合員は約500万人、准組合員は約440万人もいる。
   GDPに占める農業の割合は1%にすぎないのに、日本の成人人口の1割が
   農協の職員、組合員、准組合員ということになる。(p25)



■農業もここまできたか、という感じですが、
 外国から食料が来なくなったらどうするかについては、
 自分で考えなくてはならないのでしょう。

 庭で野菜でも作ってみます。
 本の評価としては、★4つとしました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・最初に農水省の課長補佐になったときの小さな出来事を
   いまだに思い出す。上司に「君は農協が農家や農業のために
   仕事をしていると思っているのか」と一喝された・・・
   農協による農協のための支配にうんざりしている
   農水省の同僚諸氏も多いのではないかと思っている(p204)


  ・元農協幹部が独自の農協を北海道で設立し、
   韓国から国内の3分の2の価格で肥料を輸入している。
   現在でも、JAの飼料価格は市場価格の4割高だったとか、
   農家が飼料や肥料を海外から輸入したら5分の1ですんだ
   という話もある(p86)


  ・同じように高い農産物価格で農家を保護したEU(欧州連合)は、
   作りたいだけ作らせて、できた過剰生産物に補助金をつけて
   国際市場へ輸出した。自給したうえで輸出するのだから、
   EUの食料自給率が100%を超えるのは当然である(p44)


▼引用は、この本からです。
「農協の大罪」山下 一仁、宝島社(2009/01)\700
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4796667202/mag06-22/ref=nosim/
【私の評価】★★★★☆(81点)


■著者紹介・・・山下 一仁(やました かずひと)

 1955年生まれ。77年農林省入省。
 農林水産省ガット室長、欧州連合日本政府代表部参事官、
 地域振興課長、農村振興局整備部長、農村振興局次長などを歴任。
 08年農林水産省退職。経済産業研究所、東京財団の研究員となる。



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■関連書評■

  a. 「そうだ、葉っぱを売ろう!」横石 知ニ
     http://1book.biz/2008/02/08/post-637.html
     【私の評価】★★★★★
 
  b. 「ニンジンから宇宙へ」赤峰 勝人
     http://1book.biz/2007/05/14/-1996101300.html
     【私の評価】★★★★☆
 
  c. 「奇跡のリンゴ」石川 拓治
     http://1book.biz/2009/03/28/post-1009.html
     【私の評価】★★★★★

  d. 「日本の食と農」神門 善久
     http://1book.biz/2007/11/07/-ntt.html
     【私の評価】★★★☆☆


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<本の格付け基準>
 ★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう)
 ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
 ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
 ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
 ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも)
 ☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)
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今週は、次の5冊です♪


★★★★☆「ファッション販売員の奮戦記」兼重 日奈子♪
http://archive.mag2.com/0000094236/20090605060000000.html


★★★☆☆「天馬の歌 松下幸之助」神坂 次郎♪
http://archive.mag2.com/0000094236/20090603070135000.html


★★★☆☆「「頭がいい」と思わせる文章術」竹内 謙礼♪
http://archive.mag2.com/0000094236/20090602065231000.html


★★★★☆「本当はヤバくない日本経済」三橋 貴明♪
http://archive.mag2.com/0000094236/20090601065000000.html


★★★☆☆「昭和のロケット屋さん」林紀幸他♪
http://archive.mag2.com/0000094236/20090530193321000.html



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■読者の声
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■読者からメッセージをいただきました・゜゜☆


   いつも、ソムリエさんお勧めの本を
   図書館や本屋さんでチェックしています。

   特に、心の状態をよく保つための本は、
   お勧めの本はほぼすべて読んでいます。

   常に感謝して、前向きに…。なかなか難しいですが、
   説得力のある本を読むと頑張ろう、
   という気持ちになりますね。
   いつもご紹介ありがとうございます。




■本のソムリエより


   メールありがとうございます。

   「心の状態をよく保つ」
   これは大切ですね。

   「人をおだてるのではなく、自分をおだてる」
   という人もいますが、
   自分の気分は、自分でコントロールしたいですね。






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■編集後記
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麻生総理が温室効果ガスの排出量削減目標を
発表したようです。

2020年までに
2005年と比べて15%削減する。

各国の関係者は大笑いでしょうね。
キャンペーンがうまくいったと。
また、日本がお金を出してくれる。


私は、次の理由から、
日本の温室効果ガス削減目標は不要であると考えています。


理由1:日本の排出量は、世界のたった5%。
    アメリカ、中国、インドなどの国が減らさなくては意味がない。
(日本の排出量は世界の5%。中国、アメリカは20%)


理由2:日本はGDPあたりの排出量が世界一少ない省エネ国家。


理由3:温暖化は証明されていない。
    もし、正しいとしても、地下資源を使いきれば、
    温暖化ガスは発生しなくなる。


なんで、一番効率的な国が、
さらに効率化しなくてはいけないのか。

そして自分で決めた目標を達成できないために、
お金を払わなくてはならないのか。


私は理解できません。



今度は、「環境省の大罪」といった本が
出るかもしれませんね。





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<前日、蒔いた成功の種>
様式ダウンロード: http://www.1book-day.com/daily-list.xls
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1. 手帳を確認し、一日を計画する○
2. 寝る前、腹筋・背筋・腕立伏せ25回2セット×
3. 寝る前に一日を反省する×
4. 子どもと勉強する×
5. 朝、走る、なわとび、けんすい×
6. 妻と散歩×
7. 人の目を見る○
8. 通勤で英語の【地上最強の商人】聞く○
9. 挨拶+一言○
10.ヒゲを剃りながら【成功の巻物】※を読む×


※今日の【成功の巻物】は、
 第九巻『私は、今、ただちに行動する』です。
⇒ http://www.jmca.net/books/syounin/a/31/ 
 
 
『まぐまぐメルマガ大賞2007』 ニュース・情報部門   第2位
『まぐまぐメルマガ大賞2006』 ビジネス・キャリア部門 第1位
『まぐまぐメルマガ大賞2005』 ビジネス・キャリア部門 第3位
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 【発 行 者】 読書普及研究所 代表 本のソムリエ
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「共済はしない」・・・共済や保険よりも、売ることのほうが
さらに大事だと主張した。・・・けっこう批判もあった。
農協の組合長からも怒られてしまった(p47)

「そうだ、葉っぱを売ろう!」横石 知ニ
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4797340657/mag06-22/ref=nosim/
 

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☆☆最後までお目通しいただき、ありがとうございました♪☆☆
 

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