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本のソムリエが、忙しいあなたの代わりに一日一冊、本を読みます。2007まぐまぐ大賞第2位!(ニュース・情報部門)ビジネス書、新書、文庫、小説のポイントを紹介!読者の声⇒今まで本を読んだことなかった私が読書好きになってしまいました◆生活態度が変わり始めました

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2005/07/19

★★★★★「国家の罠」今日の名言、名著05/07/19

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            << 目 次 >>

■コンセプト
■今日の名言  被告が実刑になるような事件はよい国策捜査じゃないんだよ
■今日の名著  ★★★★★「国家の罠」佐藤 優
■私のお奨め  メルマガ「ビジネス発想源」
■編集後記




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■コンセプト
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一日一冊ワールドへようこそ!!

このメルマガでは、海外駐在現役ビジネスマンが、

『人生を一変させる本を読んでもらいたい!』『よい本をお知らせしたい!』

の一心で、通勤中や週末に心を込めてセレクトした素晴らしい本を紹介します!

本の中から、仕事で使えるアイディア、普段見逃している感動、
子供のころ記憶にあるワクワクをみつけてもらえたらうれしいですね。





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■【今日の名言】
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 ・被告が実刑になるような事件はよい国策捜査じゃないんだよ。うまく
  執行猶予をつけなくてはならない。国策捜査は、逮捕がいちばん大きい
  ニュースで、初公判はそこそこの大きさで扱われるが、判決は小さい
  扱いで、少し経てばみんな国策捜査で摘発された人々のことは忘れて
  しまうというのが、いい形なんだ。国策捜査で捕まる人たちはみんな
  たいへん能力があるので、今後もそれを社会で生かしてもらわなけれ
  ばならない。


「国家の罠」佐藤 優、新潮社(2005/03)¥1,680
(評価:★★★★★)
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●裁判というものは、一種の見せしめ、社会のガス抜きといった側面が
 あるのも確かなのでしょう。


●検察は検察で、自分の役割をしっかり理解して、社会のガス抜きもする、
 犠牲になった人の社会復帰も考える、自分の面子も立つと、これはこれで
 世の中が成り立っているのでしょうが、どうも自分を納得させきれない
 部分があります。





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■【今日の名著】
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「国家の罠」佐藤 優、新潮社(2005/03)¥1,680
(評価:★★★★★)
(購入する)→ http://tinyurl.com/a2sum


●この世の中には完全なる正義、完全なる悪というものはありません。
 同じ事象も、ある立場からみれば正義、ある立場から見れば悪という
 側面を持っています。


●そうした視点で、一時期、新聞を騒がせた鈴木宗男と田中眞紀子と外務省
 の戦い、それから波及したようなムネオハウスがらみでの鈴木宗男の逮捕
 を考えるためには、逮捕された外務省佐藤優氏が書いた本書は最適の一冊
 でしょう。

 ・「この事件は横領でも背任でもどっちでもいける。こっちが背任にした
  のは、カネに触っていない東郷を捕まえるためだった。あんたと前島だけ
  ならば横領でよかったんだ。・・・これは鈴木宗男を狙った国策捜査
  だからな。だからあんたと東郷を捕まえる必要があった。(p233)


●この本を読んで驚くのは、マスコミで報道される鈴木宗男氏と著者の
 イメージと、本書で描かれる両氏のイメージの格差です。私は、著者の
 佐藤優氏は人生をかけても筋を通す、かなり優秀な人であると感じました。

 ・「一般国民の目線で判断するならば、それは結局、ワイドショーと週刊誌
  の論調で事件ができていくことになるよ」「そういうことなんだと思う。
  それが今の日本の現実なんだよ」「それじゃ外交はできない。ましてや
  日本のために特殊事情を活用することなどできやしない」「そういうこと
  はできない国なんだよ。日本は。あなたはやりすぎたんだ。(p288)


●検察が考えるように、国策捜査で捕まる人たちは皆さんたいへん能力が
 あるので、検察に協力して前面自供し、早期に社会復帰してもらわなけれ
 ばならないというのに説得力があるのが悲しいのですが、それが日本の
 現実なのでしょう。

 ・「下手に偽計業務妨害だけが部分無罪になったりすると、こっち(検察)
  は組織の面子に賭けて上にあげるぜ。時間が数年無駄になる。呑み込ん
  じゃった方が全て速く終わるぜ」正直言って、長期裁判は嫌だ。ここで
  呑み込んでしまいたくなった。しかし、ここは筋を通さなくては一生後悔
  することになると思った。(p332)


●見せしめ裁判というものは、社会の規律を正しくするという意味で大事な
 ものなのでしょう。ただ、それが権力闘争の結果であったり、一時の世論
 に沿ったものであるだけでなく、より一段高い視点からも考えるべきもの
 だと思います。


●それは見せしめ裁判というものが、個人個人に与える影響だけでなく、
 組織に影響し、最終的には社会全体に影響するからです。水が澄めば
 見た目はきれいではありますが、逆に魚が住まなくなってしまう
 ようなことがあれば、それは本末転倒ということでしょう。


●とはいえ、事件の両面を見るという視点だけでなく、日本の政治・
 外交のあり方、そして日本の現実を考える良書と判断し★5つと
 しました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・モスクワで親しくしていたソ連時代の政治犯のことばを思い出す。
  「強い者の方から与えられる恩恵を受けることは構わない。しかし、自分
  より強い者に対してお願いをしてはダメだ。そんなことをすると内側から
  自分が崩れる。矯正収容所生活とは結局のところ自分との戦いなんだよ」
  (p13)


 ・田中さんは『世の中には、家族、使用人と敵しかいない』と公言している
  んだけど、君や東郷に対する目つきは敵に対する目つきだ(外務省幹部)
  (p52)


 ・「いや、俺たち外務省員のプライドが大切なのだ。田中大臣なんかに負けて
  られない」(野上)「その点について私は意見が違います。プライドは人の
  目を曇らせます。基準は国益です。」(p99)


 ・田中女史の、鈴木宗男氏、東郷氏、私に対する敵愾心から、まず「地政学
  論」が葬り去られた。それにより「ロシアスクール」が幹部から排除され
  た。次に田中女史の失脚により、「アジア主義」が後退した。「チャイナ
  スクール」の影響力も限定的になった。そして、「親米主義」が唯一の
  路線として残った。(p118)


 ・外務省が私の報償費(機密費)に関する領収書を全て任意提出したという
  ことを伝え、その一部を私に提示した。私の情報源の名前も記載されてい
  た。外務省が「門外不出にする」といった書類が検察に渡されたことは、
  私にとって大きなショックだった。(p245)


 ・外国公務員への贈賄に関するこの法律が、法実務的観点から欠陥がある
  ことと、このニュースが表に出て、三井物産の清水社長が引責辞職した
  ので、うち(検察)の上の方には『もうこれでいいじゃないか』という
  感じもあって、ああいう線引きになったんだよ(p344)


 ・「何で丸紅は見逃されているの」「僕たちも丸紅は三井から五千万円も
  もらってけしからんと怒っている。しかし、国策捜査だから鈴木さんと
  関係のある三井物産だけがやられて丸紅はおとがめなしなんだ」(p344)


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 ★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう。)
 ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です。)
 ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です。)
 ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
 ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかもしれません。)
 ☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)
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※注意書き※
 よいことを書いている人が、よい人とは限らないのが世の常です。
 本メルマガが紹介するのは「本の内容」であって、書籍の著者及び著者に
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■編集後記
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鏡をバザールで2つ買ってきました。

一つは職場、もう一つはホテルの机において、笑顔をチェックします。


■前日、蒔きそこなった成功の種■
1.7時間半、睡眠を取る○      8.呼吸鍛錬をする○
2.ラジオ体操をする×          9.なわとび/(ランニング)500回×
3. 英語記事を読む○           10.一日を反省する×
4.「成功の巻物」※を読む○    11.大きな声で挨拶○
5.トイレを掃除する○          12.手紙を書く×
6.データをバックアップする○  13.八戸小唄を聞く○
7.ロシア語を勉強する10分○   14.腹筋・背筋・腕立伏せ15回3セット×
15.名刺配布累計710枚(目標1万)

※「成功の巻物」は、「地上最強の商人」オグ・マンディーノ(著)に
  収録されています。 ⇒ http://tinyurl.com/6quhp





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タイトル : 1分間書評!【一日一冊:人生の智恵】
マガジンID: 0000094236



   ☆☆最後までお目通しいただき、ありがとうございました!☆☆



●人生の伴侶と共通の話題作り●・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 もし、よろしければ人生の伴侶(奥様や部下)に、弊紙をご紹介ください。
 共通の話題があれば、より深いコミュニケーションができるはずです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・●共に成長する仲間●

























































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