2009/12/16
みんぱく e-news102号(2009.12.16)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編集・発行:国立民族学博物館 ホームページ編集事務局 みんぱく e-news (102号) http://www.minpaku.ac.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2009.12.16 ━━ ・Contents・ 【1】World Watching from Thailand 【2】春のみんぱくフォーラム2010年-西アジア再発見 【3】年末年始展示イベント「とら」 【4】平成21年度 みんぱく若手研究者奨励セミナー 「開発現象に関わる文化人類学」最優秀発表者決定 【5】「みんぱくウィークエンド・サロン 研究者と話そう」 【6】「みんぱくゼミナール」 【7】みんぱくミュージアムパートナーズによるイベントのご案内 【8】みんぱくからの大切なお知らせ 【9】みんぱく研究者のテレビ・ラジオ番組出演情報 【10】みんぱく研究者の新聞連載 【11】「みんぱくフリーパス」のご案内 【12】みんぱくのオタカラ ☆編集後記☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】World Watching from Thailand ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「ボクサー、試合中に靴を脱ぐ」 樫永真佐夫(民族社会研究部准教授) http://www.minpaku.ac.jp/staff/kashinaga/ バンコクで、プロボクシングの試合をテレビ観戦していると、最終6ラウンドの 最中、とつぜんレフェリーが、怪我や出血でもないのにタイムを入れた。なんだ ろうと思ったら、一方の選手の靴の底が完全に抜けていた。まさか予備の靴なん て準備していない。レフェリーは、その選手を裸足にさせ、試合を続行させた。 それはボクシングのルールに抵触するのでは!しかし、「マイ・ペン・ライ(だ いじょうぶ)」。かたいこと言わないのが、タイ・スタイルだ。 ここからが、もっとおもしろかった。それまで敗色濃かった選手の動きが、裸足 になったとたん、よくなったのだ。ふつうボクサーは、いつも靴履きなので、裸 足になるとフットワークしにくい。しかし、タイのボクサーの多くは、ムエタイ (タイ式ボクシング)との二足のわらじだ。ムエタイではキックも許されるから、 練習でも、試合でも、いつも裸足。変な表現だが、「裸足はお手のもの」なのだ。 裸足になった選手の判定負けだったので、順当な結果と思われ、ほっとした。いっ ぽうで、いっそのこと二人とも裸足にした方が平等だったのでは、という気持ち もぬぐいきれない。もちろん、そんなの「マイ・ペン・ライ」。 さて、ムエタイからボクシングに転向し、大活躍した選手は少なくない。センサ ク・ムアンスリンなど、デビュー後1年、3戦目でWBC世界チャンピオンという驚 異の偉業を成し遂げた(ガッツ石松が挑むも、6RKO負け)。そういうボクシング 大国なのに、ここのプロに戦績を聞いてみると、「だいたい20戦」とか、曖昧なこ とがある。日本人ボクサーが、プロ・アマ問わず、何戦何勝何敗(何KO)と、自分 の戦績をしっかり胸に刻みこんでいるのと、大違いだ。 これは、両国のボクシングを管理する組織のあり方とも関わっているだろう。タ イにもタイボクシングコミッション(TBC)があるが、日本ボクシングコミッショ ン(JBC)と異なり、TBCがすべての興業や選手を管理しているわけではない。個々 のプロモーターの力で、たくさんの興業が全国で行われている。公式か非公式か という認定も、興業によっては困難である。 そんなわけだから、やっぱり裸足になるくらい、マイ・ペン・ライかも。 *・゜゜・*:.:*・゜゜・*:.:*・゜゜・*- *・゜゜・*:.:*・゜゜・*:.:*・゜゜・*- ◆関連ウェブサイト ▽日本ボクシングコミッション → http://www.jbc.or.jp/index.html ▽バンコクから愛を込めないで(ボクシング情熱編) → http://blog.goo.ne.jp/bangkok_gurentai ▽外務省ホームページ → http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/thailand/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】春のみんぱくフォーラム2010年-西アジア再発見 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/w-asia_renewal09_sp.html 会 期:2010年1月8日(金)~ 3月30日(火) 会 場:国立民族学博物館 常設展示場内 ■新しくなった西アジア展示の概要 中東とも呼ばれる西アジアの人びとは、自分たちが暮らす地域をマシュリク(日 出ずる地)とよび、マグリブ(日没する地)とよばれる北アフリカと深い関係を 保ってきました。乾燥地帯が大部分を占め、遊牧を生業とする人びとが移動する 一方、バグダードやカイロなどでは古来より都市文化が栄えてきました。多くの 住民はムスリムですが、ユダヤ教やキリスト教発祥の地でもあります。地球規模 の変動の時代に移り行く人びとの暮らしを、信仰、砂漠の生活、女性の装い、音 楽と芸能をテーマに紹介します。 西アジア展示場はこちら → http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/westasia/ ┌──────────────────────────────────── ◆ 関連イベント └──────────────────────────────────── ☆大村次郷写真展 「西アジア、祈りの風景」 期 間:2010年1月8日(金)~ 3月30日(火) 場 所:国立民族学博物館 1Fエントランスホール(入場無料) 共 催:財団法人 千里文化財団 ☆みんぱくゼミナール 「対談 アレクサンドロスの道を撮る―写真家、大村次郷×山中由里子」 日 時:2010年1月16日(土) 13:30~15:00(開場13:00) 場 所:国立民族学博物館 講堂(参加無料、先着450名) 「みんぱくゼミナール」の詳細情報はこちら → http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/seminar09.html#s380 ☆ワークショップ 「じゅうたんをつくろう!」 期 間:2010年1月17日(日)~ 3月28日(日) 場 所:国立民族学博物館 1Fエントランスホール(一部参加申込制) 協 力:チームじゅうたん(MMP=みんぱくミュージアムパートナーズ) ワークショップ 「じゅうたんをつくろう!」詳細情報はこちら → http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/ws_carpet100117.html ☆みんぱく映画会/みんぱくワールドシネマ 「オフサイド・ガールズ」(2006年 イラン映画 ジャファル・パナヒ監督) 日 時:2010年1月30日(土) 13:30~15:30(開場13:00) ※実施日の10:00から講堂入口にて整理券を配布 場 所:国立民族学博物館 講堂(参加無料、先着450名) 「オフサイド・ガールズ」の詳細情報はこちら → http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/movies1001.html 「トルパン」 (2008年 カザフスタン他合作 セルゲイ・ドヴォルツェヴォイ監督) 日 時:2010年2月27日(土) 13:30~16:00 場 所:国立民族学博物館 講堂(参加無料、先着450名) ※「トルパン」の詳細情報は追ってホームページに掲載いたします。 「みんぱく映画会」に関する情報はこちら → http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/movies.html ☆展示場クイズ「みんぱQ 西アジア編」 生まれ変わった西アジア展示に関するクイズです。西アジア展示場の中から 答えを探しましょう!クイズの内容は小学校高学年レベルです。 期 間:2010年2月1日(月)~ 2月28日(日) 場 所:国立民族学博物館 西アジア展示場(常設展示場観覧料が必要です) ☆絵本読み聞かせ「絵本で旅する、詩の国イラン」 MMPによる読み聞かせ+解説 日 時:2010年2月7日(日)、3月20日(土)、3月21日(日) 場 所:国立民族学博物館 ・2月7日 国立民族学博物館 1Fエントランスホール(参加無料) ・3月20日、21日 西アジア展示場(常設展示場観覧料が必要です) ☆国立民族学博物館公開講演会 「ベリーダンスが世界をゆらす ―音楽と舞踊のグローバル・コミニュケーション」 日 時:2010年3月19日(金)18:30~(予定) 場 所:オーバルホール(梅田・毎日新聞ビル) ☆みんぱくウィークエンド・サロン 研究者と話そう 第144回「遊牧民・村人の絨毯と都市の絨毯―技法とデザイン」 日 時:2010年1月17日(日)14:30~15:30 話 者:杉村棟(本館名誉教授) 場所:国立民族学博物館 西アジア展示場(常設展示観覧料が必要です) 第148回「中東の音楽風土を探る」 日 時:2010年2月14日(日)14:30~15:30 話 者:水野信男(兵庫教育大学名誉教授・本館共同研究員) 西尾哲夫(民族文化研究部教授) 場所:国立民族学博物館 西アジア展示場(常設展示観覧料が必要です) 「みんぱくウィークエンド・サロン 研究者と話そう」に関する情報はこちら → http://www.minpaku.ac.jp/30th/salon2009.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】年末年始展示イベント「とら」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/eto/2010tora.html 年末年始の季節感と歓迎の気持ちを来館者の皆さんに感じていただきたく、今年 も年末年始展示イベント「とら」を開催いたします。日本だけでなく世界各地の トラに関連した標本資料やパネル、写真等、人々の生活・文化と関連のあるトラ をご紹介する、みんぱくならではの展示となっています。ぜひご来館ください! 会 期:2009年12月17日(木)~ 2010年2月2日(火) 会 場:国立民族学博物館 常設展示場内 ┌──────────────────────────────────── ◆ 関連イベント └──────────────────────────────────── ●ワークショップ「とらを追って世界一周!」 開催日:2010年1月11日(月・祝)無料観覧日 時 間:10:30~16:00 ★参加は随時受け付け。 場 所:国立民族学博物館 1Fエントランスホールおよび常設展示場 参 加:無料 「とらを追って世界一周!」の詳細情報はこちら → http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/eto/ws_2010tora.html ●みんぱく教員によるギャラリートーク 開催日:2010年1月11日(月・祝)無料観覧日 時 間:11:00~11:30/14:00~14:30 場 所:国立民族学博物館 常設展示場内 参 加:無料 担 当:野林厚志(文化資源研究センター准教授) ●みんぱくミュージアムパートナーズ(MMP) ワークショップ「おりがみで遊ぼう!干支シリーズ『寅』」 開催日:2010年1月11日(月・祝)無料観覧日 時 間:10:30~/11:00~/11:30~/13:00~/13:30~/14:10~/14:40~ (各回30分程度) 場 所:国立民族学博物館 1Fエントランスホール 参 加:無料 定 員:各回10名程度(当日受付) 対 象:小学1年生以上 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】平成21年度 みんぱく若手研究者奨励セミナー 「開発現象に関わる文化人類学」最優秀発表者決定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 国立民族学博物館では、国内の大学院博士課程在籍者およびPD(ポストドクター) 等の若手研究者から本研究機関の共同利用に関するさまざまなご意見を伺うため、 「国立民族学博物館の共同利用に関する若手研究者懇談会」を開催してきました。 本年度より、これまでに寄せられましたご意見・ご要望に沿って、「みんぱく若 手研究者奨励セミナー」を11月25日~27日の3日間いたしました。 今回のセミナーでは、試行的に表彰制度を設け、受講者のなかから優秀発表者を選 び「みんぱく若手セミナー賞」を授与しました。 ─────────────────────────────────── 最優秀発表者:石坂貴美(東京大学大学院総合文化研究科 博士後期課程) 発表タイトル:「国際社会におけるマイクロクレジットをめぐる議論の検討」 ─────────────────────────────────── 発表要旨等、詳細情報はこちら → http://www.minpaku.ac.jp/common/wakate_seminar2009.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【5】「みんぱくウィークエンド・サロン 研究者と話そう」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.minpaku.ac.jp/30th/salon.html 国立民族学博物館(みんぱく)の研究者が展示場に登場し、「現在取り組んでい る研究」「調査している地域(国)の最新情報」「みんぱくの展示資料」につい てお話します。話題や内容は千差万別!「それはどうして?」「これは何?」な どなど、みなさまの「もっと知りたい!」を、どんどんお寄せください。 日曜日の午後、みんぱくの研究者が展示場でお待ちしております。 お気軽にご参加ください。 月日・話者 12月20日(日) 鈴木七美(先端人類科学研究部教授) 12月27日(日) 岩佐光広(本館機関研究員) 1月10日(日) 内藤直樹(本館機関研究員) 1月17日(日) 杉村棟(本館名誉教授) 時 間:14:30~15:30(予定) 会 場:国立民族学博物館 展示場内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【6】「みんぱくゼミナール」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 民族学の最新の研究成果をわかりやすくお伝えする講演会です。 参加費:無料(申込不要) 会 場:国立民族学博物館 講堂 定 員:各回450名(先着順) ■第379回みんぱくゼミナール「被災地が育む新たな絆」 http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/seminar09.html#s379 講 師:太田敏一 (神戸とニューオリンズのジャズ交流実行委員会事務局/神戸市職員) 林 勲男(民族社会研究部准教授) 日 時:12月19日(土)13:30~15:00(13:00開場) ■第380回みんぱくゼミナール 「春のみんぱくフォーラム2010年-西アジア再発見」関連 「対談 アレクサンドロスの道を撮る―写真家、大村次郷X山中由里子」 http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/seminar09.html#s380 講 師:大村次郷(写真家)/山中由里子(民族文化研究部准教授) 日 時:1月16日(土)13:30~15:00(13:00開場) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【7】みんぱくミュージアムパートナーズによるイベントのご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.minpaku.ac.jp/museum/partners/event.html ┌──────────────────────────────────── ◆ 「点字教室」2010年1月の開催予定日 └──────────────────────────────────── ◇点字教室の内容 目で読む文字から手で読む文字へ、点字で異文化コミュニケーション! みんぱくミュージアムパートナーズによる点字体験ワークショップです。 しおり、名刺、カード、テープに、名前、好きな言葉などを点字で打って みませんか? 日 時:1月9日(土)12:00~15:30 会 場:国立民族学博物館 1Fエントランスホール(無料ゾーン) 参加費:無料 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【8】みんぱくからの大切なお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆祝日による休館日変更のお知らせ 12月23日(水)は祝日のため開館し、翌日24日(木)が閉館となります。 ◆年末年始休館のお知らせ 2009年12月28日(月)~ 2010年1月4日(月)まで休館いたします。 ◆みんぱくホームページサービス停止のお知らせ 電気事業法に基づく受変電設備点検による全館停電のため、下記日時の間みん ぱくホームページの閲覧ができません。 ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承ください。 ※サービス停止日時:2009年12月24日(木) 7:30~17:00 ◆音楽展示場・言語展示場の改修工事のお知らせ 音楽展示場・言語展示場が改修工事のため閉鎖になります。 期間中は、ご迷惑をおかけいたしますが、リニューアル・オープンまでよろし くお願いいたします。 ※改修工事期間:2009年11月26日(木)~ 2010年3月16日(火)(予定) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【9】みんぱく研究者のテレビ・ラジオ番組出演情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■『みんぱくラジオ~世界を語る~』ラジオ大阪・毎週水曜日 23:30~24:00 http://www.minpaku.ac.jp/staff/radio.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【10】みんぱく研究者の新聞連載 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「旅・いろいろ地球人」 毎日新聞夕刊・毎週水曜日連載中 http://www.minpaku.ac.jp/staff/tabiiroiro/chikyujin_top.html ■「仮面の表情」 産経新聞夕刊・毎月1回 金曜日連載中 吉田憲司(文化資源研究センター教授)http://www.minpaku.ac.jp/staff/yoshida/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【11】「みんぱくフリーパス」のご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 国立民族学博物館の常設展を何度でもご覧いただける1年間有効の会員制度です。 ■年会費:3,000円 ■有効期間:発行日より1年間(翌年の同月末日まで有効) ■特典:常設展観覧料無料/特別展観覧料割引/ミュージアム・ショップおよび レストランみんぱくでの10%割引/催し物のご案内 その他、近隣施設の優待割引など ■お申し込み方法: ・国立民族学博物館で直接お申し込み 受付時間:開館日の10:00~17:00 ・郵便振替でお申し込み 振替口座番号:00970-9-317960 加入者名:財団法人千里文化財団 ●お申し込み方法など、詳細はこちら → http://www.minpaku.ac.jp/common/freepass2009.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【12】みんぱくのオタカラ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「アドベントカレンダー」 中牧弘允(民族文化研究部教授) http://www.minpaku.ac.jp/staff/nakamaki/ ♪もういくつ寝るとお正月♪という童謡がある。日本の子供たちは指折り数えて ♪早く来い来いお正月♪と歌うが、ヨーロッパの子供たちはカレンダーを折りな がら1日1日と迫りくるクリスマスの到来を待つ。 いま、カレンダーを折ると書いたが、これはクリスマスの時期にだけあらわれる 特殊なカレンダーである。1から24の日付にしたがって、開閉式の窓を折り目に 沿って開けると、さまざまな絵が現れるようになっている。 このカレンダー、正式にはアドベントカレンダーという。アドベントとはキリス ト教教会暦では降臨、つまりキリストの誕生を意味する。クリスマスに先立つ4 週間前の日曜日から降臨節あるいは待降節がはじまり、教会では毎日聖書の特定 の個所が読み上げられる。しかし、子供たちにとってはクリスマスイブのご馳走 とプレゼントを待ち望むわくわくする季節なのである。きっと♪もういくつ寝る とクリスマス♪と心のなかで唱えているにちがいない。 *・゜゜・*:.:*・゜゜・*:.:*・゜゜・*- *・゜゜・*:.:*・゜゜・*:.:*・゜゜・*- ◆今月の「オタカラ」データ ▽標本資料名:カレンダー ▽標本番号:H0216954、H0216955 ▽「オタカラ」を見るにはこちら → http://www.minpaku.ac.jp/e-news/102otakara.html ────────────────────────────────────── ◇◆◇minpaku◇◆◇minpaku◇◆◇minpaku◇◆◇minpaku◇◆◇minpaku◇◆◇ ────────────────────────────────────── ☆編集後記☆ 特別展と企画展が終わり、すこし静かになった民博。今年もいろんなことがあり ました。100歳を迎えたクロード・レヴィ=ストロース氏が亡くなったのは11月。 大思想家として名をはせた民族学者の訃報は、時代の区切りを感じさせます。民 博も、次の100年にむけて熟考すべき時期かもしれません。 とはいえ、来年も一部の常設展示があたらしくなり、民博は少しずつ変わってき ています。かわらぬご支援をお願いするとともに、みなさんがよい新年を迎えら れますようお祈りします。 飯田 卓 ────────────────────────────────────── National Museum of Ethnology, Osaka, All rights reserved. みんぱくWEBサイト URL http://www.minpaku.ac.jp/ みんぱく携帯サイト URL http://www.minpaku.ac.jp/keitai/ ────────────────────────────────────── ※このe-newsは、『まぐまぐ』 を利用して発行しています。 <http://www.mag2.com/> (マガジンID:0000094220) e-news 配信解除:<http://www.minpaku.ac.jp/e-news/> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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