2009/07/11
【欠陥住宅予防】第183号安造り業者の行く末 その2
☆満足・納得の家創り ☆優しい気持ちになって家を考え家を創ろう☆
VOL,183 '09/7/11
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欠陥住宅になってからでは遅い
後悔しない予防の手引き
第183号
http://www8.plala.or.jp/takeplan/
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< 目次 >
●○今回の特集○● 安造り業者の行く末 その2
●○ひとこと○● 生き方 その1
●○最後に○● 自己防衛講座のお知らせ
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●○今回の特集○● 安造り業者の行く末 その2
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前号に引き続き、
「安く造る」を売り文句にしている業者について
考えて見ます。
「安く」を売り文句にしていても、
見栄えを下げては、売れるものも売れません。
そこで考えるのは、
見えない、気が付かれ難い部分を徹底的に
グレードを下げ、コストを削る事です。
●例1 見える部分でも誤魔化し
システムキッチンの天板は、聞こえの良い「人工大理石」
人工大理石にも概ね3段階のランクがあります。
標準設定は、当然最低ランクです。
上級ランクのものと比べると
当然ながら、傷も付きやすく、
傷が付けば傷は目立ちます。
しかし、最低ランクのものでも
昔のものよりは傷などが付きにくくなっているので
売り文句は「傷が付きにくい」になるのです。
●例2 見えない仕様はトコトンまで下げる
通常の軸組み工法では、土台(木材)の上に
柱が載ります。
「安い」を売り文句にしている大半の業者は
105ミリ×105ミリの
米栂防腐剤注入剤を使用しています。
隅柱(入り隅や出隅)の寸法は、
120ミリ×120ミリになっている事が多いです。
即ち、細い材料の上に太い材料が載っている事になります。
別に違法なわけではありませんが
普通に考えればおかしな事です。同じ太さは欲しいものです。
実際の現場では、太さが違うわけですから
金物の取り付けやその他の部材の取り付けには
柱を削ったりしないといけない部分が
発生します。
●例3 人件費は見えないので現場監督費をトコトンまで削る
間違いがない建物を作る為に、
より良い施工をする為に
職人さん本人の再チェックももちろんですが、
第三者のチェックは欠かせません。
実際のところ、第三者チェックしても
何も問題ないこともあるのですが
是正しなければならない内容も発見される事があります。
是正しなけばならない内容は、
職人さん自身の本来施工する知識の不足・
職人さんの手間代が低い為の再チェックの不足・
工期優先のための再チェック不足
など要因は様々です。
その上、第三者である
現場監督がチェックしなければ
間違ったまま工事が進んでいきます。
会社では、完成しても
お客さんに見えない人件費なので
人件費削減の為に
現場監督に10棟以上の現場を担当させます。
結果的に現場監督は、
工事現場で、はっきり言って
「工事が正しく出来ているか」のチェックは、
出来ていません。
●例3 指示は電話で「良いようにやって、任せるよ」
上記の通り、現場監督が多忙になってしまうと
職人さんが施工上「判断に迷う」事があっても
現場監督は、直ぐに現場に向かう事が出来なくなります。
経験豊富な現場監督でも
職人さんの「判断に迷っている」状況が
全て判るのは難しいことです。
その為、電話での回答のみで、その回答も
「良いようにやって、任せるよ」と
なっているのです。
このことは、その後にも影響し、
職人さんの頭の中では
「聞いたって「任せるよ」なら、
聞いたって無駄だ。
聞かずに先に進めた方が早いな」
と考えるようになり、
聞くべき事も聞かなくなってしまいます。
●例4 「手間貰ってないから出来ないよ」
施工途中でより良い方法が見つかったとしても
職人さんは「手間貰ってないから出来ないよ」、
現場監督は「契約にないし、法令違反じゃないから」
とより良い方法を選択する事はほとんどない。
特に構造体は、完成すれば
ほとんどの部分が見えなくなってしまうので
正しいのか、間違っているのかさえも
判断できなくなるのです。
しつこいようですが
今まで構造体を含めた建物の第三者検査を
10年位行っていますが、
住宅メーカーから地場工務店まで含めて
「満点」だった現場は、一つもないのです。
教訓→安く造る業者の怖さを知っておくべき
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●○ひとこと○● 生き方 その1
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「他人の話を聞く事」
皆さんは「他人の話を聞く事」をどのように実践されていますか。
これって、結構難しいことではないでしょうか。
家庭環境は、皆違います。
同じような生活をしている人が居るかもしれませんが
同じような生活をしていたかどうかは、
簡単にはわかりません。
小学校から大学までの期間の学校での環境も
皆違います。
いじめっ子だった人もいれば、いじめられっ子だった人も
「いじめ」を傍観していた人も、いじめを止めた人も
いじめを止めようとしたが止められなかった人
それぞれの人は、
大人になってからも考え方がそれぞれ違うのではないでしょうか。
また、話の聞き方でも
相手が話している間の考え方の違いでも
理解の仕方が変わってくるはずです。
反対意見を持っていれば、
相手の話の部分部分で反論をする為の聞き方を
してしまいやすいです。
すなわち、素直に話が聞けない状態になるのです。
自分を無にしなければならない訳ではありませんが
「他人の話を聞く」場合には、
なるべく、ニュートラルで聞かなければならないし、
場合によっては、家庭環境や学校での環境までも含め
その話を聞かなければいけない事も
考えられます。
そうかと言って、話す人全員の生い立ちまで
わかるのは無理な事です。
「他人の話を聞く事」ってとても難しい。
しかし、出来る限り相手の立場になって
出来る限りニュートラルに
かつ素直に話を聞く事を心がけています。
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●○最後に○●
説明会・自己防衛講座を基本的に
毎月第4土曜日午後に開催しています。
ご要望により
資金計画等の相談もある方は特に個別に対応します。
(松戸市南花島)
ご希望に応じてご相談・疑問も受け付けます。
無料の場合と有料の場合があります。
詳細についてはお問い合わせください。
次回は7/25発行予定
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武田一級建築士事務所 代表取締役 武田学
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