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『デジタル印刷会社宣言』をしてオンデマンド印刷、可変印刷に特化している。オリジナル下敷き、三国志下敷きなどが得意。ネット受注では、北海道から九州までを網羅。

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2009/11/05

印刷だより

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◆┃印刷だより #85┃◆◆◆◆  http://business.hey.ne.jp
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                                  株式会社ビジネス印刷センター
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広島発2009印刷産業夢メッセ報告

自動車ショーでさえ出展メーカーが激減しているように、毎年行われていた
「印刷機械展示会」も地方では開催されなくなった。地方の印刷工業組合に
とっては興行収入がゼロになり、組合運営に支障を来すようになってしま
った。おまけに最先端情報を入手するためには東京まで出かけなくてはなら
なくなった。

中国地方を束ねる「広島県印刷工業組合」では、理事長の掛け声の元「機会
展示というハードは不可能でも、ソフトに特化した集中セミナーを『印刷産
業夢メッセ』開催しよう」と言うことになった。今年も10月23日~24日の
2日間、ホテルを借り切って、26コマの有料セミナーを開いた。全日本印刷
工業組合連合会会長も必ず基調講演に来航下さるし、殆どのコマは機材業者
が担当してくれる。山口県印刷工業組合も同調して頂きセミナーを担当して
頂けるようになったし、当社もOndemandビジネスの講師を務めたことがある
。この取り組みは全国的にも稀有で、と言うよりも「全国一素晴らしい取り
組みだ」と評価して下さる。組合役員はチケット販売・会場設定・2日間の
会場運営まで大変な作業を強いられるが「いつまで続くか解らないけど」と
言っても苦情も言わず全面的に協力している。

「5回目になればマンネリ化するのでは」という杞憂は見事に外れ、得るも
のとても大きく感動させられた。今の印刷界は「勉強、勉強、勉強」したも
のしか生き残れないのは明白で、会場で相談を受けたら「20代から勉強を開
始・継続すれば、実務を経験しながら5年で夢メッセの所期の目的(=印刷の
近未来イメージと印刷経営の在り方模索)を十分吸収出来る。30代から始め
ると7年位は掛かるだろう。40代では10年以上掛かり、50代の方からは『勉
強始めようとしても、何から初めて良いかさっぱり見当がつかない』と言う
声を耳にする」と答えている。
「勉強の仕方が解らなくても、セミナー受講後には復習だけは怠らないよう
に」とお節ているので、以下、当社が出席したセミナーのみ、東南支部便り
より転用報告する。
────────────────────────────────── 
★10.23 10:00~11:20 「基調講演」 全印工連会長 水 上 光 啓 氏
 「業態変革実践」「モノつくりからサービスつくり」の発想で問題解決の
プロへ
水上会長の講演は何度聴講してもマンネリを感じないし、今回のように
PowerPoint無しでの話法にも説得力があった。講演時間が短すぎることが不
満に感じた。
印刷界に押し寄せている第一の波~第二の波への対応を強調されておられた
が、当社は「Web to Print~Web from Print宣言」して来るべき「Web2.0~
Web3.0」に照準を合わせている。言葉遊びの感なきにしもあらずで、多少仰
々しい表現になるがAlvin Toffler唱えるところの、印刷業者としての第三
の波を最後の最後のギリギリまで模索し続けたい。明日成功する企業は今日
すでに柔軟性があり、時代に適応する準備が出来ている筈。
当社員に聴講を促しても「社内TQMでオリジナルテキスト学習の方が解りや
すく解説して貰えるので参加しません」には、果たして喜ぶべきかどうか?
25日(日)の半日を費やして資料に目を通したが、参考になったSeminor受講
後には必ず「復習」は欠かせないし、学習効果もMotivation(やる気)も倍加
する筈。講演録を作成して社内学習に使用するが、東南支部希望者にも配布
する心づもりはある。

★ソリューションセミナー「C-1-1」世界の最新情報と技術を紹介シカゴPRINT2009報告
演者は現在サカタインクス社員だが、以前は印刷会社に勤務していたはず
で、実に印刷に詳しい。印刷界の近未来に対する洞察力も優れている。
「最先端情報」は、とかく印刷商売を実行するには不可能な話が主題にな
り、評論家的理想論を述べる傾向がある。今回の2日間で感じたことは、ど
の講師もよく印刷のことを勉強して地に足の着いた講義が多かった。

★ソリューションセミナー「A-1-2」顧客ニーズへ直球勝負 マーケティングの活用と展
開
実は村松講師のSeminorを受けるのは初めてだが、評判通りに説得力があり
「Web to Print」の話の中からビジネスチャンスの種がゴロゴロ見つかった
。
とかくSeminorでは、時間が足らない場合に端折って進行されると消化不良
になってしまうが、要点は逃さず話され「後は読んで下さい」はとても有効
に感じた。
このSeminorには含蓄あるItem(要素)が多く、現在作成中のTextでは「印刷
通販」に的を絞って社内教育に使用する。印刷会社の特異性「地域性・即時
性・請負制」のAdvantage(優位)の垣根が急速に請われつつあるように思え
る。
「A4、4/0、1,000枚=\6,000以下」の価格設定は日本の印刷価格の比較標準
になる可能性があり、そのためには「Web to Print」によりお客様を完全教
育することが必要十分条件になる。つまり、お客様の指示(≒入稿状態)は不
十分でも印刷営業マンは120%の出来上がりを求められるのが現状だが、如何
にしたらその理不尽解消が可能か、を根源にText作成の推敲を頭の中で進め
ている。
但し、最先端を走っている「印刷通販」は、自転車が止まらなくても、つま
り走りながらでも転ぶ危惧を背負っているように推計出来る。

★ソリューションセミナー「A-1-3」導入事例をライブデモ ワークフロー自動化も検証

XEROXの講師研修はよく研鑽されているが、とりわけ中野氏(現在九州責任者
)と今日の鍋倉氏は印象に残る。
研鑽されてはいても癖のある講師が、可変印刷等で90%商活動実現不可能な
ことでも、机上の空論で聴講者を惑わす。詭弁に近い内容で「夢の可変印刷
」をのうのうと話す。彼らにとっては、可変印刷を些少とも武器にしている
当社は煙たい存在であろう。
しかし鍋倉氏のSpeechは自分の実体験に基づく内容であっただけに「目から
鱗」を何度か感じた。時間短縮の意図もあって高度な専門用語をを多く使用
していたが、話術が小気味よく全てと言っていいほど理解出来た。「聴講し
ている皆さんはどこまで理解出来たのだろうか」は余計な心配ではあろうが
…… 
座学ではお酒を飲みながら、とっておきのマル秘情報を得ることが出来た。
これは講師との約束もあり公開出来ない。出し惜しみしているわけではな
く、このようなAdvantage(内緒情報先行取得)こそ、喜瀬理事長の唱える
「座学の効用」ではあるまいか。10.28よりDetail(詳細)な資料が当社に届
いた。
────────────────────────────────── 
★10.24 基調講演はお客様へ企画提案業務があったため欠席
  非常に損した気持ちになった。

★ソリューションセミナー「リコーの業務効率・生産効率改善やPOD業務改善の取り組み
紹介」
RICOHは後出しジャンケンが得意で(これは賞賛の意味を込めて)、先行他社
の製品をよく研究し、価格面・マシンの安定で優れた製品をリリースする。
アフターケアつまり修理サービス体制は群を抜いている。1,200万円~
1,500万円のPODマシンは、色の再現性は超高品質とは言えないが、導入コス
ト・ランニングコスト・信頼性に優れている。かの「帆風」も導入している
らしいが、我々印刷界よりも大手一般企業に導入されることが予測される。
またUTOPIA「改善事例紹介」では固唾をのむほどに聞き入り、Seminor終了
後にタニシ企画さんと「興奮するほど参考になったね、IT以前に印刷界は何
と幼稚で遅れていることか、当社の現状を顧みると反省させられる」と確認
し合い、ニヤットした。

★ソリューションセミナー「B-2-2」感性価値の創出を探る 企業発展への新商品づくり
」
昭和情報機器は町中の印刷会社にとって余り縁がないが、10年くらい前に知
り合い、可変印刷・DMフルフィルメントサービスとの出会いは忘れられな
い。
「マイライン特需」の折りには随分助けられたし、当社がPOD特化しようと
していた矢先に背中の後押しをしてくれた。マイライン特需は「300万円の
売上に対して、Outsourcing(外注費)は100万円余りだった」の話は今は昔。
ビジネスチャンスは瞬間風速でないと掴めないが、掴めた後にも「可変印刷
は当社にとって、Long Tail(細々継続)の一つとして多少なりとも兵站(鉄砲
玉)になってくれている。
Seminor復習のためにこそレジュメは必要で、レジュメに書き込んだメモと
一緒に纏めて社内勉強会のTextを仕上げられるが、最近のSeminorは、
PowerPointの画面を見せるために(その方が演者が話しやすくなるから)予め
レジュメを配布しない傾向にある。
「終了後に配布予定でした」それなら何故最初にそのことを告知しないの
か、とクレームしたらミスを積極的に認めてくれて、座学では美味しく杯を
交わせた。
演者にとっては、Seminor終了後にNon Response(質問なし)は「自分の
Speechは説得力がなかったのか」と落ち込むモノで、質問・クレームは
「カイゼン提案」だと受け止める社内風土も素晴らしい。

★ソリューションセミナー「B-2-3」One Stop Promotion顧客のハートを掴むデジタル
プレス
ホールディング会社が出来てXEROXとは兄弟会社になったらしく、本業は好
調らしい。比較するのは気の毒だが印刷ビジネスSeminorとしては見劣りし
た感は否めない。机上論が多かったし、何よりも演者の話術には、語尾が極
端に小さくなり、可能性が「あります」か「ありません」かさえ判断出来な
いことが屡々だった。内容自体には学ぶモノは多かった。レジュメがA4に6
コマ出力されており「いくらContents(内容)が優れていてもDocument(文書)
を扱う業界にしては配慮が足りないのではないか」とクレームしたら、早速
10.27に当社にだけ通常の大きさの資料が届いた。
JETPRESS(大判・高速インキジェットプリンター)に関しては、菊半コート紙
にインクジェット出力するUtility(効用)はオフセット以上であり、数年先
には町中から菊半4C機はなくなるのでは、と杞憂する声も聞かれる。心配召
されるな、価格は3億円もして、いくらムーアの法則が適用されてもおいそ
れとは普及しないだろうと予測している。空から天井が落ちてくるのでは、
と心配するよりも、東南支部会員同士、力を合わせて今の今を勝ち抜きたい
モノ。
                             OGRE


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                  第86号は12月01日予定です

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