印刷だより  RSSを登録する

『デジタル印刷会社宣言』をしてオンデマンド印刷、可変印刷に特化している。オリジナル下敷き、三国志下敷きなどが得意。ネット受注では、北海道から九州までを網羅。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/03/31

印刷だより

---------------------------------------------2009/03/31
◆◆◆◆◆◆◆                  
◆┃印刷だより #77┃◆◆◆◆  http://business.hey.ne.jp
--------------------------------------------------------------------
                                  株式会社ビジネス印刷センター
====================================================================
 ◎株価操作 

20才の時に13か月も長期入院を余儀なくされた。隣のベッドに株屋さん
(証券会社の中堅社員)が1か月間入院してきた。軽症で暇を持て余してお
られ、毎日毎日、株式取り引きの勉強をさせられた。経済学部の学生だっ
たから、先方にとっては教え甲斐があったらしく、次から次へと難問を課
せられた。株式取引の核心というか、裏話・極秘話etc.を教えられる時は、
それなりに興味深かった。
「社内の部下に教えるより遙かに手応えがある。特に君の質問や解答は的
の中心を射ているので頼もしい。一番大事なことは日々の『株価』に惑わ
されず『取引高』と『日証金残高』を重視すれば、君は株式取引で充分
食っていける。我々株屋のセールスマンが勧める『チャート・日足・年初
来安値or高値・ドル平均法・ナンピン買い・ゴールデンクロス(他にも沢
山の事例を教えられたが割愛する)』などに惑わされるな。PER
(Price Earning Ratio株価収益率)にはある程度の信頼性があるが『ザラ
場』成立には深く関与していないように思えるので、それぞれの業界の
Top企業・超優良企業を選択すべきだ。君なら『信用取引』でも失敗しない
だろうが、初めて10年間くらいは避けるべきだ」というお墨付きを貰った
が、実社会を知らない学生にとってはあまりピンとこなかった。

その話を聞いていた母親は、私が退院して自宅療養を始めたら「退院祝
い」に、と「へそくり」を提供してくれた。
「私は株の買い方も判らないから、自分で調べて購入手続きしなさい。こ
のお金はあげるわけではありません。損したら被ってあげるけど、儲かっ
たら折半よ」で株を買わされた。買った後から「日経新聞」を講読し始め
たので、徒然侘びることはなかった。
第一次オイルショック・第二次オイルショックも経験した。当時は世の中
がひっくり返るような思いがしたが、振り返れば良い経験をした、と言う
ことになるだろう。
『Day Trade(*1)』取引も数度経験したが、それを勧める母親のアドバイス
もあり、大ぴらにするどころか殆ど秘密にしていた。
    
  (*1)デイトレード:最近はネット売買による『日ばかり』の効用ばかり
    喧伝されているが、いかにも目先の小銭稼ぎ的「株屋」発想で余り
    褒められた取引とは思えない。『利食いに敵なし』と言われるが、
    『長期保有』が株式取引の王道だと思っている。

自宅で「和文タイプ」の内職を始めても、最初は食えなかった。何とか仕事
を取り歩いて、一年くらいしたら食費兼家賃を実家に支払えるようになっ
た。父親は3万円という金額以上に「支払えるように自立しつつある」とい
うことを喜んでくれた。そのうち貯金も出来るようになったが、母親は以外
にも貯金することを余り喜んでくれなかった。
「あんたの足が不自由になったのは運命だから受け入れるが、あんたが世間
から取り残されることには母親として我慢出来ない。貯金なんかせず株式取
引を拡げて少しは世間のこと知りなさい」と表面上は優しく厳命した。
今以上に株式取引を拡げたところで世間のことが判るはずない、と思いつつ
も和文タイプと卓上オフセットで稼いだ金の殆どが株式購入代金になってい
た。

株式取引歴は40年になるが、実はそのことを公表するのは今日が初めてだと
言えよう。お客様からも「良い株があったら教えろ」と何度か催促されたが
「ほんの小遣い稼ぎなので」と逃げつづけていた。
Bubble以前は、『株価』重視でなく『日証金残高』を見守っていれば7割近
い勝率を収めた。日経新聞には毎週木曜日に日証金残高が載るが、私には
それで情報収集は充分だったが、プロは『株式市場新聞(プロはイチバ新聞
と呼称する)』に毎日目を通している。
しかし『Bubble崩壊』と『先物取引』開始により日証金残高の確証があやふ
やになった。現在は『パナソニック』『トヨタ』『栗田工業』の株価と
『日商金残高ダイジェスト』を毎日5分間だけ目を通しているに過ぎない。

ところが最近どうもおかしな雰囲意気に首を傾げている。数か月前から
『逆日歩』(*2)が頻発していることを『財務省』 も『日経新聞』も気づい
ているのに表沙汰にしないことに疑問を感じている。

  (*2)私にとって株式取引は『博打』や『Money game』ではなくで、
    『現物取り引き』している限りはビジネスマンとして健全な経済
    行動に思える。ところが現物取引に飽きたらず、手持ち現金の10
    倍の株式を売り買い出来る制度が『先物取引』または『信用取引』
    と呼ばれ、1,000万円の手持ち金で1億円の取引が出来るようになっ
    ている。儲かる時は10倍儲かるが、損する時も手持ち金の10倍損す
    ることになっている。資金がない場合は、自己破産・夜逃げ・自殺
    と言う運命が待ち受けている。元来、世界最初の農業安定のための
    健全な保険であったはずの『堂島米取引相場』を欧米の拝金主義者
    が投機に悪用? し始めてからおかしくなり始め、サブプライム問
    題で資本主義の終焉? を目の当たりにすることになった。

逆日歩頻発発生状態は、極度のDeflationデフレ時期に発生するが『トヨ
タ』買い残257に対して売り残3285(02.25現在)は異常な状態としか言いよ
うがない。パナソニック・栗田工業然りで、それ以降は買い戻しで値上がり
益を確保しつつあった。それが何とも釈然としない値動きは、『空売り』と
『空買い』が仕組んでとてつもなく悪いことを企んでいるように思える。
「金持ち喧嘩せず」どころか「火事場泥棒」という魑魅魍魎な舞台が演じら
れているように思える。
日経新聞03.06には「空売り規制を金融庁延期へ」や、03.07「売り圧力が弱
まっている割安銘柄」などと言う小さな記事や、03.13以降の「支え失う株
価市場・漂流する投資尺度」シリーズ記事が物語っていることからして
も、経済マスコミも、経済評論家も、経済役人も一蓮托生の経済犯罪者集団
に思える。

私は町中の印刷会社のオヤジで、経済素人だが、根拠なき判断に思えないフ
シがある、というのがあながち穿ちすぎ、とも思えないような気がする。ス
イス・チューリッヒを根城にする拝金主義者・強欲資本主義者の跋扈を憂え
る。
解決策を講じるのは『Keynesianケインズ主義』でも『Marxistマルクス主
義』でも『Moneytarist新貨幣供給主義者」でも時代遅れに思える。
Alvin Toffler(*3)が『Power Shift』で語っている『Super Symbolic超象
徴主義』かも知れないが、私にはその予言的警告を十分に理解する能力はな
い。もっともToffler自身も象徴的な言葉を造語するしかなく、Post資本主
義の行く末を的確には語られていないように解釈している。 
    
  (*3)アルビントフラー:歴史学者、経済評論家、未来学者といわれ
    『未来への衝撃』『第三の波』『パワーシフト』の3大名著を愛読
    している。
    Galbraithガルブレイス(実は彼はTofflerをよく貶していたが)、
    Druckerドラッカーの3人の著書には、理解不十分なままに殆ど目を
    通している。経営者なら、せめて彼ら3人の著書を1冊づつでも、そ
    してExcellentCompanyエクセレントカンパニーくらい読んでおくべ
    きだと思える。

以下は、真理に思える『Disclosure上場企業の株価でさえ何がFare Value
公正価値かは神のみぞ知る。予測と仮定の評価(主観)に基づく値付け
は、第三者による活発な競争的取引の結果を受け入れるしかない』


Post Script
『芸は身を助く』と言われるが、当社はBubble崩壊時に多額の『不渡り』
事故に遭遇してしまった。「億を超す借財」が出来てしまったが、それでも
本業は順調だったので何とか凌いでいた。ところが金融機関からの「貸しは
がし」には正直参ってしまった。大半は『有価証券担保』で『借入原資』に
当てていたが『追い証』は底をついていた。
たまたま『ITバブル』が瞬間的に発生して、担保に預けていた『保有株
価』が跳ね上がった。同時抹消どころか、金融機関に対して『担保の先返
済』を懇願(脅迫)したら、手練手管を要することもなく? すんなりOKが
出た。『繋ぎ売り』するというテクニックを活用することもなく借入金の大
半を返済出来た。
それ以来株式取引はしていない、ことになっている。  
                             OGRE


詳しくはこちらのホームページをご覧下さい
→→→http://business.hey.ne.jp



====================================================================

◇ご意見・ご感想◇  business@x.age.ne.jp  

◇このメールマガジンの解除はこちらから◇
    →→ http://business.hey.ne.jp/magajin/magajin.t.htm

====================================================================

発行:株式会社ビジネス印刷センター
        (〒732-0052 広島市東区光町二丁目2‐1)

                  第78号は04月30日予定です
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る