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『デジタル印刷会社宣言』をしてオンデマンド印刷、可変印刷に特化している。オリジナル下敷き、三国志下敷きなどが得意。ネット受注では、北海道から九州までを網羅。

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2008/03/04

印刷だより

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◆┃印刷だより #63┃◆◆◆◆  http://business.hey.ne.jp
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                                  株式会社ビジネス印刷センター
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古紙再生紙偽装問題 #2


前号「再生紙偽装問題」では、当然批判があることを覚悟していた
が、毀誉褒貶の割合は9対1位だった。
もっと解りやすく補足しろというResponseが圧倒的だった。続いて
は、何故自虐的に告白するのか? その意図を説明しろ、だった。

お客様からの詰問が発端だったが、私としては自虐的にはなってい
ない積もりだった。Scandalの真相がこうだ、と究明するほどの能力
も信念もないし、すべて解っている訳でもない。
ただ市民として、それも印刷を生業としている(=毎日、多量の紙
使用を介して商売している)者として、一面的・短絡的な製紙業界
Bashing(叩き)に疑問を感じたからに過ぎない。

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「Recycleの主目的はゴミ減量」だった筈なのだが、Recycle率が高
ければ高いほど良い、と言う風潮が一人歩きを始めた。
いつの間にやら、官僚が「PPC用紙は100%」「印刷用紙は70%」と
業界を指導(命令)し始めたように記憶している。
当初、当社は「古紙100%では印刷は無理だし、第4表紙(裏表紙の
ことを印刷界ではこう呼ぶ)に100%のRecycle Markを刷り込むこ
とは詐称行為になりかねませんよ」と発注担当者にAdvice(反発)
していた。
一印刷会社の Antithese(疑問・提案)など知れたもので、印刷発
注担当者も「私は地方の小役人だから、中央官庁の決めたことには
右ならえしかできない。余り深く追求してくれるな」には妥協せざ
るを得なかった。

環境問題に敏感で(=利権を貪るのにも)、かつ優秀な官僚が言い
出したことだろうが、前号にくり返すが、製紙業界が「100%再生紙
作成は無理」だと外連見なく言えば今日のScandalはこれほど大きく
ならなかったのであろう。
おまけに官僚のPuppet「操り人形的審議会」が、官僚の発想におも
ねた答申を出したものだろうと推測される。
我々業界団体の「全印工連」・「JAGRA」は、その答申に反対を唱え
るべきだったが、専業としての義務を遂行しなかった。
それ以上に上部団体? とも言うべき「日印産連(日本印刷産業連
合会)」「JAGAT(日本印刷技術協会)」も意思表示しなかった筈だ
が、仮初めにも日印産連やJAGATが前記審議会のメンバーでなかった
ことを祈りたい。

高度な社会においては「優秀で頭脳明晰な官僚」は絶対に必要であ
ろう。また、天下り・渡り・賄賂などで悪事を重ねる官僚はごく一
部だと信じたい。
官僚とて人間だから、時には間違う。その間違いを指摘・指導すべ
き立場の「政治家」「学者・見識者」「業界団体」「マスコミ」の
無作為には看過できないものがある。補助金や優遇措置の前には、
品格など吹き飛んでしまうのだろうか? 
繰り返すが、お抱え学者や官僚の太鼓持ち的審議会がPropaganda
(政治宣伝)にへつらい、一番罪深いように思える。

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話は変わるが、2000年も前に哲学者Seneca(*1)は人を不幸にする最
大要因は、1世論に同調すること「付和雷同」2道理に従って生き
るのではなく、模倣に従って生きること「上っ面人生」だと喝破し
ている。
自分の頭で考える習慣のない人は、世論の尻馬に乗り、たとえ良い
本に出会っても、どんなにTimelyに適切な指導を受けても自分の身
に付かない。ある人との出会いにより、ある良書との出会いにより、
自分のその後の人生が大きく変わったと言う経験のない人は不幸で
あろう。
   (*1) Lucius Annaeus Senecaセネカ(BC4/5〜AD65)
     帝政ローマの、新ストア派とされる哲学者・政治家・劇
     作家で、皇帝ネロの家庭教師を勤めたこともある。人間
     の理性、徳を重視し不動の心で世界を観照しようとする
     Senecaの思想は後のキリスト教形成に影響を与えたと言
     われている。主要著作に「人生の短さについて」「幸福
     なる生活について」、悲劇作品「メデイア」「アガメム
     ノン」など

私は、あまり他人に読書を押しつけないことにしているが、Karel 
van Wolferen(*2)著、日本の官僚制度に関しての警告書「人間を幸
福にしない日本というSystem(The False Realities of A 
Politicized Society−副題−富める国の貧しい国民へ」は私の駄
文より遙かに説得力があることを力説したい。
   (*2)カール・ウオルフェルン オランダ生まれのJournalist、
     '62年に初来日以来、日本を拠点に活道。'72〜'89まで
     オランダの高級紙「NRCハンデルスプラッド」の東アジア
     特派員、'82〜'83日本外国特派員協会会長
     Edwin Oldfather Reischauerライシャワー駐日大使の
     「The Japanese日本人論」に匹敵するほど説得力のある
     書物に思える
     主著に「The Absence of  a Center of a Political 
     Accountability政治的説明責任 の中枢の不在」など

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ここで、最近知った事だが、京都議定書の間違い? を補足(蛇
足?)説明したい。
EUの目論見としては、1温暖化の恐怖を煽り、
2Goa元副大統領にNovel平和賞を授与することで、その恐怖に
正当性を与え、
3温暖化ガスの排出量制限に中国とインドを取り込み、
4欧州は実質削減から逃れる、
と言う陰謀から、EUが儲かるシステムとして「京都議定書」が仕
組まれたと漏れ聞く。「陰謀」などと言うと、過激だと捉える向
きもあろうが、欧米のしたたかなたくらみが理解できない脳天気
な人だと思える。
3に関しては「中国は発展途上国だから努力しない」という中国
流詭弁で逃げられたが、
4に関しては、東欧の旧共産圏ではEnergy
効率が極端に悪く、排出ガス削減が大幅に可能だからドイツ・フ
ランス当たりは余り努力しなくてもEU全体としては「削減率」を
クリアできる事になる。

日本の賢い官僚がそのことに気づいていないはずがなく、「馬鹿
な政治家」や「不見識な学者」や「付和雷同するマスコミ」のこ
とをせせら笑っていることと思える。
統計学での「定量的」「定率的」比較論を深耕する迄もなく、我
が日本に関しては(統計数字を検証したわけではないが)世界で
最もエネルギー効率が発展しているように思われる。
統計数字では、世界のGDPの10%を占める日本は、炭酸ガス排出量
の占める割合は3.8%になっており、世界に冠たる超優秀環境国と
言えよう。
EU押しつけの「日本はさらに6%削減」は非現実的に思えるのだが
………、
それどころかEco自動車・Eco家電・Eco配慮工場等で環境配慮に努
力・貢献している日本が、余り努力していない国に対して、テラ銭
のように「排出権買い取り料」を払わされている現状には理不尽を
覚える。

                            OGRE

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