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『デジタル印刷会社宣言』をしてオンデマンド印刷、可変印刷に特化している。オリジナル下敷き、三国志下敷きなどが得意。ネット受注では、北海道から九州までを網羅。

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2007/12/03

印刷だより

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◆┃印刷だより #60┃◆◆◆◆  http://business.hey.ne.jp
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株式会社ビジネス印刷センター
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事業継承(1)


小学校1年生の頃、娘の口癖は「大きくなったらバイクに乗ってお父
さんの仕事を手伝う」だった。
何故バイクなのか問い返したことはなかったが、おそらく私がバイク
に乗れないことを子供心に察していたからであろう。
5才の頃にはトカゲ・クロヘビ・カメなどが好きで、帝釈峡(中国山
地の山奥)に連れて行った時は「ハンザキ(=大山椒魚)を抱っこ
したい」と目をキラキラさせていた。
「は虫類のペットショップ屋さんをやりたい」と言いだしたが、3年
生の頃になると「世の中の人はあまりは虫類を好きな人がいないので、
お客さんが来ないかも知れないね」と言いだした。
こいつ「Nich-Marketing」や「ゴミ箱理論」の限界をわきまえている
な、と目尻を下げてほくそ笑んでいた。

現在は、琉球大学理学部海洋生物研究科に在籍して、将来は「ずっと
沖縄で暮らして一生海洋生物の研究に打ち込みたい」という決心は揺
らぎそうにない。
それでも時折「お父さんの跡を継いで欲しいのじゃないの?」と口に
していた。
能力のない子供に会社を継がせるのは犯罪行為に近い、と常々口にし
ているが、娘にはDigital印刷会社経営Topになるだけの素養は備えて
いる。(これは親ばかであることを百も承知で述べている)
自分の好きなことがあるのに、跡を継がせようとするのは、親として
Stingy, Selfish&Egoist Fatherになってしまう。

私の体力は、30代後半まで水泳では10年近く日本Championだったし、
この年でも車いすBasket-ballの現役選手だし、Slarom(スラローム)
では負けたことがないほど丈夫な体だった。
5年前にMRSAに感染して右足切断の危機は2か月間の辛い治療で退院で
きた。その治療の影響で網膜剥離を患い、右目は物が三重に見える。
高層ビルの窓にある逆三角形のマークを右目だけで見ると、同志社大
学の校章になってしまう。
本格的に習得したわけではないが、特技だった速読が出来なくなった
けど、それも余り気にしていない。
2年半前には背骨(胸椎3番)が折れて膿が溜まった時の痛みは麻薬が
効かないほどだった。
それでも2か月後には上半身に補装具をつけたまま退院し社長業をこ
なしていた。
やっと落ち着いたと思ったら、その時の痛み止め劇薬の影響もあり、
胃ガンで全摘出手術した。
それでも1か月足らずで退院し、通常の経営者としての職務をこなし
ている。

仕事にしがみついているとか、それほど仕事に未練があるのか、と揶
揄されるが、Digital印刷会社経営が面白いから、継続発展させること
に喜びを感じられるからに過ぎない。鈍感な性格も幸いし、落ち込む
ことも心が乱れることも殆どない。
Dr.からは生存確率のSevereなInformed-Consentを告げられており、統
計学を学んだ身としては、ありのままを冷静に受け止めている。
しかし、当事者としては医学の確率論などうでも良く、寿命がくれば
死ぬだけで、生きている間は好きなことを続けたいだけに過ぎない。
Que sera sera! なるようにしかならないと言った心境で、それをやせ
我慢だと言われても強く否定する気持ちもない。

Net上ではLong-tail作戦(*1)やRainbow(*2)やその他二桁の新作戦を展
開し、PDCA(*3)を行っているときが、今の自分にとって最も相応しい
時間だと実感している。
  (*1) Long-headになるほど経営に寄与している、とは言えないが、
     北海道から九州までのNet受注は着実に増加している。
  (*2)  Collaboration・Allianceによる「7色カラー印刷」は当社の
     小手先新製品と違い、本格技術志向なので本気で全国展開を
     目指している。
    (*3) Innovationを行おうとすると、机上で考えた戦略「PLAN」を
     まず実行「DO」することが大切になる。しかしいざ行動を起
     こすと現実の壁や想定外の不都合が生じる。それで諦めるこ
     となく検証「CHECK」して、再度攻撃態勢「ACTION」を起こす。
     このPDCAを繰り返すことによってAuf-Heben(昇華)させ実現
     に近づける。私自身、長い間本気で取り組んでいる内に、多
     分この一連のWork-flow(流れ)に魅せられてしまっている。 

それでも経営Top が万一の時に事業継続出来るかどうかが、経営者の最
大責務だと捉えている。
現存する善良社員には「経営感覚」を保有している者はいない。
今は何とか凌いでいるが、これ以上One-Man経営を続けることは「片意
地這っている」事になることを痛感せざるを得ない。
印刷界で最もお世話になったお方に、見返りを求めず移譲する潮時だと
判断した。
一抹の寂しさはあるものの、Stakeholdetr(社員のこと、取引先、お客
様のBenefit)をImageすれば、それが一番正しい、と判断するのに熟考
は要しなかった。
この先、思い違いや悲哀を感じることもあろうが後悔することはないよ
うに思える。
飄々と、しかし命懸けで印刷会社経営に取り組んできただけに、自分の
Soft-landingに新たな光明を見いだしたい。
これから数回は、Randomにでも当社の事業継承顛末を報告するつもりで
ある。

                              OGRE

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